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高島徹治の名言

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高島徹治のプロフィール

高島徹治、たかしま・てつじ。日本の資格コンサルタント、能力開発コンサルタント。東京都出身。早稲田大学中退後、週刊誌記者、編集プロダクション社長などを経て、53歳で資格取得に挑戦し始める。その後、90を超える資格を取得。著書に『もっと効率的に勉強する技術』。

高島徹治の名言 一覧

どの仕事も最終的には「自分をどう売るか」が勝負。どんな資格を取るのかと同様、資格試験の勉強においても、取得後のビジョンを描きながら臨むことが求められるのです。


一人で勉強するのが苦手な人は、資格スクールに通うのもいいでしょう。明確な目的意識のある人たちに囲まれることで様々な刺激を受け、モチベーションもアップします。また、授業では参考書に出ていない勉強や試験のコツを習得できるでしょう。


資格の最大の効用とは「ハロー効果」です。ハローとは「後光」という意味で、その人にプラスの特徴が一つでもあると、全体的にプラスに見えてくるというもの。テレビに出てくるコメンテーターの肩書きに「弁護士」や「ファイナンシャルプランナー」などとあると、コメントに重みを感じるのも同じ原理です。


ビジネスマンが時間がないというのは言い訳です。通勤時間、ランチ時間、就寝前など、15分程度の細切れ時間は、平日でも6回はあるでしょう。すると1日で90分、1か月で45時間ほどになります。


忙しいビジネスマンが資格の勉強をするのにノートを作ってはいけません。すべてカードにして覚えるべき。カードが資格の勉強に優れている理由は二つあります。ひとつはどこでも持ち運べる携帯性。もうひとつは重要なところや苦手なところを並び替えられる組み換え自由なところ。


いきなり難関資格にチャレンジするのではなく、無理なく取れる資格でまず一勝することが挫折しない秘訣です。また30日くらいの勉強期間で取れる資格からスタートして、ステップアップしていくのがよいでしょう。


「ビジネス実務法務検定3級」や「第二種衛生管理者」など、1~3か月の勉強で合格が可能な資格が、ビジネスの各分野であります。これらを取得し、資格のベースキャンプとして、関連する資格をどんどん取っていくと、資格を取るのがますます楽しくなりますよ。


資格を活かすために重要なのが、コミュニケーション力。資格取得に熱心な人にはしばしば、勉強に夢中で人との接し方がおろそかになる人がいますが、これではせっかく得た資格も活かすのは難しいでしょう。独立開業するなら営業力や接客スキルが必須ですし、社内で活用するにしても、資格を使って自分にできることを考え行動する必要があります。


「資格さえ取れば万事解決」というわけではありません。それを着実に仕事に活かすことが重要。その分野に関する最新情報を絶えずチェックし、知識を更新し、何を聞かれてもすぐアドバイスできる状態にしておくこと。そして何より、資格を使って何をするか、という「目的意識」を明確に持つことが大切。


私自身、53歳から資格にチャレンジし、90以上の資格を取得しました。おかげさまで70代の現在も、現役で仕事をしています。定年延長の時代、資格はサラリーマンにとっても強い味方になると言えるのではないでしょうか。


「今さら勉強しても間に合わないのでは?」と聞かれることがありますが、40代を過ぎても、人間の能力は決して衰えません。「脳細胞は加齢とともに減少する」と以前は言われていましたが、最近の海外の研究では、脳に刺激を与え続けていれば、記憶をつかさどる「海馬」の脳細胞はむしろ増えるという説が有力になっています。


資格は、不安の解決策として非常に有効。実務能力の裏付けにもなりますし、社内の職位と違って、本人自身の能力としてどこでも活用できる財産となるからです。


より堅実なのは、資格を社内で活かすという視点。たとえば、法務上の書類作成をするときに、その分野の業務独占資格を持つ社労士や行政書士が社内にいれば、重宝されます。対して、中小企業診断士などの「名称独占資格」は、公式の書類作成はできないものの、専門知識を活かした指導や助言ができます。社員研修で「社内講師」を務めたり、会社業務と並行して社外で講演や執筆をしたり、という道も。会社に欠かせない人材となるだけでなく、「会社に頼らない」キャリアを積むこともできるのです。


自分のこれまでのキャリアと直結する資格に飛びつきやすいものですが、よくよく考えてみると自分の意外な特技や興味関心が見えてくることもある。私の場合は、53歳で宅地建物取引主任者(宅建)を取得しました。不動産とは縁もゆかりもない業界で長く働いていましたが、自分で出版プロダクションを経営していたこともあり、多少なりとも法律を意識する場面もありました。一見キャリアとは直結していませんが、私の様々な経験や強みに紐付いた、ぴったりの資格でした。その後、行政書士、社会保険労務士、中小企業診断士……と資格を取得していくうちに自信が生まれ、経営者時代の苦労や不安が過去のものとなりました。資格にはそんな力もあるのです。


自分の趣味や興味を活かせる変わり種の検定を受けてみて、少しずつ免疫をつけていくのも一つの方法です。これまでの人生で得てきたものは、職歴や、仕事の知識や技術ばかりではないはず。趣味や遊びも貴重な財産ですし、40年、50年生きてきた分だけ、知識が蓄積されていると考えればいい。酒好きなら「利酒師」「焼酎利酒師」などの資格もある。「好きこそ物の上手なれ」を地でいく資格が増えていますから、きっとあなた好みの資格が見つかるでしょう。


年齢を重ねると記憶力が衰えるなどと言われますが、資格取得に関して年齢によるハンデはありません。実際、私が初めて資格取得に挑戦したのは53歳のとき。経営していた編集プロダクションを譲渡し、ジョブチェンジしようと一念発起したのがきっかけでした。当時は不動産ブームだったので、軽い気持ちで「宅地建物取引主任者」の資格に挑戦。試験勉強は大学受験以来でしたが、大人になってからの勉強は新鮮で、楽しみながら学ぶことができました。これを機に行政書士、社会保険労務士、危険物取扱者、アマチュア無線などあらゆる資格に挑戦し、いつのまにか取得資格は90を超えるまでになりました。


もちろん、独立・起業のために資格取得を目指すのもいいのですが、まずは、「今のキャリアと組み合わせて活かせる」「名刺に入れたら信頼度が増す」という二つの基準から検討してみることをお勧めします。長年、人事や総務などで働いてきた人ならば、社会保険労務士などは勉強内容も理解しやすく、キャリアアップや独立に活かすことができます。商品企画や販売業などに携わってきた人ならば、カラーコーディネーターや色彩検定なども役立つでしょう。今の自分の強みと資格をどうリンクさせるかを考えることで、キャリアの選択肢は大きく広がります。


私のように「数多くの資格を取ること」が目的である人は少ないと思いますが、どなたも考えてみれば、自分の仕事に活かせそうな資格が一つや二つは見つかるはずです。たとえば、「野菜ソムリエ」という資格がありますが、これを食品メーカーや飲食業の営業マンが取得し、名刺に入れておけば「この人は食のプロなんだ」「仕事に対する意識が高い」などの好印象を与えることができ、お客さんとの会話の糸口にもなります。あるいはライターやブロガーとして食についての発信をしたいという人なら、資格が記事の信憑性を担保してくれるでしょう。


「今さら資格を取ったところで、何の役に立つのか」と思われる方もいるでしょう。確かに、資格はただ取得しただけでは何も始まりません。大切なのは、「取得後にどう活かすか」の自分なりの戦略を立てることです。私の場合、それは「セカンドキャリア」に直結していました。出版メディアで培ってきたキャリアと、試験の勉強で得た資格に関する情報や合格のノウハウを組み合わせることで、「資格コンサルタント」という新たな仕事を生み出せると気づいたからです。以後、「資格コンサルタント」として、今に至るまで仕事を続けています。


資格試験の勉強で大切なのは、勉強を楽しむ意識に切り替えることです。試験勉強は受験以来、という人も多いでしょう。そして大半の人には、「勉強は辛いもの」という意識が染みついているはずです。まずはその思い込みを捨てることから始めましょう。たとえば、お気に入りのカフェや休日の図書館など、居心地のいい場所を見つけてそこで勉強すれば、気分よく進められます。また、そもそも社会人の勉強は、机の前で行なう必要すらありません。私は中小企業診断士の勉強をしていた際、資格スクールで授業を受けたあとに居酒屋に立ち寄り、一杯飲みながら復習することを楽しみにしていました。


これから資格勉強を始める人に、これだけは言っておきたいアドバイスがあります。それは「百点満点を目指してはいけない」ということです。資格試験の合否判定はあくまで、点数が一定のラインを超えているかどうか。つまり、満点でもラインギリギリでも、評価としては同じなのです。むしろ、満点を目指してすべてを完璧に覚えようとすると、細かいところでつまずき、結果、モチベーションがダウンしてしまうことも多々あります。勉強に取りかかる前に、受ける試験の合格ラインをまず調べてください。そして、それより「少しだけ上」を目指します。たとえば、多くの試験では「60点」が合格ラインとして設定されていますが、私は万が一の保険の7点をプラスした「67点」を目指すようにしていました。6割を取るための勉強法は、とにかく基礎重視です。基本となる「確かな知識」だけ身につけて、枝葉となる細かな知識は捨てていく。そうすることで、最短で合格を手にすることができるのです。


資格の世界でよく言われるのは、「高得点で受かった人が成功するとは限らない」ということ。たとえば、税理士や弁護士などの職業も結局は客商売であり、ある程度以上の法律知識さえあれば、あとはいかに親身になって相談に乗ったり、アドバイスできるかで評価が決まってくるのです。勉強ができて、コミュニケーションが苦手という人ほど、とかく成果の出やすい資格試験の勉強にハマリがちです。ですが、試験で満点を目指すくらいなら、その労力を対人コミュニケーション力など、別の能力を鍛えるのに使ったほうがいいのではないでしょうか。


私が最も難儀したのは、「スペイン語技能検定6級」でした。これは一般には30時間ほど勉強すれば受かるとされている試験なのですが、試験直前に一気に覚えようとしたのが間違いで、3回以上も不合格になってしまいました。スペイン語に限らず語学系は語彙などの蓄積が大事なので、コツコツとやっていくしかありません。一方、「ビジネス実務法務検定」に関しては、ほぼ一夜漬けで合格できました。元々会社経営をしていた土台があったのと、他の資格でも同様の知識を問うものがあり、それを応用できたのが勝因でした。その意味では、自分の得意分野や専門分野、あるいはすでに持っている資格に近いものを選ぶことが、資格取得のハードルを下げるコツかもしれません。


高島徹治の経歴・略歴

高島徹治、たかしま・てつじ。日本の資格コンサルタント、能力開発コンサルタント。東京都出身。早稲田大学中退後、週刊誌記者、編集プロダクション社長などを経て、53歳で資格取得に挑戦し始める。その後、90を超える資格を取得。著書に『もっと効率的に勉強する技術』。