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須磨久善の名言

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須磨久善のプロフィール

須磨久善、すま・ひさよし。日本の心臓血管外科医。兵庫県出身。大阪医科大学在学中、海外の医学雑誌で心臓バイパス手術の様子を見たことがきっかけで心臓外科医を志す。大学卒業後、東京虎の門病院外科レジデントに就職し、一般外科を経験。その後、順天堂大学胸部外科、大阪医科大学胸部外科、三井記念病院循環器外科科長、ローマ・カトリック大学心臓外科客員教授、湘南鎌倉総合病院副院長・院長、葉山ハートセンター院長、順天堂大学心臓外科客員教授、須磨ハートクリニック院長などを務めた。胃大網動脈をグラフトに使ったバイパス手術を世界初成功。手術器具の開発、手術法の改良などを行い、心臓手術の成功率アップに貢献。「神の手を持つ男」と讃えられた。

須磨久善の名言 一覧

上手いといわれる医者の手術は国内外を問わず、すべて見に行きました。自分の手術と比較をしました。やり方に違いがあれば、なぜ違うやり方をするのか考え、同じやり方なのに自分より上手ければ、なぜ上手いのかを考えました。そして、採りいれてみてしっくりくるものは、ためらうことなく採りいれていきました。


毎回の手術で少しでも上を目指そうという意識を持って努力することが、新しいことに挑戦するためにも、非常に大切なのです。


自信を持つには、成功体験を重ねていく以外にありません。


この世には、完全な成功も完全な失敗もないのです。6:4で失敗だったとすれば、4つは成功しているわけです。そこを自問自答しながら、きちんと評価してやる。失敗したから俺はダメなんだと投げてしまうのではなく、結果は失敗でも、この部分は成功したということをきちんと拾い出してやる。そうやって、自力で自信をつくりあげていくのです。


自分が一番だと思うことは大切ですが、自分は100点満点だと思ってしまった瞬間に成長は止まってしまいます。


僕の場合は、心臓外科が好きだし、心臓外科医であることが嬉しくて仕方ないので、より良い方法を探究している時間は楽しくて仕方ありません。それに、毎回の手術で常に上を目指していないと、いま救えない患者さんを救えるようには絶対になりません。


自信を持つと同時に、自分に100点をつけないことが大切です。手術に2時間半かかったら、どうやれば2時間にできるかを考える。手術の傷が3cmだったら、次回、どうすれば2cmに抑えられるかを考える。結果オーライでものごとを評価するのではなく、常により良い方法はないかと探究していくのです。そうすると、必ず答えは見つかるものです。


よく、手先が器用だから手術が上手いのだといわれますが、手先の器用さよりも、持っている状況判断のオプション(選択肢)の数を増やす方がはるかに重要です。細かいところまでいえば、それこそ、アクシデントに備えて1000以上のオプションを持っています。それだけ安全に安全を重ねて手術に挑んでいるのです。そして、より多くのオプションを持っていることが、自信を揺るぎないものにしてくれます。


何事においても100%というのはありません。ただし、万が一、ミスをしてしまったとき、あるいはチームの誰かがミスを犯してしまったときに、それをカバーするセーフティー・ネットを事前に被せておくことはできます。それは、手術の前に徹底的にシミュレーションすることです。起こり得る事態をすべて洗い出し、それに対する対策をすべて考える。ありとあらゆるアクシデントを想定して、それに対するオプションを考えておくのです。


自分ができたこととできなかったこと、そして、自分の力ではどうにもならなかったことを整理して、それを引き出しに入れていく。いたずらに患者さんを死なせてしまったと嘆くのではなく、次にどう反映させるかを考えることが、亡くなった方への最大の供養だと思います。


患者さんが亡くなった場合、精神的に立ち直るのは難しいことです。しかし、亡くなった理由を客観的に分析し、整理してみると、冷静になることができます。自分のやり損ないが原因なのか、手術はよかったのに心臓が予定通りの回復をしなかったのか、手術は完璧だったのに合併症で亡くなったのか。こうした分析を加えることで、失敗か成功かという二分法から逃れることができます。


20代、30代は発展途上の時代ですから、採りいれた新しい情報を、いかに消化するかが大切です。いくら他人のコピーをしても、自分のものにはなりません。常に自分のやり方との対比をすることが大切です。


若いころには、手術に教授がついてくれたりして、自分の未熟な部分をフォローしてくれるセーフティ・ネットが敷かれていました。ですが、主観的には絶対の自信があったし、切る、縫う、状況判断のすべてにおいて、自分が一番上手だと思っていました。自分が患者だと想像してみてください。「私はまだまだ未熟者で、自信がありません」なんて言っている謙虚な医者に、心臓手術を任せる気になりますか?心臓外科医は、圧倒的な自信を持っていなければできない仕事なのです。


ビジネスと心臓外科医の仕事の最大の違いは、心臓外科医には「~を糧に」という考え方は、あり得ないということです。心臓手術は失敗すれば患者さんの命が失われてしまう。ですから、とりあえずやってみて、失敗したからそれを糧にして次を頑張ればいい、という考え方は成り立ちません。


須磨久善の経歴・略歴

須磨久善、すま・ひさよし。日本の心臓血管外科医。兵庫県出身。大阪医科大学在学中、海外の医学雑誌で心臓バイパス手術の様子を見たことがきっかけで心臓外科医を志す。大学卒業後、東京虎の門病院外科レジデントに就職し、一般外科を経験。その後、順天堂大学胸部外科、大阪医科大学胸部外科、三井記念病院循環器外科科長、ローマ・カトリック大学心臓外科客員教授、湘南鎌倉総合病院副院長・院長、葉山ハートセンター院長、順天堂大学心臓外科客員教授、須磨ハートクリニック院長などを務めた。胃大網動脈をグラフトに使ったバイパス手術を世界初成功。手術器具の開発、手術法の改良などを行い、心臓手術の成功率アップに貢献。「神の手を持つ男」と讃えられた。

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