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長谷川穂積の名言

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長谷川穂積のプロフィール

長谷川穂積、はせがわ・ほづみ。日本のプロボクサー。兵庫県出身。小学2年でボクシングを開始。WBC世界バンタム級王者、WBCフェザー級王者、WBCスーパーバンタム級王者を獲得。

長谷川穂積の名言 一覧

ひとつだけ自信を持って言えるのは、こんだけアホみたいに練習している選手は自分しかいないということ。そりゃ、運もきてくれるだろ、という自負はありますよ。


いまの心境は、自分が納得してボクシングをやればいい、と。挑戦する気持ち、楽しさを感じながら、リングに向かえればいいと思っている。


俺らボクサーは絞れば絞るほど、野性の勘が出てくるんですよ。だから、減量中は街を歩いとったって、ほとんど声をかけられない。いかついオーラが出てるんでしょうね。顔つきも変わってるし、まんま野性。腹を空かしたライオンみたいなもんですよ。


俺は全部の試合が紙一重やったと思っています。世界ランカーはみんな、相手を倒せるパンチを持っていますから。そういう試合で連続KO勝ちができているのは、運がよかっただけや、と受け止めている。


自分に勝たずして、相手に勝つことなんてできませんよ。


努力しない人には運も味方しない。一生懸命に練習するとか、そういう努力は必要でしょうね。


普段の生活でも勝負事でも相手への敬意や礼儀は絶対に必要。それが亡くなった母の教えでもある。


一番必要なのは自分に負けない心、折れない心じゃないですかね。練習ならば妥協せずに続ける気持ち。試合ならば強い相手を恐れずに立ち向かう気持ち。


不安を取り除くには練習をするしかないんですよ。で、試合が始まったら気持ちを吹っ切って一生懸命に戦うだけ。


一生懸命にやってきたからですかね。それしか考えられないですよ。自分では世界一の努力をしているという自信はあるんでね。


リングに向かうときは逃げられない檻の中に向かうようで怖いですよ。負けたら終わり。動物に例えたら、食い殺すか、食い殺されるか。それがリングですから。殴られるんは怖くないですけど、負けるんが怖い。


普段は節約派です。家計の管理は俺の担当。収入から貯金をして、毎月、嫁に生活費と小遣いを渡してます。そういう考えの根底にあるのは、ボクシングは紙一重の勝負だという実感です。1戦1戦に人生が、家族が、生活がかかっていますから。


真正ジムは最高のチーム。そこで、俺ができるのは世界一の練習を続けること。後輩がそれを見て育ってくれたらいいなと思ってます。


申し訳ないけど、ファンの方の意見は一切無視して(進路を)決めます。どの道を選んだとしても、他の人らは「なんでそっち選んだんや」と批判する人はおるでしょうけど。でもね、最後は自分が納得してやらないと。責任をとるのは俺ですから。人生を賭けて戦いますよ。


俺の人生そのものがボクシング。小2で毎日走らされ、反動で中学では卓球部へ。でも、そこで反射神経や動体視力が磨かれて、相手のパンチを避ける力が身についた。全部の出来事がボクシングにつながっているんです。


いままですごい勝ち方をした選手でも、相性次第でコロッと負けます。ボクシングの勝敗はほんまに紙一重。どっちに転ぶかわからないですから。


路上で殴り合いのケンカをしても誰も感動しないけれど、同じ殴り合いなのにボクシングは感動を与えることができる。それは、練習で体と気持ちを鍛えた者同士が殴り合うからですよ。そこには技が生み出す美しさがある。


極端な言い方をすれば、ボクシングは殴り合いの芸術ですからね。殴る技の見せ合いですよ。世界戦ともなれば殴り合いを極めた者同士がさらに一生懸命に練習を積んで、それでどちらが強いのか殴り合うわけですから、それは芸術なんです。だから美しい。


僕はあまり深刻には考えないんです。「今日はダメだったけれど、明日また頑張ろう」って。良くも悪くも深く考えないのがプラスに作用しているんじゃないですかね(笑)。何でもポジティブに考えた方がいい方向に行くんじゃないですか。


僕は心が強い人が本当に強いボクサーなんじゃないかと思います。その強い気持ちは普段の練習で作れるんですよ。妥協せずに続ければね。そうすれば誰でも絶対に強い気持ちを持つことができます。


僕もそうなんですが、どのスポーツの選手でも自ら進んで練習をしたいという人はいないんじゃないですかね。でも、そんな気持ちに勝って練習するわけですよ。なぜかといったら練習しないと勝てないから。大勢の人が見ている前で負けるのがイヤだからです。人前で負けるのは恥ずかしいですからね。


練習に関しては質も量も、世界中の誰よりも勝っていると思っています。それに会長はじめスタッフも最高のサポートをしてくれる。ボクシングは個人競技ですが、周りのサポートあっての自分と思っていますから。会長や、みんなと出会っていなかったら、いま僕はここにいないでしょう。それは断言できます。


高校2年で学校を退学して、しばらく家出をした時期があったんです。散々遊んで、家に帰った時、もしオヤジからしばかれていたら、ボクシングに戻れなかったと思う。普段は口より先に手が出るオヤジが「おまえの好きなことをせえ」という言葉をかけてくれたから、素直に「ボクシングがしたい」と言えたんです。


1年中ずっと気を張っているわけじゃありません。俺はボクシングしか頑張らないんで。プライベートはゆったりしたもんです。この間も嫁のおかあさんに「俺、10回防衛したし、最近ちょっとオーラ出てきてないっすか?」と聞いたんですよ。そしたら、「そらなぁー、ええもん着るようになったら、ええように見えるわ」ですから(笑)。特別扱いもなにもない。でも、今日履いているこのジャージ、めっちゃ高いんです。マジ、セレブですよ(笑)。


トレーナーっていうのは普通、自分が選手時代にやってきたことや勉強してきたことを教え、それを選手が実践することに喜びを感じる人が多いんです。でも、山下(真正ボクシングジム会長・山下正人)さんはそうじゃなかった。すごく高い評価を受けるトレーナーになったいまでも、自分が考えてきたコンビネーションを「どうや?」と言って、俺が「これは打たないですね」と応えたら「じゃあ、やめようか」で終わるんですよ。いい意味で、プライドがない。自分の技術を押し付けるわけでもなく、勝たせるために全力になってくれる。選手はそういうところを見て、惚れるんです。だから、他のジムからも「山下会長にミットを持って欲しい」と言う選手が絶えない。情熱がミット越しにボクサーへ伝わっていくんですよ。


山下(真正ボクシングジム会長・山下正人)さんと出会ったのは、前のジムでのこと。ジムからごっそりとトレーナーがいなくなってしまって、選手経験もなくトレーナー修業を始めたばかりの山下さんがミットを持ってくれることになったんです。正直、当時はいまほどミットもうまくないですし、バリエーションもありませんでした。でも、とにかく一生懸命やってくれるんですよ。もちろん、懸命なのはトレーナーにとって当たり前のことなんですけど、なんて言うんですかね……。ミットを受けていて、「この人、ほんまに俺を勝たしたいんだな」という気持ちが伝わってきたんです。


関西ではデビュー戦でのリングインのとき、選手の目標をアナウンスするんですよ。そこで、ほとんどの新人は「新人王になることです」とか、「日本チャンピオンです」と言う。でも、俺は目標が低かったら、手の届く場所も低いところ止まりになっちゃうと思うんでね。「長谷川穂積選手です。目標は世界チャンピオンになることです」と紹介してもらった。高いところを見ていれば、自然と意識しますから。05年に初めて世界戦が決まった時も、「これに勝ったらゴールが見えるな」ぐらいの気持ちで違和感なく受け止めてました。


新人の頃はさほど苦ではなかった減量が、いまは筋肉量も増えて本当にしんどい。でも、俺の知る限り、世界戦で計量に失敗した日本人ボクサーはいない。そこで、「失敗しました」「落とせませんでした」なんて恥はかけないですよ。約束が守れん人間は、人として駄目ですからね。最後は筋肉をそぎ落としてでも、クリアします。それに、減量は自分の中にあるハングリーさを沸き立たせてくれるもの。仮にいま、「減量なしで試合に向かえ」と言われたら、ムリやと思う。


最後まで妥協せずに練習したというやり遂げた感も大事。「やることやったー」と区切りをつけて、あとは飯を食って試合をするだけという感覚がなんとも言えず、いい。これがもし、試合前の最後の練習だからといって途中で疲れてミット打ちを4ラウンドではなく2ラウンドでやめてしまったら、心にしこりが残るんです。たった6分の違いで、それまで数か月苦しい練習をしてきたことが無になってしまう。なんか中途半端やな……という感覚で試合に臨むことになるはず。つまり、最後の1日を頑張れないだけで、積み上げてきた練習を否定することになる。それは嫌やし、自分を納得させるためにも追い込むんです。


試合前の練習の最終日。俺は必ず4ラウンドのミット打ちをやります。普通ならコンディション調整を行って終わりのところを、最後に追い込む。他のボクサーはまずやらないでしょうね。減量でとことんまで絞った後、そこで4ラウンドやったからってスタミナがつくわけでもないし、体のためにもならない。じゃあ、なんでやるのかと言えば、その頑張りが土壇場での根性をつけてくれると思うから。あんな苦しい状態でもやりきったんやから、試合でどんな展開になっても力を出せる、と。これが俺なりの調整法で、根性と自信の源です。


長谷川穂積の経歴・略歴

長谷川穂積、はせがわ・ほづみ。日本のプロボクサー。兵庫県出身。小学2年でボクシングを開始。WBC世界バンタム級王者、WBCフェザー級王者、WBCスーパーバンタム級王者を獲得。