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長沼毅の名言

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長沼毅のプロフィール

長沼毅、ながぬま・たけし。日本の生物学者。「広島大学」教授。筑波大学第二学群生物学類卒業、筑波大学大学院生物科学研究科修了、理学博士号を取得。海洋科学技術センター研究員、米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校海洋科学研究所客員研究員、広島大学大学院生物圏科学研究科助教授・教授、南極観測隊員などを務めた。苛酷環境に生存する生物の探索・調査を行った。

長沼毅の名言 一覧

答えは出ないかもしれない。でも、問い続けることに意味があると思う。そもそもすぐ解けてしまう問題なんて、つまらないじゃない?


どんどん失敗してほしい。やった後悔なら、納得できるはずだから。成功そのものより、そこにたどり着くプロセスをもっと楽しんでみたらいいんじゃない?


チャレンジして失敗しても、いいんです。失敗を恐れて何もしないより、はるかに素晴らしい。人間にとって尊いのは、成功体験より失敗体験なんです。だって成功って、想像の範囲内ということでしょ? こうなったら、ああなるはずという仮説が証明されただけ。でも、失敗は想定内を超えたということ。驚きと喜びに満ちてるんですよ。


いまは、以前ほど成果には執着してません。「やってみて駄目だったんだから、いいじゃないか」と。「やらなかった後悔じゃない。やった後悔だから、自分を認めよう」と。


面白いもので、力むのをやめたら、チャンスが訪れた。イタリアから共同研究の誘いがあったり、南極調査に来ないかと、声がかかったり……。考えてみたら、眉間にシワを寄せた人間に好んで近づく人はいませんよね。楽しそうにしている人のところに、人は集まるでしょう。


「水もないようなこんなところにいないよ」という場所にこそ生命体がいるんです。思い込みを捨て、思いつきを信じることが大事です。


研究で思うような成果が出なくても続けられるのは、夢を追ってるから。


最初の生命が生まれた40億年前の地球はマグマが煮えたぎって、生物にとってはとてつもなく過酷な環境でした。辺境生物の生態を探ることは、そういう苛酷な環境で生まれた地球最初の生命に近づくことになる。「生命とは何か?」を解き明かせるかもしれない。これは僕にとって、子供の頃からの夢でした。


昔は「この人どうやって稼いでいるんだろう?」って生活感のない学者はたくさんいた。自分もそこを目指してるんです。だから、名刺にも「吟遊科学者」って肩書きを入れています(笑)。


若い頃は、成果を求めてひたすらガムシャラに突き進むスタイルでした。成果がすべて。科学者にとって成果とは、論文が認められることと、より多くの研究費用を得ること。ビジネスマンと同じ。売上や結果を出して、給料アップするのが目的みたいな……。調査船をチャーターしたり、潜水船に乗り込む必要がある僕のような研究は、特に費用が必要。だから僕は、多くの資金を得られる研究者が偉い、値打ちがあるんだと勘違いしてた。根底にあったのは、焦りでした。無駄足を楽しめるようになったのは40歳を過ぎてからですね。


重い荷物を背負って、立ちのぼる有毒ガスと水蒸気のスキマをかいくぐりながら活火山を登る。息を吸えば肺が凍りつきそうな北極圏まで行って、ガリガリと氷河を削り取る……。1年の半分はこんな冒険のような日々を過ごして、辺境生物を探し回ってます。面白そう? いえいえ、実際は成果が出るかどうか、常にプレッシャーとの闘いですよ。費用と時間をかけてはるばる探しに行ったのに生物がいなかったら、ムダ足になる。連戦連敗ですよ。勝つまで負ける。そこが楽しい。


NASAがすごい発表をしたのを知っていますか? 「生命の設計図であるDNAをつくる分子が地球外にも存在する証拠が初めて見つかった」というニュース。もしかしたら宇宙の他の星に生命があるかもしれないんです。なんか、ワクワクしてきますよね。僕が海底や砂漠など「辺境の地」を探求する理由はまさにそれ。生物ってたくましくて、零下40度の氷の中とか、光の届かない地底とか過酷な環境でも生きている種がいる。「だとしたら、火星や金星にもいるかもしれない。いったいどんな生き物がいるんだろう?」。想像するだけで、夢が膨らんできますよね。


成果を出さなければいけないという焦りから研究費用の獲得に躍起になり、学会だ、大学だ、論文だ……と睡眠時間1時間の生活を続けた。心も体もヘトヘトでした。そして、ある日限界が……。深夜、研究室から帰ったとたん、目の前が真っ白に。床に倒れ込みました。診断結果は過労。3か月の安静を言い渡されました。それが転機でしたね。研究もできない、大学にも行けない。ヒマだから、昔よく読んだ中原中也の詩集を読み返したんです。中也って青臭くて、焦って、悲しんでる。「こいつ、もっと肩の力を抜けばいいのに」そう心の中でつぶやいたその瞬間、「あ、これ俺だ……」って悟った。自分で自分を追い込んで、行き詰まってる。それに気づいたら、一気に視界が開けて、肩から力が抜けていきました。そして変わった。力みがなくなったんです。「おカネなんてなくても研究はできるさ」くらいの感じで、ラクに仕事と向き合えるようになった。それまでは成果、成果だったのに、楽しくやろうという気になったんです。


あれはたしか幼稚園の年少組だったかな。滑り台の上から、スーッと滑ってストン! と、気持よく着地したことがあった。その瞬間。ふいに「あれ、いまどこからどこに来たんだ?」と疑問がわいたんです。さっきまで滑り台の上にいた自分が、いま地面に立ってる。「人って、どこから来てどこへ向かうんだ?」と、地面に吸い込まれる感覚に包まれた。もちろん、答えなんて見つからない。考えるたびに不安でたまらなくなったけど、それが同時に心地よい感覚でもありました。「正体がわからないものや不思議なものを知りたい」というワクワク感のほうが強かったんですね。その時から「生命の起源」を探ることがライフワークになった。大学院で微生物生理生態学を学んだのも、「生命の謎を解きたい」という夢を叶えるためなんです。


長沼毅の経歴・略歴

長沼毅、ながぬま・たけし。日本の生物学者。「広島大学」教授。筑波大学第二学群生物学類卒業、筑波大学大学院生物科学研究科修了、理学博士号を取得。海洋科学技術センター研究員、米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校海洋科学研究所客員研究員、広島大学大学院生物圏科学研究科助教授・教授、南極観測隊員などを務めた。苛酷環境に生存する生物の探索・調査を行った。

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