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鈴木高広の名言

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鈴木高広のプロフィール

鈴木高広、すずき・たかひろ。日本の農学博士。「近畿大学生物理工学部」教授。愛知県出身。名古屋大学大学院農学研究科博士課程修了。マサチューセッツ工科大学博士研究員、通産省工業技術院名古屋工業技術研究所主任研究官、東京理科大学助教授、民間研究所研究員などを経て近畿大学生物理工学部教授。イモをバイオ燃料にする研究を行った。

鈴木高広の名言 一覧

僕の原点は農家のセガレなんですよ。海苔の(養殖の)手伝いをコツコツしたことが大学での地道な研究につながった。それが化粧品とつながり、農業に戻り、日本の未来を変えることに繋がる。不思議とすべてがつながっていくものなんですよ。芋づる式に(笑)。


イモを重ねて栽培して、効率的にエネルギーにする。シンプルだけど、画期的な発明ができたのは、僕自身が「多層」だったからと思うんですよ。


僕が一番期待しているのは、(バイオ燃料に使う)このイモが「日本の農業問題を解決できる」ことです。今、日本の農業市場は8兆3千億円程度。そして兼業農家をいれた農家の人口って830万人です。一人あたり年間100万円程度しか稼げていないんですよ。燃料産業としてイモが成り立てば、新市場が生まれる。いま石油や石炭といった化石燃料を買うため年間20兆円使っている。しかし、日本のエネルギー量に相当する45億トンのイモを空いた農地で作れば、この20兆円がそのまま農家に流せます。


イモが育つには、光合成を行うための太陽光が必要です。ただし通常、イモは地表の畑に苗木を植えて育てる。いわば平屋建て。だから、太陽光は上空から地表に真っ直ぐ当たる部分(面)しか太陽光を利用できない。しかし、イモは太陽光全体の6%もあれば、光合成をするほど生命力が高く、食用ではそれで十分だったんです。ただ生産効率は悪いですよね。「じゃあ平屋をマンションにしたら、うんと生産効率があがるのでは?」と考えた。「多層栽培」とはそういうことなんですよ。平地にそのまま苗木を植えず、格子状に仕切った植木鉢にイモの苗を隙間なく植える。さらにそれをスチールラックで何段にも重ねました。まさにマンションですよ。


高校を出て地元である名古屋大学の農学部へ。微生物、そして藻の研究を始めたんです。微生物や藻は短時間に大量に増える特徴がある。たとえば藍藻(らんそう)という藻類は、光合成して半日で2倍に増える。この性質を利用してエネルギーを生産しようと研究していました。たしかに大量培養は可能。しかし、藻は水中で培養するため太陽光がどうしも反射してロスが多い。石油や石炭に対抗しうる価格でのエネルギーが生成できなかった。「このままではブレイクスルーは得られない!」と限界を感じて、ずっといた大学や国の研究室を辞め、2000年に民間企業に入ったんです。そこで合成マイカという化粧品のおしろい、いわゆるファンデーションに使う粉体の研究を4年間した後、日本ロレアルにスカウトされ、メイクアップ製品の研究に5年間従事しました。これが大きな転機でした。メイクアップ用品の機能は「光と色の調整」なんです。だから肌と光の関係を徹底的に調べた。すると、まず紫外線が人間のみならず、植物にも有害だということを知りました。人は紫外線を浴びるとメラニンを出すけど、植物もリグニンという物質を作り出して、光を吸収し弱める仕組みが働く。先に述べた光合成で6%しか光を使えてないことはここで気づいた。さらにファンデーションは、肌の表面に、凹凸を生むことで光を散乱させ美しい色を出します。これを応用して光を反射させるように植物を「多層」で栽培する発想になった。いわば地球のファンデーションを作れば効率的に作物がつくれる、と気づけた。そこに以前からのエネルギー利用の研究がリンクしたんです。


僕が言う次世代エネルギーとなるイモがコレ。普通のじゃがいもですよ。じゃがいもはデンプンを多く含むので、発酵させて蒸留すれば、エタノールを作れます。エタノールはガソリン代わりになるので、イモを燃料に利用すれば、石油がいらなくなるわけです。さらにイモは、乾燥させると石炭並みに燃えやすい。また、最近は燃焼効率をこれまでより何倍も高めた火力発電機も開発されているため、イモチップの炎から大量の電力も作れる。もちろん燃やせば二酸化炭素は出ますが、植物であるイモは、そもそも育てる時点で光合成によって空気中の二酸化炭素を吸って、酸素を吐き出している。要するにイモチップが、原子力に変わるクリーンな電力源にもなる、というわけです。イモは日本のどこでも育つ。年間を通して作付けでき、6週間もすれば収穫できます。要するに「早く・多く・簡単に」作れるエネルギー源なんです。


鈴木高広の経歴・略歴

鈴木高広、すずき・たかひろ。日本の農学博士。「近畿大学生物理工学部」教授。愛知県出身。名古屋大学大学院農学研究科博士課程修了。マサチューセッツ工科大学博士研究員、通産省工業技術院名古屋工業技術研究所主任研究官、東京理科大学助教授、民間研究所研究員などを経て近畿大学生物理工学部教授。イモをバイオ燃料にする研究を行った。

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