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野村直之の名言

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野村直之のプロフィール

野村直之、のむら・なおゆき。日本の人工知能研究者、理学博士。「メタデータ」社長。東京大学工学部計数工学科卒業、九州大学で博士号取得。日本電気(NEC)C&C研究所、マサチューセツツエ科大学人工知能研究所客員研究員、ジャストシステム、リコーなどを経てメタデータを設立。

野村直之の名言 一覧

有用なアイデアの多くは、論理的思考を突き詰めたところから生まれてくる。まずは、既存の思い込みを排除し、仮説を立てる。すべては仮説から始まると言っていいほど大事なことなのですが、それで終わらせてはいけません。仮説を検証するために「演繹」を繰り返すことが大切なのです。


せっかく単純な仕事をAIが担ってくれるのだから、人間は、高度な判断、発想と検証、交渉などが必要な付加価値の高い仕事にシフトして、生産性を上げていけばいい。


ぜひ学んでほしいのは「統計学」です。「統計学」を学べば、人文科学や社会科学の分野で、読み書きやそろばんのリテラシーを、創造的に使いこなせるようになります。


いわゆる「雑用」もAIは苦手です。人間は常識を駆使して例外的、個別的な判断を、学習せずにこなせます。そして人間は「雑用」を「仕組み化」する際に大いに創造性を発揮することもできます。


日本企業は、演繹法とは逆の帰納法が大好きで、市場調査に力を入れてきました。しかしこれには弱点もあります。「現在の」ユーザーが知っている範囲のニーズしかわからないということです。つまり「未来の」ユーザーが何を欲するかの情報が足りないのです。ユーザー自身はまだ見ぬ革命的な新機能や使い勝手など思いつかず、教えてくれません。


演繹能力を向上させるには、「論理的思考能力」を磨くことが不可欠です。私はこの能力を身につけるには、「リカレント教育」が重要だと考えています。つまり、一度社会人経験を経て、現場でのリアルな問題意識を抱くようになってから、大学院などへ進み、本格的な研究に取り組むのです。そのほうが、「新しい問題を見つけて定式化し、解決する」というAI時代に求められる研究スタイルに向いています。


近年は、AI時代を担う人材を育成するため、「STEM(科学・技術・工学・数学)」教育を重視せよという動きが日本や米国などで活発化しています。しかし、私はむしろ文化系学問、とりわけ「人文科学」の裾野を広げ、深く追究していくことのほうが大事だと考えています。第1の理由は、AI時代を担う人材には、AIには不可能な「人間ならではの判断能力」「コミュニケーション能力」「説得や交渉、合意形成の能力」「ホスピタリティマネジメント」が必要だから。第2の理由は、ITエンジニアでも、AIに対する目標設定といった業務フローを、人間の特性を踏まえて設計、実行しなければならないから。つまり、理系の技術者でも人間の本質的な部分である要求をつかみ取るスキルが必要になるということ。これらの理由により、イチかゼロで割り切れない世界で確率値などを解釈し、統計的に優位性のある結論を必死に模索してきた人文科学が重要だと考えます。


AI時代にあってもビジネスの現場で活躍できる人物像は、たとえば、マネジメント能力に長けた人、切り盛りする能力が高い人、課題発見のできる人を目指すべきなのです。異常な事態に対して、課題を発見し、その重要度を考える。そのうえで問題解決のアイデアを出して、AIを使って実践する。こういう人は重用されるでしょう。そのために必要なコミュニケーション力、想像力、創造力、実行力を育むことが肝要です。「知識労働から知能労働へ」――、これがAI時代を生き抜くキーワードです。


AI時代に必要とされる人材とは、AIが苦手なことを柔軟にこなせる人間、まさに「シャーロック・ホームズ」がこれにあてはまります。仮説を立て、物事を突き詰めて考え、証拠や反証を得て可能性をつぶしていく。様々な情報や物証を照らし合わせて分析し、事件現場で何が起きたかを推測する。つまり、消去法を用い、常人が思いつかない解答を出すのです。ホームズは、並外れた演繹能力(仮説から結論を導き出す能力)を持っていた人物と言えます。そして、この演繹能力こそ、AI時代に向けて身につけておきたい力の一つなのです。


野村直之の経歴・略歴

野村直之、のむら・なおゆき。日本の人工知能研究者、理学博士。「メタデータ」社長。東京大学工学部計数工学科卒業、九州大学で博士号取得。日本電気(NEC)C&C研究所、マサチューセツツエ科大学人工知能研究所客員研究員、ジャストシステム、リコーなどを経てメタデータを設立。

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