名言DB

9,557 人 / 112,978 名言

酒井貞彦の名言

Facebookボタン  Twitterボタン  はてなブックマークボタン  新着 名言

酒井貞彦のプロフィール

酒井貞彦、さかい・さだひこ。フィッシング、アウトドア関連企業ティムコの創業者。電機メーカー勤務ののち、部下2名とともにティムコを創業。フィッシング関連商品を軸としたビジネス展開を行い、同社をジャスダックへ上場させた。社名の由来は“Tokyo Import Export & Manufacturing Company”の略称から。

酒井貞彦の名言 一覧

実際に事業を始めてみると、誰も手掛けていないのは当然だと思い知らされました。当時、ルアーやフライフィッシングの愛好家は確認できているだけで約400人。市場規模は400人プラスアルファしかない。まずはルアーやフライの存在を知ってもらうことから始めなければなりません。


会社が小さいので、仕事は何でもやりました。自分で仕入れて、売って、運んで、代金を回収する。自家用車に商品を積んで、あちこち回っていました。その後、社員は10人程度に増えましたが、売上高が10億円を突破するまでに18年かかりました。80年代後半になるとルアー・フライフィッシング市場は急拡大。自社企画のアウトドア用品「フォックスフライヤー」も順調に成長し、96年には株式公開を実現しました。


独立前に私が勤めていたのはある電機メーカーです。輸出業務に携わり、納入先のバイヤーともいろいろと付き合いがありました。そうした外国人バイヤーと話しているときに愕然としたのが、休日の過ごし方の違いです。彼らは実に多彩な趣味を持ち、生活を楽しんでいる。日本人の所得水準も急速に上がっていたので、いずれ欧米のようなライフスタイルへ移行していくことは自明の理でした。「レジャー関連産業は有望だ」と会社を設立することにしました。


私が社長の座を創業メンバーの一人に譲ったのは、経営陣の若返りが主目的です。背景には私なりの信念がありました。それは「格好いいうちに引き継ぐ」です。仕事をこなせる体力がまだ十分にあり、ものごとを的確に判断する能力もあるうちに、自分のほうから一歩下がる。経営者は自分がみじめになっては戦うことができません。それは、政治家やスポーツ選手でも同じことだと思います。


株式公開前には、往々にして株主の整理が必要になると聞きます。ところが、当社の場合、もとより株主は3人しかいません。余計な心配は不要でした。一般に、二人で支え合う二人三脚は、一人が倒れたら崩壊する。三人で支えるトロイカ(ロシアの三頭立ての馬車)なら、一人が崩れそうになっても、他の二人が手助けできる。我々の場合、トロイカ体制が非常にうまく機能したようです。


レジャー関連産業と一口に言っても間口は広い。具体的に何を手掛けるかは、会社設立時では決まっていませんでした。サーフィン、キャンプ用品、スノーモービルなど、様々な分野を検討した結果、浮かんできたのがルアーフィッシングとフライフィッシングです。日本でも生餌を使った釣りは盛んでしたが、ルアーやフライは未知の世界。しかし、「誰もが手掛けていない市場のほうが発展性がある」という点で(創業時のメンバー)3人の意見が一致し、すぐに用具の輸入・販売に乗り出しました。


妻と二人の幼子を抱えながら、勤めていた会社を辞め、独立するという無謀な決断。もう一度、同じ決断ができるかと言われれば、はなはだ疑問です。ところが、あの時期にはできたんです。高度成長という時代の背景もあったし、私もまだ30代前半と若かった。そして、私には二人の仲間がいた。


酒井貞彦の経歴・略歴

酒井貞彦、さかい・さだひこ。フィッシング、アウトドア関連企業ティムコの創業者。電機メーカー勤務ののち、部下2名とともにティムコを創業。フィッシング関連商品を軸としたビジネス展開を行い、同社をジャスダックへ上場させた。社名の由来は“Tokyo Import Export & Manufacturing Company”の略称から。

他の記事も読んでみる

川上量生

僕も基本的にテレビを見ない。ただ、みんなが「テレビは面白くない」というから、それを確認するために時々見ます。でも、めちゃくちゃ面白いんですよね。ネットでやっていることに比べて、面白さのレベルがはるかに高い。じゃあ、「面白くない」という声がどうして上がるのか。僕はみんながテレビにただ飽きているんだと思う。ずっと面白いものなんてあり得ないのだから、単なるわがままですよ。少し前まで、みんな1日に何時間もテレビを見ていたじゃないですか。現在は飽きてしまって、ネットしか見ないという人が増えているのでしょう。


佐藤綾子(心理学者)

内向的で言われたことしかやらない「マニュアル人間」が多い社会では、やはりトップが理念を明示して、その仕事のおもしろさや楽しさを自らが示しながら、皆を合同作業に巻き込んでいくことが一番です。


森川亮

ビジネスはタイミングが非常に重要ですが、機が訪れた時に、それを生かす環境なり能力なり経験をきちんと持っているかが重要だと思います。


林文子

クロージングでは、ここで決めたい、契約を取り付けたいと自分の側だけの都合で考えては駄目です。むしろお客様の重荷を取り除いてあげたいという気持ちで臨むこと。お客様というのは、ほとんどが非常に迷っています。楽しいはずの買い物が、ときに重荷にさえなってしまう。そこでタイミングを見計らって背中をポンと押して差し上げるのです。


矢野博丈

ダイソーは、本来ならリピーター客を期待できない業態なんです。商品が1つ数万円するようなお店なら、今月はこれを買って、あれは来月に買ってと何度も来てもらえる。でも、ダイソーは100円ばかりだから、お客さんは1回の買い物で欲しいと思ったものを全部買って、来月には来ていただけないんです。だから新商品を出し続けてきました。そしたら最近はダイソーにもリピーターが付いたんです。何かを買う目的でダイソーに来るんではなく、ダイソーに「新商品は何だろう」と見に来ることを目的としたお客さんが増えてきました。


浅野いにお

隙っていうのはやっぱり大事で、あまりにハイクオリティなものって、みんな意外と求めていない。


長谷川和廣

私は、50億円の赤字を抱えていたニコンとフランスのメガネレンズメーカーの合弁会社ニコン・エシロールを1年目で黒字へ、2年目で無借金経営に転換させました。その際、私は「3か月後に黒字にする」と宣言しました。周囲は冗談かと思ったようですが、これは「3か月で黒字化の準備体制を全部整える」という意味を込めていたのです。何年もかけて赤字を解消するより、短期間で一気に改革したほうが、ずっと楽に建て直しができます。


五島慶太

孤独な者は、最も強い。


南場智子

「モバゲー」を黒字化させるまで苦しかったですが、「絶対に上手くいくはずだ。乗り越えられるはずだ」と信じていました。根性は昔からありましたからね。


石川尚子

「答えは現場の中にある」とよく言われます。研修では現場のドロドロした課題を扱うことで初めて、現場で使える解決策が得られます。


宮本亜門

正しい生き方なんてないのだから、固定観念に縛られないで自分という過去をつくっていくことが大事です。それができれば、いつまでも魅力的でいられるのではないでしょうか。


筒香嘉智

自宅の壁に貼り毎日眺めている言葉に、「今日一日が終わった時に、どのような成果を手に入れる事ができたら最も価値があるか?」があります。一日一日をムダに過ごさないよう肝に銘じています。