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遠藤結蔵の名言

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遠藤結蔵のプロフィール

遠藤結蔵、えんどう・ゆいぞう。日本の経営者。「ゲオホールディングス」社長。愛知県出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本マクドナルドを経てゲオに入社。取締役社長室副室長、取締役事業開発本部長などを経て社長に就任。

遠藤結蔵の名言 一覧

商売が一つのところにとどまっていること自体にリスクがある。お客様の変化に応じて、我々自身も変わり続けなくてはならない。そこにビジネスチャンスが生まれる。


「お客様が何を望んでいるのか」を日々模索し、「新たにどんな商材やサービスを取り入れていくのか」という試行錯誤を重ね、有望だと思われるものについては積極的に店頭で実験してみる、というスピード感が何よりも大切。


当グループの組織は非常にシンプルです。階層も基本的に一般社員、マネージャー、ゼネラルマネージャーしかないので、稟議を回すにしても必要な印鑑が少なく、迅速な意思決定が可能です。


機動力を活かしたスピーディーな事業展開や店舗展開が可能になったのも、当グループがFC(フランチャイズ)や代理店ではなく、直営店中心の展開にこだわってきたからです。


記憶力には全く自信がありません。だから、「思いついたこと」「聞いたこと」など、何でもメモを取るようにしています。私のズボンの後ろのポケットには、常に小さなメモ帳が入っています。


手帳を「日付が書かれたノート」として使っています。会議の内容も、手帳のスケジュール記入欄にメモしていますね。メモを日付で管理できるので、手帳が便利なのです。


今後リアル店舗がネット販売に飲み込まれずに発展していくためには、ネットという武器を活用し、さらなるスピード感を持って変化し続けていかなければなりません。そこに知恵を尽くし、汗をかいた小売業しか生き残ることはできないと、私たちは覚悟しています。


店舗があり、人がいるからこそできることを追求していくのが小売業のあるべき姿です。それに加えて、ネットでは説明し切れない内容をリアル店舗でしっかりとフォローする。この二つの軸で私たちは考えていこうと思っています。


ビデオレンタルから始まった私たちのビジネスは、いわゆる「流行り物」商売で、これまで様々な商材や事業にトライしてはやめ、手応えのあるものだけが今残っています。


店舗でスタッフがやるべきことや、やってはいけないことなどは基本的にマニュアルに規定されていますが、何かルールを決め、それを全社に発信した瞬間から陳腐化が始まっています。それによってなんらかの矛盾や不整合が発生していることに、最も早く気づいてくれるのが現場のスタッフです。


今、様々な現場で一所懸命に動いているのは、世の中の変化のスピードがあまりにも速くなっている中で、「何もしなければ陳腐化が一日一日進んでいくだけだ。行動を起こさなければならない」という危機感を持っている一部の人たち。それゆえ当社の場合、よい意味でこうした危機感を煽り、そこから生まれるスピード感を大切にしていく必要があると私は考えています。


年に1回アイデアコンテストを実施し、パートやアルバイトスタッフを含む全従業員から事業アイデアを広く募集しています。毎回200~300件の応募があり、その中から優秀賞に選ばれたアイデアには賞金を授与しています。全国のゲオショップで導入されている「90分映画」コーナーや、「ゲオ・アイドル社員プロジェクト」のように、すでに全社的な事業として採用されているものもあります。


直営店中心に店舗展開を行なうメリットは、施策をスピードをもって全国に水平展開できることです。何かをやるのか、あるいはやめるのかという意思決定を、直営店なら店舗が1600あっても一つの意思で決定できるので、事業や店舗の展開および撤退を極めてスピーディーに行なえます。また、業態および取扱商材の柔軟な変更や新商材・新サービスの導入・展開も素早く実施することができます。


私たちのサービスを利用していただくことで、特別な「ハレの日」ではなく、平日のアフターファイブや何も予定のない週末といった、ごく普通の時間を豊かに楽しく過ごしていただきたいという思いを込めて、私たちは「豊かで楽しい日常の暮らしを提供します」という企業理念を定めました。レンタル市場が全体的に縮小傾向の中で、ゲオグループはスピード感をもって変化し続けていきます。


今後、店舗はどんどん自動化できるようになっていくでしょう。リユース店舗でいえば、レジはもちろん、お客様からお売りいただく商品の査定まで機械やAI(人工知能)でできるようになるかもしれません。ところが商品を査定したあと、「買取額は○○円になります」とお伝えし、お客様からご承諾をいただくクロージングは人にしかできないと私は思います。というのも、お客様が買取価格や担当者の対応に満足し、気持ちよく帰っていただくことができれば、「またここに商品を売りに来よう」とか「今度は商品を買いに来よう」と思ってくださるようになるからです。実はここがリユース店舗での営業の一番のポイント。最終的にはこうした人と人との接触が大切なのであり、これこそが店舗に人がいることの価値なのです。


IT技術が急速に進歩する中で、既存のサービスがネットに置き換わり、時代とともに姿かたちを変えていく部分があることは確かです。でも、お客様がネットで検索した商品の感触を実際に確かめたり、ネットでは未配信の最新作や、自分がこれまで知らなかった魅力的なDVDタイトルに出会うなど、リアル店舗だからこそ体験できるこも数多くあるわけです。そこで私たちが目指しているのは、ネット販売全盛の今、店舗を最も強力な販売・買取ツールにし、そこに人がいることで価値が生み出される場にしていくことです。


私たちが世の中の変化に合わせて業態や商品・サービスをスピーディーに変えていこうとしている一方で、「これだけはブレさせない」軸があるとすれば、私たちが提供する商品やサービスが「本当にお客様のためになるのか」、それによって「お客様に本当に日々の生活を豊かに楽しく過ごしていただけるのか」を追求し続けることです。お客様を裏切らないことこそ、私たちに課せられた絶対最低限の使命です。


危機をどう乗り切るのかを具体的に考えつつ危機を受け止めることができる「健全な危機感」を持つことが大切。たとえば単純に「火事だ、危ない!」と言っていても何の解決にもなりません。だから、例えば今どのぐらいの火事が起こっていて、火元はどこで、消火に必要な水はどこから引いてきたらいいのか。消防車を呼ぶ必要はあるのか。あるいは自主消火をやめて部下たちを避難させたほうがいいのか、という意思決定を、現場のリーダーや管理職は迅速に正しく行なっていく必要があります。


若手には「早く店長になれるように頑張れ」といつも声をかけています。それは店長になるために学び、店長として積み重ねた経験が、今後どの部署に行っても必要とされるからです。店舗運営の大変さや店長の苦労がわからなければ、正しい意思決定を迅速に行なうどころか、「スタッフ運営意見」で本社に随時報告されてくる店舗の問題すら理解できません。その意味で、店舗のことをわかっている人材をどれだけ早く育てることができるかが、勝負だと思っています。


スピード経営を実践していく上で問題になるのは、企業の成長のスピードに人材育成のスピードが追いつくかということです。そこで、当社では既存の直営店に人員を厚めに配置し、OJTを中心にして店長候補や店舗運営スタッフを短期間で育て、新規店舗に送り出しています。まず法令知識や業務関連のマニュアルについて座学で学んだあと、店長のもとで実際に業務を見て覚え、自分で動きながら「さじ加減」を覚えていくのです。


当社では、全国約1600店の店舗スタッフから改善提案を常時メールで受け付ける「スタッフ運営意見」という制度を設けています。商材から人事まで、店舗にかかわるあらゆる事柄について寄せられる意見や提案は毎月約100件にのぼります。当社事業支援部の担当者がそれらを取りまとめ、関連部署にフィードバックしており、実際にオペレーションの改善に役立った提案を行なったスタッフを、四半期ごとに表彰しています。


基幹商材以外で売上を補完し、全社的な業績の向上に貢献する新商品の開発を目的に、様々な商品を矢継ぎ早にトライアル販売しています。最近では、30~40代の男女が中心顧客であるゲオショップで、意外にもシニア向けの商品が売れています。従来の常識とは異なる発想でアプローチすることが大切だという好例の一つです。新商品の一坪あたり営業利益が基準をクリアし、オペレーションもある程度確立されたところを見計らい、「全店で一斉にやりましょう」と水平展開できるフットワークの軽さが、当グループの強みです。


DVDのレンタルやゲームの販売・買取をはじめとする私たちのビジネスの使命は、お客様の財布に入っている1000円や1万円の価値をいかに高め、有効に使っていただくかにあります。例えば映画館で映画を1本見るお金で、レンタルなら新作DVDが数本借りられる。新品なら手の出しづらい価格の服でも、リユース(中古)品なら1万円で何着も買える。あるいは中古端末と格安SIMカードを組み合わせることで、携帯電話やスマートフォンの通信代を格段に安くすることができます。


遠藤結蔵の経歴・略歴

遠藤結蔵、えんどう・ゆいぞう。日本の経営者。「ゲオホールディングス」社長。愛知県出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本マクドナルドを経てゲオに入社。取締役社長室副室長、取締役事業開発本部長などを経て社長に就任。