名言DB

9,553 人 / 112,978 名言

赤井益久の名言

Facebookボタン  Twitterボタン  はてなブックマークボタン  新着 名言

赤井益久のプロフィール

赤井益久、あかい・ますひさ。日本の文学者(中国古典文学)。「國學院大學」学長。早稲田大学第二文学部東洋文化専修卒業、國學院大學大学院文学研究科博士課程後期満期退学。國學院大學文学部助教授・教授・教務部長・副学長・学長などを務めた。

赤井益久の名言 一覧

教育も技術開発も明確な正解のない分野ですが、正解を探して努力し続けるほかありません。その姿勢を維持する仕組みづくりが大切です。


すべての共同体は一人一人の集合体であり、個人が輝かないと社会も輝かない。


仕事も企業も生き方も多様ですから、成功もあれば失敗もあります。いろいろなことに自ら挑戦し、失敗も経験すれば自分の視点と選択肢が増えていく。


知識を与えられる座学も必要ですが、カギは、いかに能動的に学び続けられる人材を育成していくか。


新しいものの創造が失敗と背中合わせなのは大学も同じ。発展を目指していく上でリーダーの寛容な姿勢は重要。


どうしたって失敗は批判され、落ち込みます。社会へ出る前の段階で、負けない抵抗力を鍛えておくことは大切。


大学時代には、社会で許されない失敗をしないための練習機会がある。


いまは検索で簡単に正解を得られますが、本当の学びには試行錯誤が必要。


本物の価値は寄り道を含むプロセスの中で手にできる。


いきなり相手を否定するのではなく、いったん受け止めてから話を進めると議論がぐっと深まる。


組織においては、大きなベクトルを共有することも大切。その上で個々の違いを尊重し、多様なシステムを用意する。教育でも、多様な学生に対し、いろいろなシステムを用意するのが大学の務め。


計画の実現には、たえず同じ話をすることで教職員全員が理念や問題を共有し、常に全員のベクトルが一致するように努めています。


任されれば、主体性や自立心が芽生えてくる。基本は企業も大学も同じ。私は、学生、教職員にいかに当事者として達成感を感じさせるか常に考えています。


相手が失敗した時に、共感や理解を示し、その人がどうすれば失敗を乗り越えられるか考える。そんな人が増えれば、もっとチャレンジが生まれ、イノベーションや個人の成長につながっていくのではないでしょうか。


大学は、チャレンジする場を与えるのも役目です。たとえば企業と提携して、新商品の開拓に何をすべきか学生にプレゼンさせる。これは「アクティブラーニング」という能動的な授業ですが、そうやって学生が考える中でチャレンジや失敗を経験させています。


大学は、いわば失敗を前提に制度ができています。ひとつの単位を落としても、それで終わりではありません。むしろ大学は、健全な失敗や挫折をどう味わわせるかが使命。結果、学生が「同じ失敗は繰り返さない」と主体的に思えれば、優れた人材になると考えています。


私たちが本拠地を置く渋谷は新しいものと古くからあるものが共存する稀有な街だと思いますが、大学も企業も「新たに取り入れるもの」と「守り続けるべきもの」をバランスよく共存させることが重要なのではないでしょうか。


教育の手法も時代によって変わります。大切なのは学生が社会を身近に感じ、アンテナを張ること。そのためには学生に多くの感動や共感を与えるべきです。それが社会への興味、アンテナになりますから。だからこそ本学では「本物」と接して刺激を受ける機会を作っています。


「変えるべきもの」がある一方、「守り続けるべきもの」もあるはず。本学は人文社会系の大学であり「人々がどんな社会で生きたら幸せか」を考え続けるのが一つのミッション。幸せの在り方は時代で変わりますが、それを追求する姿勢は不変でなければなりません。


教員にも学生を引きつけるキャラクターが求められる。「講義は再現性のないライブ」というのが私の持論。臨場感を大切にして、食い入るように聞かせる講義を実践しなければいけません。どう伝えるか、どう語るかが、特に重要になってきます。


学生に「伝わる」講義を常に意識しています。教育は希望どおりに進まない。繰り返し伝えることで100%伝わることを目指しています。


かつて日本には1つの価値観が重きを占め、それ以外を否定的にとらえていた時代がありました。しかし例えば森の木々でも、スギは木材として役立ち、ブナは木材に適さなくても、森全体を保水するという大切な役割を果たします。同じように、ダイバーシティもいろいろな角度から見る必要があるでしょう。


私は事業計画にしても、教職員たちとできるだけ共有し、常にベクトルを合わせておくよう心がけています。そうすれば、学長が失敗しそうでも軌道修正ができる。万一の失敗もカバーされるでしょう。失敗を大きくしない組織固めも必要だと考えています。


渋谷は学・職・遊・住の機能が混在した街。複合的で多様性に富むから、いろいろな人たちを引き付け、成功も失敗も含めて街が人を育てるという環境があるように思います。


違いをシェアするには多角的な視点が不可欠で、自分から物事に関わる姿勢が必要。本学も「アクティブラーニング」という能動的な授業を積極的に行っていますが、他者との意識や見解の違いを認識できる経験を通じて、寛容性を養っています。


日本でも伝統的に「寛容性と謙虚さ」が尊重されてきました。これは消極的な言葉に聞こえるのですが、むしろ逆です。多様性を寛容し、それぞれの立場を理解して謙虚に相手の意見を聞くのは、積極的な姿勢。ダイバーシティ&インクルージョンに通じます。


構想や計画を練って実現していくには、リーダーシップを問われる。大学も決して小規模な組織ではありません。全体を動かすには、各現場の知見を生かすことで正確に問題点の急所を把握し、解決に導く必要がある。


大学は研究教育機関として、成熟した人間を育てる場です。その使命を果たすには、まず学生が自信とプライドを抱けるように導かなければなりません。卒業を迎えたとき、大人になったことを学生自らが実感できるような教育の実践を心がけています。


グローバルはあくまでローカルの集合体であり、自分の地域や環境を見つめてこそ他文化に敬意を払えるのではないかと。それは教育にも言えることで、自身のアイデンティティを学んでこそ世界で活躍できる人が育つのだと思います。


國學院大學の基本にある神道に「中今(なかいま)」という言葉があります。人は過去から未来へつながる「今」に生きている。「今」の自分は過去の延長であると同時に、未来の自分を生み出す。だから「今」を大切に生きるべきなのです。


社会や働き方の変化に対応し、十人十色の個性をどう発揮させ就業力につなげるか。そこを大学は問われている。


いまは「人」にもますます個性が求められる時代。國學院大學は使命の一つに「個性と共生の調和」を掲げています。


世界から日本を見ると、新たなイノベーションや開拓にもっとチャレンジする必要性を感じます。とはいえ、チャレンジには失敗が伴うので、それを恐れて無難になりがちです。これでは最先端のイノベーションは生まれてきません。失敗を恐れない姿勢をどう作るか、それが今の時代に大切だと考えています。


本学では毎年10月に渋谷区長を招き、学生が渋谷川再開発などのアイデアをプレゼンしています。その中で何が社会に求められるのか、どんな発表が響くのかを学生は学んでいく。社会との接点を作り、発信する方法を身につけることが大切です。教育の大きな目標は不変ですが、手法は常に変わるもの。それをうまく調整するのが我々の役目なのです。


人の成長のためには、大学以外から学んでもらうことも忘れてはいけません。社会や家庭、人と接する中で大きく成長します。大学がすべての教育を果たすのではなく、他からも自分らしさに気づくような機会を提供していく。それも我々の役割であり、学生の成長を通して社会や組織を一層成熟させることにつながる。


自由なチャレンジは、個性の発揮にもつながります。本学のミッションに「個性と共生の調和」がありますが、輝く個性が集う組織こそ伸びるはずです。逆に言えば、チャレンジや失敗を受け入れる寛容さも必要です。今はネットで「炎上」が起きるなど、他者の失敗を叩く風潮があります。しかし、本来の日本文化が持っている精神は「主体性を持った寛容性と謙虚さ」です。相手の失敗を理解して許す。自分の意見を主張するにも、相手の立場を慮って意見する。論破して徹底的に叩くことではありません。


赤井益久の経歴・略歴

赤井益久、あかい・ますひさ。日本の文学者(中国古典文学)。「國學院大學」学長。早稲田大学第二文学部東洋文化専修卒業、國學院大學大学院文学研究科博士課程後期満期退学。國學院大學文学部助教授・教授・教務部長・副学長・学長などを務めた。