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西澤敬二の名言

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西澤敬二のプロフィール

西澤敬二、にしざわ・けいじ。日本の経営者。「損保ジャパン日本興亜」社長。東京出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、安田火災海上保険(のちの損保ジャパン日本興亜)に入社。損保ジャパン執行役員営業企画部長、専務、副社長などを経て社長に就任。また、日本損害保険協会会長を務めた。

西澤敬二の名言 一覧

「AIが進化すると人が不要になる」とよく言われるが、そんなことはない。AIによって生産性が上がることは確かだが、新しい価値やビジネスを生み出すことは人間にしかできない。我々損保業界の人間は、AIを使って生産性を高めながら、顧客の安心、安全、健康などに資する価値創造にチャレンジしていくべきだと考えている。


私は「人に誠実であれ、仕事に真摯であれ」ということを心がけています。ビジネスをする際にも、誠実さと真摯さはとても大事な要素だと考えているんです。


誠実さ、真摯さを磨くために必要なのは、「物事の本質を絶え間なく追求する努力」「実現まで決して諦めない情熱」「新しいことや不可能なことにチャレンジする胆力」。


環境変化が激しいので、いかにお客さまの立場でものを考えられるかが企業の優劣を決する。


瞬時に各部門で情報が連携されなければ、品質の高いサービスは提供できない。


大事なことはお客様を見つめる、お客様の立場に立って考え続けること。そこだけを事業としてやっていけば、成長のチャンスはある。


最小単位の組織が一定の権限委譲を受けて機能しないと会社は強くならない。


会社のDNAと言える強みは、いまいる我々がつくりあげていくしかない。20年後、30年後、この会社の若い社員たちが誇りを持てるDNAを、一人一人が主役になって、つくりあげていこう。


人は教育をして育成するものなのに、何か上手くいかないと、すぐに機構や人事をいじくるが、それは違う。その前に、人を育てる仕組みが大事だ。


私は物事をつらいとか、苦労といったふうにあまり考えないたちで、ヒトや物事に先入観を持たないし、好き嫌いもあまりない。


重要なのは、まず生産性を上げること。ものすごい量のビジネスインテリジェンスツールが世の中に出てきているので、すべての業務プロセスを見直し、最先端技術をどんどん現場に取り込むように本社内の各部署に指示を出していきます。これは現場というよりは本社の役割ですね。


差別化の最後の要素は、おそらく現場力になってくるのではないかと考えています。デジタル戦略と現場力の強化、その両方を進めていきたい。


一つ一つの現場が「お客様のために何ができるか」を本気で考えチャレンジしていくことが重要だ。そのために、経営も現場重視に変革していく。


デジタル技術は積極的に活用しないといけないが、それだけでは他社に追いつかれる。本当の意味で差別化につながるのは、やはり現場力だ。


我々は従来の保険業中心のビジネスから、「安心・安全・健康」のサービス産業へとビジネス領域を変えることに取り組み始めている。介護事業をはじめ、商品の延長保証や、住宅のリフォームなど、グループ会社を通じて総合的なサービスを展開していく。


さらに新たなビジネスモデルにチャレンジしていかなければいけない。今後の競合はどこになるかまだ見えないが、お客様の立場に立って徹底的に取り組んでいく。


我々の業界で、環境の変化としては人口動態や気候変動がある。日本の人口は50年後には8000万人に減少するといわれているが、50年の間に準備することができる。グローバルトップのアリアンツはドイツ企業だが、ドイツの人口は8100万人だ。それでも世界最大級の保険会社になっているわけだから、悲観する必要はない。


豊かな人生を送るためには、様々な方との交流を深めることが必要。そして、真の人間関係をつくるには、大いに雑談をするのが一番。たわいもない会話の中に、相手の人柄も見えてくる。


美味しいものを食べたり、ちょっとお酒が入ったり、ということも大事。「食べること」とは、コミュニケーションを深めるために欠かせない。


介護事業などでは社内に異論があったのも確かです。入居者が事故に遭遇するようなことがあれば、当社の信用に関わるのではないか、といった不安があるからです。利益の出しにくい事業であることも知られてましたから、それを心配する声もありました。でも、自動車保険だってモータリゼーションが始まった頃は赤字でした。それでも日本にとって重要な事業だし、やがて大きな市場になるのは分かっていたからやった。介護事業もそれと同じです。


良い仕事をするためには健康でなくてはいけません。リラックスした雰囲気で美味しいものを食べたときには幸せを感じますし、ストレスも発散して、健康になれる気がしますよね。ですから私がプライベートで行く店は、美味しいのはもちろんのこと、気軽に入れ、店主の人柄が良く、おもてなしの心がある。そして、店主やおかみさんやお客同士でも雑談ができて、楽しい気持ちになれるような店なんですよ。


昨年、損保協会は設立100周年を迎え、新たなスタートとなる今年度は、「持続可能な社会実現への貢献」と「超スマート社会実現への貢献」という2つの観点から活動を推進していく。前者については、防災、減災、事故防止に向けた従来の取り組みに加え、業界としてさらに貢献できることがないか検討したい。後者については、デジタル技術による革新が日本の成長シナリオであることを踏まえ、それによって生じる様々な課題に対応していきたいと考えている。


自動車保険はこれまで過去の統計データに基づいて設計されてきたが、コネクテッドカーが普及すると、運転中の多様なデータに基づいた一層のリスク細分化が可能になる。そうなると、運転スコアがいい人は保険料がさらに安くなる一方、悪い人は保険料がかなり高くなる可能性がある。その結果、保険に加入できないために無保険車が増えたり、あるいは車に乗れない人が出てくる恐れがある。日本ではこれまで、保険をセーフティネットとして機能させるため、リスク細分化による保険料の差を一定の範囲内に抑えてきた。その考え方は今後も維持すべきだ。取得したビッグデータは保険料設定に活かすよりも、事故を減らしたり運転寿命を延ばすなど、安心安全の向上に活かすべきだろう。


西澤敬二の経歴・略歴

西澤敬二、にしざわ・けいじ。日本の経営者。「損保ジャパン日本興亜」社長。東京出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、安田火災海上保険(のちの損保ジャパン日本興亜)に入社。損保ジャパン執行役員営業企画部長、専務、副社長などを経て社長に就任。また、日本損害保険協会会長を務めた。