名言DB

9425 人 / 110833 名言

西岡常一の名言

twitter Facebook はてブ

西岡常一のプロフィール

西岡常一、にしおか・つねかず。日本の宮大工。奈良県出身。「最後の宮大工」と呼ばれた宮大工棟梁。祖父、父もまた法隆寺の宮大工棟梁だった。小学生時代から宮大工になるために現場で働く。 奈良県立生駒農学校(のちの奈良県立郡山高等学校)卒業後、本格的に宮大工となる。法隆寺修理工事に参加後、舞鶴重砲兵大隊に入隊し衛生上等兵となる。法隆寺棟梁となったのち、第二次世界大戦が勃発し、中国に出征。軍務のかたわら中国の建築様式を観て歩く。戦後は法隆寺文化財保存事務所技師代理として法隆寺の解体修理に携わる。法輪寺三重塔、薬師寺金堂、西塔、道明寺天満宮などの復元を行った。主な著書に『木に学べ 法隆寺・薬師寺の美』『蘇る薬師寺西塔』『法隆寺 世界最古の木造建築』など。

西岡常一の名言 一覧

棟梁というものは何かいいましたら、「棟梁は木の癖を見抜いて、それを適材適所に使う」ことやね。建築は大勢の人間が寄らんとできんわな。そのためにも「木を組むには人の心を組め」というのが、まず棟梁の役割ですな。職人が50人おったら50人が私と同じ気持ちになってもらわんと建物はできません。


木にはそれぞれ癖があり、一本一本違います。産地によって、また同じ山でも斜面によって変わります。まっすぐ伸びる木もあれば、ねじれる木もある。材質も、堅い、粘りがあると様々です。木も人間と同じ生き物です。いまの時代、何でも規格を決めて、それに合わせようとする。合わないものは切り捨ててしまう。人間の扱いも同じだと思います。法隆寺が千年の歴史を保っているのも、みな癖木を上手に使って建築しているのです。


自分からしてみせな。それがいちばんですな。なんぼ上手に文句言うてもあきませんわ。やっぱりまず私自身鉢巻きをしめて、汗を流して、その人の前でこういうふうにやってくれと、実際してみせんとな。


功利的なことを考えずに、時間をかけてもええから、本当の仕事をやってもらいたい。ごまかしやなしに、ほんまの仕事をやってもらいたい。


一人前の大工になるには早道はないということです。


いまは太陽はあたりまえ、空気もあたりまえと思っとる。心から自然を尊ぶという人がありませんわな。このままやったら、わたしは1世紀から3世紀のうちに日本は砂漠になるんやないかと思います。


大学どころじゃない、大大学に行かせてもろうたようなもんです。
【覚書き|法隆寺で宮大工として働いた経験について語った言葉】


職人の中から芸術が生まれて、芸術家といわれる人の中からは、芸術は生まれてきません。


西岡常一の経歴・略歴

西岡常一、にしおか・つねかず。日本の宮大工。奈良県出身。「最後の宮大工」と呼ばれた宮大工棟梁。祖父、父もまた法隆寺の宮大工棟梁だった。小学生時代から宮大工になるために現場で働く。 奈良県立生駒農学校(のちの奈良県立郡山高等学校)卒業後、本格的に宮大工となる。法隆寺修理工事に参加後、舞鶴重砲兵大隊に入隊し衛生上等兵となる。法隆寺棟梁となったのち、第二次世界大戦が勃発し、中国に出征。軍務のかたわら中国の建築様式を観て歩く。戦後は法隆寺文化財保存事務所技師代理として法隆寺の解体修理に携わる。法輪寺三重塔、薬師寺金堂、西塔、道明寺天満宮などの復元を行った。主な著書に『木に学べ 法隆寺・薬師寺の美』『蘇る薬師寺西塔』『法隆寺 世界最古の木造建築』など。

他の記事も読んでみる

川上徹也(コピーライター)

聴衆だけでなく自分自身にも目を向けていないと、「感動のツボ」を押すことなど到底無理だ。


金田一秀穂

敬語は「こういうシーンでこの言葉を使えば正しい」なんて言えない。いくら正しい敬語を使っても、腹が立つ相手はいる。逆に敬語が多少間違っていても、敬う気持ちが伝わるときはあるんです。


テリー伊藤

「その年齢になったらもう下降線」という話は生涯あり得ない。私自身、「長いこと、この業界でやってきたな」と思うときもあるが、私よりも大先輩が第一線で活躍しているのを見ると、「60代なんて、まだまだヒヨっ子だな」と思う。


小林喜光

経営者は大抵「危機感を持て」と言いますから、中途半端に言っても社員の意識には刺さりません。私自身、意識改革を促す時は、事業所内に標語などのポスターをよく張りました。「ポスター魔」とも言われたほどです。


出口汪

仕事において、情報処理能力は確かに重要ですが、それだけでやっていけるのはせいぜい課長まで。より上を目指すなら、洞察力や先を予測する力、人間的魅力が求められます。そのためには、世のなかや人生などについて深く考えさせる骨のある文章を読み、地頭を鍛えることが一番だと私は思っています。


渋沢健(渋澤健)

論語に「これを知る者は、これを好む者にしかず、これを好む者は、これを楽しむ者にしかず」とあります。ものごとを知ることは大事ですが、知るよりも好きであること、好きであることよりも楽しむことがもっと重要だと説いています。「知る」や「好む」は孤独な作業ですが、「楽しむ」ことの延長には社会との接点があります。楽しそうにしていると「何やってるの?」と人が集まってくるんです。


近藤太香巳

つらいときこそ、前向きな言葉を発するようにする。マイナスなことを言ってしまった時には、何か良くないことが起こると思った方がいい。つまり、マイナス思考のことを言うと運が逃げると自分でルールを決めているんです。もし言ってしまったときは、その後に小さな声で「ウソ、ウソ」と言うと運は逃げません。そういう気持ちを持つことがすごく大事です。


加谷珪一

何世代にもわたって生き残る資本家の多くは、歴史を重視している。最新の知識やスキルも大事だが、これらは時間が経過するとすぐに陳腐化してしまう。しかし、歴史から得られた知見は決して古くならず、生涯にわたって資産形成の大きな助けとなる。


深野康彦

資産運用で大損失を出したとき、一番やってはいけないことは「運用で取り戻す」こと。想像を超える損失を挽回するためには、どうしてもハイリスク・ハイリターンを狙うことになります。リスキーな運用に手を出すしか取り戻す術がないとなると、勝ちの目は限りなく小さくなる。勝率はせいぜい数%程度といったところでしょう。


福川伸次

東洋大学には、井上円了博士が創立の基礎に据えた建学の精神として「諸学の基礎は哲学にあり」という理念があります。これは、人間価値を大事にした哲学であり、精神的な充足や倫理観を重視し、文化を尊重するというものもあります。東洋大学の建学の精神をさらに現代的に発展させることが非常に大事なことだと思っています。