名言DB

9,553 人 / 112,978 名言

西口尚宏の名言

Facebookボタン  Twitterボタン  はてなブックマークボタン  新着 名言

西口尚宏のプロフィール

西口尚宏、にしぐち・なおひろ。「ジャパンイノベーションネットワーク」専務理事。上智大学経済学部卒業、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院でMBAを取得。日本長期信用銀行、世界銀行グループ人事局、マーサー社グローバルM&Aコンサルティングアジア太平洋地域代表、産業革新機構執行役員などを経てジャパンイノベーションネットワーク専務理事を務めた。

西口尚宏の名言 一覧

ビジネスとは、顧客の課題を発見し、試行錯誤しながらその解決策をコンセプト化し、実現手段をビジネスモデルとして構築する。そこに社内外からファイナンスをつけてそれを実行するというのが一連の流れ。


どの産業にとっても、イノベーションが日本の企業が生き残るための大きな鍵を握っています。イノベーションは本業の革新と新規の事業の2つの側面があります。決して、飛び地の新規事業のことだけではありません。


品質の良い商品を丁寧に作り出す技術力はあるが、ビジネスモデルを創造する設計力がない。これが日本企業に共通した課題だと思います。コマツ相談役の坂根正弘さんも「米国はビジネスモデルから入り、必要なものは誰の力でも借りる。そうした強い執念がなければ勝つことはできない」とおっしゃっていますが、私も全く同感です。


イノベーションの種を見つけてくるのは社員です。経営者の役割はイノベーションの種を見つけて実現しやすい環境を整えること。ソニーでは社内から広くアイデアを募って新しいビジネスモデルの構築を支援する組織を立ち上げ、一部では製品化を実現しています。平井一夫社長は現場の社員がイノベーションの種となる機会を発見して事業化することが大切なことだと認識しているのです。


日本企業は決められた設計図に従って、カイゼンを積み重ねて素晴らしい商品を作り出すことには優れています。この「実行する経営」でこれまでの成長を実現させてきたのです。しかし一方で、ビジネスモデルをゼロからデザインすることは非常に苦手。「デザインする経営」をこれまで実践してこなかったのです。他国に追いつけ・追い越せの時代では「実行する経営」で世界でも通用しましたが、ITが発達したデジタル社会となったことで、全ての国や企業が同じスタートラインに立ちました。結果、その経営が通用しなくなっています。つまり、「ビジネスモデルをデザインする経営」でイノベーションを起こさなければ、たちまち立ち行かなくなる時代になってきているのです。


イノベーションの教材になるのは「持続可能な開発目標(SDGs)」です。国連が掲げ193か国が合意したSDGsにはイノベーションの目的となる将来の姿が散りばめられています。より良い世の中を実現するための着地点であるSDGsを、事業として実現するための試行錯誤こそイノベーション活動そのものです。本業の革新や新規の事業によりSDGsを達成する活動を通して、企業がイノベーションを興す実力がついていくでしょう。


イノベーションとは一度挑戦してすぐにできるほど易しいものではありません。何度も試行錯誤しながら練習しないと一生できません。人はありとあらゆることを練習しながら身に付けます。しかし、日本人はそういったイノベーションの練習や教育の機会がなかった。したがって、企業が社員に練習させるほか、イノベーションを身に付ける方法はないと言えます。裏返して言えば、練習すればするほど、イノベーションは実現できるということを意味しています。経営者は社員にどんどんイノベーションの練習をさせることが重要なのです。練習もさせずに成功だけを期待するのが一番まずい経営です。


西口尚宏の経歴・略歴

西口尚宏、にしぐち・なおひろ。「ジャパンイノベーションネットワーク」専務理事。上智大学経済学部卒業、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院でMBAを取得。日本長期信用銀行、世界銀行グループ人事局、マーサー社グローバルM&Aコンサルティングアジア太平洋地域代表、産業革新機構執行役員などを経てジャパンイノベーションネットワーク専務理事を務めた。

他の記事も読んでみる

星野佳路

組織というものは「目標を持たない個人の集まり」だと考えてみればいいでしょう。当社なら、「とにかく接客が好きだからこの会社で働いているのであって、とくに明確な目標はない」という社員だってたくさんいます。それでまったく構わないのです。大切なのは、そういう個人たちのチームが、組織としていかに目標を達成するかなのです。


橋都浩平

周囲にアピールするための質問のための質問はしない。問題の本質を考えて、どうしても質問しなければならない時にする。そうすると、「あの人はちゃんとした質問をする」と周囲に評価される。


中原淳

いまの社会は多くのものごとがコピー&ペーストできてしまう社会だといえます。その中では、資格のようなポータブルなスキルはあまり役に立ちません。他者との差異化の源泉となるのは、コピー&ペーストできないものだけです。


羽生善治

よく「経験知を活かす」といわれますが、それは経験してきたことが「そのまま活かせる」ということではないと思います。世の中も、自分を取り巻く情勢も変わりますから。「経験知を活かす」とは、経験から得たさまざまな選択肢の中から、目の前にある問題やテーマに対して、何が一番いいアプローチの方法なのかを選んでいくことだと思います。


横川竟

本当に安全な野菜を使うとなると、並大抵の努力では良い商品を安定して提供することはできません。ある瞬間だけ、一部だけ有機の野菜を使うなら誰でもできるんです。ところが、年間を通じて安全な野菜を提供するとなると、それこそ沖縄から北海道まで、安心してお願いできる農家と契約を結ばなければなりません。


伊藤羊一

言葉を尽くしても上司に理解してもらえない、わかりやすく説明したはずなのに部下が動かない。なぜ、伝わらないのか。それは、相手に「伝える」ことを意識するあまり、「どうすれば伝わるのか」を忘れているから。聞き手の特徴や条件を考えず、一方的に話しているのです。


勝間和代

適切な目標の立て方が分からない人は、「SMART」の文字を基に考えてみてください。
【S(Simple)】余計なものを省き、簡単にする。
【M(Measurable)】測定できるような数字にする。
【A(Achievable)】容易ではないが、頑張れば達成できるもの。
【R(Result-based)】結果を成果として表せるもの。
【T(Time-oriented)】期限を明確にする。


小室淑恵

「残業体質を改善するべきだ」と上司に提案するときには、経営視点で話すことがお勧めです。たとえば、自分の部署の現在の利益率が2%しかないとします。利益率を高めるためには、売上を伸ばすか、人件費などの販管費を抑えるしかありません。「部署の利益確保のために残業削減を」という意見には、上司も反論の余地がありませんし、説得力もあります。


加治敬通

私が今あるのは、経営危機当時の社員やパートのみんなに助けてもらったからこそ。だからパートに対しては、「面白くないかもしれない仕事を、どうしたら楽しくしてもらえるか」を常に念頭に置いています。それが私の一番の恩返しだと思いますから。


加納裕三

(大学院修了)当時は外資系の金融機関と戦略コンサルの人気が高かったんです。世界で活躍できるチャンスがあって、若い時期から責任のある仕事をやらせてもらえる点が魅力だった。私も外資系金融、特に投資銀行に可能性を感じて、ゴールドマン・サックスに行きました。


笹沢竜市

競合他社の住宅も含んて比べたとき、価格・性能・構造で圧倒的優位に立つのは難しいことです。ではどこで差をつけるかというと、家族で決めた家という納得感・満足感なのです。注文住宅の営業マンとして私の役割は、家族同士で話し合ってもらって、家族のコンセンサスを得てもらうことだと心得ていました。
【覚書き|大和ハウスでトップセールスだったころを振り返っての発言】


岩崎裕美子

残業をなくすには、仕事のスピードを上げる合理的な仕組みが必要です。イベントがあるなど突発的な理由で残業が発生するのはやむを得ません。それが2か月以上継続する、あるいはそもそも仕事の量が多いときは、業務を棚卸しし、時間内に収まりきらない仕事を整理するのです。