萩本欽一の名言

萩本欽一のプロフィール

萩本欽一、はぎもと・きんいち。日本のコメディアン。東京出身。高校卒業後、浅草の東洋劇場へ入団。芸を磨いたのち、浅草フランス座に出向し、のちにコント55号の相方となる坂上二郎と出会う。コント55号を結成し人気を博し、80年代には高視聴率番組を多数生み出した。

萩本欽一の名言 一覧

欠点を隠そうとする人が多いでしょう。でも、他人から見るとその欠点は長所になるかもしれない。


自分の人生を切り開いていける人なんて、そんなにいませんよ。芸能界でも100人のうち2人ぐらいかな。残りの98人は自分で結論を出せないの。だから、悩んだら、ほかの人の意見を聞くことが大切。


自分の好きなもの、得意な仕事にはラッキーはついてきません。イヤだと思う仕事を、できないって言葉を飲み込み、相手を喜ばそうと受ければ、結果的に自分は変わりますよ。


給料が増えるからと、いまの会社を辞めて、あっちに行きますとかね。それは失敗するよ。人生のほとんどは自分を喜ばす方に結論を下していいことはひとつもない。悩んだら、人を喜ばすのはどちらかで選べばいいんです。


誰かに会うことで自分が変わる。いい言葉に出会えば人生が変わる。もちろん会うだけじゃダメ。こちらも、その人が喜ぶ言葉を連発することで、自分を変えてくれる。


いま自分の見えてない魅力を、探してくれるのは他人。だから、受け入れる用意をしておきましょう。無理に自分を変えなくていい。自分を「白い画用紙」にしていれば、誰かが色を塗って、素敵な絵を描いてくれます。


人生で一番面白いのは発明と発見だと僕は思っている。


無駄にこそ価値がある。人がやらないことに運がくる。


大人になって成功する人は、若者を惹きつけるいい言葉を持っています。これまでの人生、僕もいい言葉でずいぶん助けられたり勇気づけられたりしてきました。いい言葉って、人の心を動かすんです。


人生は当たり前のことばかりしていちゃつまらない。運の神様だって、変わったことをしていると面白がって運をくれたりするんです。


頭のなかだけで考えるんじゃなく、実行しながら考えたり、人のひらめきを信じて支えていると、いつの間にか大きな運が目の前にくる。


もともと才能もあるうえとことん努力した人は、自分の限界を知ったら潔く認められる。こういう人の周りには、もちろんあふれるほどの運が漂ってくる。


現実を考えるとつらいだけのときは、無理矢理でも明るい未来を考えているのがいいの。いつかきっと不運から抜け出せるときはくるから。


それぞれが得意なことをやってると、チームとしてのまとまりもできるし、いい仕事になる。


人になにかしてあげるときは、もうひとつひねって相手のことを考えると自分にもいいことが返ってくるよ。


欠点は美点となって花開くこともある。欠点のある人がそれを克服しようと思って試行錯誤していると、それが個性として伸びていくから、独特のキャラクターが生まれるんです。


人間関係に悩んでいる人、いじめられている人にも、大きな運が来る。それに、人を見る目が育つというおまけもついてきちゃう。臆病でいつも夢想ばかりしている人に、運の神様はやさしいんです。


偉人伝、読んでごらん。最初の8割はずっと失敗しているだろう。でも、最後の2割で賞を取って、成功していく。みんなそっちばかりを覚えていて、前半忘れちゃうんだよ。


僕は「石の上にも5年」と考えて耐えました。なぜって、我慢こそが「運」を呼び込むからです。


80代になっても、90代になっても、生きている限り挑戦は続けますよ。チャレンジのない人生なんて、全然面白くないからね。


歳をとると、家庭菜園とか盆栽とか、じっとみてる趣味が多くなるけど、それじゃ駄目。歳とるほど無謀なことをした方がいいんだ。


だって、芸能界もテレビもお祭りなんだから、みんなが楽しく出てくれた方がいいでしょ。
【覚書き|テレビ番組内でよく若手に出番を与える理由について語った言葉】


結局、人間は自分を喜ばせたいのよね。だから、イヤだと感じることには、なるべく参加したくない。仕事なんかはとくにそう。イヤな仕事を断ることで自分が喜べる。でも、あえて断らずに引き受けると、喜ぶのはオファーした相手なんです。その結果、自分でも思ってもみなかった道が開ける。


たとえば、「おい、お茶を淹れてくれ」といわれたら、「つまんねえ仕事を頼まれた」と思わずに、「美味しいお茶を淹れればあの人が喜ぶぞ」と思ってやればいいんですよ。相手を喜ばせようとイヤなことを引き受けてみたら、ラッキーがあるものです。


自分で自分を変えた経験? 人生で一度もありませんね。あんな人間になりたいなと思っても、根性や勇気がないからムリ。自分自身を変えるってなかなか難しい。だから、他人に変えてもらえばいいんじゃないの?


それはもう成功しちゃったからつまんない。もっとムチャなことやろう。


運は自分の行動や言葉でよくも悪くもなるんです。いやなことがあっても弱音を吐かず、いつも人にやさしくしていれば、運は自然とたまっていくの。


誉めて育てることも大事だとは思うけど、行為だけじゃなく気持ちを誉めてあげるといいんです。自分がすることは相手にとってどうなのか、もっと相手を喜ばせる方法はないか、人に気をまわす習慣がつくと、運もどこかから巡ってきます。


今思うと、小さい頃からつらいことや悲しいことが多かったから、大きな夢にまっすぐ向かっていけたんじゃないかな。苦しみってバネにすることもできるから、子供の頃から苦労してる人って自分の夢が近くなるんです。


ライバルって大事ですよ。僕にもたった一人、生涯のライバルがいます。一緒にコント55号をやっていた坂上二郎さん。もうね、最初に二郎さんを見たときから「最強のライバルだ」と思いましたね。


いやなことをじっと我慢している人にも、運は必ずきます。「偉いね、よく耐えたね」、「けなげだね」なんて言いながら、目に見えないプレゼントを抱えてくる人がぜったいいるの。


自分には何が向いているか、本当にわかっている人って少ないと思います。職業だって自分が好きなことが自分に向いているとは限らないし、その人に向いていることは他人から見たほうがよくわかるんです。


「なりたい」じゃなくて「なる」という前提で人生を過ごしなさい。君はね、35歳になって新聞に顔が載るよ。だからその前提で生きていきなさい。有名な脚本家になるんだという前提でものごとを進めていきなさい。
【覚書き|脚本家・君塚良一に贈った言葉】


ゴールデンゴールズに入ったからって、野球で成功しなくてもいいんです。いい言葉を使えるようになったり運のため方を覚えて、野球をやめたあとも素敵な人生を送れる人に育ってほしい。僕にとって、それも一つの目的だったんですよね。


僕の経験から言えば、でっかい運はせいぜい5年しかもちません。ぶわ~っと盛り上がった運も、5年ぐらい経つとす~っと消えていく。運は、潮の満ち引きに似てるんです。波に逆らって仕事をしようしても無理なんです。引き潮のとき身体を張ってそれを止められる人なんていないでしょ?


どんなちっちゃなことでも損から入るといいですよ。人のために自分の時間や知恵やお金を使うと「睡眠時間が減る」とか「頭が痛い」「心が痛い」「ふところが寒い」などなど、いろいろな不都合があると思うのね。でも、それぐらいは我慢しちゃうと、あとで運になります。損のまま終わる人生ってないんです。


たいていの人は、子供時代は父親より母親と言葉を交わすことが多いから、母親の言葉ってすごく重要ですよね。母親がいい言葉をつむいでいくと、子供たちにもいい影響が出て運もついてくる。家族って運のリレーなの。


失敗は成功の母。誰かの言葉にあったような気がしますが、これも当たっているよね。修行時代の僕なんか、初舞台の失敗から始まって、ずーっと失敗の連続でした。でも、その積み重ねで覚えていくことって多いんです。だから僕に言わせれば、失敗は運の定期預金。何度も何度も失敗していると、いつかそれに利子がついていい運につながります。


「運が悪いな」とか「なんでこんなにつらい目に合うんだろう」「不幸な人生だなあ」と感じている人は、こう考えていればいいの。あっ、今は「運」の芽が育っているときなんだなって。そう思うとつらい日々のなかにキラッと光が見えてくるでしょ。今がつらければつらいほど、遠くにある大きな夢を見て辛抱すると、きっといいことがあるから。


仕事をするときは勝負運の強い人と組むといいんです。コメディアンになってからの僕は、ずーっと勝負運の強い人を探して一緒に仕事をしていました。僕のつくった番組が当たったのは、そういう人たちの運をもらったからでもあるの。自分になくてももらえばいいんです。だから人間関係は大事にしなくちゃいけないの。


世間の人から、「かわいそうな生い立ちね」と言われる人は、僕から言わせればすごくラッキー。こういう人は、自分の境遇を恨まず、ごく普通に生活を送っているだけで、必ず幸運がやってくる。その代わり、今目の前にある現実を嘆いたり、親を罵ったり、不平不満を言うたびに運はだんだんと消えていく。


不運の度合いが大きければ大きいほど、これからやってくる運も大きくなるの。だからつらくても「今は運をためてる時期なんだ」と思って耐えていれば、いつか状況は変わっていく。運の神様は、そうそう一人の人間ばかりいじめません。


生まれたときからずーっと運よく生きていける人生なんてどこにもありません。いい運がやってくると、必ずそのあとに不運がやってきます。だから、不運が続いている人には、きっと大きな運が待っていますよ。人生って運と不運が交互にやってきて、最後は五分五分でチャラになるの。


今考えると、向いていなかったことがよかったんだと思います。もし最初からうまくできて「俺はコメディアンに向いている」とか「司会だってできるんだぞ」なんて思ってたら、天狗になって成功しなかった気がするの。だから、向いていない場所にこそ、運は落ちているって思います。


コント55号時代、「坂上二郎は芸があるので残るだろうが、萩本欽一は芸がないので残らないだろう」って活字に書かれたことがショックでね。そうか、僕には芸がないのか、それなら一人でなにかやるときは「芸」とは関係ないもので勝負すればいいやと思ったの。


いま70代になってわかったのは、行く手が二つに分かれていることです。一方の道は人生でそれなりに成功し、そのご褒美に別荘を建てて、のんびりと余生を過ごす「老人」。片方は、自分がじいさんだとは思わない「年寄り」なんです。僕は老人にはなりません。やっぱり年寄りです。だって、こっちは「年が寄って」きたら、身をかわせばいいから。それで僕はいま大学に通っているわけです。


コント55号が売れて、5年ほどたち、30歳になったのをきっかけに、僕は1年間、これまでの活動を反省することにしました。有名になりたいっていう夢は実現したけれども、期待していたほど面白くはなく、ここで修正しないとまずいと思い、コント55号の活動も休止しました。そして、テレビで誰もやっていないことにも挑戦したいと思っていたら、僕が何よりやりたくないと思っていた番組の司会を頼まれた。その一つが、「スター誕生!」。ここでは、男女二人組の司会というスタイルを持ち込み、以後、これが主流になっていったんだから、これも一つの運なのでしょうね。


僕だって、最初からお笑いが好きだったわけじゃない。まして才能に恵まれていたわけでもない。自分はダメだと自覚したから、努力もした。普通の人より一歩、いや「二歩下がったところから頑張ろう」と決めたんです。


コメディアンで1番イヤだなと僕が思ってたのは坂上二郎(笑)。それなのに、二郎さんから「一緒にコンビ組もうよ」って誘われたとき、イヤだって言えなかったのね。しょうがないから「1回ぐらいなら……」と答えたはずが、気がつくとコント55号として、ずっとコンビ組んでいた。でも、そこに運があって、有名になれたんです。


今は世の中が不景気だから「お金をためておこう」と思う人が多いかもしれないけれど、お金に執着すると顔つきが悪くなって運が逃げていきます。その点、「運をためよう」と思って日ごろの態度や言葉をよくしていくと顔にもいい運が出てくるから、お金がないときもだれかが助けてくれちゃう。お金より運をためるほうが、ずっと豊かに暮らせますよ。


たいていのことは、努力すれば3年で達成できます。どんなにつらくても、3年我慢すれば今度は楽しいことがやってくる。「石の上にも3年」なんて、昔の人はうまいことを言いますよね。でもね、3年間努力したり我慢すればたしかに状況は変わるかもしれないけど、そこに「運」はないの。せっかく3年間踏ん張ったんだから、ついでにあと2年続けていれば、そこに運が生まれます。「石の上にも5年」、僕はいつも5年周期でものごとを完成させてます。


もしかしてこの子にはこんな才能があるんじゃないかなと思ったら、それを育てて運をつくる手助けをしてあげるだけでいいの。おもちゃのピアノが大好きな子にはピアノを習わせたり、勉強が得意な子なら塾で学ばせてあげる。ただし、子供が持っていない才能を押しつけるのはダメですよ。こういうのは親のエゴだから、運が育たない。


最近の若い子を見てると、言葉の訓練をしてないなって思いますね。言葉って小さいときから磨いておいたほうがいいですよ。学校や家庭でいやなことがあったときなんか、言葉を磨く最高のチャンスなの。たとえばテストの成績が100人中90番だったとき、母親に「ゲームばっかりやってるからよ!」なんて言われたらいやでしょ。そういうときは「試験前あんなにゲームをやってたのに、ビリじゃなくてよかったじゃない」と言ってくれればいいのにとか、自分が言われたらうれしい言葉を想像してみる。この習慣をつけておくと、自分がしゃべるときに相手を思いやる言葉が出てくるようになるの。


ほとんどの人は「損をしたくない」と思って生きてますよね。だけど、そういう生き方をしていると、自分でも気がつかないうちにずるくなったり、意地悪になったりしやすいと思うの。幸せになりたいと思うなら、進んで損をしたほうがいいの。人とつき合うときは、率先して損な役回りをすると、だれかが幸運を持ってきてくれます。自分のために損をしてくれた人がいたら、うれしくなるでしょ。だから人間関係が円滑になるし、一緒に仕事をするときも信頼関係が早く結べるんです。


欲がない人なんていませんよね。まったく欲がなかったら神様になっちゃう。でも、運をよくするためには、少~しずつでも欲を減らしていくことが大切。がっついている人は運に見放されます。一度にあれもこれも、という運はないんです。仕事、家庭、健康、お金、友達、このなかから一つしか運は得られないの。だから仕事がうまくいっているときは、それ以外の運は望んじゃダメ。


才能がない子でも、運の神様が「スーパースター」の座を用意しておいてくれる場合があります。たとえばいじめられてる子に、運の神様はやさしい。一番つらいときには声をかけてくれないかもしれないけれど、その子がつらい状況をバネにして頑張っていれば、必ず道を開いてくれます。だから「いじめられてるな」と思ったら、「ラッキー!今、大きな運がたまってるんだ」と思ったほうがいい。


人間の顔って、その人のことがぜ~んぶ書いてあるんです。同じ親から生まれたら同じ顔で生まれてきてもいいはずなのに、一人一人みんな顔が違うでしょ? 双子だって似てるけれどやっぱり違う。それは「すべての情報が顔に集中してますから、みなさん顔で判断してくださいね」っていう意味だと僕は思ってます。顔というか、目にその人のことがよく表れるの。


「あの人は人を見る目があるね」。そう言われる人の大半は、子供のころ、あるいは若いころに相当苦労をしていると思います。僕も小さいころにたくさんつらい思いをしてきたおかげで、人を見られるようになった気がするの。つらいことがあると、人って萎縮するんです。おどおどして、周りの人の顔色をじっと見るようになる。怯えながら誰が自分の敵なのか、どこが危険地帯なのか、どう行動すればひどい目にあわずにすむか、生き残る方法を学んでいくんです。


芸能界という世界にきてから、僕は「スター」と呼ばれる人たちとたくさん会ってきました。それで気がついたんですが、大スターほど「自分はダメな人間だ」って言うの。平気で打ち明けてくれる。普通の人は、自分の欠点を隠そうとするでしょ? それどころか自分の欠点に気がつかない人だっているよね。でもスターになる人は、ちゃんと自分の欠点を自覚して、それをなんとか克服しようと思って闘っているんです。あるいは欠点を活かす方法を考えてますね。


僕がやっていた番組からは、有名人がたくさん育ちました。でも、僕が育てたんじゃありません。みんな自分で運をつかんで成功していったの。とくに新人の子たちは、その仕事が向いていたからではなく、性格のよさが成功の決め手になっていました。自分が置かれている状況を前向きにとらえて努力している人を、運の神様は見逃さないんです。


「ダメな子」から出発すると、大人になるころにはずいぶん運がたまってます。「お前はダメだな」と言われるたびに自動的に運は貯金されていくし、周囲から期待されないと野放し状態でどんどん行動するから、実践でものごとを学べる。発想だって豊かになっちゃう。「ダメ」という出発点からスタートすると、少し努力しただけでぐんと伸びるんです。基準点が低く設定されてる分、ちょっと伸びただけでも誉められやすい。


子育てをするとき「いい子に育ってほしい」ってみんな思ってるでしょ? でもね、小さいときからずっといい子だと、けっこうつまらない大人になるんです。親が「いい子」を期待していることがわかると、子供はいい子を演じるようになります。叱られるようなことをしないのが「いい子」だと勘違いして、無難なことしかしない子になっちゃうの。


敵討ちって江戸時代なら美談として語られるかもしれませんが、現代でこれをやると悪い運がついてくるんです。いやな目に合ったときは、その相手を「敵」とか「やなやつだ」と思わず「恩人」と思えば運が開けます。人からいやな言葉をもらっても、人を恨まないで発奮材料にすればいいの。そうすると、成功したときにその人が恩人になっていますよ。


もし周りに怖い人がいたら、逃げないで積極的に近づいていったほうがいいの。怖い人って、なにかそうなる事情を抱えているだけで、根はやさしいかもしれないですから。怖い人から逃げちゃいけない。人から怖がられてる人だって、丸ごと怖いわけじゃなく、やさしいところもあるんだ。怖い人がいたら思いきって懐に飛び込んでいったほうがいい。


人から好かれている人には、ちゃんと誰かが運を持ってきてくれる。僕の場合、人から好かれていたかどうかはわからないけど、坂上二郎さんが運を持ってきてくれました。二郎さんからの電話があの日あの時間でなければコント55号は生まれていなかった、というぐらい絶妙なタイミングで電話をかけてくれたんです。こういうでっかい運がくるのは、人生で一度か二度でしょうね。


職業柄、僕は番組のロケなどで「名人」とか「名工」と呼ばれる人に会います。包丁を作る職人さんに聞いてみると、「小さい頃から好きで仕事に就いた」という人はいなくて、仕方なく家業を継いだという。だけど、努力して超一流になり「うん、やって良かったよ」と笑いながら話してくれます。


コント55号をお休みして、1人で仕事を始めたとき、事務所に「司会はできないからね」とNGにしておいたの。僕はツッコミなので、番組をスムーズに進める役割は苦手でしたからね。ところが、その苦手な司会の仕事を受けるハメになったんです。ずっと僕たちと仕事してきた人がディレクターとして初めて自分の番組を持つので、ぜひと頼まれてね。やってみたら、案の定、トチっちゃった。「次のチームは……誰だっけ?」って進行を忘れてしまってね。ところが、そのあと、各局から「こんなに前に進まない司会は新しい!」と番組の司会のオファーが来たんです(笑)。あっという間に4本ぐらいね。自分では苦手だと思っていても、さらけ出したら、そこに新しい魅力を感じてくれる人がいたんです。


毎日世話してるうち、だんだん花の気持ちがわかってくるんです。菊なんか水が欲しいと葉をたらして「お水ちょうだい」って言ってくるし、「暑くてたまんないよ~」とか「暑くてもぜんぜん平気、お水もいらないもん」て言ってる花もあるし。去年いっぱい咲いたのに今年は咲かなくて、「なにがご不満なんですか?」って聞いても、ちっとも返事してくれない花もあるんだよね。かわいいですよ、花って。動物みたいに動かないけど、3日見ないと変化してたりする。昔は「盆栽が趣味です」なんていう人に会うと、どこが楽しいのかなあなんて思ってたけど、今はちょっとわかりますね。歳をとると、ゆったりと育っていくあの植物のペースが自分のリズムに合ってくるの。


萩本欽一の経歴・略歴

萩本欽一、はぎもと・きんいち。日本のコメディアン。東京出身。高校卒業後、浅草の東洋劇場へ入団。芸を磨いたのち、浅草フランス座に出向し、のちにコント55号の相方となる坂上二郎と出会う。コント55号を結成し人気を博し、80年代には高視聴率番組を多数生み出した。

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