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菅原道仁の名言

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菅原道仁のプロフィール

菅原道仁、すがわら・みちひと。日本の脳神経外科医。菅原脳神経外科クリニック院長。杏林大学医学部卒業。国立国際医療センター、北原脳神経外科病院などを経て菅原脳神経外科クリニックを設立。そのほか、日本健康教育振興協会会長を務めた。

菅原道仁の名言 一覧

うまくいかなかったことのほうが、たくさんのことを学べる。


「少しくらいミスしても大丈夫でしょ」と楽観的に考えていると、準備や努力を怠ってしまい、取り返しのつかないミスを犯すことになる。


「注意を散漫にすること」が大切。そうすると、様々な変化が飛び込んできて、臨機応変に対応できます。注意を散漫にするためにも、心の余裕が必要です。


いつも「次は失敗するかもしれない」という意識を持って準備をし、手術に臨んできました。さらに、手術前には心配な要素を挙げられるだけ挙げておく。


ドーパミンは買う直前に多く出ますが、長くは出続けません。散財しそうになったら少し時間を置くこと。冷静さを取り戻せ、浪費を防ぐことができるでしょう。


休息には、身体を静かに休めるパッシブレストと、身体を動かすことで心身を健康にするアクティブレストがあります。個人的には疲れていたとしても、アクティブレストをするようにしていました。外に出て外食やスポーツを楽しむと、リフレッシュでき、仕事にもプラスに働いていました。


あまりに自分にプレッシャーをかけると、緊張して、手が動かなくなります。手術で大切なのは、心に余裕を持つこと。そのためには、ネガティブシンキングとポジティブシンキング、両方のバランスをとることが重要だと思います。


手術のミスを防ぐには、同じチームを組む助手役の医師や看護師との連携も重要。そのために重要なのは、情報の共有。普通、病院の電子カルテは、医師と看護師で分けるのですが、私のいた病院では、すべて一緒くたにしていました。そうすれば、「医師だけしか知らないこと」がなくなります。


手術中は完璧主義に陥らず、小さなミスをしても引きずらないことを意識しています。もちろん、小さなミスもないほうが良いのですが、これを気にして引きずったりすると、次の工程に対する意識がおろそかになり、致命的な医療ミスの引き金になります。


「小さなミスがあっても、目的を達成できればいい」という考えに至ったのは、ゴルフをしているときでした。少ない打数でカップに入れることができれば、ボールをバンカーに入れようが、ラフに入れようが、関係ないのです。そう考えると、バンカーに入れてしまったとしても、イライラしないで次のプレーに集中できます。このように、仕事のことをすっかり忘れているときほど、意外な発見が得られるものです。


患者さん本人やご家族にも手術のビデオを見せていました。最もミスが起きやすいのは、「慣れてきた頃」。若手を見ても、新人医師よりも少し慣れてきたぐらいの入局2~3年目の医師のほうが、考えられないような初歩的なミスをしていることがありました。慣れが油断を生むのは、ベテラン医師も同じ。患者さんに術後のビデオを見せることで、その油断を消し去っていたわけです。


ミスの中には、自分では気づかないものもあります。それに気づくためには、第三者に客観的に見てもらうことが欠かせません。私が勤務していた病院では、手術の様子を撮ったビデオを医師が短く編集し、週一回のカンファレンスのときに、他の医師に見てもらっていました。自分のミスを指摘されるのは、うれしいものではありませんが、「改善点」ととらえ、真摯に受け止めていました。


何か悩みごとを抱えたまま、手術に臨んでいれば、ミスが起きかねません。とくに管理職をしていたときは、看護師の顔色などを見ながら、声をかけていました。ただ、プライベートな話は聞かないようにしていました。「家族とうまくいっていない」とか、そういった話を詳しく聞くタイプの医師もいるようですけれど、詳しく聞くと自分まで気が重くなることがありますからね。管理職は、あまり相手の荷物を背負いすぎないほうが良いと思っています。


過度な集中力は不要。それどころか、ミスの原因になり得る。集中力とは「一つのことに没頭する力」のことだと思いますが、手術中は目の前の作業に没頭してはいけません。血圧などの数値や患部以外の場所の変化など、様々なことに気を配らなければならないからです。何かにたとえると、手術は、クルマの運転のようなもの。まっすぐに走ることに気を取られていると、周囲のクルマや歩行者の状況、信号などが目に入らなくなります。これは、すごく危険なことですよね。また「集中しよう」と考えると、身体がこわばって、手がスムーズに動かなくなる。ミスを防ぐという観点から言えば、百害あって一理なしです。


ムダ遣いの多くはドーパミンが原因です。本来ドーパミンは生活に必要なことを成し遂げたときの「ご褒美」として脳に分泌され、快感や高揚感をもたらします。でも残念なことに飲酒や喫煙、ギャンブル、そして「お金を使うこと」でも分泌されます。人はストレスが多いときほど、ドーパミンを分泌させて苦痛を打ち消そうとする。だからツラい節約をすると、快楽を得ようとかえって散財行動に走ってしまうことが多いのです。


今買おうとしているものが本当に自分にとって必要なものか、本当に欲しいものかを見極める対処法があります。買い物をするときに一呼吸置いて、買った後どう使うか、何に役立つか、頭の中でシミュレーションするのです。「このバーベキューセットがあれば、子供と来週に行くキャンプで大活躍する」など、あくまでも自分を主語にして、具体的にストーリーが思い描ければ大丈夫。そうでない場合は、脳のクセに流されている可能性があります。ぜひ試してみてください。


浪費に拍車をかける重要な「脳のクセ」があります。私たちの脳は省エネ志向。できる限り自分で考えず、あらかじめ評価が決まっているものを参照したり、相対評価を利用したりして楽をしようとするのです。何かを購入するとき、それが安いか高いか、コストパフォーマンスがよいかを判断して決断しますが、その際には、必ず何かの基準があるはずです。しかし、たとえば値札に元の値段である1万円を消して5千円と赤字で書いてあると、1万円を基準にしてしまう。だから、とてもお得に見えてしまう。「この商品に対して5千円が妥当かどうか」とは、脳は考えようとしません。こういった「参考値」に引きずられる行動を「アンカリング効果」といいます。


脳には「損失を嫌う」というクセがあります。「これをしたら損する!」という行動を取ることを、回避しようとするのです。皆さんも身に覚えがあるかもしれませんが、人は「限定」という言葉にはめっぽう弱い。限定何個、期間限定などと言われると、つい買っておこうと思います。脳が「今を逃すと二度と手に入らない」と、損失に激しく抵抗して、無性に欲しくなってしまうのです。これを心理学用語で「心理リアクタンス」といいます。


菅原道仁の経歴・略歴

菅原道仁、すがわら・みちひと。日本の脳神経外科医。菅原脳神経外科クリニック院長。杏林大学医学部卒業。国立国際医療センター、北原脳神経外科病院などを経て菅原脳神経外科クリニックを設立。そのほか、日本健康教育振興協会会長を務めた。

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