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羽田圭介の名言

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羽田圭介のプロフィール

羽田圭介、はだ・けいすけ。日本の小説家。東京都出身。明治大学商学部卒業。高校在学中に『黒冷水』で文藝賞を受賞。明治大学商学部卒業。その後、『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞。

羽田圭介の名言 一覧

「自分の進む道は、間違いではない」という自信は、たとえ経済的に恵まれなくても、自分を精神的に支えてくれる。


人生って、劇的な決断で変わるんじゃなく、ほんの小さな選択をどちらにするかによって、大きく変わることもある。


ただ面白いだけの物語を書いてもしょうがないと思っているんです。読んだ後に現実の見え方が変わるなり、小説世界から現実にまで持ち込んでしまう何かがないといけないんじゃないかな、と。


職人として突き詰めていった結果、視野が狭くなってしまうという現象は日本社会のあちこちに共通することかもしれない。


最近、政治家とか芸能人に対するバッシングがすごいですけど、「自分は絶対にそうはならない」って自信に充ち溢れすぎてるような気がするんです。「もし自分が同じ立場に置かれたらそうならないか?」って仮定をみんな、しなさすぎじゃないかなって。


成功者が堕落していくなんて物語は、珍しくもなんともないですからね。だからこそ、ひとつひとつのエピソードだとか細部の描写が大事になってくると思っていました。

【覚え書き|小説『成功者K』について】


僕は日常生活での違和感とか、面白いなと思ったことをネタにして小説を書いているんですけど、その思考回路って、作品を出すことで、どんどん強まってくるんですよね。小説を書く人の感受性で、日常を見るようになっていく。そういうサイクルが楽しいんです。


出版業界の当たり前を世間の当たり前だと思っていましたけど、テレビ業界や広告業界の人はまた違う常識を持っていて、それに驚くこともあって。自分も出版業界にとって当たり前のことを他の人に対してやって、びっくりされたりしてんのかな、とか。慣習の違いについて考えるっていうのは、結構無駄ではないなって気がします。


23歳のとき、1年半勤めた会社をやめる直前に、東京の郊外にローンでマンションを買いました。「23歳でマンションを買うなんて計画的だねえ」と言った人もいるけど、計画的だったら会社をやめたりしないですよ。とにかく退路を断たないと(小説を)書かないと思った。


それまでは自分のなかで「やっちゃいけない」というルールのようなものがあって、解説などの仕事は断っていたんです。でも、そのルールをどんどん解禁していった。小説以外の原稿もどんどん書いた。経済的にも回っていくようになりました。


芥川賞の受賞直後に、本の紹介とは関係ないバラエティ番組の依頼がきて、ためしに1個受けてみたら、オンエアの後に他のバラエティ番組からも依頼が来て。最初の頃はテレビに出るとものすごく疲弊していたし、街で顔がバレるのもイヤだったんですよ。ただ、これって得るものが多いなと思ったんですよね。普通、なかなか経験できないことじゃないですか。何本かバラエティに出た頃には、この経験を基にした小説を書こうという気持ちになっていました。


(芥川賞)受賞の影響があるとしたら、「この小説ではここまで表現できたら良しとしよう」と、手離れがよくなったことでしょうか。もし受賞していなかったらこの作品を自分の代名詞にしようと全部を盛り込んで、もうちょっと分厚く、混沌とした感じになったと思います。そうではなくて「この作品で書きたいのはAだからBは別の作品で表現すればいい」と考えられるようになりました。


3年半ぐらい前は、新作小説を出版しても最寄りの書店に全然置かれないという状態でした。だからどこからもリアクションがない。文学賞みたい強ものに引っかかるのを漫然と期待しながら書くのはもう止めよう、でも紋切型のエンターテインメントを書くのも嫌だ、と。それで、ポップな感じで読める純文学作品にしよう、という考えが浮かびました。


僕は作家人生で初めて刊行前の原稿を2人の友人に読んでもらい、感想を聞きました。彼らは「本はたまに読むけど文芸誌を読むほどではない」という人たち。編集者と友人たちの両方に指摘されたところは潔く直し、編集者に「直せ」と言われても友人たちが「そこが面白いのに」というところは戦って残しました。


自転車のツーリングが昔から好きなんですけど、千キロ走って行くのも、近所の八百屋さんに行くのも、行為自体はあまり変わらないわけですよ。それが積み重なった結果を俯瞰してみると確かにすごいことをやった感じになるのでしょうけど、当事者は目の前にある道を、数メートル先を見ながらペダルを漕いでいるだけなので。


『黒冷水』はほとんどエンタメ小説で技術的にも拙いものだった。普段は本を読まない僕の友達なんかは「羽田の小説を全部読んでるけど、結局『黒冷水』が一番面白いよね」って言うんです。ずぶの素人が書いたやつが一番かよ、って(笑)。それで「洗練されるというのは、外側にいる人には理解されなくなる可能性を孕んでいるな」と気づきました。


いま、経済の本や雑誌を読むと、日本の人口は減少し、衰退の一途をたどっているという。でも、データとか数字というのは客観的なものに過ぎない。実際に一人ひとりがどう感じるかをリアルに考えたら、みんながみんな、不幸に感じるとは言えないと思うんです。たとえば、年収1000万円までは、収入額と幸せの感じ方は比例するけど、それ以上になると一定で、そこからは人間関係の充実度で幸せかどうか決まってくると言っている人もいます。いくら日本という全体が衰退しても、メディアが煽るように、「人生、先行き真っ暗」なんてことにはならないと思うんです、リアルな人間の生活というのは。そこを見つめ続けていきたいです。


大学を卒業後、就職をしたのは、親を安心させるためと、サラリーマン生活を経験したほうが作家活動にもいい影響があると思ったからです。勤めて最初の3か月は仕事をしながら、小説もきちんと書いていたんです。でも、会社で仕事の力の抜き方を覚えていったら、小説も書く努力をしないようになってしまって。小説を書くのに、社会人経験はじつはそれほど必要ではないなと思ったんです。幅広い経験をしようと思っても、日々の仕事って、じつはルーチン。たとえこれまでにない経験をしても、次第に自分のなかではルーチンになっていく。学生時代にデビューして、就職していないのにもかかわらず、ずっと面白い作品を書き続けている先輩作家さんたちもいます。そこで、背水の陣で専業作家に挑もうかなと。会社員生活もそれなりに楽しかった。でも「このままでは書かなくなるだろうな」という不安があって。


具体的にどんなことをやりたくないかっていったら、生活するために原稿を長く書くこと。原稿料を稼ぐために、むりやり引き延ばしたりはしたくないな、と。昔は、生活にちょっと不安を覚える時もあったんです。でも、芥川賞を取って、印税とか出演料とかで経済的な余裕が生まれることによって、向こう数年間の生活の基盤を築くことができる。そういうかたちである程度稼いだなら、テレビでバカみたいなことをしてる自分じゃなく、小説では真面目に、自分の書きたいことを正確に書きたいっていう欲望はすごく高まっています。


賞をもらってからのいい変化としては、とにかく自分の本が書店に置かれるようになったことですね。それまでは本を出しても、部数自体が少なかったし、書店で見つけられなかったんです。今は芥川賞受賞作から入って「他の本も」って感じで手に取ってくれる人のために、昔書いて埋もれていた本も書店で一緒に並べていただいたり出版社が文庫にして出し直してくれたり。今までの苦労が、やっと日の目を見ることができたなあという感じです。


羽田圭介の経歴・略歴

羽田圭介、はだ・けいすけ。日本の小説家。東京都出身。明治大学商学部卒業。高校在学中に『黒冷水』で文藝賞を受賞。明治大学商学部卒業。その後、『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞。

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