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米山公啓の名言

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米山公啓のプロフィール

米山公啓、よねやま・きみひろ。日本の医師、評論家。専門は神経内科。山梨県出身。聖マリアンナ医科大学医学部医学科卒業、同大学大学院で医学博士号を取得。聖マリアンナ医科大学教授、健康管理部副部長などを務めたのち退職。医師として診療しつつ多数の本を執筆した。

米山公啓の名言 一覧

1つの行動をやり続けることで充実感や達成感を得られれば、脳の中のドーパミンが出て、意欲が継続する。これは脳が効果的に学習するための仕組み。


興味のあることは覚えられる。また、強い感情とともに入ってきた情報は、覚えやすい。


覚えようと努めなければ、決して物事は覚えられない。


ビジネスマンにぜひとも覚えておいていただきたいのは、仕事で行き詰まったときや、焦っているときほど「意図的にリラックスタイムを作る」ことが、能率が上がるということです。


スピーチが上手な人は冒頭にジョークを盛り込み、笑いを誘います。そうすることで聞き手がリラックスして、緊張した空気がなごやかなムードに一変することを知っているのです。「笑う」行為は、いわば脳を強制的にリラックスさせる最強の手段です。


脳はストイックに使い続けるだけでは鍛えられません。上手にリラックスさせる習慣を身につけていくことで、脳力は飛躍的に伸びます。頭がいいと言われる人ほど、脳をリラックスさせる方法を知っているのです。


イラついているとき、他のことに没頭するとイライラを忘れられ、心が落ち着きます。そこで最適なのは塗り絵。黙々と塗るうちに冷静になれます。


ストレスを減らすには、ストレスを生む元を取り除くことも大切。たとえば、仲のよい間柄でも、SNSに不快な投稿をする人の投稿は、画面表示されないよう設定。すると、楽しい話題などの投稿だけになり、SNSでストレスを感じることは減ります。


脳は年齢に関係なく、変化していきます。だから年を取っても一番強いのは、生涯現役という自覚を持つ人たちです。


自分が興味を持っていることは覚えやすいし、嫌だと思えば覚えにくい。忘れっぽい人は、その対象に関心を持つことから始めるべきです。


10代や20代の若い頃は脳が進化し続けるけれども、年齢を重ねると脳は進化しなくなる、と一般的には思われているようですが、医学的には正しくありません。脳は年齢に関係なく進化し続けるというのが、今の脳科学の考え方です。もちろん、子供の脳のほうが大きく変化するのは間違いありません。歳を取ると脳細胞が減り、変化しづらくなるというのも事実です。しかし、死ぬまで脳は変わり続けます。


脳の活性化に適した運動とは、適度な有酸素運動です。たとえば、30~40分くらいのウォーキングがお勧めです。ジョギングをするなら、負荷をかけすぎずに、息が苦しくならない程度に走るのが良いでしょう。脳の活性化を目的とするなら、脳に十分な酸素を供給する必要があります。


脳を活性化させるためには、まずは脳の健康が大事だということです。脳の健康とは、脳の血管を若く保つということです。動脈硬化を防ぐには喫煙は大敵ですし、高血圧や糖尿病などの生活習慣病に対しても注意が必要です。タバコを吸いながらウォーキングに精を出しても、あまり意味があるとは思えません。血管を若く保つための生活習慣の改善を前提としたうえで、ウォーキングやジョギングが有効になります。


大人になって経験量が増えてくると、あえて新しいことに興味を示さなくなったり、若い頃に比べて新しい情報に疎くなるなど、変化を好まなくなります。加齢による生理的な理由よりも、むしろ、そうした習慣や環境に、脳が進化しなくなる原因があると思います。いつも同じ店で昼食を食べ、同じ料理を頼むという生活を続けているような人は、脳をまったく使わずに、衰えさせてしまっていることになります。そうならないために、日々の生活で意識したいのは、同じ行動パターンを繰り返さないということです。


効率化によって働きを免除された神経細胞は、何もしなければ遊ばせておくことになります。脳を活性化した状態を保つには、つねに新しいことや難しいことに挑戦し、脳に刺激を与え続けるしかないのです。


単純な運動よりも、複雑な運動のほうが、脳を活性化させるという報告もあります。複雑な動きのほうが、複雑な神経回路が必要になるので、神経細胞のネットワークが広がっていくことになります。


運動によってさまざまな脳内物質が増えます。たとえば、身体の活動性を高めるノルアドレナリン、意欲や前向きさ幸福感に関係のあるドーパミン、精神的な安定をもたらすセロトニンなどです。脳内物質は、いわば脳の中の潤滑油のようなもの。これが適正に分泌されることで、脳内の情報伝達がスムーズに行なわれるようになり、頭が冴えた状態になるのです。


運動すると、なぜ脳が活性化するのか。ひとつは、運動によって脳への血流が増えるからです。血液の循環が良くなれば、血液に含まれる酸素やエネルギー源が、脳にたくさん運ばれます。それによって、脳の神経細胞が元気になるのです。また、運動することで、脳内での情報伝達に欠かせない軸索(じくさく=神経細胞から発する一本の長い突起)を作るタンパク質が増えることもわかっています。


私自身、大学に勤務していた40代半ばまで、原稿を書くために朝6時に出勤していました。ただ朝早く起きるのではなく、朝早く起きることを習慣にして何をするかが重要です。


夢、やってみたいことがある人は、思っているだけでなく、手書きで書き出してみましょう。最初は、漠然とした思いつきでも専用ノートを用意。思ったこと、調べたことをメモしていくのです。


泣くことで副交感神経にスイッチが入り、リラックス作用が高まります。とくにストレスを感じているとき、「泣く」行為は非常に有効なストレス解消手段になります。これは進化の過程で、争いや怒り、悲しみの感情を解放する方法として人間だけが身につけてきた対処法なのです。


脳の活性化に必要なのは、緊張とリラックスのちょうどいいバランスです。自律神経で言えば、戦闘態勢を作る交感神経と、心身をリラックスに導く副交感神経が、バランス良く交互に切り替わっている状態です。その切り替えが一番作りやすいのが「笑い」です。笑っている最中は交感神経が活発になりますが、笑った後は副交感神経が優位になり、心身がぐっと深いリラックス状態に入っていきます。


効果的に集中力を高めるには、外界の雑音をシャットアウトして、何もせずにぼんやりとする瞑想タイムが有効です。脳が受け取る情報の8割は目から入ってくると言われます。そこで目を閉じることで、外から入ってくる情報はかなり遮ることができます。そのままぼんやりした状態に入れば、脳はリラックスしながらも活性化したアイドリング状態に入ります。これは瞑想に近い状態です。そこから仕事に取りかかると、作業効率が格段にアップし、記憶力が増す、ひらめきが冴えるなど脳のパフォーマンスが向上することを感じるはずです。


現代人の脳は朝起きてから夜寝るまで、たえず外部から入ってくる大量の情報にさらされています。その流れに身を任せたままでいると、脳はその情報を処理する受け身の作業に追われ、新しいことを思いついたり、思考を深めたりする生産的な活動に取りかかれません。


いざ仕事に取りかかろうとしても、気が散って集中できない日もあります。そんなときは「小さな片づけ」をすることで不調に区切りをつけましょう。デスク周りを見渡すと、すでに終わった仕事の資料や仕事に関係のないモノで乱雑になっていないでしょうか。余計な情報が目に飛び込んでくることで無意識のうちにも思考が乱され、集中力が削がれていることがあります。視界に入るエリアだけでも片づけてシンプルな空間にすることで、目の前にある仕事にスッと意識が集中できるようになります。


仕事で高いパフォーマンスを発揮するために大切なのは、脳のリズムに合わせて、仕事のリズムを作ることです。


高い成果を出したいなら、集中一辺倒ではダメ。行動のスイッチを切り替え、いったん休憩しておしゃべりをしたり、運動をしたりと、脳をリラックスした状態に導いていくことが、本来の「脳力」を発揮する最大のポイントなのです。


脳はひとつのことに長時間集中するのが苦手なので、別の作業に切り替えたり、息抜きをしたりと、緩急のリズムをつけていくことで高いパフォーマンスが発揮できるしくみになっています。


仕事を続けていると、同じペースで続けられないことがあるかと思います。これは、同じ刺激が脳に続けて入ってくると、その刺激に慣れてしまい仕事の効率が落ちてくるからです。


現状では、多くの医者が自分の立場を守るために、「絶対に治る」「絶対によくなる」といった言葉を使おうとしていない。だからこそ、「絶対に治る」と言い切れる医者は貴重な存在とも言える。


雑誌やテレビなどのメディアはよく「日本の名医」なる企画を展開しているが、そもそも医療の質が属人的な技量によって変化すること自体、医学が科学からはほど遠い学問であることの裏付けと言える。


フィンランドの調査によると、他者への不信感が強い「シニカル」な高齢者は、認知症のリスクが3倍高いとしている。ポジティブな思考がボケにくい脳を作ると考えられているが、こういった今回の報告もそれを裏付けるものかもしれない。やはりボケ予防には、考え方をよりポジティブな方向に変えることが必要である。


脳は忘れるためにできていると言えます。興味があるとか、強い感情とともに入ってきたとか、その人にとって重要なことは覚えていますが、そうでないことは忘れてしまう。それは、そういうふうにプログラムしておくことが生存のためにメリットがあるからだと考えるのが妥当です。どうしても覚えておきたいなら、努力するほかありません。


人間の集中力は、約1時間が限度。集中した後には適度な休息が必要ですが、ビジネスマンは何度も休憩を取れないため、1日の後半になるとどうしても脳に疲労がたまってきます。その点では朝が有利といえます。


遊びたいときは遊んで、仕事を後回しにするのもひとつの方法です。人間の集中力は、それほど長く続きません。仕事を長時間しているようでも、実際は頭を使わずダラダラしているケースが多いのです。それならば意図的に仕事を後回しにして、あと数時間で片づけないと終わらないというギリギリの状況をつくったほうがいい。危機感からノルアドレナンが出て、脳がいつも以上に頑張ってくれますよ。


「この仕事をコツコツ頑張れば、1年後にこういう成果が出て年収も上がるはず」という報酬は、頭でいくらそれが大事なことだと理解していても、動機づけとして弱い。極端にいうと、人間の脳は明日の2万円より今日の1万円を求めるようにできています。報酬は、遠すぎてはダメ。途中で細かくゴールを設定して、その都度、自分に何か楽しみを与えてあげたほうがいいでしょう。


寝ている間は理性を司る前頭葉の働きが落ちて、脳の後ろ側の視覚領域を司る部分が活性化されます。睡眠中に、論理的につじつまの合わない、おかしな夢を見るのもこのためです。ただ、これはときに創造的なアイデアに結びつきます。難しい問題があって解決策が浮かばないときに、会議を延々と続けても答えは出にくい。難しい問題を考えるなら寝起きがいい。その問題のことを考えながら睡眠に入ると、翌朝、予想外の答えが見つかっているかもしれません。


人間が集中できる時間には限りがあります。効率が下がってきたら休憩すること。自分がいつもどれくらいで飽きやすくなるか、効率が下がりはじめる時間がわかれば、その前に休みを入れると、高い集中力を持続できるようになります。


日本の男性に足りないのは「聞き役」を受け入れる覚悟。聞き役になるのは苦痛です。しかし、それでも黙って5分間、相手の話を聞き、「大変だったね」「よかったね」と相づちを打つことから、共感する姿勢は生まれていく。


低い目標をクリアしても達成感は小さいし、高すぎる目標ではやる気を失ってしまいます。自分の能力から判断して、成功確率が50%くらいの目標に挑戦することが、脳にとってもっともいい刺激になるんです。


成功体質になるために脳に必要なものは「達成感」や「充実感」。習慣によって小さな達成感や充実感が得られると、もっと成果を出して大きな達成感を味わいたいと脳が感じ意欲が継続します。この脳のもっと、もっとという強い欲求が、例え小さな成功体験でも大きな成果へと導いてくれるのです。


ストレスを簡単に軽減できる方法、それは、五感を刺激すること。交感神経、副交感神経のバランスが取れていれば良いのですが、現代人は交感神経ばかり活発になりがち。すると、ストレスがたまります。これを防ぐには、副交感神経を活発にすることが必要です。たとえば、泣ける映画を観てみる。泣くと、それだけで副交感神経が活発になります。月1回など定期的に感動的な映画を見れば、ストレスがたまることを防げます。


人間の脳は右脳と左脳がありますが、脳が疲れるというのは、どちらか一方を使い続けている時に起こります。数字を扱う作業は左脳を使うので、その作業を始める前や休憩時間に、音楽を聴く、映像を見るなどして、右脳を使えば左脳が休まり、リラックスできます。数分間でも効果が得られるのでオススメです。


仕事を始める前にどんな流れで進めていくか、段取りを頭の中でイメージしておくと、高い集中力で仕事に取りかかれるのです。また、朝から集中力を高めたいなら、前日に仕事を全部やり終えずに2割ほど残しておきましょう。朝はその仕事の続きから始めるといい。何をやればいいのかわかっているので、作業に集中できるのです。


集中力を仕事で引き出すには、スイッチで「集中モード」に切り替えればいい。仕事でもスポーツでも勉強でも、できる人というのは、このスイッチの切り替えが上手にできるのです。たとえば、ルーティンを行うことで集中力を高めることができます。ルーティンといえば、イチロー選手のバッターボックスでの一連の動作が有名ですが、自分で集中するための動作=儀式を作ればいいのです。


書くという行為は、入力作業に比べて複雑です。文章を構築し、書く文字を思い浮かべるまでは同じですが、手書きは、文字を手の動きに変換してペンを動かさなければなりません。脳の機能を多く使う手書きの方が、脳の領域を広く刺激するので、脳がより活性化すると考えられる。たとえば、昔のメモを読み返すと、それを書いた時に誰とどこにいたかまで思い出せるのは、活性化した脳が、その時の状況まで一緒に、記憶しているからです。


米山公啓の経歴・略歴

米山公啓、よねやま・きみひろ。日本の医師、評論家。専門は神経内科。山梨県出身。聖マリアンナ医科大学医学部医学科卒業、同大学大学院で医学博士号を取得。聖マリアンナ医科大学教授、健康管理部副部長などを務めたのち退職。医師として診療しつつ多数の本を執筆した。