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石原壮一郎の名言

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石原壮一郎のプロフィール

石原壮一郎、いしはら・そういちろう。日本のコラムニスト、雑誌編集者。三重県出身。埼玉大学教養学部卒業。学生時代にサークルを立ち上げつくったミニコミ誌が話題となり、月刊誌『QA』の編集者となる。そのほか複数の雑誌編集に携わった。著書に『大人養成講座』『親父力検定』『大人力検定』ほか。

石原壮一郎の名言 一覧

向こうが謝るまで謝らないと意地を張ってもくたびれるだけ。それよりも自ら頭を下げることで「先に謝った自分は偉い」といい気持ちになるし、その後の関係性でも優位に立てる。


状況を変えたいなら、「行動を起こさない理由」を探すより、「実行できそうなやり方」を探した方がずっと有意義。


「そういうものだ」と心の準備があれば、受け止めることができる。不測の事態にオロオロしないのが大人のたしなみ。


後輩や部下を育てるのは、組織で生きる会社員としての務め。自分だって、今どうにかこうにか一人前面をしていられるのは、先輩や上司に育ててもらったおかげ。


できる上司もそうじゃない上司も、「いい上司」「分かっている上司」になりたい、そう思われたい欲望を胸の奥に抱いている。


若い世代はただ打たれ弱いだけ。注意されることを拒否しているわけではなく、いろいろ言ってもらって成長したい気持ちはある。


そもそも後輩とは気が利かないもの。指示がなければ動かないことにストレスを抱えるより、過剰な期待はせず最初からお願いモードで行くほうが、気が楽。


謝罪でもっとも重視したいのは、自分がいい子になることではなく、相手がなるべくスッキリできる落としどころを用意すること。


謝るというのは屈辱的で、非生産的な行為に見えますが、謝罪をきっかけに仲がよくなったり、謝りっぷりで評価が上がることは、どんな仕事にもあります。


謝罪するときは、相手の怒りを逸らしたり、頭を下げる時間を短くするテクニックも必要かもしれませんが、できれば信頼を築き、後々の仕事に繋げることこそ目指したいものです。ミスは必ず起きるもの。謝りにいくのは一石何鳥にも値するようなチャンスだと、役職者は張り切って謝りにいってほしいですね。部下からの信頼も得られます。


男性に謝罪するときは、できれば「寛大に許してやる俺って、なんてできた人間だろう」「そろそろ許したほうが株は上がるんじゃないだろうか」という気持ちに誘導しましょう。「○○さんが担当で本当によかった。ほかの人ならこうはいかない。ご恩は決して忘れません」と相手が特別だと持ち上げることも忘れずに。


男性には、会社のエネルギーの使い方で誠意を見るという傾向がるので、大勢で謝罪に行くのも効果的です。当然ですが、部下が起こしたミスも、「自分の管理責任です」と潔く謝りましょう。「この人も立場上、大変だな」と感じてもらうのが有効です。


謝罪相手が男性の場合。男性は総じて怒りの持続力がそれほど長くありません。立場上怒らなくてはいけない役割を演じている部分も大きく、事態の収拾方法、落とし所を考えながら怒っているので、こちらも謝りながらも、冷静にそのベクトルを探っていきましょう。


女性に謝罪するときに相手が取り乱していたら、まずはその怒りを肯定してください。「お怒りはごもっともです。○○さんの感情を害してしまって、本当に申し訳ありません」とひたすら謝りましょう。そして相手に言いたいことを全部吐き出してもらいます。何度同じことを繰り返されても、「それはさっき聞きました」などと口が裂けても言ってはいけません。謝りながら、なんとか相手を褒めるポイントを見つけてください、「そこに気づいていただけるのは○○さんだからこそ。ご指摘いただき非常にありがたいです」と相手を持ち上げ強がら事態の収束を図ります。泣き出されてしまうこともあるかもしれません。そういうときはひたすら共感作戦です。「あなたのおっしゃることはまさにその通りだ」と仲間意識を醸し出す方向での対応が効果的です。


怒りを溜め込んだいい人がキレてしまうと、もう手がつけられません。そうなる前に、怒った場合のマイナス面とプラス面を想像して、天秤にかけてみる。そしてマイナスの方が少なければ、迷わず怒りを出すべき。


職場の人間関係は、一度こじれたら修復に10倍のパワーが必要。だからこそ、不毛なケンカは避けたいもの。言いたいことを言っても勝ち負けはあやふやにするというのが、オトナの怒り方の極意。相手に負けを感じさせる前に、スマートに撤収しましょう。


面倒ですが、厄介な後輩を根気よく育てるのは、自分が成長するチャンスでもある。先輩や上司として「初心者」のうちは、戸惑ったり悩んだりするのは仕方ない。大人の試練だと思って踏ん張りたいところ。


相手の言葉尻をとらえて、悪い想像を膨らませたり腹を立てたりしたところで、百害あって一利なし。必要に応じて見て見ぬふりをするのが「大人の選球眼」であり、あえて能天気な対応をするのが、話を無駄にややこしくしない「大人の生活の知恵」。


大人にとって大切なのは、上司を崇め奉って満足しているのではなく、上司も部下もしょせんは「役割」の違いに過ぎないと認識して、ちょうどいい距離感や扱い方を見つけること。


雑談や挨拶の最大の目的は、「敵意はないと伝えること」。もし、この世に雑談や挨拶というものがなかったら、いちいち緊張しなければならないし、相手に対する恐怖心や疑心暗鬼が無駄に膨らんでしまうでしょう。天気の話題は「誰だって見れば分かる」からこそ、当たり障りのない共通の話題になり得るし、敵意のなさを雄弁に伝えてくれます。


ウソは社会の潤滑油でもありますが、グローバル化が叫ばれる昨今、若者がウソの使い方ばかり上達してもニッポンのためになりません。安直なウソをつくと痛い目に遭うと教えてあげるのも大人の優しさです。


上司は選ぶことができません。そして、理想的な上司なんてどこにもいません。「もっとこうだったら」とないものねだりをするのは、一種の逃げです。相手の性格や理解力に合わせて、物事が最もスムーズに進むやり方を模索するのが、有効で前向きな大人の対処と言えるでしょう。


中途半端な責任逃れをしようとすると、さらなる怒りを買いかねない。「確認しなかった自分が一番悪いんです!」など、自分に非があることを3割増しで強調する。後で上司が確認したとき、「言っていたほどではないな」と思わせることができたら、最初のミスよりも最後のいいイメージが残ります。


後輩なら何を頼んでもいいと思っているようであれば、先輩より上の権威を持ち出しましょう。「部長から頼まれた仕事を先にやらないといけないので……」は定番ながら、非常に効果的なフレーズです。また、「あそこの会社にお詫びの電話、かけておいて」など一方的に言われたら、「かけるのは全くかまわないんですけど、僕みたいな者ではかえって失礼に当たる気がしまして……。やはり先輩が電話をしたほうが先方は納得するのではないでしょうか?」と返す。「自分はできない」のではなく、「権威のある相手が納得しない」と方向性をずらしてみるんです。


もしバイト敬語のように、若者の言葉遣いで気になるフレーズがあった場合、「何だよ、その言い方は?」と不快感を表すのではなく、まずは「大胆な言い方するねー!」と、オーバーに驚いて、違和感をさりげなく伝えてみてください。彼らに響くフレーズは「その言い方していると、学生っぽく見られるかもしれないよ」。自分は社会人であって学生とは違うというプライドが、改善へと向かわせます。同じ内容ですが、「ガキじゃないんだから」という言葉は挑発的に聞こえて、反発を招くので気をつけましょう。


同僚の怠慢を上司に伝えるとき、相手を批判するのではなく、「心配する」というスタンスが基本。「プライベートで何かあったのか、同僚の○○が仕事に身が入っていないんですよ……。何か聞いていますか?」と質問する。すると上司は事情を知りたくて逆に様子を聞いてくるので、「最近すぐ帰ります」「ミスが目立ちます」と、心配している体を崩さないまま怠慢ぶりを伝えればいい。


転職や異動希望の話を切り出すとき、深刻な顔をして、「実は、折り入って相談があるのですが……」と話しかける正攻法をお勧めします。重々しいフレーズで傾聴する姿勢になった上司に対し、自分が新たに挑戦したいと思っていること。それが今の職場では叶わないこと。長い期間、悩んだこと。さらにお世話になった上司や職場にはとにかく感謝していること。これらをくどくどと説明するのです。上司は説明の長さから意志の強さを感じ取り、「そこまでおまえが考えたのだったら……」と受け入れやすくなるでしょう。回りくどい言い方をして相手に意図を汲んでもらう。これこそ、曖昧さを武器にする日本人のコミュニケーションの醍醐味とも言えます。


石原壮一郎の経歴・略歴

石原壮一郎、いしはら・そういちろう。日本のコラムニスト、雑誌編集者。三重県出身。埼玉大学教養学部卒業。学生時代にサークルを立ち上げつくったミニコミ誌が話題となり、月刊誌『QA』の編集者となる。そのほか複数の雑誌編集に携わった。著書に『大人養成講座』『親父力検定』『大人力検定』ほか。