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真山仁の名言

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真山仁のプロフィール

真山仁、まやま・じん。日本の小説家。大阪出身。同志社大学法学部政治学科卒業後、中部読売新聞(のちの読売新聞中部支社)に入社。記者として活動したのちフリーライターとして独立。 『連鎖破綻 ダブルギアリング』(香住究 名義)で小説家デビュー。主に経済小説を執筆。

真山仁の名言 一覧

テーマと物語の面白さの両立には心を砕きます。面白いからこそ、無関心の人にも届く。


プロフェッショナルとは、自分の職責や技術が何かを理解し、任されたことに対して落とし前がつけられる人。


部外者と組織の中の人間が出会うことで、化学反応が起きる。


現状に不満があっても、とりあえず一度その枠の中で全力を尽くしてみる。その経験はきっとどこかで生きてくるはず。


小説というのは人がどう生きて死ぬのかを考えるもの。


日本社会の最大の弱点は1つの価値観が真ん中に、非常に強い勢力としてあることです。でも多様性があるともっと生きやすくなるはずです。すると可能性も変わる。


捨て石だと思えば、失うものはないから大胆になれるし、開き直れる。玉砕するかもしれないけど、未来への捨て石は、決して悪い意味ではない。


上の世代が挑戦し10回こける姿を見せれば、若い世代はそれが5回で済む。前の世代が困難を体験することで、未来を生きていく人たちが別の道を選べることにつながる。


小説家になろう。そう決意したのは高校1~2年生の頃。山崎豊子氏の『白い巨塔』やイギリスのミステリーを読み、「一人の価値観が大勢の人の心を動かし、世の中を変えることもできるという、小説が持つ可能性」に魅了されたからです。


世の中が単純に見えるのは人生が順風満帆の時です。挫折すると、その単純な世の中から否定されてしまうので、すごく辛い。でも価値観がたくさんあると、自分が失敗だと思ったことは必ずしも失敗じゃないし、場合によっては自分のせいでもないんですよね。


妄想かも知れませんが、小説は、社会を変えるのに1人がやれる最大の武器だとは思っています。というのは、本来、社会って大勢で変えるものなんですよ。小説は1人が書いたものですが、読者の数だけ問題提起できますよね。そういう意味では、小説は、ものすごいポテンシャルを持つと思います。


社会の仕組みを変えていくには、人の意識を揺さぶらないといけない。私は小説を通じて、こんなところを見落としてるんじゃないか、こんな社会もあるんじゃないかと、いろいろなチャンネルから揺さぶりたい。根本的に考え方を変えれば、たぶん別の視点が出てくると思うんです。


今の日本の閉そく感や違和感を解消するには、根本的な社会の仕組みを変えないといけなくなって来ている。社会の表面に出ている問題を解決するには、政治や社会の仕組みがいびつになっていることに気付く必要がある。


自分の会社の常識が非常識だということは、決して中の人間は言えないんですね。だけど外の視点を取り入れることで、そのことに気付くことがでる。自分たちの常識が笑止千万で、そんなことを続けていたら会社が潰れると。


私は2年半、新聞記者をして独立しました。もともと新聞社に入ったのは小説家になるための修業と考えていましたが、一人の個として社会に物申したいという思いが強かった。これは「外からモノを見る」という視点でもあります。組織に属しているかどうかや職業にかかわらず、こうした視点は我々の世代が早くから意識すべきことだったと思います。


まずはもう一度、組織の中での武器ではなく、一人の人間として天寿を全うする上で自分の武器は何だろうかと見つめ直すこと。現実を直視して、積み重ねてきた経験の中で何をプライドとして持って生きればいいのかを見つけ出すこと。


アメリカ人と日本人の違いが分かる一番いい例が道徳に対する考え方です。アメリカでは成功すると道徳を口にするようになる。でも、日本人は失敗した人が道徳を口にして、成功した人を強欲とか銭ゲバなどと言って、批判します。アメリカ人にしてみればまず勝つことが大事で、金持ちになったらいくらでも施しをするという考え方なのです。経済行為に道徳を持ち込まないからアメリカは強い。


いろいろな方向の作品を放射線状に出していますから、ビジネス戦略からすると非常に下手なことをやっていますね。社会問題を扱う小説はあまり売れないうえに、ハゲタカの読者とは別なんです。でも、今これを書くべきと自分が考えたものは、たとえそれが戦略としてまずくても、やっぱり書いて、時間が経ったときに、作品群として有機的にまとまっていくようになればいいなと思ってやっています。


日本はモノ(単一)社会にまとまっていく吸引力が強くて、多様性が大事と言いはするものの、ある範囲の中でしか認めない、箱の中の多様性ですよね。箱を飛び出すものは多様性と呼ばない。でも実は、日本を強くしてきたのは飛び出した人で、昔はそういう異端者に対して、もう少し寛容だった。飛び出した人が帰ってきて、役に立ってくれてありがとうと感謝するところがあったけれども、そこもきつくなってきましたよね。なんで出ていくんだ、という発想になってきている。


私は取材をすることで、小説のリアリティーを追求するのですが、それは現実世界のパラレルワールドみたいな世界を作ることによって、今生きている社会で見過ごしていることはないかと、問題提起したいというのがある。こういう社会だってあるかもしれないでしょ、見えてないだけで本当はこういうことだって起きているって知ってますか、ということを、小説を読むことで気付いてもらって、未来やこれからの生活や人生の選択肢を増やしたい。


真山仁の経歴・略歴

真山仁、まやま・じん。日本の小説家。大阪出身。同志社大学法学部政治学科卒業後、中部読売新聞(のちの読売新聞中部支社)に入社。記者として活動したのちフリーライターとして独立。 『連鎖破綻 ダブルギアリング』(香住究 名義)で小説家デビュー。主に経済小説を執筆。

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