名言DB

9,553 人 / 112,978 名言

瀬戸内寂聴の名言

Facebookボタン  Twitterボタン  はてなブックマークボタン  新着 名言

瀬戸内寂聴のプロフィール

瀬戸内寂聴、せとうち・じゃくちょう。日本の小説家、尼僧。旧名は瀬戸内晴美。大正生まれ。東京女子大学国語専攻部卒業。『女子大生・曲愛玲』で新潮同人雑誌賞、『田村俊子』で田村俊子賞、『夏の終り』で女流文学賞、『花に問え』で谷崎潤一郎賞、『場所』で野間文芸賞、『風景』で泉鏡花文学賞などを受賞。天台寺住職現名誉住職、比叡山延暦寺禅光坊住職、敦賀短期大学学長などを務めた。

瀬戸内寂聴の名言 一覧

大きな椿の花を咲かせるには、どうすると思いますか?まだ、つぼみが小さいうちに、ひとつだけを残してみな摘んでしまうのです。そうすれば、大輪の花を咲かせることができるのです。


相手の立場に立ってモノを考えれば、人間は他者のためにどんなことでもできるのです。


世の中は常に変化し、人生には予期せぬことが起こり、そして、人間は必ず死ぬ。こう覚悟しておけば、度胸が据わります。大変な災害に遭おうと、会社をリストラされようと、「ああ、これこそ世の習い」と感じることができれば、慌てふためくことはありません。


私は、いい母になる才能、いい妻である才能、そうした才能をひとつひとつ摘み取ってきました。そして、小説を書く才能だけを残したのだから、これだけたくさんの才能を犠牲にしたのだから、せめて小説を書く才能だけはちゃんとしてくださいとお釈迦様にお願いしています。


お釈迦様は「この世は苦だ」とおっしゃいました。お釈迦様は国が戦争するのも、自分の国が滅ぼされるのも見ました。人間の嫌なところを見て、自分が可愛がっていた弟子がどんどん死んで孤独を味わいました。それでも、最後の遊行の旅に出られたとき「この世は美しい。人の命は甘美なるものだ」とおっしゃいました。この世に対する全肯定、人に対する全肯定です。お釈迦様がこうおっしゃったのだから、この世は美しく、人の命は甘美なのだと私は信じます。私たちはもっともっと楽観的に生きていい。私はそう思っています。


60歳ぐらいのころ、ちょっと心臓の存在を感じるようになって、東京で3本指に入るという心臓のお医者さんに診てもらったことがあります。お医者さんが、「講演旅行などとんでもない。年寄りらしく庭で草むしりでもしてなさい」とおっしゃるので、「どうせ心臓が悪くて死ぬのなら、もっと仕事をしてやれ」と思って、仕事を倍に増やしたことがありました。そうしたら、私は死ななかったのに、そのお医者さんが亡くなってしまいました。


人間はみんな死にます。川端康成さんも、三島由紀夫さんも、遠藤周作さんも、つい最近は北杜夫さんも、みんな死んでしまった。私のように90まで生きてごらんなさい。親しい人間は全部死んだということが、よくわかります。だからもう、私は死ぬことも怖くないし、病気も気にしません。


小説を書くことは私にとって快楽なのです。この快楽を手放したくないという欲望が、私にはあります。煩悩は捨てなくてはなりませんが、私はいい小説を書きたいという煩悩だけは、いまも捨て去ることができません。死ぬまで煩悩を抱えて生きるのが、人間というものです。煩悩を完全になくせばブッダ(悟った人)ですが、世の中はブッダばかりになってしまったら、ちょっと困るでしょう。だから私は、そんなに立派なお坊さんではないのです。


この世は変化するものだと思っていれば、どんな事態に直面しても度胸が据わります。孤独の問題も同じです。お釈迦様は人間は一人で生まれてきて、一人で死んでいくとおっしゃいました。最初から人間は孤独だと思っていれば、たとえひとちぼっちになったとしても、うろたえることはありません。


お釈迦様は「この世は苦である」とおっしゃいました。生きることは苦しいと。しかし、この世は苦であると最初から思っていれば、どんな苦しみにも耐えられます。苦だと決まっているのだから、じたばたしたって仕方がないのです。


人間は生まれてきたら必ず死にます。死ぬために生まれてくると言ってもいいでしょう。幸福が永遠に続かないように、命も永遠ではないのです。


持って生まれた才能だけでは、もはや文学の理想を究めることはできません。バックボーンというのでしょうか、確固たる信念と哲学がなければ、本当に書きたいものは書けない。何か、人間よりも大きな存在に助けてもらいたいという気持ちが非常に強くなったのです。
【覚書き|出家した理由のひとつについて語った言葉】


人は、人を愛していると思い込み、実は自分自身だけしか愛していない場合が多い。


瀬戸内寂聴の経歴・略歴

瀬戸内寂聴、せとうち・じゃくちょう。日本の小説家、尼僧。旧名は瀬戸内晴美。大正生まれ。東京女子大学国語専攻部卒業。『女子大生・曲愛玲』で新潮同人雑誌賞、『田村俊子』で田村俊子賞、『夏の終り』で女流文学賞、『花に問え』で谷崎潤一郎賞、『場所』で野間文芸賞、『風景』で泉鏡花文学賞などを受賞。天台寺住職現名誉住職、比叡山延暦寺禅光坊住職、敦賀短期大学学長などを務めた。

他の記事も読んでみる

福嶋宏盛

営業した相手が価格で渋っている場合、それを把握するのは簡単です。「うちはこの金額しか見積もりで出せませんが、他社の動向はいかがですか?」率直にそう聞けば、たいてい相手は教えてくれます。他社に価格で負けているのなら、さらに値段を下げるか、あるいは他の条件で攻めていくことになります。後者の場合は「価格は下げられませんが、そのかわり」という形で配送や支払い条件などで、他社より有利な条件を提示することを考えるのです。


磯辺剛彦

イノベーションは結果から見れば大変革のように映る。しかし、元をたどれば小さな発見や気づきが、その端緒となっているケースが往々にしてある。


磯崎哲也

「日本は失敗した人に冷たい」という話をよく聞きますが、必ずしもそんなことはありません。たとえ失敗したり、倒産することがあっても、約束を破らなければ信用を失うことは無いのです。


石倉洋子

小規模でも自分で仕切れる仕事があれば、進んで改革してほしい。リーダーにならなくてもできることはたくさんあることに気づくはずだ。


清水勝彦

私は2年前に米国から日本の帰国しました。日本企業は現場力は強いのに、一方で、失礼ながら経営としては稚拙なところが多いと思わざるを得ません。なぜこれほどまでに現場と経営が違うのだろうと考えると、いい人材、いい能力がありながら、みんなオーバーラップしているところ、言い方を換えると、重なっている公約数のところで経営がされている感じです。


吉田たかよし

ビジネスマンは平日忙しいせいで土日に朝寝坊をして、体内時計のリズムを崩してしまうものです。そうして休みを無駄にして後悔した経験のある人も多いでしょう。そうならないためにも、週末も平日と同じ時間に起床する。これはぜひ守ってほしいと思います。どうしても週末に寝だめをしたいのなら、早く就寝すればよいのです。そうして意識して朝方の生活に変えていくことが、早朝学習に適した身体をつくる第一歩です。


橘フクシマ咲江

「仕事」をすることは「上司の立場に立って仕事に取り組む」ことでもあります。


芳井敬一

私は支店長公募育成研修や将来の経営幹部を育てる大和ハウス塾の1期生で、その頃から一貫して「人を育てる」ことを心掛けてきました。「100周年に売上高10兆円」の目標に向かうときに、実際に事業をするのは人です。とにかく人を育てていきたいと思います。


イーロン・マスク

EV(電気自動車)のアイデア自体はかなり古くからあったのに、なぜ誰もつくらなかったのか。それはアイデアを実行することが、思いつくより難しいからだ。


波多野陽子

FC(フランチャイズ)事業は多種多様、ありとあらゆる事業があります。今まで数多くのFC本部を取材してきましたが、新しいものもどんどん増えています。


スティーブ・ジョブズ

時として人生には、レンガで頭を殴られるようなひどいことが起きる。しかし、信念を失ってはいけない。


冨安徳久

長く続いている企業を調べると、たとえ過去に革新的なイノベーションを起こしていても、その成功体験に安住することなく、未来を見据えて次の手を打っている気がします。これからの社会を担う若者たちには特に、好奇心を持ってチャレンジしてほしい。