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漆紫穂子の名言

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漆紫穂子のプロフィール

漆紫穂子、うるし・しほこ。日本の教育者。品川女子学院校長。東京出身。中央大学文学部卒業、早稲田大学国語国文学専攻科修了。他校の国語教師を務めたのち、品川女子学院の校長に就任。同校で「新しい役割の学校づくり」を目指す教育改革を行い実績を出す。わずか7年間で同校への入学希望者数を60倍まで急増させた。主な著書に『女の子が幸せになる育て方』など。

漆紫穂子の名言 一覧

迷ったときは、「生徒のためになるならやる」という軸に戻ろうといつも考えます。生徒のためになるなら、周囲から何を言われてもいいと思えますし、軸さえしっかりしていれば、判断を誤ることはないと思っています。


実際には、やっても上手くいかないことが多いのです。でも、やったことでそのやり方が間違っていたことがわかるし、方向転換してやり続けていけば、いつかは成功するものです。


「やるリスクより、やらないリスクの方が大きい」といつも周囲に言っています。やらないよりは、やって初めて見えてくるものがたくさんあるからです。


道が渋滞しているときに、前のクルマのあとをついていっても、前のクルマより前に出ることはできません。それよりも、思い切って山道を進んだ方が、リスクはあるかもしれませんが、前に進める可能性はあります。人生でも同じで、どうしてもやり遂げたいことがあるなら、安全策をとって人と同じやり方をするのではなく、自分の道を切り拓いていこうと言っています。


学校改革に着手したとき、一度に変えようとしても何から手をつけていいかわかりませんでした。そこで、改革のスピードを優先させるため、まずは目の前の「見える小さなこと」から始めました。小さなことは成功しやすく、結果が目に見えます。そうすれば、「もしかしたら上手くいくかも」という前向きな気持ちが生まれてきます。そこで休まずに、続けざまに小さな成功を続けていくことで、正のスパイラルを生み出すことができました。


やらないよりも、やり続けていく方が上手くいく可能性が広がるということを、生徒にも教員にも、自分自身にも言い続けています。


生徒の中にも、「将来のことがわからない」「好きなことが見つからない」と悩んでいる子がいます。でも、普段の勉強とは違う新しいことに挑戦することで「一歩踏み出したら見えてきた」と私に言ってきます。たとえ失敗しても、「それまでの経験は無駄じゃなかった」とも。


学校改革のとき、もちろん反対もありました。たとえば、金融経済に関する特別講座を行うときなど、「子供にお金儲けのことを教えてどうする?」という人もいます。世の中が18歳の大学入学を目指して学業を優先しているときに、回り道をしているのではないかという迷いを感じたこともあります。しかし、子供の将来を考えれば、生きる上でお金の知識は必要ですし、お金は夢を叶える手段にもなります。


学業も大事ですが、学校での評価軸に限定されることなく、生徒たちの可能性は拓かれていることを伝えてあげたい。だから、「好きなことは大事にしてほしい」「いろんなことにチャレンジし続けてほしい」と、言い続けています。


昨年のプロジェクトでCM制作を行ったとき、広告代理店のCMプランナーの方がある生徒について、「あの子にはくだらないことを次々と思いつく才能がある」とおっしゃったんです。それって才能なのかなと思いましたが、その方が言うには、「僕は広告代理店に入ったときに、それを上司がとても評価してくれたからいまがある。彼女の才能を大事にしてください」と。


大切な子供を預かる学校は、保守的、安全志向であることも大事ですが、準備で時間を費やしてしまってはいけません。完璧を期して準備に1年もかければ、来年の生徒はいいかもしれませんが、今年の生徒が得るものはゼロになるからです。だから安全性さえ確保できれば、6割くらい準備ができたところでチャレンジするようにしています。


学校では10教科ほどの成績だけで評価されがちですから、成績がパッとしないとなんとなく自信を失ってしまいます。ですが、大人になれば評価の軸はもっと多くなって、学校では評価されない才能でも、社会では評価されることも出てきます。


落ち込んでいる生徒に対して「やればできる」といった言葉をかけるのは、無責任な気がします。それよりも、相手のことをよく見ながら、やる気のスイッチが入るような環境を整えてあげることの方が大事だと思っています。


子供の親御さんから「うちの子はやる気がないんですけど、どうしたらいいでしょう」という相談を受けます。そこで私が、「365日ずっとやる気がないですか?」と聞くと、「そういえばクラブだけは一生懸命やってます」などと返ってきます。どんな人間にもやる気があって、そのスイッチがオンになっているときと、オフになっているときがあると私は思っています。そのスイッチがいつオンになるかは人それぞれなので、こちらのタイミングややり方を押し付けるのはよくないとも感じています。


当学院の創立以来、「生徒たちが大人になったときに、家庭と仕事の両立をしながら、社会で活躍できる女性に育ってほしい」という目標を掲げてきました。とくに女性は出産の可能性もありますから、人生設計は早めにした方がいいと考えています。そのためには、社会にはどのような仕事があり、自分はどのような仕事に興味があるかを、早いうちから考えておく必要があります。


学校はあなたたちだけのものではなく、卒業生のものでもある。あなたたちもいつか卒業生になる。制服を着ているあなたたちはみんなの代表なのよ。


生まれる前から選んでいたのかと思うほど、教員になることしか考えていなかった。最初の記憶は保育園。先生が子供たちにいろんな接し方をするのを見て、「私が先生だったらこうするな」という目線で考えていました。


決断をするときに大事なのは、判断軸を持っておくこと。私の判断軸は、「卒業生の母校を守る」ことと、「在校生を社会に有意な人に育てる」ことの2つ。決断するときは、「この2つの軸を守って判断したと言えるのか」「自分が死ぬときに恥ずかしくないか」と考える。すると雑念がさっと消えて、進むべき道が見えてくる。


漆紫穂子の経歴・略歴

漆紫穂子、うるし・しほこ。日本の教育者。品川女子学院校長。東京出身。中央大学文学部卒業、早稲田大学国語国文学専攻科修了。他校の国語教師を務めたのち、品川女子学院の校長に就任。同校で「新しい役割の学校づくり」を目指す教育改革を行い実績を出す。わずか7年間で同校への入学希望者数を60倍まで急増させた。主な著書に『女の子が幸せになる育て方』など。

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