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満尾正の名言

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満尾正のプロフィール

満尾正、みつお・ただし。日本の医師、医学博士。北海道大学医学部卒業。内科研修を経て杏林大学救急医学教室講師、ハーバード大学外科代謝栄養研究室研究員、救急振興財団東京研修所主任教授などを経て満尾クリニックを開設。著書に『125歳まで元気に生きる』『実践ハッピーエイジング』ほか。

満尾正の名言 一覧

健康状態のチェックは、毎朝の習慣にすることが大事。毎日続けることで、小さな変化にも気づきやすくなる。


心を明るく保つことは意外に簡単に実践できます。たとえばストレスは、睡眠を改善するだけでも大幅に軽減できます。早寝早起きの「朝型生活」に切り替えれば通勤ラッシュも避けられ、静かなオフィスで仕事に専心できるなど、ストレスフリーかつ効率的な時間の使い方が可能となります。


早寝早起きという言葉がありますが、人体のメカニズムに従えば、“早起き早寝”という言葉が適切でしょう。朝の太陽の光を浴びてから13~16時間が経過すると、脳内からメラトニンという誘眠ホルモンが分泌されます。つまり、眠りたいと考える時間から逆算して日光を浴びれば、快適な睡眠へのタイマーが作動するのです。


疲労を取り除くための睡眠というのは、単に何時間寝たかということだけでなく、眠りの質が大切なのです。脳は、眠っている間に成長ホルモンの分泌を促す指令を出し、疲労回復に努めています。このホルモン分泌が最も盛んになるのは、午後10時から午前2時の間。理想的には、この時間帯にぐっすり眠れていると、爽快な目覚めにつながります。


35歳を超えると、人体のホルモン分泌量は低下し、筋肉量も減っていきます。体力は衰えているのに、若い頃と同じようなライフスタイルを続けていては、せっかくの夏バテ対策も意味がありません。食事でも運動でも、現在の自分に一番必要なものを見極めることができる。真の健康人とは、そういう人のことをいうのだと思います。


甘いものやお酒は、睡眠を阻害する要因となります。夕食はできるだけ腹八分目、それも低糖質の食事を心がけてください。


夏場は、汗とともに失われていくビタミンやミネラルを、いかに補給するかが大きなポイントです。この点を意識していなければ、いくらスタミナ料理を食べても、夏バテを乗り切るためのエネルギーは生まれません。


40代以降に必要なのは、ビルドアップを目指すトレーニングではなく、コンディショニング。つまり体調を整えるための運動です。DHEA(副腎から分泌され、肌、骨、筋肉を若々しく保つとともに、免疫力を高め、脳を活性化し、記憶力、意欲、性的欲求を高めるホルモン)は運動によって増えることがわかっていて、特に下半身の筋肉を動かす運動が効果的だと言われています。おすすめなのが、20~40センチ程度の踏み台昇降運動。1分間で15上がり下りするペースで10分。1日トータルで30分。少なくとも週3~4日継続すると効果が期待できます。


「食」に関しては、内容よりも量がポイント。生活習慣病の原因は一言で言うと「食べ過ぎ」ですから、腹八分目を心がける、食べたくないときには一食抜く、といった工夫が有効です。運動に関しては、歩くのが一番です。歩く量を増やす、慣れてきたら早足で歩く、といったシンプルな方法なら、時間のない人でもできるでしょう。このように、健康習慣はほんの少しの工夫でOK。あくまで「おおざっぱ」にやるからこそ長続きし、結果として健康の維持につながるのです。


誰でもできるとっておきの健康法、それは歯磨きを中心とした口腔ケアです。最近の研究で、歯科領域の病気と全身の病気は強くリンクしていることがわかってきました。とくに歯周病や根管感染では細菌が全身に回って、糖尿病などの全身病になりやすくなります。歯周病ケア、口腔内ケアは誰でも手軽にできて、しかも安あがり。定期的に歯科医の検診を受けながら健康管理を行いましょう。


つきあいで飲むお酒もほどほどにすべきです。酒は百薬の長と言いますが、本当は飲めないくらいがちょうどいい。ワインは心臓血管病予防にいいと言われていますが、かわりに肝臓がんが増えることも指摘されています。適量ならば問題ないというのも鵜呑みにしてはダメ。国際基準として1日に男性2合、女性1合と言われていますが、日本民族のアルコール分解能力は世界最下位。国際基準の量では、飲みすぎになっているかもしれません。


まず気をつけてほしいのは運動です。40代になって体がだるくなり、うつを疑って精神科や心療内科にいく人がいますが、本当は男性の更年期障害だったというケースが珍しくありません。男性の更年期障害は男性ホルモンの低下とともに起こり、男性ホルモンは運動と密接な関係があります。デスクワーク中心だったり、外に出てもすぐタクシーに乗るビジネスパーソンは要注意。ジムに通えれば理想的ですが、忙しくてその時間かないなら、歩く距離を長くすることを心がけてください。


体は衰えてきているのに、頭の中は30代のまま。若い頃と同じ感覚で暴飲暴食をしたり、睡眠を削って無理をする40代が少なくありません。しかし、いまは何とかやっていけたとしても、不摂生を続けると10年後にツケを払わされることになります。とくに40代になって尿路結石ができたり痛風になった人は、生活習慣を見直す警鐘だと考えてください。まだ軽症だと笑い話で済ませているかもしれませんが、軽い病気は小手試し。そのままの生活を続けると、心筋梗塞や脳梗塞、または大腸がんなどの大波がやってきます。生活を見直すなら今です。


満尾正の経歴・略歴

満尾正、みつお・ただし。日本の医師、医学博士。北海道大学医学部卒業。内科研修を経て杏林大学救急医学教室講師、ハーバード大学外科代謝栄養研究室研究員、救急振興財団東京研修所主任教授などを経て満尾クリニックを開設。著書に『125歳まで元気に生きる』『実践ハッピーエイジング』ほか。

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