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湊かなえの名言

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湊かなえのプロフィール

湊かなえ、みなと・かなえ。日本の小説家、脚本家。広島県出身。武庫川女子大学家政学部被服学科卒業後、アパレルメーカー勤務、青年海外協力隊隊員、高校の家庭科教師などを経て小説家デビュー。『答えは、昼間の月』で創作ラジオドラマ大賞、『聖職者』で小説推理新人賞、『望郷、海の星』で日本推理作家協会賞(短編部門)、『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。

湊かなえの名言 一覧

人間、言い訳を重ねているうちは、達成感なんて得られない。そしてどんな達成感もひとたび手に入れたら輝きは失せ、もっともっと欲しくなるもの。でもその貪欲さが成長を導いてくれるんじゃないかと。


もし、何の不満もなく楽しく過ごしているのであれば、あえて気心の知れない他グループの人と交わって、新しいことを始めようなどと思わないはず。今いるコミュニティに居心地の悪さを感じているからこそ、新しい出会いに希望を持ってしまう。(『ユートピア』では)そういう人たちが集まった時に何が起こるかを書いてみたかったのです。


居心地のいい場所、素の自分でいられる場所を探して、あちらこちらの集団をさまよっている人は、現実にもきっとたくさんいると思います。でも、100%満たされる場所なんてそうそう見つけられるものではないんですよね。「ここではないどこか」はどこにもないかもしれないし、青い鳥ではないですが、理想郷は実は今いる場所なのかもしれない。でも、そうしたことに気づけず、ずっと探し続けるのが人というものなのかもしれません。


小説を書くにあたっては、全く遠くの世界ではなく、読む人の日常の延長にある話を書こうと常に考えています。読書には知らない世界を訪ねる楽しみがあると同時に、日常の延長に踏み込むことで、普段は目に入らない何かに気づくという深みもあると思うからです。その本を読む前と後では、普段の景色も少し違って見えるような、そんな作品を書きたい。だから登場人物に関しても、あえて突飛なタイプにするようなことはしません。


大人は子供を守っているつもりでも、実は子供が親を守っているような部分って結構あると思うんです。子供は子供なりにいろんなことを観察し、胸を痛め、自分たちにできることはないかと一生懸命考えています。大人が自分たちだけが苦労していると思っている裏で、子供だってこんなに頑張っているんだぞ、というところも今回書きたかったことの一つですね。自分の立ち位置をキープするためにわが子に負担をかけちゃいけないでしょ! って(笑)。


悪意を持って行動する人間が引き起こした事件は、加害者を改心させたり罰したりすることで解決できます。だけど、事件のきっかけが「善意による行動」だった場合、これは余計にたちが悪いし、解決も難しくなるのではないかなと思ったのが、この物語(『ユートピア』)の原点になりました。自分は善いことをしていると思っている分、落ち度にはなかなか気づきにくいし、気づけたとしても「誰も私の気持ちをわかってくれない」などと他人のせいにしてしまいがちです。悪意よりももっとやっかいなものが日常にはあふれているんです。


(小説『ブロードキャスト』は)物語もそうですが、キャラクターも今まで書いたことのないタイプの子たちばかりでしたね。朝刊連載だから、あまりにドロドロした話はやめておこうと思ったのですが、どんな爽やかな日常にも問題を抱えた人はいるし、10代だからこその逃げ場のない苦しみもある。登場する誰かに自分やまわりの人を重ねながら、共感したり励まされたりするものであってくれるといいなと。今の10代は新聞離れが進んでいるとよく聞くけれど、そういう子たちが毎朝新聞を読んでから学校に行きたいと思えるような小説にしたかった。だから今回は出てくる大人もわりといい人たち(笑)。自立しているつもりでも実はいろんなところで守られているんだよ、という視点も入れたかった。


湊かなえの経歴・略歴

湊かなえ、みなと・かなえ。日本の小説家、脚本家。広島県出身。武庫川女子大学家政学部被服学科卒業後、アパレルメーカー勤務、青年海外協力隊隊員、高校の家庭科教師などを経て小説家デビュー。『答えは、昼間の月』で創作ラジオドラマ大賞、『聖職者』で小説推理新人賞、『望郷、海の星』で日本推理作家協会賞(短編部門)、『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。

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