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渋沢健(渋澤健)の名言

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渋沢健(渋澤健)のプロフィール

渋澤健、渋沢健、しぶさわ・けん。日本の経営者。小学2年生のときに家族とともに米国に移り、テキサス大学を卒業。卒業後、日本国際交流センター就職を経て、UCLA大学経営大学院でMBA取得し、ニューヨークのファースト・ボストン証券に入社。その後、JPモルガン銀行東京支店、ヘッジファンド大手ムーア・キャピタル・マネジメントのニューヨーク本社、同ヘッジファンド東京駐在事務所代表を経て独立。シブサワ・アンド・カンパニーを創業。日本経済界の父渋沢栄一の子孫。主な著書に『巨人・渋沢栄一の富を築く100の教え』『日本再生への提言』『これがオルタナティブ投資だ』など。

渋沢健(渋澤健)の名言 一覧

「そんなこと起こるはずない」という思考停止に陥ることはリスクをかえって高める。万一に備えた心構えが必要になる。


社会にとって必要な仕事だと信じて臨めば、心から楽しめます。「自分は社会の役に立っている」と信じることが重要なのです。


積み立て投資は目先に留まらず未来に対して希望がある。短期的には良い時も悪い時もありますが、長期的には少しずつ資産が育まれていく。


我々が企業を評価するうえで重視しているのが「進化」です。事業環境は常に変化していますが、我々はどのような環境下でも自らの変化で乗り越えていける強い企業に投資します。


投資とは単なる勝ち負けだけでなく、投資行動によって企業業績を好転させ、それが所得や消費の増加をもたらし、経済を潤すという好循環を生み出す原動力にもなる。


「心」と「懐」の準備が大切。「心」の準備とは想定外の出来事に直面する可能性があることを認識しておくこと。前もって予見しておけば万一の場合にも思考停止に陥ることはなくなります。対する「懐」の準備とは資産形成です。


私たちは、「社会貢献」をマーケティング用のマーケティングとして使っていません。前面に出して、うさんくさくなる印象を与えるのが嫌なんです。パフォーマンス・人格を見てもらって、その人格の一部として「社会起業家への投資を行っているんだ」と、思ってほしいんです。


社会というのは誰かに与えてもらうのではなくて、自分たちでつくるものです。社会に対する当事者意識が無いといけません。日本人は、お任せ主義っぽいところがあります。自分たちで日本社会をつくるという思いが無くて、世界に貢献しようという思いも少ない。その少ない中で、新しいことにチャレンジする社会起業家が出てきている。だから、私は彼らを応援したいんです。


アメリカというのは自分たちで社会をつくったという想いが非常に強いんですが、日本では社会というの昔から既にあって、自分でつくるものではないと思っているのではないでしょうか。そこが違いなんです。欧州も同じかもしれません。だから、宗教が違うから寄付文化がない、ということは必ずしも正しくない。一人ひとりがオーナーシップをもつアメリカモデルが、寄付文化がある。日本がアメリカ的になれというのではないですけど、一人ひとりが社会のオーナーシップをもたなければならない。そうでないと、今の世界情勢を考えると、歴史は繰り返してしまう可能性が捨てきれないと思います。


渋沢栄一のことを調べていると、とても興味深い指摘があります。「最近の社会は守りに入っている。リスクをとらなければダメだ。全部政府にお任せではいけない。このままでは悔やむ将来が訪れる」と言っているんです。大正時代は黄金の時代だと思っていたら、実は、「このままでは危ない」と言っていたんです。それはなぜかというと、一人ひとりが社会について考えオーナーシップをもっておらず、お任せ主義になっていたからなんです。大正の黄金時代の後に到来したのは、昭和初期の暗黒時代でした。栄一には、先見力があったようです。


社会的リターンというのは今の資本主義の中でとても大切な意味があって、すべてが数値化できて説明できるというわけではないと思います。数値化できないとか見えないところの価値を含んでいることと思います。また、同じ時間軸で比べていません。経済的リターンは年間何%まわりましたか、ということで1年です。社会的リターンは、場合によっては数か月。10年、20年、30年かかるかもしれない。同じ土台では比べていないという難しさがあります。


成功している人には「人生を楽しんでいる」というオーラを感じます。成功したから楽しそうに見えるのではなく、人生を楽しむために行動しているから、それが実績になる。頭でっかちにならずにとりあえず行動してみること。宝くじも買わなければ当たりませんから。


「このままでいいのか?」と悩んでいる人は、会社の人間関係を離れた場所から自信を眺め、自分の仕事を再評価してみてください。仕事によって富を生み、そのお金を社会に循環させることは、素晴らしい社会的意義があるのです。


論語に「これを知る者は、これを好む者にしかず、これを好む者は、これを楽しむ者にしかず」とあります。ものごとを知ることは大事ですが、知るよりも好きであること、好きであることよりも楽しむことがもっと重要だと説いています。「知る」や「好む」は孤独な作業ですが、「楽しむ」ことの延長には社会との接点があります。楽しそうにしていると「何やってるの?」と人が集まってくるんです。


仕事の社会的意義というと堅苦しく感じますが、そう窮屈にとらえる必要はないのではないでしょうか。どんな仕事にも社会的な意義はあるし、人を雇用し、富を創出しているだけで、企業は社会に貢献しています。もう少し気楽に考えて、まず自分の仕事を楽しむことをお勧めします。


長期投資はみんなに平等に与えられた時間を味方にすることがカギになります。私は39歳の時に長期投資と出合いましたが、もっと早くから始めておけばといまでも後悔しています(笑)。


投資家一人ひとりの行動が結果的に経済を形成しています。日本人には「おまかせ」文化が根強いですが、一人ひとりがもっと主体性を持って行動するべき。多くの場合、それは「個」ではなく、家族が主体になりますが。それぞれが主体性を持って行動すれば、さらに経済が活性化され、皆さんの仕事や収入にもプラスになると思います。


進化を数値化するのは難しい。企業の通信簿といわれる「財務諸表」は重要な数値ですが、過去の結果に過ぎず、未来の姿まではなかなか見通せません。進化していく企業を見出すには、企業文化や経営者のビジョンや実行力、社員のインテグリティなど、非財務的な「見えない価値」が判断材料になります。そういう意味では経営者が交代するときは大きな判断材料になります。


かつては投資銀行やヘッジファンドでトレーダーなどをしており、短期的な投資を行っていました。価格の上げ下げという投資も、これはこれで刺激のある魅力的な仕事だったのですが、39歳の時に子供が生まれたことが転機になりました。それまでは自分の成長を軸として考えていましたが、子供の誕生によって次世代のために何かを残したい気持ちが芽生えたのです。


投資はお金が自分の手元から離れてしまう感覚を覚える人が少なくありませんが、それも違います。投資の本質とは、日本や世界の経済成長を手に入れるチケットを保有していることです。日本だけでは持続的な成長が難しいのであれば、グローバルに活躍する企業に投資することで、間接的に世界の活力を日本経済に取り込むことができます。


普段から投資のアンテナを張っていることも重要です。昨年マーケットで、あるゲームメーカーが脚光を浴びました。それより前からうちの息子がゲームに夢中になっていたので、子供の間でブームになっていたのは知っていました。父親としては教育上よろしくないなと思っていたのですが(笑)。こうしたアンテナを張るなど、自分なりの工夫を凝らせば個人投資家でもある程度の目利きは可能といえます。


以前、「モノ言う株主」が注目されましたが、株式価値を上げるためには厳しい姿勢も辞さないというスタンスでは、言う方も聞く方も精神的にまいるのではないでしょうか。「企業は株主の所有物であるから、その意見を聞け」というのはロジックとして間違ってはいませんが、お互いの考えや立場を理解する対話を通じて、企業価値の向上を図った方がずっと建設的です。これこそが本当の「ガバナンス」だと思います。


投資とは安い価格で買って、高い価格で売る「ゼロサムゲーム」ではないかと敬遠する人もいますが、本当の投資とは自分が思っている価値と比べて価格が安ければ買い、逆に高ければ売ることだと私は思います。価格=価値ではなく、「自分の尺度=価値」です。その企業が供給するモノやサービスといった価値を自分の尺度で評価し、その基準に見合っていれば投資すればいいのです。


渋沢健(渋澤健)の経歴・略歴

渋澤健、渋沢健、しぶさわ・けん。日本の経営者。小学2年生のときに家族とともに米国に移り、テキサス大学を卒業。卒業後、日本国際交流センター就職を経て、UCLA大学経営大学院でMBA取得し、ニューヨークのファースト・ボストン証券に入社。その後、JPモルガン銀行東京支店、ヘッジファンド大手ムーア・キャピタル・マネジメントのニューヨーク本社、同ヘッジファンド東京駐在事務所代表を経て独立。シブサワ・アンド・カンパニーを創業。日本経済界の父渋沢栄一の子孫。主な著書に『巨人・渋沢栄一の富を築く100の教え』『日本再生への提言』『これがオルタナティブ投資だ』など。