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津田大介の名言

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津田大介のプロフィール

津田大介、つだ・だいすけ。日本のジャーナリスト、メディア・アクティビスト。東京出身。早稲田大学社会学部入学。大学在学中からITライターとして活動。有限会社ネオローグ設立。個人運営ニュースサイト「音楽配信メモ」を開設。その後、ジャーナリストとして活動を開始する。文化審議会著作権分科会の複数の小委員会で専門委員、インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事、特定非営利活動法人情報通信政策フォーラム(ICPF)理事、デジタル・コンテンツ法有識者フォーラム設立・発起人、早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)フェロー、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンフェロー、上智大学文学部新聞学科非常勤講師、武蔵大学社会学部メディア社会学科非常勤講師、関西大学総合情報学部特任教授、早稲田大学文学学術院教授などを務めた。

津田大介の名言 一覧

僕は自分のことを運がいいと思っていますけど、結局、幸運が舞い込むかどうかはサイコロを振った総量の話。そして、どの舞台でサイコロを振るかは、自分で選べばいい。


結局、興味のあることをいろいろやってみて、そのなかからいくつかが残り、また変化しながら続いていくんだと思います。


人と競争したくないんです。だから誰もやっていなさそうなジャンルで勝負してきた。人が思っている以上にたくさん手数を出してますよ。


ライターって基本的に来た仕事は断らない性質でしょう。それが結果的に、面倒くさいからみんなやらないけど、誰かがやらなきゃいけないことに取り組む形になっていった。


変わらないのは、日本のよさでもある。日本は何でも長持ちさせることが得意。しかもずっと同じことを続けるわけではなく、大枠を変えずに細かいところを変えて環境の変化に適応していきます。


阿吽の呼吸で回る社会には、同調圧力が強いという弊害もあります。尖っていておもしろい若者がつぶされて世に出にくくなるから、僕はあまりいいことだと思わない。


市場が細分化すればひとつひとつのニーズに対するビジネスのパイは小さくなります。でも、その小さなパイに適合した商品をつくれば、そこでは支配的なプレーヤーになれます。それってベンチャーにとっては、チャンスですよね。今まで官僚が大企業優遇でシステムをつくってきて、ベンチャーは入り込む余地がなかったけれど、細分化された市場では主役になれるのだから。


あらゆるメディアで活動できるのは、就職しなかったことも含め、インディペンデントな立場、つまりどこかに寄りかかるのではなく、自分の足で立ち続けてきたからです。


僕は「社会にもの申す」タイプのメディア人じゃない。だからといって、何も言うことがないかというとそうでもない。それが僕の立ち位置なんだと思います。


ツイッターは初期の頃から使ってきました。炎上ですか? しょっちゅうですよ(笑)。でもそれで口をつぐんでしまうのはつまらない。どうすれば上手くつきあえるか、いまも模索中です。


日本もいつまでも政治を「お上」に任せている場合ではありません。政治のウェブメディアを作り、民意をすくい上げ、官僚や政治家に投げかけて、双方向で政治を動かす必要があると痛切に感じました。


米国には寄付で運営している報道機関がありますが、日本にそうした文化はありません。それに、誰かに出資してもらったおカネで運営すると、必ず口を出されてしまいます。だから、自分でおカネを稼いでメディアをつくることにしました。


メディアを作るのは、世のため人のためだけが動機ではありません。自分のためでもあるんです。政権交代から始まり、地震、第三極の台頭など、いま、ようやく政治の季節が来ています。だから、次は「政治」と「ネット」の組み合わせで勝負しようと思ったんです。この両方に詳しい人は、そうそういないですから、新メディア立ち上げは僕自身の生存戦略でもあるんです。


通常のマスメディアは、政策審議が国会に行った段階でアレコレ言いますが、国会はプログラムでいえば「バグ取り」くらいの役割しかありません。それでは遅すぎる。国会でもまれる前の政策決定過程で、世論を巻き込み、騒ぐことが重要です。


最近、ある企業の勤務体系に感心しました。その企業は業績が落ちて人件費を抑制しなくちゃいけなくなったのですが、リストラはしたくない。そこで週5勤務を週4にして給料を20%カットするかわりに、副業禁止規定をなくした。つまり週休3日あるから、好きなように副業やバイトをしてもいいというわけです。これはワークシェアリングの一種。企業社会でなかなかチャレンジができずストレスを溜めている人にとって、この制度はいい回答になるんじゃないかと。


昔は周囲と呼吸が合わない人は孤立するしかありませんでした。でもネット時代は、「このコミュニティではダメだけれど、あっちはよさそうだ」とマッチングができる。能力がなくてあぶれる人はどうするのかという話があるけれど、ネット時代ならそういう人も自分が輝ける場所や呼吸の合う場所を見つけやすい。


日本は既存のものを守ろうとするので、ラディカルには変わらない。たとえばアメリカにおいて、CDの販売は、ずっと販売店経由でした。でも、デジタルの時代になって一気にCDが消えて、音楽をネット経由のデータで買うようになった。一方、日本はCDの流通の仕組みを守りながらデジタル時代に対応しようとする。だから、CDの売上は落ちているものの、減り方が緩やかで、ここ数年、アメリカを抜いてCDの売上が世界一位になっちゃった。おそらく新聞も同じです。宅配する販売店を守りながらやろうとしているので、緩やかにしか電子化していかないと思います。


本はひとつのテーマでまとめられていて保存性もいい。そういうストックな情報は紙で残るけど、一回読んで終わりのフローな情報は電子のほうが便利です。だから新聞や雑誌は厳しいと思う。


初めての経験って最初はつらいんですけど、場数を踏むと慣れていくものなんですよね。そして、慣れてしまうと自分の財産になって、他の仕事にも良い影響を与えてくれる。これまでの自分の活動を振り返ってみると、本当にその繰り返しだったなと思います。


僕の友人にも会社に勤めながら、ブログを書き、そちらの分野で有名になっている人、会社員をしながら副業届けを出して週末にプロカメラマンとして活動している人がいます。そうやって別の選択肢を持つことで、経済的にも精神的にもインディペンデントな立場でいられます。もし、何かやりたいことがあるなら、副業や週末起業をしてしまえばいい。取り組むための試行錯誤のリスクは、ネットのおかげで昔よりもはるかに小さくなっています。


ブログを始めたときも最初はしんどかったですね。ライター仲間からは「プロは文章を書いたら金をもらう。どうして無料で書くんだ。ありえない」と言われましたし、自分の中にも抵抗感はあったので。とはいえ、すでに出版不況は始まっていて、自分の書いていた雑誌もどんどん潰れている。ここからは自分の名前で商売していけるようにしなくちゃいけない、と。それにライターは依頼があって書く仕事だから、自分の100%好きなことはやれない。もし、書きたいことがあるなら、無報酬でも始めた方がいいと考えたんですよね。


専門の書き手の少なかったインターネットのジャンルに、別の何かを掛け合わせることで仕事の幅を広げていきました。例えば、僕は音楽評論家のように何万枚も聴いていませんが、音楽は好きで、インターネットと音楽のかかわりついて語ることはできた。しかも、周りを見回すと、まだ書いている人はいない。だったらと、いち早くブログを始め、それに目を止めた編集者から依頼が来て、『誰が「音楽」を殺すのか?』という本の出版につながりました。


自分は今もコミュニケーションが得意とは思わないし、人見知り。30代前半まで立食パーティーとか超苦手でしたから。何十人規模でも、とりあえずご飯をお皿に取ったら壁際の端っこで食べて、知り合いがいたらその人たちとだけ話すみたいなタイプ。誰も知り合いがいなかったら、すぐに帰っていました。でも、それじゃ仕事の質も変わらないし、人とのつながりも広がらない。誰の力も借りられない、と。仕事を通して、そう気づく機会があって、そこから10年。実感として、30代からでも自分を変えていくことはできるんだなと感じています。


津田大介の経歴・略歴

津田大介、つだ・だいすけ。日本のジャーナリスト、メディア・アクティビスト。東京出身。早稲田大学社会学部入学。大学在学中からITライターとして活動。有限会社ネオローグ設立。個人運営ニュースサイト「音楽配信メモ」を開設。その後、ジャーナリストとして活動を開始する。文化審議会著作権分科会の複数の小委員会で専門委員、インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事、特定非営利活動法人情報通信政策フォーラム(ICPF)理事、デジタル・コンテンツ法有識者フォーラム設立・発起人、早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)フェロー、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンフェロー、上智大学文学部新聞学科非常勤講師、武蔵大学社会学部メディア社会学科非常勤講師、関西大学総合情報学部特任教授、早稲田大学文学学術院教授などを務めた。