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法華津寛の名言

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法華津寛のプロフィール

法華津寛、ほけつ・ひろし。日本の馬術選手、経営者。東京出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、日本石油に入社。12歳のときに馬術を始め、東京オリンピックに出場。東京オリンピック後に日本石油を退社し、デューク大学大学院で経済学修士課程修了。その後、「エフ・ホフマン・ラ・ロシュ(外資系製薬会社)」「ジョンソン・エンド・ジョンソン」「オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス」などに勤務。オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックスで社長まで務めあげ定年退職。定年退職後にオリンピック出場へ再挑戦し、67歳で北京オリンピック、71歳でロンドンオリンピックに出場。JRA賞馬事文化賞功労賞を受賞。

法華津寛の名言 一覧

イライラしたとき、私は口角を上げて微笑みます。すると、少し気持ちが落ち着く。とくに試合前は、そうして平常心を保ちながら臨みます。


最も必要なことは「諦めないこと」。思い通りにならないことだらけですから。楽観的であることが大事。


小さな進歩でもそれを楽しみに感じることができれば、継続する力につながる。地道にコツコツと継続すればこそ、得られるチャンスがある。


馬術がメジャーなスポーツでなかったことで、「自分で考えて、乗り越える」習慣がつきました。野球やサッカーのような専門のトレーナーはいないので自分で考えるしかない。だから面白い。


「経営トップをやりながら、朝5時起きで馬の調教をして大変でしたね」と言われますが、私にしてみれば楽しくて仕方がない。だから、続いたのでしょう。


計画は練りますが、計画そのものにはこだわりません。経過を見ながら、予定通り進まなかったり、あるいは予定よりも早く上達した場合には、その都度、計画や目標を修正します。


若い頃から「なるべく今日できることは今日やろう」と、仕事を後回ししないように努力していました。我々の若い頃は「残業する方が偉い」という風潮がありました。自分の仕事を終えても会社に残っているような悪しき習慣です。私はそれが嫌だったので、やるべき仕事が終われば、上司が残っていようが帰っていましたね。


昨日できなかったことが今日できるようになる「日々の進歩」が楽しいんです。その進歩は、馬が私の合図通りの動きができた時に初めて感じられるもの。大会で結果につながれば「もう少しやってみよう」という気持ちになり、その繰り返しで今まで続いています。


私のモチベーションの源は、いまでも少しずつ、自分が上手くなっているなと感じられることです。


最も大切なことは、忍耐強く馬と接すること。甘やかすでもなく、理不尽に怒るでもなく。馬というパートナーは、まだ口のきけない子供と接するような思いやりの気持ちで接するのがいいと思います。気まぐれな演技をしたりミスしたりしたときは怒る。よくできたときは褒めてやる。その積み重ねで、狙い通りに馬が動いてくれれば、馬も人間もハッピー。目標に向かって二人で進歩しようと努力する関係が面白いんです。


「一体、いつまで挑戦するのか」。そう聞かれますが、答えるのは難しいですね。五輪に出場できるかどうかは、「馬との出会い」という運に左右されます。でも、「これはもうダメだ」と思う明確な理由が出てこない限りは、続けていると思います。


朝、馬に乗っている時間は、全く仕事のことは考えないんです。どんなにつらい時期でも、その間は馬とのコミュニケーションに没頭している。家に戻って朝食を取りながら、徐々に仕事モードに変わっていきます。


思うように馬が動いてくれない場合、原因を考え抜きます。馬がどんな気持ちになっているのか、苦痛が少ない調教方法は何なのか……。そうすると、馬の問題は50%ぐらいで、半分は私に原因がある。例えば、私は右利きですが、馬の向きを変えようとしたときに、どうしても馬の背中にかける体重が左右で違ってしまう。それに気づき、日常生活で左手を使い、筋トレも取り入れて矯正しました。


若い頃、指示を聞かない原因はすべて馬にあると思い込み、馬ばかりを責めていました。指示通りに動いてくれないと、「この馬を自分の思うように動かそう」という意識が働き、力ずくで何とかしようとするんです。でも、うまくいかない原因を客観的に考え、検証しながら突き詰めていくと、その原因は自分にもあるのではないかと思えてきました。「うまくいかないのは、決して馬のせいだけではない」と考え、自分自身の課題を見つければ、力任せに調教しなくても、人間も馬も楽しくトレーニングができるようになる。それに気づくまでに20年ほどかかりました。


仕事上の対人関係でイライラしても、馬に乗れば「昨日は昨日、今日は今日」と気持ちが切り替わり、引きずることなく冷静に対応できました。仕事を忘れて何かに没頭できる時間を持つことは、仕事にもプラスに働くと思います。


月1回は米国、月2回は国内出張をしていましたから、その間の練習や馬の面倒は馬術トレーナーの経験がある、信頼できる方にお願いしました。家族や会社の部下も含め、人の助けがなければ、仕事と競技の両立は無理だったでしょう。


早朝の練習は、1週間に1回ぐらいは「起きるのは辛いな……」なんて思っていましたよ(笑)。特に冬の寒い日や、つき合いで飲み過ぎた翌日は。でも私が行かないと馬は1日外に出られませんから、罪悪感を覚えて辛くても起きるんです。日々のコミュニケーションは重要ですし、馬と一緒にやる競技でなかったらくじけていたかもしれません。


定年退職をするまで仕事と馬術競技を両立させる日々が続きました。平日の練習は早朝です。毎朝5時に起床し自宅から30分の馬場に向かいます。1時間半ほどトレーニングして自宅に戻って身支度を整え、朝食を取って出社します。朝食を取りながら仕事モードに切り替えていくイメージです。


馬の練習はそう計画通りにいきません。馬の調子が悪ければ、当初やろうと思っていた練習は明日以降に延ばすなど、臨機応変な対応が必要。遅れた分、私1人が何時間も練習すれば取り戻せるという話でもない。馬の機嫌が悪くなればそれ以上トレーニングはできませんから、練習はそこで終了です。人間の思い通りにならないことだらけですから、仕事よりも馬とのトレーニングの進め方の方が難しいですし、馬術を通して、「粘り強く物事に取り組む力」は身についたかもしれません。


馬術と仕事の両立は、大変だと思ったことはありません。むしろ経営を担う立場になって馬術に何度も助けられました。仕事が厳しい状況の時も、馬に乗ればトレーニングに集中しますから頭がリセットされます。仕事で面倒な案件が発生した時ほど、意識的に馬に乗って頭を切り替えるようにしていました。出社後、同じ問題に違った側面から対峙できて新たな意思決定につながったり、解決策を見いだせたりすることもありました。


法華津寛の経歴・略歴

法華津寛、ほけつ・ひろし。日本の馬術選手、経営者。東京出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、日本石油に入社。12歳のときに馬術を始め、東京オリンピックに出場。東京オリンピック後に日本石油を退社し、デューク大学大学院で経済学修士課程修了。その後、「エフ・ホフマン・ラ・ロシュ(外資系製薬会社)」「ジョンソン・エンド・ジョンソン」「オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス」などに勤務。オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックスで社長まで務めあげ定年退職。定年退職後にオリンピック出場へ再挑戦し、67歳で北京オリンピック、71歳でロンドンオリンピックに出場。JRA賞馬事文化賞功労賞を受賞。

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