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泉谷閑示の名言

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泉谷閑示のプロフィール

泉谷閑示、いずみや・かんじ。日本の医学者、精神科医、音楽家、評論家。秋田県出身。東北大学医学部卒業、パリ・エコールノルマル音楽院留学。東京医科歯科大学医学部附属病院、神経研究所附属晴和病院、新宿サザンスクエアクリニック院長などを経て泉谷クリニックを開院。著書に『私を生きるための言葉』『仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える』。

泉谷閑示の名言 一覧

芸術や文化に触れ、美しさや奥深さを感じることは自己表現を磨く機会になります。生きる意味に悩む若者に文学や芸術の話をすると、「そんな面白いものがあるのですか」と興味を示すことがよくあります。本物の芸術や文化に接することは、生きる意味を見いだすことにつながるのです。


「主観的な疲れ」は、やりたくないことをやらされているときに、いっそう大きくなります。人間は、仕事などを不本意ながらやらされていると、実際の疲れ以上に疲れを感じるものです。疲れを感じている人は、まず「納得していないことをやらされているのではないか」と自分に問いかけてみてください。


生きる意味への悩みから解放されるには、自己本位に生きることです。日本では、自己本位は利己主義と誤解されがちですが、両者は全く違います。自分の都合で他人を支配しようとするのが利己主義ですが、自己本位は他人の意見や価値観を無批判に受け入れるのではなく、咀嚼して自分のものにする自己表現をすることです。


注意すべきは低次の欲求を満たすことを「生きる意味」と錯覚してしまうことです。人は物質的・経済的な面でハングリーな状況に直面すると、「それを解決すれば幸せになれる」と考えがちです。しかし、こうした不足感は満たしても満たしきれない側面があります。年収が500万円から800万円になったら1000万円を求め、課長になったら部長とその上の肩書が欲しくなるのです。


自分を持つには、従順さが邪魔になるところがあります。従順さを美徳としてきた日本では、「反抗」は、ともすれば悪と見なされ、その意義があまり認められてきませんでした。しかし、信念を持つには、たとえば会社や上司から押し付けられる常識を、疑ってみることも必要です。反抗としては、赤ん坊のイヤイヤ期や、10代の思春期はよく知られていますが、大人だからこそ考えたい「反抗期」があるのです。


精神科医として接してきた人たちの悩みを振り返ると、かつては「愛情への飢え」や「劣等感」「人間不信」が中心でした。これらは熱い情念が絡む「温度の高い」悩みです。ところが最近は「自分は何をしたいのか分からない」と、自らの存在意義や生きる意味を問うものになっている。独り密かに苦悩する「温度の低い」悩みなのです。こうした病態は「新型うつ」と呼ばれ、従来の精神医学では歯が立ちません。その苛立ちからか、専門家の中からは「精神医学が真正面から扱うに値せず、患者の意志の薄弱さがそもそもの原因である」という乱暴な意見も出ています。この最も人間的な苦悩から目を背けるのならば、精神医学や心理学は一体、何のためにあるのでしょうか。


本人の血肉になった言葉かどうかは、聞く人が聞けばわかるもの。見栄えのいい「信念」を必要としているようではダメで、自分が確立されれば、むしろ些末な「信念」は邪魔なもの。借り物の「信念」で外骨格を固めるのではなく、鍛えられた「自分」という内骨格を持ち、柔軟でいる。それが芯のある人であり、他人からも評価されるのです。


信念とは、自分を持つことなのですが、しかし、硬直した「信念」にとらわれていては、頑固なわからず屋にしかなれず、これも自分を持っているとはいえません。「芯がある人」がどんな人かについて考えてみると、意外にも、外が柔らかい人だといえるでしょう。つまり、内骨格を持っていると外側は柔らかい。対して、外骨格では内側がふにゃふにゃしている。つまり、自分がしっかりと内側にある人は、むしろ外面的には柔軟なのです。


泉谷閑示の経歴・略歴

泉谷閑示、いずみや・かんじ。日本の医学者、精神科医、音楽家、評論家。秋田県出身。東北大学医学部卒業、パリ・エコールノルマル音楽院留学。東京医科歯科大学医学部附属病院、神経研究所附属晴和病院、新宿サザンスクエアクリニック院長などを経て泉谷クリニックを開院。著書に『私を生きるための言葉』『仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える』。

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