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河﨑秋子(河崎秋子)の名言

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河﨑秋子(河崎秋子)のプロフィール

河﨑秋子、かわさき・あきこ。日本の羊飼い、小説家。北海道出身。北海学園大学経済学部卒業後、ニュージーランドで綿羊飼育技術を学ぶ。その後、酪農をしながら小説を執筆。『東陬遺事』で北海道新聞文学賞、『颶風の王』で三浦綾子文学賞、JRA賞馬事文化賞を受賞。

河﨑秋子(河崎秋子)の名言 一覧

人間が厳しい状況に置かれた時、たとえば遭難した時などには、良識や想念というのはほとんど役に立たないと思うんですよね。そういう後づけの虚飾を取り去った人間の「核」を知りたいなという気持ちがあります。それもあって私は人間と自然の関係を描くのかもしれません。


祖父母などから聞いてみると、(北海道)開拓時代の話というのは本当に壮絶なものが多いんです。自力で山野に根を張り、生活の営みを続けるというのはすごいことだったのだなと。そんな喜びや悲しみも、意識して残さなければ「なかったこと」として上書きされてしまう。それはとんでもない損失だと思います。これからも埋もれた過去を掘り起こして、光を当てて育てられたらいいなと考えています。


前作(『颶風の王』)は予想もしなかった広がりを見せてくれて、本当に驚きました。温かい言葉をいただくことが多かったので、その反動で2作目を考える際にはとても不安になりましたね。最終的には「考えてもしょうがない」と開き直って、以前から書きたいと思っていた「熊と犬の話」を形にしました。前作と雰囲気が違うのでまだ不安はありますが、開き直りつつ真摯にやるしかないと思っています。


やはり予備知識がゼロのほうが荒々しい場所に素直に驚いてくれるかと思い、本州在住者を主人公にしました。道民が原生林でサバイバルをして生き延びても「よかったね」で済みますが(笑)、都会のニートならそこから生まれるすごさもあるのかなと。


戦いのシーンが主軸になるので、エンターテインメント性は意識しました。スピード感が求められる分、描写をどう削いでいくのかで苦労しました。


肉体と精神は別々という思いが年々強くなってきています。精神的に追い込まれていても、体を動かしているうちに闘争心に火がつくことがあるし、逆に体がくたくたでも精神が引っ張ってくれることもある。自死を選ぶ寸前であっても、肉体が死を許さないということもあると思います。世の中の人もメンタルを気にするなら、もっと肉体に目を向けたほうがいいんじゃないかな。肉体、大事です(笑)。


最初は「ひ弱な人間がサバイバル」という状況が話の芯でしたが、熊と戦う、弱さを克服する、という筋を煮詰めるにしたがって、父親に対する鬱屈や自分の心身への不信感など、キミヤ(主人公)の内面が膨らんでいったんです。極限状態に置かれた時、人間というものは火事場の馬鹿力を発揮すると思います。「自分だったらどうなるか」という想像をキミヤに仮託しながら読んでいってもらえると嬉しいですね。


河﨑秋子(河崎秋子)の経歴・略歴

河﨑秋子、かわさき・あきこ。日本の羊飼い、小説家。北海道出身。北海学園大学経済学部卒業後、ニュージーランドで綿羊飼育技術を学ぶ。その後、酪農をしながら小説を執筆。『東陬遺事』で北海道新聞文学賞、『颶風の王』で三浦綾子文学賞、JRA賞馬事文化賞を受賞。

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