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橘木俊詔の名言

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橘木俊詔のプロフィール

橘木俊詔、たちばなき・としあき。日本の経済学者、京都大学名誉教授。兵庫県出身。小樽商科大学商学部卒、大阪大学大学院修士課程修了、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了。大阪大学教養部助教授を経て、京都大学大学院経済学研究科助教授・教授。そのほか同志社大学経済学部教授として教鞭をとった。専攻は労働経済学。主な著書に『日本の経済格差 所得と資産から考える』『セーフティ・ネットの経済学』『企業福祉の終焉 格差の時代にどう対応すべきか』『日本のお金持ちの研究』など。

橘木俊詔の名言 一覧

統計や経済理論を使い分析すると、直感とは違った現実社会の別の顔が見える。


大金持ちになりたければ、起業して地道に事業を続けてオーナー経営者になるか、あるいは、医学部に入り、比較的収入が高い診療科の開業医を目指すのが正解だということになる。


億万長者のオーナー経営者に関して見ると、学歴は多様。大卒が一番多いものの、高卒や中卒もかなりいる。他人が思いつかないようなビジネスを始めた人というよりは、事業を立ち上げ、数十年間コツコツと継続してきたというタイプが多い。


億万長者の医師について見ると、意外にも医学生時代はそれほど優秀でなかったという人が多い。それは、成績優秀な医学生が目指す内科や外科よりも、比較的マイナーな眼科や美容外科、皮膚科などのほうが、収入が高いからだ。また、同じ医師でも、大学病院の勤務医や教授の報酬は、開業医に比べるとはるかに低い。


技術者への報酬ももっと上げるべきだろう。私の経験でも、灘高校時代に優秀だった理系の同窓生から、文系に進んだ友人たちの出世ぶりと報酬の高さをうらやむ声を聞いた。しかし戦後、日本の経済発展を支えてきたのは彼ら優秀な技術者たちであり、今後もそうだろう。もっと技術者や研究職に夢を持てるような処遇にしないと日本経済を支える人がいなくなってしまうのではないかという気がしてならない。


飛びぬけた才能の持ち主や、親から大財産を相続した幸せ者。大金持ちというと、そんな特殊な人物像を思い浮かべるかもしれない。しかし、現実はそうではない。日本の億万長者の職業として多いのは、オーナー企業経営者と医師。年収1億円以上の大金持ちの約半分がこの二つの職業で占められている。


オーナー経営者や開業医が高い収入を得るのは不公平だとお考えになるだろうか?私は決して不公平ではないと思っている。自分で企業・開業するには大きなリスクを伴うし、成功を収めるには大変な勉強と努力と、ときには運も必要だからだ。


医師よりも難関といわれる弁護士は、収入では一般のサラリーマンと大きくは変わらない。


英語がダメなうえに勉強も大変厳しく、「クレージージャパニーズ」と言われるぐらい勉強しました。英語は米国人と3人で暮らしたら、飛躍的に身に付きました。すべてが山の麓からの挑戦でした。
【覚え書き|米国留学当時を振り返っての発言】


お金持ち全員が大卒というわけではありません。「日本の超富裕層トップテン」を見てもわかるように、日本のお金持ちは、自分で事業を興した創業経営者が多いのが特徴。そういった意味では、一発逆転のチャンスのある国だとも言えます。


当たり前のことですが、60歳になった途端、急に下流に転じるケースはほぼありません。現役時代からの差が積み重なり、格差が生じるのです。


橘木俊詔の経歴・略歴

橘木俊詔、たちばなき・としあき。日本の経済学者、京都大学名誉教授。兵庫県出身。小樽商科大学商学部卒、大阪大学大学院修士課程修了、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了。大阪大学教養部助教授を経て、京都大学大学院経済学研究科助教授・教授。そのほか同志社大学経済学部教授として教鞭をとった。専攻は労働経済学。主な著書に『日本の経済格差 所得と資産から考える』『セーフティ・ネットの経済学』『企業福祉の終焉 格差の時代にどう対応すべきか』『日本のお金持ちの研究』など。

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