植田実(経営者)の名言

植田実(経営者)のプロフィール

植田実、うえだ・みのる。日本の経営者。「サンクレスト」社長。大阪府出身。サンクレストを創立。

植田実(経営者)の名言 一覧

月に一度くらいミナミのアメリカ村にマーケティングに行くんですが、そこで女子高生に「いま、こんなん流行ってるで」と聞いて、作りました。やはりキャラクターが強いということで、キティバージョンを出してから売上がドンドン伸び、1年で100万枚を超えました。


女子高生にメールの覗き見防止フィルターの意見を聞いたところ、ピンクや黄色が欲しいと言われました。正直、何をいうてんねんという感じでしたね。この商品は黒だから、高いブラインド効果があるんです。それをピンクだ、黄色だ、と勝手なことをいう。この子たちは何もわかってないな、と思いましたね。1週間ほどして、高校1年生の姪に「これ、おっちゃんとこでつくったんやけど、やるわ」と商品を渡したら、「ピンクないの? ピンクが欲しい」と言われたんですよ。そこで、それ(黒じゃないとダメだというの)はメーカー側のエゴじゃないか、技術者の妙なプライドじゃないか、と思ったんです。女子高生たちの声を素直に聞けなかったのも、そんなものが邪魔をしていたからだということに気づいたんですよ。


PCのディスプレイがブラウン管から液晶に移行したことで、OAフィルターの需要がガクンと減ったんです。何か新しい商品で勝負しなければいけない状況でした。そこで考えたのは、「台数についていくのが一番賢い」ということだったんです。つまり、販売台数が多い商品に関連するものなら、ビジネスとして間違いないと。いろいろ検討した結果、2000年頃からすさまじい勢いで普及してきた携帯電話に目をつけたわけです。


携帯電話が流行りだした頃に、若い女性向けに覗き見防止フィルムを作ったんですが、ぜんぜん売れない。もう藁にもすがる思いで女子高生の意見を聞いて改良したら、大ヒット。2億円だった会社の売上げが10億円以上になりました。フィルムの性能が落ちるピンク色なんて、私たちのような技術者にはとても思いつきませんでした。それ以来、女子高生の話を積極的に聞くようになりましたね。


ATMの操作画面に、暗証番号などをのぞき見されないようにフィルターが貼ってあることは知っていたんです。なんとか携帯電話とのぞき見防止が結びつかないか、と必死で頭をひねっていて、メールが思い浮かんだんですよ。僕らも昔、文通の手紙を見られるのは嫌だったじゃないですか。だったら、メールだって打っているときや読んでいるときに、隣から見られるのは嫌なはずでしょう。よし、この「メールの覗き見防止」というコンセプトでいこうと思いましたね。


植田実(経営者)の経歴・略歴

植田実、うえだ・みのる。日本の経営者。「サンクレスト」社長。大阪府出身。サンクレストを創立。

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