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森本智子の名言

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森本智子のプロフィール

森本智子、もりもと・ともこ。日本の女性アナウンサー。長崎県出身。早稲田大学第一文学部卒業後、テレビ東京にアナウンサーとして入社。主に経済系の報道番組を担当した。『ワールドビジネスサテライト』『朝はビタミン!』『TXNニュース』などを担当。そのほか、地上デジタル放送推進大使を務めた。

森本智子の名言 一覧

表には見せないけれど、成功者は寝る間も惜しんで努力しています。取材したトップの方々の言葉は、自分にダイレクトに響きます。


これからも、すべてに対して前向きな気持ちで、自分にできる最大限のことをやり続けていくつもりです。


何のためにというより、もう当たり前のように読書をしているんですよ。仕事をするうえでも、生きていくうえでも欠かせないものとして本を位置づけています。「本があったから今の自分がある」というくらいに。


目標しか見えなくなると、自分の可能性を自ら狭めてしまうことになるのでは、との不安もありました。20代はいろんな経験をして、仕事の幅はもちろん、人間としての幅も広げるべき時期じゃないかと思ったんです。


一緒に仕事をする人や視聴者の立場になって、ものごとを考えられるようになりました。入社して3、4年目ぐらいまでは、目の前の仕事をこなすのに精いっぱいで、周りなんてまったく見えていませんでしたから。


いま担当している仕事に直結するわけではないのですが、私は北朝鮮やイラクなどの国際問題に興味があって、その関係の書物は片っ端から読んでいます。番組とは関係なく、国際情勢の専門家の方にお話を聞きに行くこともあります。でも、勉強するだけではオンリーワンにはなれません。たくさんの人にお会いしたり、映画やお芝居に積極的に触れたりすることで、感受性や洞察力を磨くことも大切にしています。


テレビ東京に入社した当時にある人から、「ナンバーワンでなく、オンリーワンのアナウンサーを目指しなさい」と言われたことがあったんです。その言葉が自分の中ですごくしっくりきて、将来の方向性が定まったんです。オンリーワンというのは、特異なキャラクターを発揮することではなくて、人としての奥深さとか、その人ならではの発想とかものの見方ができるということだと思います。まだ具体的に「これが私のオンリーワン」というのは、何も言えないのですが。


ニュース番組も人が出て話しているわけですから、アナウンサーの人となりが画面を通じて視聴者に伝わるわけです。それを観て視聴者の方は、番組に興味を抱いたり、親近感を抱いたりすると思うんです。でもそう感じてもらうためには、アナウンサーに人間的な幅というか、魅力がなくてはいけません。その人間としての魅力を磨くために、いまはいろんなことに挑戦して、自分の能力や可能性を開拓しようとしているところなんです。


バラエティ番組が思いのほか上手くいき、スタッフの方から「バラエティもいいんじゃない」などと褒められて、それまで気づかなかった新たな自分を発見することもあります。バラエティ番組に限らず、様々な仕事に取り組む中で、自分でも気がついていなかった自分の可能性に気づくということは、とても大切なことだと思います。


焦りはないです。私がやりたいことを20代後半で実現するのは、まず無理ですから。それよりも、いま吸収すべきことを吸収するので一生懸命ですね。自分のやるべき仕事が本当にできるようになるのは30代以降です。いまはまだ、地道に力をつけていく時期だと思います。


入社後、5年後といった短期の目標は立てませんでしたが、「30代や40代になったとき、こんな自分でありたい」といった大きな目標は持ち続けています。その大きな目標に向かって、いまは回り道をすることを恐れずになんでも取り組んで、いずれ必ず目標にたどり着けるように頑張っています。


私は子供のときから、「3年後にはこんな自分になっている」というふうに具体的な将来像を思い描いて、そこに向かって頑張るというやり方を、ずっと続けてきたんです。でも入社時には、将来の方向性は明確にしていましたが、「具体的な目標は立てない」と自分に言い聞かせることにしました。目標しか見えなくなって突き進んでしまう傾向が私にあるからです。


メディアは中立的でなければなりません。そのため、声高な人や、強い主張の人には気をつけています。なぜこの人はこんなに声を大にして主張するのか。疑問を持ちながら聞くことで、客観的な考えを保つようにしています。


人の話を聞くときに大切なのは、まず相手に身を委ねることです。100%相手の言うことに耳を傾けるようにしています。関係のなさそうな話になったとしても、そこから思わぬ話へつながることもあります。まずは、相手の「波」に乗ることです。


インタビューでは必ず押さえなければならない質問もあります。けれども、基本的には、自分の中で考えを固めずに、柔軟な状態で話を聞くようにしています。


インタビューのとき、たくさんの準備はしつつも、相手に対面するときは、まったく頭の中をゼロの状態にして話を聞くようにします。自分の中で結論を持ちながら話を聞いていると、頭に入ってきませんから。


私は心配性なので、事前にたくさん準備をするほうです。相手と対等に話ができるくらいの知識を持たないと会話になりませんから。相手の思考にすばやく反応できないと、より深い話へ到達することができません。


どうしたら自分の思考を深め、もっといろいろな見方で、深掘りできるのか、日々格闘しています。そのために、もっと多くの方に話を聞いて、さらに勉強していきたいと思います。時間はあるようでいて、あまりないですから。


時間の許すかぎり、できるだけ多くの情報を現場の人から集めるようにしています。自分で発信する場合、集めてきた情報のうちの一割を出せれば良いほうですね。切り捨てた情報はもったいないとは思いますが、それもムダではないと思っています。若い頃はわからなかったのですが、別々に収集した情報が、ある日、ひとつに収斂されていくことがあるのです。情報が蓄積されると、経済問題や社会問題が連鎖していることがわかる瞬間が来ることもあります。


思考の段階に入るとき、私の場合は、新聞も貴重なツールのひとつとして活用しています。論説委員の深い考察は参考になります。論説委員のなかに、自分と考えが近い方や、考え方の視点を信頼している方、意見に納得できる方がいます。ですから、ある事柄について判断を迷ったときは、そうした論説委員の考え方も参考にします。そうすれば、「こういう見方ができるのか」とヒントを与えてもらって、視野を広げることができますから。


ストレートニュースを伝える場合は、与えられた原稿をきちんと読むことが重要になりますが、自ら取材したニュースや感情を揺さぶられる内容の場合は、ほんの少しでも自分の想いを言葉尻や表情に込めたりして、どうすれば視聴者に伝わるか、つねに考え続けています。


タレントの中川翔子さんは本を一度に100冊買うこともあるそうです。ご自宅は本だらけで、もちろんマンガもあるし、ちょっと難しい宇宙の本なども。既に持っている本でも「これは!」と思ったら、さらにもう1冊買って「お気に入り本棚」に保管しているようです。将来、生まれてくる子供のための本棚もあるんです。最初聞いた時は驚きましたが、すごく素敵だと思います。


本を汚さないで読む人って、あまり記憶にないですね。特に印象に残っているのは評論家の山田五郎さんです。薦めて下さったマックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』は、何とも難しい本で読むのが大変でしたが(笑)。山田さんはものすごく読み込んでいて、もう表紙が日に焼けて真っ茶色になっていましたし、付箋をたくさん貼ってあるうえに、線も引きすぎていて、ご本人も「どこが重要なのか分からなくなってしまった」というぐらい(笑)。フォーバルの大久保秀夫会長も、ご紹介してくれた『ビジョナリー・カンパニー2』は蛍光ペンの線でページが埋め尽くされていました。


一番腰を据えて本を読むのは、番組オンエア後の夜中から朝にかけてですね。真夜中のシーンとした時間に、ひたすら集中して読んでいます。会社でいけるところまで読んで、深夜2時半くらいに朝の番組を担当している後誰が来ると、「先輩、大丈夫ですか?」って心配されてしまうので(笑)、何となく切りがいいところで家に帰ってまた読みます。気がついたら朝になって、出勤までの2~3時間、ちょこっと寝るパターンが多いですね。でも、どの本も面白いので全然、苦にならないです。むしろ、すがすがしい気分になりますよ。「あ~、面白かった! あと3時間後にはまた会社に行かなきゃ。でもいいや、本が読めたから」みたいに思えることが多いです。


米田(幸正・スギ薬局社長)さんからは『マイ・アメリカン・ジャーニー』を紹介してもらいました。これはコリン・パウエル氏の自伝で、私たちも知っているような歴史の節目節目で彼が何を考えて、どう判断してきたかということを、舞台裏も含めて書いています。人として生きていく中で、何を大切に考えて、何を自分の中で判断の軸としてきたかが表れているんです。だからこそ国務長官にまで上り詰めたというのがよく分かる1冊です。この本の巻末に「コリン・パウエルのルール」というのがあります。文字通りコリン・パウエル氏が人生から学び取った13の教訓です。米田さんはこれを何枚もコピーして台紙のようなものに貼りつけ、きちんとレイアウトして机の上に置いて、いつでも見られるようにしていました。


幻冬舎の見城徹社長からは、『吉本隆明 定本詩集』をご紹介いただきました。見城さんはこの本を7冊ほど持っているようで、いつでも読めるようにベッドのそばとか、トイレ、台所、リビングなどに置いているんです。取材の時、その本を持ってきて下さったのですが、相当読み込んだらしくぼろぼろの状態でした。見城さんは会社を立ち上げたり、新刊を出すタイミングなど、本当にいろいろな決断をされて、今に至っている方です。そんな重大な決断を下す時や、迷った時には誰に相談をするわけでもなく、「この本を開く」ということでした。恐らく答えはもう自分の中に持っていて、その決意を強くするためにこの本を読んでいるんでしょうね。必ずこれを読んで、「大丈夫、自分は間違ってない」「たとえ全員が反対していても、自分はこれで突破していく」という気持ちを確認する。本にはそれほどまでの力があるんだということを改めて思い知らされました。


森本智子の経歴・略歴

森本智子、もりもと・ともこ。日本の女性アナウンサー。長崎県出身。早稲田大学第一文学部卒業後、テレビ東京にアナウンサーとして入社。主に経済系の報道番組を担当した。『ワールドビジネスサテライト』『朝はビタミン!』『TXNニュース』などを担当。そのほか、地上デジタル放送推進大使を務めた。