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森岡毅の名言

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森岡毅のプロフィール

森岡毅、もりおか・つよし。日本のマーケッター。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを運営する「ユー・エス・ジェイ」CMO(最高マーケティング責任者)。兵庫県出身。神戸大学経営学部卒業後、P&G、日本ヴィダル・サスーン・ブランドマネージャー、北米パンテーン・ブランドマネージャー、ウエラジャパン副代表などを経てユー・エス・ジェイに入社。CMOを務め、V字回復に貢献。同社退社後、マーケティング支援会社「(株)刀」を設立。

森岡毅の名言 一覧

市場価値を創出する手段はいくつもあります。新技術の開発も、技術の組み合わせもそうです。手段は無限でしょう。ただし、それが本当に意味を持つかは、消費者をどれだけ理解しているかに尽きます。


日本では「イノベーション」という言葉を、革新的な商品やサービスだと捉えがちです。もちろん、その通りですが、私自身は「市場価値を創出すること」がイノベーションだと定義しています。日々のビジネスでも小さなイノベーションは生まれますし、その積み重ねの中でブレークスルーが起きてきます。


マーケターは消費者の代理人。どんなに成功を重ねても、消費者視点という原点は忘れてはいけない。


ゴールから逆算して考えることが何よりも大切。


世の中のすべての現象は数値に置き換えて計算できる。


マーケティング思考は、あらゆる仕事における業務効率と成功の確率を劇的に上げる。


テーマパークに現状維持はない。常にバーは上がっていく。


戦略を立てる際には、何をゴールとするかを認識しておくことが大事。


僕が他のマーケターと違うのは、直感でひらめいたものをできるだけ客観の世界に変換し、いろいろ計算してみるところ。


消費者を理解するために重要なのがマーケティングです。業種は何であれ、企業は今すぐマーケティングの大切さを理解する必要があります。消費者の根源的な欲求を理解すれば、解決策、つまりイノベーションは起こせるはずです。


私が製造業の経営陣と議論すると「消費者が大事」と言いながらも、ふと気が付くと技術の議論になってしまいます。技術は大事ですが、消費者にとっての価値を定義せずに技術の価値は定義できません。2つはいわば双極的な関係なのです。


よく、「どうしてやることなすこと全部当たるんですか?」と言われますが、負けそうな戦は避けて、勝てる戦だけを見つけているからです。「どう闘うか」より「どこで闘うか」です。


数学は嘘をつきません。嘘をつくのは数字を解釈する自分の脳です。想定を間違えたり、想定しきれなかったり。けれど数学自体は決して嘘をつかない。


富士山に登ろうと思ったとき、青木ヶ原の樹海から富士山を見上げても道筋は見えないけれど、富士山の上から見下ろせば「あそこから登れる」「こっちは崖が崩れそうだ」とよく見えます。


なぜ直感やひらめきを大事にするかといえば、人間の意思決定は非常に感情的なものだからです。多くの人は、物事を情緒的に捉えて感情的に反応します。人間を相手にする集客ビジネスには、ひらめきや直感があるほど有利になります。しかし、直感に頼りすぎると人間は大きな失敗を犯します。そこで直感やひらめきでなんとなく見えてきた「行きたい場所」に対して、そこへたどり着くためのストーリーを考えます。これを戦略と言います。


マーケティング思考を使いこなすために、まずは戦略的思考を身につける必要があります。その核となる考え方が「選択と集中」。限られた資源をどう有効に使うか考え、やることを選ぶということです。無意味に資源を分散させるのはただの愚か者です。


僕はもともと数学しかできなかった。文系のマーケターたちは学生時代、おしゃれな服を着て、おしゃれなクルマに乗って、おしゃれに合コンして楽しんでいた。マーケターになっても、彼らはセンスや感覚でトレンドを読むというファジーな世界で仕事をしています。理系少年だった僕にはそういう強みがまったくないので、逆に世の中のすべての現象を数値に置き換えて計算するという、いわば自分の土俵でマーケティングをやるノウハウをずっと研究してきたわけです。


USJの復活、成功は奇跡でも偶然でもありません。理由はたった一つ、マーケティングを重視する企業となったことです。かつて新規事業の成功率は30%でしたが、今は97%にまでなりました。


マーケッターは消費者を理解する専門職。消費者の日々の悩みだけでなく、潜在的な悩みや欲求を解き明かし、解決策となる技術を探していく。これを突き詰めることが、イノベーションを生み出す確率を高めてくれます。逆にマーケティングがなければ、消費者無視の自己満足に陥ってしまいます。残念ながら、日本の大企業、とりわけ製造業ではこうした傾向が強いのではないでしょうか。


ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の再建時には、ハリー・ポッターのアトラクションのような大きなブレークスルーがありました。ただそれは何十回もある価値創造の中で出てきた話です。小さなイノベーションでも消費者を幸せにしますし、業績も上がります。あまり大上段に構えすぎるのは良くないでしょう。


森岡毅の経歴・略歴

森岡毅、もりおか・つよし。日本のマーケッター。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを運営する「ユー・エス・ジェイ」CMO(最高マーケティング責任者)。兵庫県出身。神戸大学経営学部卒業後、P&G、日本ヴィダル・サスーン・ブランドマネージャー、北米パンテーン・ブランドマネージャー、ウエラジャパン副代表などを経てユー・エス・ジェイに入社。CMOを務め、V字回復に貢献。同社退社後、マーケティング支援会社「(株)刀」を設立。

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