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梶本修身の名言

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梶本修身のプロフィール

梶本修身、かじもと・おさみ。日本の医師、医学博士。「東京疲労・睡眠クリニック」院長。大阪大学大学院医学研究科修了。大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座特任教授、産官学連携「疲労定量化および抗疲労食薬開発プロジェクト」統括責任者などを務めた。

梶本修身の名言 一覧

「疲れたな」と感じたら、早めにケアすれば回復しやすい。だから、1日ごとに脳の疲れをきちんと取ることが大切。


心底行き詰まった時は、周囲に悩みを打ち明けてみましょう。弱みを見せると相手の共感を得やすく、仕事がやりやすくなります。


飽きたと感じたら、休息や気分転換を。トイレに行ったり、コピーを取りに行ったりして歩くと、血流が改善し疲労物質の代謝も活発になる。


就寝前にホットミルクを飲むとリラックスするという人もいますが、それは胃が温まることで副交感神経が優位に働くから。カロリーを考慮すれば白湯がベター。


疲れを癒やすなら、気軽に行ける近場で森林浴を楽しむのがオススメ。木漏れ日やそよ風といった自然のゆらぎには癒やし効果があり、ストレスの解消になる。


昼休みには最低15分間、1人の時間を確保し、可能ならリラックスできる個室空間で仮眠するのがベスト。パソコンやスマートフォンはいじらず、心身を休めましょう。


最適な睡眠時間には個人差があり、4時間の人も8時間の人もいます。大切なのは、その人に合った時間で良質な睡眠をとることです。


ハードワークをしたとき、達成感を感じて疲労が吹き飛ぶこともあるが、それは脳の錯覚。人間の場合、意欲を感じる前頭葉が発達しているため、疲れを隠してしまうのです。いわば、隠れ疲労で、それこそ蓄積したら危険です。


徹夜明けで疲れた状態を思い起こしてみてください。頭が重い、くらくらする、耳が遠い、ろれつが回らない、肩が凝る、目がしょぼしょぼする……。これらはすべて自律神経失調症の症状です。私たちは普段の慢性的な疲労でも、自律神経失調症の症状を呈していることを理解していただきたい。


運動疲れや眼精疲労、心労など疲れには様々ありますが、どれも脳の疲れが原因。脳を疲れさせないためには、自律神経への負荷を減らすことが大切。回復させるには、質の良い睡眠が唯一の手段。


脳を疲れにくくするには、複数の作業を同時に行い注意を分散させること。このワーキングメモリーという能力を磨くと、物事を包括的に捉える力や、重要度を図る力が高まります。仕事に要領よく対処できるようになるので、疲れにくくなる。


蓄積した疲労が幸福感ややりがいなどに抑え込まれ、気づかないうちに体を蝕んでいく可能性があります。責任感の強い人ほど、その傾向が強いので要注意。「疲労感」と「疲労」の違いを認識し、日頃から自分の疲れをモニタリングする心がけが大切。


眠ってからも足元を温め続けるのは逆効果。眠ってから深い睡眠に入るためには、身体の熱を放出する必要があるのですが、足の裏は熱の放出に重要な場所なのです。よく、こたつに入って寝ると風邪をひくと言われますが、これは足元が温かいために身体の熱を放出できず、そのために浅い眠りをくり返し、疲れが取れないことが原因です。私がお勧めしたいのは、寝る前に布団乾燥機で布団を温めておくこと。眠るときは温かく、その後30分ほどで布団が冷めていくので、快適な寝つきと深い眠りが得られるのです。


昼間の生活習慣で気をつけたいのは、「勤務時間のなかで必ず息抜きの時間を作ること」。とくに都会に住んでいる人は、通勤時間も含めると、勤務時間は10時間近くになります。その間は誰かと一緒にいたり、誰かに見られている時間が続きます。つまり、自律神経がずっと緊張状態に置かれているのです。そこでぜひやってみていただきたいのが、昼休みに一人になれる時間を持つことです。あるいは誰も自分を見ていない、誰も自分を知らない空間に身を置くだけでもいいでしょう。会社の人と一緒にランチもいいのですが、たまにはカラオケボックスやインターネットカフェなどパーソナルスペースのある場所にコンビニ弁当を持ち込んで食べるのもいいでしょう。一人でほっとできる時間を持つことで、自律神経を緊張状態から解放してあげることが大切です。


自律神経の疲労は、大脳の前頭葉にある眼窩(がんか)前頭野で感知され、「身体が疲れた」という信号に書き換えられて全身に送られます。これがいわゆる「疲労感」であり、これ以上自律神経を酷使するのを止めさせるための生体アラームなのです。しかし、人間は意欲や達成感をつかさどる前頭葉が発達しているため、「やりがい」や「達成感」、「意欲」などによって疲労感というアラームを隠してしまうことができます。疲れているのに、疲労を感じない。これはとても危険な状態です。


温泉で疲れがとれた気がするのは、非日常的な解放感が疲れを覆い隠すからにすぎません。みなさん旅館やホテルに着くと部屋の中や施設の中を探検するでしょう? あれはアウェーで自分の身の安全を確保しようとする本能的な行動。つまりリラックスなどしていないんです。土日は家でゆっくりする。それが自律神経のためには一番です。


通したい提案があるときは、会議が始まった直後は議題にしないほうがいい。セールスのテクニックにこんなものがあります。まずはお客に些細なことをたくさん決めさせ、そのあとで高額商品を勧めるとよく売れる。なぜなら決断というのはそれだけで疲れる行為。いくつか決断を下して判断力が鈍った頃に高価なものを勧めると、財布の紐がゆるみやすいのです。会議でも同じように、通したい提案は会議終盤に持ち出すといいでしょう。


良質な睡眠をとるためには、睡眠時、夫婦やパートナーと同じ部屋、同じベッドで眠らないこと。男性と女性では快適温度に2~3度の違いが生じるため、同室で寝ているカップルの約4割が室内温度でケンカした経験があります。また、男性はオスの本能が働き、女性を守らなければならないと感じるため、同じベッドでは熟睡できません。起床時の知力テストで、女性は成績の差がみられなかったのに対し、男性の場合は成績が落ちるという結果が出ました。


梶本修身の経歴・略歴

梶本修身、かじもと・おさみ。日本の医師、医学博士。「東京疲労・睡眠クリニック」院長。大阪大学大学院医学研究科修了。大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座特任教授、産官学連携「疲労定量化および抗疲労食薬開発プロジェクト」統括責任者などを務めた。

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