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柴崎友香の名言

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柴崎友香のプロフィール

柴崎友香、しばさき・ともか。日本の小説家。大阪府出身。大阪府立大学総合科学部国際文化コース人文地理学専攻卒業。咲くやこの花賞(文芸その他部門)、織田作之助賞大賞、芸術選奨新人賞、野間文芸新人賞、芥川龍之介賞を受賞。『きょうのできごと』『寝ても覚めても』が映画化された。

柴崎友香の名言 一覧

私は知らないところへ行って、細かいところを見てあれこれ考えるのが好きなんです。


これ(小説『公園へ行かないか? 火曜日に』)を読んで、何かやってみよう、と思っていただけたらいいですね。私も、わからない、何もできないみたいな状況でなんとかなった(笑)。自分が知らないもの、わからないものに興味を持ったり新しいことを始めてみたりするきっかけになればうれしいです。


これまでも身近なことを題材に(小説を)書いてきたので、「本当のこと?」と訊かれることが多いんですけれど、元になってことがあっても距離を置いて書いている。でも今回は、今までこんなに自分に起きたことを書いたことはなかったというものになりました。実体験率が高いし、自分の考えもストレートに書いている。こんな書き方は今までしたことがなかった。


アメリカに行っている最中から何かしらの形で書きたいと思っていましたが、「小説で」という気持ちがだんだん強くなりました。エッセイの方がしっかり道筋を追っていけるけれど、ここでのことは小説だからこそできる考え方の回路や感じ方で書きたいなと。ちょっと飛躍したり、妙なことが急に展開していったり。


(アメリカの公園は)あまりにも果てしなくて。私は大阪や東京の建物が密集した街に住んできたので、「これは、私が予想したパークではない」と。でも「パーク」といえばこういうところだという人もいたし、そのずれから見えてくることがいっぱいあって。ひとつの言葉、ひとつの出来事から考えられることが本当にたくさんありました。


この(アメリカでの)3か月、流れるプールで流されている感じだったんです(笑)。「来週、私、何しているんだろ?」とか、ランチに誘われ、車に乗ったはいいけど、「これ、どこ走っているんだろ?」とか、でもその状況って、つい自分の楽なやり方でしか行動しない日本にいるとなかなか体験できないことで。だからここでは飛び込んでおこうと思いました。そうじゃないとわからなかったこと、感じられなかったこと、そのわけのわからなさを形にしたいなと思いました。


コミュニケーションとは、言語とは、小説とは……そういうの、ひと言で割り切れない、線が引けるものではないというのが、強く感じることです。何に関しても複雑だし、入り組んでいる。それをそのまま伝えられたらと思って書いていました。結論はないし、考えはあっちに行ったり、こっちに行ったり蛇行しているので、「結局、どうなんだ」という感じになるかもしれないですけど、安易に線を引こうとするから、いろんなことに軋轢が出てくるんじゃないかとも考えたりしていたので、そのぐねぐねした道筋をたどって体感してもらえたら。複雑さを複雑なまま抱えながら。


(アメリカでの3か月間)以前から気になっていた、いま、多用されている「共感」という言葉についても一層考えました。たとえばSNSで自分と同じ考えを集めるの、すごく簡単なんですよね。「わかる、知ってる」って。でも、それはただ確認をしているのかもしれない。それだけならコミュニケーションは何のためにあるんだろうって。助けになる一方で、知らないこと、自分と違う考えを遠ざけてしまいがちな危うさもそこから感じていたんです。わからないからこそわかりたいとか、わからない人とやっていくため、どういう可能性があるのかを探るために、コミュニケーションってあるはずなんじゃないかと。そして、その間にある言葉って何だろう、何を伝えるためにあるんだろう、ということも、英語が第一言語ではない人たちと英語という言葉=道具を使い、どれだけ理解できるのか、伝えられるのかという状況のなか、毎日、考え続けていました。


柴崎友香の経歴・略歴

柴崎友香、しばさき・ともか。日本の小説家。大阪府出身。大阪府立大学総合科学部国際文化コース人文地理学専攻卒業。咲くやこの花賞(文芸その他部門)、織田作之助賞大賞、芸術選奨新人賞、野間文芸新人賞、芥川龍之介賞を受賞。『きょうのできごと』『寝ても覚めても』が映画化された。

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