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林要(経営者)の名言

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林要(経営者)のプロフィール

林要、はやし・かなめ。日本の経営者。「GROOVE X」CEO(最高経営責任者)。愛知県出身。東京都立科学技術大学大学院修士課程修了。トヨタ、ソフトバンクなどを経てGROOVE Xを設立。

林要(経営者)の名言 一覧

組織がピラミッド構造だと、まったく新しいことをやるのは大変。


事業の成功の確率を上げるため体調を整えること、仲間とともに夢を叶えるチャンスが巡ってきたとき、全力投球できるコンディションを整えていくための習慣が大切。


好機が到来した時のためにもマネジメントという手法を身につけておくことはマイナスにはならないはず。


やりたいのはチャレンジと探求。人生に飽きたくないです。またそんな自分を含めた「人間」というシステムへの興味も尽きません。その交点として、ロボットは凄く良い題材なのです。


物事を実際に決めているのは無意識層で、意識は決めていない。では私達が自分で決めた、と何故思いこむかと言うと、無意識が決めた事を意識が後から追認しているに過ぎない、とも言われてます。


コールセンターの女性の声がきれいだと、美人だと思ってしまうように、脳は勝手にファンタジーを生み出すもの。


事業をやる上で、私一人の力は大した事ないので、チームとしての力を最大化したいと思っていました。特に新しい事にチャレンジし続ける人達が集まって意見を出し合うと、アイディアがアイディアを呼び込むモードに入る事があるのは経験的に知っていて、それがチームとしての力を最大化するのには良いモードだと思うのです。


一度とにかくロボットを真剣に作って売ってみるっていうのはとても大事な経験で、そのプロセスで自分の作りたいものと、市場が潜在的に求めているものの乖離に気づき方向を修正していければ、その次の世代のロボットは凄く面白い事になると思う。


私は「ものづくり」でキャリアを築いてきたので、やはり新しいものを作りたい。更にヘルシーに事業を継続できるように「稼ぐ」という意味で事業の将来性も考えると、やはりロボットなんです。


マネジメントという仕事は、目標を実現するための役割の1つにすぎません。しかし、逆に考えれば目標実現のためには、マネジメントという手法を身につけることは、決してムダにはなりません。


大昔は危なそうだと未来に不安を感じる人のほうが生き残りやすかったわけです。不安が必ずしも合理的でなくても、多くの人は未来に不安を覚える。特に見えないものには恐怖を感じます。でも、いったん触れると安心して、今度は逆に都合のいい方向に想像し始める。それが僕らの脳のシステムです。


私は昔から開発モノの本が大好きで、小学校のときに読み漁った本の世界観が大人になってからも自分の中に残っていた。トヨタの製品企画部での仕事は実に奥深かったが、少し完成されすぎていたので、新しい世界を見たいと思って外に出た。


ソフトバンクでは感情認識ロボット「ペッパー」の開発リーダーを務めて新規事業提案もいろいろやった。そこでもピラミッド組織の良しあしがわかり、結局、ベンチャーを真剣にやるしかないと思った。自分の地位や給料が守られていなければ、くくれる腹も違ってくる。


この事業は、僕が今まで稼いだ年収の何倍もの金額を月々使って、売り上げが立たないにも関わらず開発を進めていく事業なので、とても怖いわけです。そんな自分を鼓舞するために、創業当時は無理だと言われながらも巨額の開発費を投下してロケット開発を進め、成功させているイーロンマスクを思い浮かべる事がありました。彼はもっと怖いじゃないか、と。


人間いろんな欲がありますが、長期的、継続的に飽きない快感というのは、ひらめきのスパークだったり、理解できたという達成感だったり、アイディアを出し合っているグルーヴ感だったりするんだと思うんです。他の快感って飽きるのに対して、これらの「新しいこと」への好奇心を満足させる事が、もっとも飽きない快感だと思うんです。そんな好奇心というのは、これまたかなり本能的な欲求だと思うので、ちゃんと満足させる事が心の健康にも大事ですよね。


子供の成長とは、無意識から意識が芽生えるプロセスそのものですよね。だから子供を育てるというのは、どう無意識と意識が相互に影響しながら脳の回路を組み替えて発達していくのかというっていう物語になっていて、とても面白いです。また不思議と子供は可愛いですよね。それも論理的な説明は難しい無意識レイヤーの反応と言えますよね。だから自分に生じる変化も含めて観察できるので、子供に接する事で学ぶ事はとても多いです。


ペッパーの人型からのアプローチは一つあると思うんです。しかしせっかく日本発でパーソナルロボット産業が盛り上がりつつある中で、それを継続的かつ世界的なムーブメントにするためには、他のアプローチも含めて全方位的に盛り上げていく必要があると思います。僕たちはペッパーがカバーしていない方角からアプローチして、共にロボット産業を盛り上げて行きたいと考えているのです。


SNSやゲームそのものが悪いのでは無くて、その手前に「それに依存せざる得なくなる理由はなにか?」という根源的な問いを見つめる必要がある。するとその一つに「孤独」という極めてプリミティブな感情が見えてくるわけです。そこに対処しない限りは「やめなさい」と言ったってどうしようもないわけです。ペットもそうですが、そのような論理的には生き残るのに不要なものが大きな産業になっているのは、そこに本能の要求があるからなんですよね。僕らがそれらを必要とする仕組みが見えてくるわけです。


僕らのDNAは生き残り戦略として積極的に「寂しさ」を培ってきたわけです。体がどんなに屈強でも、寂しさを十分に持っていない個体は、たとえ肉を独り占めにして生き延びる事ができても、子孫を継続的には残せず淘汰されてしまいます。つまり、私たちは子孫を残すために寂しさを感じるようにできているわけですし、互恵的にもならざるを得なかったわけです。私達は利己的な遺伝子を持つが故に寂しいし、互恵的性質を持つわけですね。


経験を蓄積しているうちに、「実体を持つロボットの強み」として、ペッパーとは正反対のアプローチを考えるようになりました。高度な会話など、人に近づく努力はペッパーが業界のリーダーとして今後も担っていくとして、私は私でもう少しプリミティブなところも掘ってみたいと思い、ロボットをむしろ人に近づけるのでは無くハムスターに近づける事で人を癒やすことを追求したい、とGROOVE Xを立ち上げました。


高齢者の方にペッパーが受け入れられているのは面白い現象です。高齢者施設にペッパーが派遣されるとすごく喜んで頂ける事は、デベロッパーの皆様の活動でも報告されている事かと思います。とはいえ、高齢者の方々との会話というのは、健常者でも難しく、ロボットがご老人と会話を成立させるのは容易ではありません。そこでそこにいる高齢者の方々に「ペッパーの何を良くしてほしいですか?」と尋ねると、「手を温かくして欲しい」と言われたりするのです。「手を温かくして欲しい」というのは、すごくプリミティブな欲求で、「クラウドとの連携」とか「AIの進化」というのとは、全く違うレイヤーです。まさに「実体がある」が故に期待される事なんですね。


マネジメントとは正義 vs 正義の対立を調整する仕事だということです。人間には誰でも、その人なりの正義感があり、それに基づいて意見を主張し、行動しています。全員が正義だからこそ対立が起こるし、それを解消するのは難しい。そこに介入して、個々の正義感を理解しながら目標の実現に向けて引っ張っていくことが、マネジメントをする者の使命。


ヒトは未来を想像することが比較的得意な生物です。未来を想像することは非常に難しく、AIでも簡単にはできません。それなのになぜヒトはできるのか。それは「決めつけ」をするからです。物事をフラットに捉え、未来を予測するのではなく、「これはこういうパターンだ」と当てはめ、バイアスのかかった予測の仕方をしているのです。


林要(経営者)の経歴・略歴

林要、はやし・かなめ。日本の経営者。「GROOVE X」CEO(最高経営責任者)。愛知県出身。東京都立科学技術大学大学院修士課程修了。トヨタ、ソフトバンクなどを経てGROOVE Xを設立。