松岡浩(経営者)の名言

松岡浩(経営者)のプロフィール

松岡浩、まつおか・ひろし。日本の経営者。殺虫剤メーカー「タニサケ」会長。岐阜県出身。商業高校卒業後、イビデン勤務、家業の食品スーパー経営などを経て谷酒生物公害研究所(のちのタニサケ)を共同創業。

松岡浩(経営者)の名言 一覧

改善は苦しい、だが、その実は甘い。

松岡浩の名言|改善は苦しい、だが、その実は甘い

社員からの提案には、いろいろな創意工夫のアイデアがあり、いわば宝のようなものが埋まっていると思うんですね。社員は今でも積極的に提案をしてくれます。

松岡浩の名言|社員からの提案には、宝のようなものが埋まっている

大切なことは、社員に仕事をやらせることではなく、仕事をやりたいと思わせること。だから、トップは部下の誰よりも損をして、努力する。そういう気持ちで経営に取り組むことが大事。社員の成長が会社の成長につながる。

松岡浩の名言|大切なことは、仕事をやりたいと思わせること

物事は何でも自発的に取り組んでこそ意味がある。社員が自発的にやりたいと言ってきたときは嬉しかった。

松岡浩の名言|物事は何でも自発的に取り組んでこそ意味がある

社員から改善提案を募集し始めたのは創業6年目のこと。社員たちにこの会社で働くことの意識を高めてもらおうと考えて始めました。毎月1件知恵を出すというのが、当初、私が社員に唯一の命令として強制したことです。だから最初は「何でもいいからアイディアを出したら1件500円の報奨金を差し上げます」と。そしたら一気に1か月で500件近く出たので、知恵をつのれば改善というのはこんなにも出るものなのかと思いました。

松岡浩の名言|社員から改善提案を募集する

年商は8億3000万円、経常利益率は20%超あり、31年間ずっと無借金で経営をしています。当社がこれだけ利益率が高いのはきちんとした理由があって、一つは社員の能力を生かして、いい商品をつくっているということ。もう一つは「日本一の知恵工場」といって、社員が日本一知恵を出す。毎月150件を超える改善提案が社員から出されるので、常により良いものをつくろうという意欲が高いのです。

松岡浩の名言|利益率が高い理由

20数年前から「タニサケ塾」といって経営者のための勉強会を開いています。毎月1回、無料で全国から18名の中小企業経営者を受け入れ、トイレ掃除を中心とした1泊2日の体験研修を主宰しています。これは自分の体験や取り組みを紹介することで、少しでも中小企業の経営者の参考になればと志したことなのです。経営者自らがトイレ掃除をすることによって、身体ごと奉仕するという精神を伝えています。あとは宿舎に向かうバスの中で約1時間、成長や進化することの重要性を伝え、社員が知恵を出したら人生も会社も良くなるということをお話ししています。

松岡浩の名言|自分の体験や取り組みを伝える

兄から家業である食品スーパーを継いだんですが、この時、店を徘徊するゴキブリに悩まされていたんです。その時に「ゴキブリだんご(のちのゴキブリキャップ)」を発明した谷酒茂雄さんと知り合いました。谷酒さんに教えられたやり方で「ゴキブリだんご」をつくり、店に置いたら、1か月後にはゴキブリが完全に姿を消したのです。「ゴキブリだんご」が殺虫剤として市販される前のことです。そこで谷酒さんの自宅に「株式会社谷酒生物公害研究所(のちのタニサケ)」を設立することになりました。おかげさまで発売当初から話題になり、メディアにも取り上げられたりして事業を拡大することができました。

松岡浩の名言|悩んだことを事業にする

我々の主力商品の特徴は、化学合成の殺虫成分を使わず、天然素材が由来のものばかりです。ですから、当社は環境にも人にもやさしい殺虫・虫除け製品をつくることで人が安心して暮らせる環境をつくる。言ってみれば、環境企業だと思います。たとえば虫除けスプレー「ナチュラルハーブバリア」は忌避成分にディートなどの化学合成の成分は使わず、植物由来の忌避成分のみからできております。エタノール・防腐剤も無添加で、子供から大人まで使える、自然派志向の商品です。

松岡浩の名言|環境にも人にもやさしい殺虫・虫除け製品をつくることで人が安心して暮らせる環境をつくる

私は例えば、お客様が来社された時に笑顔で明るく挨拶をするとか、工場の床がピカピカできれいだなと感じるような心地良さのある会社を目指してきました。会社が磨かれれば、心も磨かれるということです。しかも、それをやらされるのではなくて、自発的に社員がやろうと思える環境をつくることが大事だと思っています。「やらされる掃除」から「やる掃除」に変えた時、苦しみが喜びに変わるのです。それが成長につながります。

松岡浩の名言|「やらされる掃除」から「やる掃除」に変えた時、苦しみが喜びに変わる。それが成長につながる。

私は「長たる者、部下の誰よりも損をする覚悟」で、一番早く出社し、一番汚い仕事をするのは当然だと思っています。だから、もう73歳になりましたけど、今でも毎朝6時半には出社して会社周辺の県道のゴミ拾いを1時間弱しています。以前は社内のトイレ掃除をやっていたのですが、10年ほど続けていたら社員の方から「やらせてください」と言ってきたので、私はもっと辛い外のゴミ拾いをするようになりました。こうした掃除というのは決して社員に押しつけているわけではありません。ですが、上に立つ者が率先してやっていると、いつかは自分もやってみようと思う社員が現れるものです。

松岡浩の名言|長たる者、部下の誰よりも損をする覚悟を

松岡浩(経営者)の経歴・略歴

松岡浩、まつおか・ひろし。日本の経営者。殺虫剤メーカー「タニサケ」会長。岐阜県出身。商業高校卒業後、イビデン勤務、家業の食品スーパー経営などを経て谷酒生物公害研究所(のちのタニサケ)を共同創業。

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