名言DB

9,557 人 / 112,978 名言

松井利夫の名言

Facebookボタン  Twitterボタン  はてなブックマークボタン  新着 名言

松井利夫のプロフィール

松井利夫、まつい・としお。日本の起業家。東証一部上場の技術者派遣事業会社アルプス技研創業者。多摩大学大学院経営情報研究科を修了しMBA取得。25歳でアルプス技研を創業。そのほか、さがみはら産業創造センター社長、NPO法人ふれあい自然塾理事長、財団法人起業家支援財団理事長なども務めた経営者。

松井利夫の名言 一覧

会社とは、自己実現のための人生道場です。


人を育てる力のある会社は倒産しないと信じてやってきました。人材育成が間違えていれば、会社はつぶれます。だからこそまずは、(セミナーや研修を)私自身が参加して体験してみるのです。


気がついたら三流経営者になっていました。三流経営者から脱皮して本物の経営者にならればと思い、必死で勉強を始め、さまざまなセミナーや研修にも参加しました。
【覚書き|アルプス技研創業10年目頃を振り返っての発言】


大学院を卒業したのが3月。株式公開したのが同年の6月。修士論文を書いているころには、株式公開の準備も最終段階に入っていたのです。これはきつかった。株式公開準備の最後の半年くらいは毎日のようにビタミン剤を飲みながら、こらえにこらえ、耐えに耐え、大量の申請書類と格闘しました。しかし、上場してみれば、これもやってよかったなと、自分の成長になったなと思っています。
【覚書き|50歳で経営大学院卒業と上場を同時に経験した当時を振り返っての発言】


社長がトイレ掃除をやらずして社員にやらせようとしても、それはうまくいきません。私自身、社長時代にトイレ掃除をしたし、いまもし私が社長であれば、社員が週1回だとしたら、役員には「週3回しろ」と指示しますね。トイレ掃除も、その奥にある意味を見つけることが大事なのです。ある銀行出身者が涙を流しながら、トイレ掃除がこんなに勉強になるとは思わなかったと私に語ったことがあります。銀行勤務のときは業者がしていたそうで、「いままで自分は人に掃除をしてもらいながら、こんなにありがたいものだと気づいていなかった。人のためにしている掃除だと実感した」と言っていました。


内観を実践していると、カン違いに気づくということはすごくあります。たとえば、「やさしくする」「親切にする」ことと「甘やかす」こととは、言葉のうえでは別物です。しかし、現実には一緒になっていたりする。「忙しい」と「忙しがっている」もそう。また、「オレは人に親切だ、人を褒めて上手に使っているんだ」と思いこんでいても、たんにおだててお世辞を言って、自分の言いなりに人をうまく手の上でコロコロと転がそうとしているだけのことだったりする。「ほめる」と「おだてる」は違う。こういうとんでもないカン違いに、少しずつ気づくようになりました。


事業が拡大して社員の数が増えてくると、経営理念や長期事業基本計画などが次々とでき上がってきました。ただ、そういうかたちはできても、そもそも会社って何なのか、社長って何をすべきなのか、といった根本的な疑問が生じ始めたのです。こういうことが分からないと、この先、何も進まないのではないか。行きづまりですね。


責任ある立場にいる者は、小さく嫌われることを避けようとしてはいけません。


私は自他ともに認める厳しさをもって経営にあたってきました。中には、厳しさに耐えかねて辞める社員もいました。彼らは口々にこう言っていました。「アルプス技研はうるさい、おっかない、寿命が縮む」。ただ、私は理不尽な厳しさは徹底的に排除するようにしてきました。あくまで会社が存続し、発展していくうえで各人が追わなければならない責任をまっとうすることを求めたのです。


仮に全社員の給料を3割増やしたら、「我々のことを考えてくれている素晴らしい経営者だ」と社員から絶賛されるでしょう。そして、何年か後に高コスト構造を抱えたまま会社が倒産し、職を失った社員から怨嗟の声が上がるのは間違いありません。無能な経営者のせいで、我々は職を失ってしまったと。


当社には、他社に転職した後、出戻ってきた社員が60人以上もいます。彼らは経営における厳しさの本質を理解してくれたのでしょう。


企業間取引においても、小さく好かれようとする会社は、いずれ大きく嫌われることになります。創業まもないころ、当社のお客さんだったある会社は、通常より2割くらい高い見積もりであっさり通してくれました。発注担当者が、出入りの業者にいい顔をしたかったんでしょう。しかし、数年後にその会社は倒産してしまいました。似たような状況に何度も遭遇しました。そこで、発注時の姿勢に甘さがみられる会社には、細心の注意を払うようにしました。手形は受け取らず、毎月現金で払ってもらう。仮にその会社が倒産して、最期の一か月分の債権が焦げついても、それ以前の累積利益でカバーできるようにしておくわけです。


部下が「正しい仕事」をしているかどうか検証が十分でなかったり、時間が限られている仕事の進捗管理がおろそかだったりすれば、必ず大きな問題として跳ね返ってきて、会社にも、自分にも、そして部下にも不利益をもたらすことになります。つまり、小さく好かれようとした結果、大きく嫌われることになるのです。


経営トップや中間管理職には、自分の部下に対して適切な指示をしたり、報告を求めたりする責任があります。部下とは立場が異なるわけですから、結果的に部下の意に沿わない命令を下さねばならないことも多いはずです。そんなときに、部下に嫌われたくない一心から、中途半端な命令に終始する人が少なからずいます。


松井利夫の経歴・略歴

松井利夫、まつい・としお。日本の起業家。東証一部上場の技術者派遣事業会社アルプス技研創業者。多摩大学大学院経営情報研究科を修了しMBA取得。25歳でアルプス技研を創業。そのほか、さがみはら産業創造センター社長、NPO法人ふれあい自然塾理事長、財団法人起業家支援財団理事長なども務めた経営者。

他の記事も読んでみる

木村惠司(木村恵司)

いつの時代でも基本はチャレンジ精神でしょう。新しいマーケットを開拓しようと頑張ることで洞察力が備わり、新しい考え方も生まれてきます。そのためには情報が必要です。それも書物で得るだけではなく、実際に自分で見たり、聞いたり、あるいは人と接したりして得る生きた情報が重要です。


池口龍法

小さな利害や枠にとらわれず自らの意志を信じ、粛々と生きることに徹すれば、おのずと心がほぐれる。そんな時にひらめくのではないでしょうか。


川村和夫

経営統合を成功させるには相性が非常に重要。明治製菓と明治乳業は、かつては親会社が同じという歴史があり、企業体質やガバナンスの形も近かった。同じ業界であっても体質が近い会社同士でなければ合併を上手く進めるのは難しいでしょう。


渡辺捷昭

何かをするときは命をかけろと言っています。命をかけなければ、いいものはできない。途中で妥協したら、ろくなものはできない。それからあの人の意見を聞き、この人の意見を聞きとやっていたら角が取れていく。角を取っては駄目なんです。徹底的に尖っていてもらいたい。むしろ角を付けて大きくなってほしい。三角形の角を取って丸くしたらどんどん小さくなってしまうではないですか。


小倉広

メールの返信がないと、「何か不都合があったのでは?」などと相手に余計な気をつかわせてしまいます。込み入った内容のメールでも、自分が忙しくても、「届きました」の一言くらいは返信しましょう。それだけで、相手は「確実に連絡がある」「気遣いがある」という評価をするようになります。


傳田信行

アンディ・グローブを始め、インテルのCEOとは「ハーイ」と名前で呼び合う関係で侃々諤々の議論をしました。特に、アンディは「Why?」を連発し、「NO」から始まる経営者でしたが、そのやり取りを通じて部下は成長し、会社が急成長する原動力となっていました。


ビンセント・ローチ

買収完了後、精力的に統合作業を進めています。そもそも両社は互いをよく理解していましたし、高性能なテクノロジーに特化しているなど、似通った部分も多かったのです。今は、最大限のシナジーを出せるよう研究開発、製造、基幹システムなどの統合を集中的に進めています。


三宅占二

ハイネケンの人たちは、自社のビールが「どういうグラスに注がれているのか」を気にするのです。冷えたグラスに注がれたビールが、ハイネケンのマークをプリントしたコースターを敷いてお客さんに出される。そこまで確認しないと彼らは納得しないのです。「なるほど、これがブランディングか」。とても新鮮で、勉強になりました。


棚橋弘至

今自信のあるスキルを徹底的に磨いてチャンスを待つ。それがライバルに勝つコツ。


ガルブレイス

経済学の世界では、決まって多数派が間違える。


林成之

結果を求めるあまり能力を発揮できない愚を避けるには、目標達成の仕方にこだわりましょう。勝負にかけるのではなく、達成の仕方に勝負をかけるのです。そして損得抜きの全力投球をするのです。


藤森義明

GEは世界各地で事業を展開するとき、中東人だろうと、中国人だろうと、ロシア人だろうと、GEバリュー(GEの価値観や行動基準をまとめたもの)を共有し、実践できる人材であれば、地域におけるリーダーとして採用し、能力を信じて権限を与えます。