名言DB

9,553 人 / 112,978 名言

村山昇の名言

Facebookボタン  Twitterボタン  はてなブックマークボタン  新着 名言

村山昇のプロフィール

村山昇、むらやま・のぼる。日本のコンサルタント。キャリア・ポートレートコンサルティング社長。慶應義塾大学経済学部卒業後、プラス、日経BP、米国イリノイ工科大学大学院研究員、ベネッセコーポレーション、NTTデータなどを経て独立。一橋大学大学院商学研究科でMBAを取得。主な著書に『プロセスにこそ価値がある』『個と組織を強くする部課長の対話力』『ぶれない自分の仕事観をつくるキーワード80』『いい仕事ができる人の考え方』『働くをじっくりみつめなおすための18講義』『上司をマネジメント』『ピカソのキャリア ゆでガエルのキャリア』など。

村山昇の名言 一覧

高い専門知識や技能を持つ前に、土台となる働く意義について再考し、自分の肚(はら)に落とすべきではないか。


できる部下というのは、上司が求める答えに10%のサプライズを上乗せして返すものです。時間と労力を惜しんで合格ラインぎりぎりの書類を提出するより、自分なりの表現や伝え方を工夫して、上司を「おっ!」と驚かせた方が、結果として仕事は速く進むはずです。


自分では何も考えず、「どうしたらいいでしょうか」と上司に答えを求めてしまう部下がいますが、これではいけません。自分の考えや調査をもとにシナリオを考え、それに対して上司の意見やアドバイスを求めるのが対上司コミュニケーションの基本です。


上司を上手く動かすためには、「フィードフォワード」という言葉を覚えておくと便利です。「フィードバック」という言葉は、ご存じのとおり何か事が起こってからそれを振り返り、その結果を次に反映させることです。一方、事前に相手に情報を提供し、共有しておくことをフィードフォワードと呼ぶのです。


先の見えないいまの時代、上司といえども正解を持っているわけではありません。事前の情報収集や準備をしっかり行うことで、上司が答えを出しやすいように検討材料をそろえることが部下の役割だともいえます。これは、部下自身の仕事をしやすくするだけでなく、組織全体の仕事を効率化するためにも大変重要なことだと思うのです。


部下の立場にいると、「上司は見識ある人格者で、部下を正しく導くべきだ」と思いたくなるものです。しかし、そんな理想的な上司などほとんどいないということは、自分の上司を見てみればよくわかるはずです。


上司から「あの件、どうなった?」と質問されるようでは黄色信号です。イライラが相当溜まっているかもしれません。そんな上司を安心させて仕事をスムーズに運ぶためには、うるさいくらいに報告するくらいでちょうどいいのです。


いざ上司に相談をしたら、自分の考えとまったく違う方向を指示された、という経験のある人も多いでしょう。上司の考えに納得できるのならいいのですが、そうではない場合、今度は部下の方にストレスが溜まってしまいます。そうした場合に有効なのが「松竹梅方式」で上司に提案するやり方です。一案だけ提示して相談をすると、上司から粗探しをされる可能性があります。そこで上司が比較検討しやすいように複数の案を持っていくわけですが、そのなかに、あえて質を落とした捨て案や可能性の乏しい案も入れておき、自分が望む案を上司が選ぶように仕向けるのです。


ビジネス文書ではコピーライターのように、誰もが感心するような表現を思いつく必要はありません。簡潔な表現でまとめようと努力していくうちに、伝えたいことのポイントも明確になり、それを適切に表現する力もついてきます。文書を読む上司にとっても、内容がより分かりやすくなりますし、小さな仕事でも工夫しているなと感心の気持ちも抱くはずです。


忙しい上司ほど、たくさんの文書に目を通さなくてはなりません。そこに読みづらい資料が部下から提出されたらウンザリしてしまいますし、大事な個所を読み飛ばしてしまう可能性もあります。そうした事態を防ぐために、文書の表現などを工夫しましょう。上司への提出書類であっても単なる社内資料だと思わずに、消費者を獲得するためのパンフレットやカタログだと思って制作に取り組むべきです。


仕事を進める際中、「ここまで終わりました」「ここでちょっとつまずいています」と上司に報告し、進捗状況を常に知らせておくことも大事なことです。「いちいち報告したら、一人では仕事のできない人間だと思われるのでは?」と心配する人もいますが、それはまったくの勘違いです。部下の仕事の集積=上司の仕事なのですから、上司は内心、部下の仕事の進捗を部下以上に心配しているといえます。


仕事に取りかかる前に、現段階での自分が考える結論や上司に相談したい事柄を、1枚のシートにまとめてみるとよいでしょう。それをもとに上司に事前相談をするのです。それをメールで送ってもかまわないのですが、私はあえてプリントアウトして上司の机の上に置いておくことをお勧めします。プリントアウトしてあれば忙しい上司であっても、移動などの空き時間に目を通すことができるからです。そして、お昼時の雑談の中で、「先日ご相談した件ですが……」と切り出して、上司の反応や問題意識をヒアリングしておくのです。そうやって情報共有の下地を作り、上司の考えるゴールを見定めておけば、いざ承認を得たり企画書を提出する際に、意見の大きな違いは避けられます。


重要な事柄に関して上司の承認を得なくてはいけないとき、いきなり口頭で説明しようとしても、相手が納得するように順序立てて簡潔に伝えることは難しいものです。あるいは、大事な企画書を提出する際も、事前の相談なしでいきなり完成した企画書を見せたとしても、「方向性が違う」と却下されてしまう可能性は大いに考えられます。そうした事態を避けるために、事前の情報提供や情報共有によって、上司の意識を喚起したり、ある程度自分のイメージする方向へ誘導しておくことが重要です。


「どうしてうちの上司は○○してくれないのだろう」と不満を抱いている部下も多いと思いますが、厳しいことを言えば、それは一種の甘えなのです。不満をためこんだり、愚痴をこぼしたりしているだけでは、上司の態度は変わりません。それよりも、部下である自分の方から積極的に上司に働きかけてみてはどうでしょうか。


いま上手くキャリアを積み上げられないビジネスパーソンが増えています。それは、働くことに対する健やかな考え方を養ってこなかったからでしょう。実際に、多くの企業の社員研修では、自分の仕事を見直す機会が与えられず、狭い世界でしか通用しない専門知識やスキルに長けた人材の育成に専念しています。こうした環境では、変化に対する耐性は弱まっていきます。次第に社員の仕事に対する視野は狭くなり、物事の捉え方が固定化していく――。その結果、想定外の出来事が起きたりすると、社員はやる気をなくして転職をしたり、変化に対応できずにメンタルダウンしてしまうのです。


村山昇の経歴・略歴

村山昇、むらやま・のぼる。日本のコンサルタント。キャリア・ポートレートコンサルティング社長。慶應義塾大学経済学部卒業後、プラス、日経BP、米国イリノイ工科大学大学院研究員、ベネッセコーポレーション、NTTデータなどを経て独立。一橋大学大学院商学研究科でMBAを取得。主な著書に『プロセスにこそ価値がある』『個と組織を強くする部課長の対話力』『ぶれない自分の仕事観をつくるキーワード80』『いい仕事ができる人の考え方』『働くをじっくりみつめなおすための18講義』『上司をマネジメント』『ピカソのキャリア ゆでガエルのキャリア』など。

他の記事も読んでみる

北畑稔

いま振り返ってみても、人生に回り道というものはひとつもありません。すべてのことに教訓が含まれていると思っています。


棚橋弘至

プロレスラーは、相手の技を避けずに受け止めます。まともに食らえば、もちろん痛いですよ。でも、痛みを体感するから、「これなら耐えられる」と冷静に判断できる。どんな痛みかわからないまま逃げ回るより、痛みを避けずに引き受けたほうが、ずっと前に向かっていける。これは多分、人生も変わらないと思う。


林秀一(経営者)

技術をしっかりと指導するとともに、技術7割、コミュニケーション力が3割として、機械的に施術するのではなく患者様と積極的なコミュニケーションを行うように徹底しています。これは他の治療院とのもっとも大きな差別化でもあり、患者様から「先生がいるから私は生きている」と言われることもあります。訪問型の治療院であるため、自宅でリラックスして施術を受けていただくことができるのも大きなメリットで、先生方には常に患者様とのそうした良好な関係の構築を心掛けてほしいと思っています。


吉越浩一郎

本を読んだらデッドラインを決めて、とにかく仕事に生かしてみること。そうすることで今まで見えなかった気づきを得られることも多いんです。


守安功

ビジネスの世界で勝っていこう、トップまで登りつめようと思ったら、まずは現在の会社で結果を出すことが重要です。ビジネスでトップを目指すという気持ちが本気であればあるほど、会社と自分の一体化するくらいのマインドで、結果を求めていく必要があると思います。


進藤武左ヱ門

世の中に出てからも人の敷いたレールの上を無難に歩かされるのが嫌だった。だから役所でも民間でも仕事が軌道に乗ると、自ら手を引いた。事業というものは、計画を練り、新天地を開拓していくこと自体に楽しみがあるのだと思う。


小林一雅(小林製薬)

本音を言えば、競争相手がいない方が楽です。ただ、独占すると競争環境がなくなり、切磋琢磨もなくなる。すると市場全体が縮小し、結果的に商品寿命も短くなってしまう。ライバル会社は必要悪。適切な競争と共存のバランス。これが長寿商品を生む秘訣です。


近藤良平

大学を1年休学して、ヨーロッパを放浪した時の経験も影響してるでしょうね。途中まで僕は「孤高の旅人」を気取ってたんだけど、旅先で出会った現地の人とちゃんと関わるようになった途端に、旅の概念そのものが変わったんです。自分がちょっと変わったり、視点を変えただけで、同じ旅の時間がこんなにも楽しくなるんだなって実感した。その経験は、やっぱり大きいと思います。


村瀬治男

どんな業務も一連のワークフローの一部であり、自分の仕事は他の誰かの仕事と必ずつながっています。それなのに、自分の仕事はここまでと限定してしまって、周りを見ない人が少なくありません。これでは仕事全体の効率性が落ちるだけでなく、その人自身もなかなか伸びていけないのです。


平本あきお

仕事が多すぎるときは、「そもそも、それは本当に自分がやるべき仕事か?」を考えてみる必要があります。高いモチベーションを保ちながら仕事をするには、「やめる仕事」を決めなければなりません。


越智通勝

慎重をモットーにするような人は、見込みがある。頻繁な転職を喜ぶのは斡旋会社だけだ。その点を包み隠さず、正直に伝えたからこそ、多くの支持を頂けたのだと思う。


赤羽雄二

身近にいる仮説思考の達人の話を聞くことも勉強になります。常に他の人より一歩、二歩先を考えて仕事をうまく行っている人は周りに必ずいますから、どのように仮説を立てているのかを聞いてみる。そうすれば、仮説思考の本質をより理解できるはずです。