杉山登志郎の名言

杉山登志郎のプロフィール

杉山登志郎、すぎやま・としろう。日本の医学者、精神科医、医学博士。静岡県出身。久留米大学医学部卒業。愛知県心身障害者コロニー中央病院精神科医長、名古屋大学医学部精神科助手、静岡大学教育学部教授、あいち小児保健医療総合センター心療科部長・保健センター長、浜松医科大学特任教授などを務めた。

杉山登志郎の名言 一覧

今後必要なのがむしろIQが高い子への教育の機会です。ある教科はずば抜けてできるのに、別の教科はさっぱり。そんな子に対していまは個別の教育的選択肢が用意されておらず、全員一律にカリキュラムをこなさなければなりません。欧米などにあって日本にはないもの、それは先天的にある分野において高い能力を持つ「ギフテッド(天才児)」に対する教育なんです。


発達の凸凹があるというだけで、教育や就労で潰れてしまう。実にもったいないことです。ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズがどれほどの富をアメリカにもたらしたことか考えてみてください。でも、もし彼らが日本の教育システムに押し込まれていたら、きっと幼少期に潰れていたでしょうね。人間の脳は5歳前後と10歳前後に飛躍的に発達します。脳神経のネットワークがほぼ完成し、使わないネットワークは剪定されていくのがこの時期だからです。この大切な時期に、個々人の成長に合った教育機会をどれだけ提供できるか。そこを考えていかないと、大げさでなく国家レベルの損失につながるのではないかと思っています。


かつて僕が診ていた子でこんな子がいました。発達凸凹があり、得意な教科はあるのに、学校ではできないところばかり指摘されて本人は鬱屈していました。非行と不登校を繰り返して僕のところにやってきたのですが、調べてみると非常に高いIQを持っていることもわかりました。そんな彼に僕は自由な校風のアメリカンスクールを勧めました。これが彼には非常に合ったようで、その後アメリカのハイスクールと大学に進学し、いまやアメリカ企業でバリバリ働いています。もう日本になんか帰ってきませんよね。こういう子は実は結構いるんです。


杉山登志郎の経歴・略歴

杉山登志郎、すぎやま・としろう。日本の医学者、精神科医、医学博士。静岡県出身。久留米大学医学部卒業。愛知県心身障害者コロニー中央病院精神科医長、名古屋大学医学部精神科助手、静岡大学教育学部教授、あいち小児保健医療総合センター心療科部長・保健センター長、浜松医科大学特任教授などを務めた。

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