本田健の名言

本田健のプロフィール

本田健、ほんだ・けん。日本の作家、実業家。神戸出身。複数の会社を経営しながらお金と幸せ、ライフワークについての著作を多数執筆している。主な著書に『ユダヤ人大富豪の教え』『きっと、よくなる』『20代にしておきたい17のこと』『ピンチをチャンスに変える51の質問』『大好きなことをしてお金持ちになる』『お金と人生の真実』など。

本田健の名言 一覧

「もう少し様子を見てから……」ではもう遅い。時代の転換期を迎えた今、あなた自身も変わるべきときがきたのです。


お金というものは、「自分が世の中に提供した価値と世の中から受け取った価値の差額」。より多くのものを世の中に提供すれば、より大きなお金を手にできる。


人生にどれだけのリスクを取るかは、やはり人それぞれ。どれだけのリスクを取れるのか、自分の気持ちに素直になって、決めたらいい。


仕事との距離も、お金との距離もすべてそう。年齢を経て変わっていくもの。25歳のままの考えでは、50歳を超えられない。年齢に応じて、生き方だけでなく、考え方も変える必要がある。


もともと性格や価値観が一致する人は、世界中どこを探しても見つからない。でも価値観が違うからこそ、人はお互いに惹かれ合うもの。


「運」は「頑張っている人」にだけ吹く追い風。努力をしないで、「いいことが起きてほしい」と運に頼ってばかりいる人に、追い風は吹かない。


ネガティブな感情は、その存在を認めて、自分のエネルギーに変えた方がいい。


不安定な状況を楽しもうとすれば、そこにエネルギーが生まれて、物事を成功させる「運」を引き寄せる。


仕事で大勝してはいけない。ヒットや2塁打をコンスタントに打てる人が、結果的に一番点数を取れる。


大抵のことは何とかなるし、万が一大変な事態になったら、その時に考え始めればいい。


自分でできる手を打って、準備しておくこともポイント。入念に準備している人に、運の追い風は吹く。


運が下がったからといって、「自分には運がない」と自暴自棄になる必要はありません。そこで腐らずに、「そうか、これからは運が上がるのか」と思うくらいの心構えを持ちましょう。


不安だからこそ、挑戦してみたい。「できるかどうか」が分からないから、ドキドキするし、面白く感じる。この不安を「よし、やってやるぞ」とエネルギーに変えることが重要。


「運が良くなりたい」なら「平凡な人生」を手放さないといけない。平凡であることを拒否して、リスクを承知で非凡な状況に飛び込まないと、運をつかむことは難しい。


ビジネスで重要なのは、一つの仕事が二重、三重にお金を生み出すシステムになっているかどうか。


いまはサラリーマンだったとしても、その間に実力を養い続ける習慣をつけることが大切。


人生を長期戦で考えて、ゴールへの道筋が見えないと、一週間の時間管理さえできない。


既存の技術を複合してオリジナルなものを生み出していく能力がこれまで以上に求められる。


新しいビジネスの世界に飛び込むときには、その世界の最前線で仕事をしてきた人の話を聞くことが何よりのヒントになる。


ビジネスの世界で桁外れの大成功を収める人は、大きなリスクをとって勝負している人たちばかり。


自分の才能を伸ばしてどんな世界でも生き抜けるサバイバル能力を身につけるほうが先決。


20代は稼ぐ力を伸ばすために自己投資をする時期。節約して貯金をするのは逆効果。


道を究めるには情熱を傾ける必要がありますから、好きであるということは才能を磨く第一条件。


自分の専門分野を見極めるとき、シンプルに自分が好きな分野を選べばいい。ある道を究めた人は例外なくその分野が大好き。


将来、起業するために若いときから磨いておかねばならないスキルは2つ。マーケティングやセールスのスキルと、人間関係のスキルです。


同じように仕事をしていても、仕組みをどうつくるかによって、お金持ちになる人とそうでない人の差が開く。


誰もがうらやむような派手な才能でなくても、「この分野ではこの人しかいない」というレベルまで才能を磨けば、必ずお金はついてきます。


ずっとお金持ちの人と途中で消える人。その違いは、自分の事業を時代に合わせて微調整できるかどうかの違い。


健康の大部分はお金で買うことができます。ケチらずに自分の体に投資することが大切です。


自分が大切にしてきた価値観を守りつつ、時代に合わせてアレンジすることが、お金持ちであり続ける秘訣。


時代に対応しつつも、軸足がブレないことが大切。


お金持ちになれない人は、自分の時間や労力を切り売りしてお金に換える。
お金持ちになれる人は、自分が現場にいなくてもお金が生まれる仕組みをつくる。


豊かさの処方箋はお金だけではありません。仕事を楽しみ、週末には家族や友人との食事や語らいを楽しむ。そうした時間を少しでも多く持てる人生のほうが、ずっと満ち足りて幸せなのではないでしょうか。


ひとつひとつの才能は巨大である必要はありません。それよりも「複数の才能のかけ算」が大切。才能のかけ算ができたら、収入はどんどん増えていくものなので、現在、貯金が少なくても、気にすることはありません。


いまは個人の才能をお金に換えるチャンスが増えている。自分の仕事を応援してくれるファンができれば、継続して収入を得ることができます。収入を得るカギは、自分を応援してくれるファンづくりにある。


お金持ちになる人がフォーカスしているのは、相手の期待を上回るものを提供すること。それを続けていれば、まわりの人が必ず引き上げてくれます。結果としてそこにお金がついてくる。先にお金を追い求めてはいけないのです。


一代で財を成した人たちに共通しているのは、自分の特質をよく知っていることだと思います。自分の特質を知っている人は、それが活きるところでビジネスや投資をします。特質の活きるところに注力すれば結果が出やすく、お金もついてくるのです。


才能はすべての人が持っています。うまくいっている人は、自分の才能を見つけた人です。逆に努力してもお金につながっていない人は、自分の才能をまだ見っけておらず、違う分野で頑張っている可能性が高いでしょう。


うまくいかない人は頭がよすぎてリスクばかりが目につくので挑戦しようとしません。一方、ミリオネアはリスクを気にとめていなかったり、リスクの存在を知っていても「自分ならいける」と考えて、人が躊躇するところをあっさりと飛び越えていきます。この差が大きい。


一代で財をなす人は、ターニングポイントで時流に合う商材を見つけたり、機会をくれる人と出会ったりしています。もちろん運がいいだけではダメ。ベースになる力かあるからこそ、運を活かせるのです。


まだ若い頃なら、上司や目上の人から目をかけられ引っ張ってもらえるスキル。中堅になったら、同世代から協力してもらえるスキル。そして立場が上になったら、今度は部下や後輩から慕われ持ち上げられるスキル。ビジネスパーソンには、この3つの人間関係のスキルが必要です。ぜひ自身の人柄を磨きましょう。


お金と人との関係は大きく分けて3種類あります。

  1. 奴隷:全体の9割くらいの人たちがこれにあたります。奴隷のようにお金に振り回されて生きているのです。
  2. 主人:お金をたくさん稼いだり持ったりすることによってお金を支配するような感覚を持つ人。お金でいろいろなことを決めてしまうような人です。
  3. 友人:お金と親友になって仲良く付き合う人です。

人とかかわること、何らかの社会との接点がないと、お金は生まれません。逆にいうと、社会との接点さえあれば、どんなところにもお金が生み出されるシステムがあるはずです。


夫婦仲がよくないとお金は残りません。夫婦間にストレスがあって、それを手っ取り早く解決する方法はお金を使うことだからです。反対に、夫婦仲がいい家庭はお金を使わない傾向がありますね。家でパスタをつくって、映画でも見ていればそれだけでハッピーなんです。


成功するためには自分の道があるはずです。それは自分の才能、自分の特質、自分のいままでのキャリアなどを活かすことです。そうすれば、何の苦労もなく成功することができる。お金持ちは楽しいことしかしていません。頑張らなくてもなれるんです。


幸せなお金持ちになるには、自分の好きなことをまずやることです。お金持ちには様々なタイプがいますが、共通点のひとつは、自分が好きで得意なことをとことんまで究めていることです。それがあまりお金にならなくても、少なくともそれは幸せな人生です。それに、好きなことをやりながらビジネスシステムをつくるということと、多くの人に応援されるということ。この二つさえあれば、大抵そこそこのお金はできるはずなんです。


知性を使って、お金が上手く回ってくる仕組みを考えればいいんです。好きなことといっても、人とかかわること、誰かにとって何かプラスになることでないと駄目です。たとえば映画が好きな人は、映画について面白い解説をして、メルマガで配信するなどの方法があります。


お金持ちになりやすいのはお金に縁のない家庭で育った子供です。普通のサラリーマンの家庭で育った子供は、お金持ちにはなりにくいです。お金について何も考えずに育った人は不利です。


お金を節約しなくちゃいけないとか、お金は人を駄目にするぞとか、実は子供のころから聞かされていたことや幼少時の体験が、その人のお金間になっていることが多いのです。そしてそれを自分でも知らないうちに追体験してしまうのです。そのお金観をどこかでクリアにしないと、違う生き方ができません。


自分の年収を増やしていくという前提なら、自己投資などをしなくてはいけません。ある意味で「守りの人生」なのか「攻めの人生」なのかということを考えなくてはいけません。


ほとんどの人たちはお金の『奴隷』の関係で、1か月で使い果たすような報酬しか稼がない生き方をしています。収入が増えても、それに伴って支出も増えて、手元にあまり残りません。年収300万円の人も800万円の人も、「あと10%の収入があれば家計が楽になる」と言うんです。


起業して成功したけれど、自分も社員も家族もボロボロでは、人生は幸せではないかもしれません。だから、どれがいいか悪いかではなく、自分にはどれがいいかということを選ぶ必要があります。


『60代にしておきたい17のこと』という本を書く際に、70~80代の方にインタビューをした。そのときに強く思ったことは「やって失敗した後悔」よりも「やらなかった後悔」のほうがずっと大きいということ。後悔のない人生をおくるためにも、今年は何か新しい行動を起こす年にしてほしい。


人間関係の運には3つある。年上の人に引っ張ってもらう運、同年代から支えられる運、そして年下、部下や後輩から持ち上げられる運。3つの運の力は、どれも成功するために欠かすことはできない。


試しに携帯電話の着信履歴を見て、かけてくれた人10人の平均年収を計算してみよう。その金額がいまのあなたのステージなのである。


目上の人から誘いを受けたら必ずついていくことも心がけてほしい。普段いる世界とは違う世界の人と知り合いになれるだろう。そういう運は目上の人からしかもらえない。そして新たに知り合った人から携帯電話に直接かけてもらえるくらいの間柄になれれば運も開け、仕事のステージも上がる。


趣味を通じた付き合いには肩書が無用なので、人脈をつくりやすい。そのためにも本当に好きなことを究めるべきだ。ボランティア活動をするのもいい。こちらも肩書を外した活動ができるし、地位の高い人たちも多い。


「いい人脈をつくる」は多くの人が実践できていない。人は自分と同じような人と付き合う傾向にあり、同じ職業、同じ業種、同じ会社内にしか人脈がないことが多い。そうではなくてまったく違う業種、年齢、収入、役職、違う国の人と知り合うことでいい人脈がつくれる。そうした人との人脈ができれば、仕事の幅も、仕事に対する視点も広がるし、運も開けてくる。


運のバランスも重要だ。仕事運を使いすぎると家族運がなくなることがある。そのためうまくバランスをとって、どれも同じように高めて総量を拡大していく努力をする必要がある。例えば仕事運が悪く強ったときは、家族運がいいのだから家族との時間を楽しむようにする。するといつの間にか仕事運も回復する。仕事運が悪いという面ばかりを気にするのか、家族運がいいのだから幸せと思うのか、心の持ちようで運は変化する。


運が悪いと感じたときは悲観せずに「運を貯めている状態」だと思うこと。「気を練っている」と表現してもいい。慌てず冷静に状況を観察してみる。そうするとポンと抜け出せる瞬間が訪れる。逆に運の悪い状況に負けてしまったら、それまでになってしまう。


これまで私は運の研究のために、多くの人にインタビューをしてきた。その結果わかったことは運というものは存在し、運のいい人悪い人が必ずいて、運のいい人はずっと運がいい、運の悪い人はずっと運が悪いという法則があるということ。ただし、運は変えることができる。たまたま出会った人によって運が変わることもよくある。


好きなことが見つからないという人がいるが、それは探し方が悪いからだ。好きなことは具体的な職種ではない。好きなことは探すのではなく感じるもの。自然に文章を書いてしまう、自然に人前で話す。また、時間があればパソコンを見ている、モノをつくっているなど、自然な衝動がすべて、その人の才能に通じているのである。


どんなに頑張っても将来、自分の仕事がなくなる可能性だってある。5年後、10年後に仕事が存在するのか、存在してもどのような形に変わっているのかを予想して、いまから対策を立てることが必要だろう。


自営業であればブランドを築く。業種は何でもいい。シミ取りの評価が高いクリーニング店、離婚分野に強い弁護士というょうなブランドを築くことができれば単価が崩壊する中で、報酬を高く維持できる。


サラリーマンであれば社内でナンバーワンを目指す。それを達成したら業界ナンバーワンを目指す。そのことにより自分の価値が上がっていき、会社が手放したくない人材になれる。


「自分にしかできない仕事をする」を言い換えれば、自分が本当にやりたいこと、大好きなことを仕事にするということ。大好きなことは自分の才能が一番発揮できる(最も大きい付加価値を生み出すことができる)ことであり、その結果、愛情を込めた丁寧な仕事になり、評価が高まり、回り回って収入にも結びつく。これはサラリーマンでも自営業でも同じだと思う。


運が下降気味になったら、「自分の運が一番良かった時」を思い出すのがオススメです。小学生の頃かもしれないし、社会人になりたての時期かもしれません。輝いていた時を思い出して、自分のエネルギーがアップするのを感じてください。


不安は「今の自分では不十分だ」と、自分にダメ出しをしている証拠。このダメ出しで自分を奮起させて、物事を成功させるエネルギーを作っている。そう考えれば、不安を肯定的に受け止められるのではないでしょうか。


私の著書『しておきたい17のこと』シリーズを書く前に、人生の大先輩である70代、80代の方に取材をしました。皆さん、「人生はなるようにしかならないし、こうなるだろう、こうしようと思っても、その通りになることはほとんどない」とおっしゃる。そう思えば、失敗を恐れる気持ちが、少しラクになりませんか?


才能、得意分野を複数組み合わせることが大切。もし、会計が得意で、誰とでも友達になれるという人であるなら、会計ソフトの営業マンとしてオンリーワンになれるのではないでしょうか。つまり、計数感覚と社交性を掛け算することで力を発揮できます。


サラリーマンにとって一番大切なポイントは「蓄積とスキルアップ」だと思います。例えば5年間、同じ部署にいたら、その間に知識や人脈をどれだけ蓄積でき、ノウハウを磨けるかということです。そうなるには、組織に属しながら特定の分野のプロフェッショナルになる必要があると思います。その一つの方法が、資格の取得。税理士とか建築士などです。会社にいると、経営環境や業種特性によって儲かっていると給料は増えますが、逆の場合もあります。しかし、資格があると、それを武器に転職もできます。


今後の日本を考えると、会社の業績が右肩上がりでいくことはむずかしいでしょう。だとすれば「いつ、その船から降りるのか」という判断が求められます。あるいは、国から脱出する戦略もあります。そこでは、自分の人生を大局的に見据えることが不可欠。


どの道が良く、どの道が悪いというわけではありません。自分の進みたい道を明確にすることが、今後のお金の稼ぎ方・使い方のベースとなる。判断の基準は「怖さより、情熱や好奇心が勝っているかどうか」。ワクワクする気持ちが強いようなら、思い切ってその道に進んでいいと思います。


お金というものは、努力に応じた額が年々積みあがるものではありません。試行錯誤の時期は鳴かず飛ばずで、あるときピントが合うと堰(せき)を切ったように入ってくるもの。私の周囲の成功者たちも皆そうでした。


一代で財を築く人は、人生をマラソンのようなものだと考えています。視線の先にあるのは遠い先にある目標です。目標達成に向けて、いま自分が何キロ地点にいるのかを意識しながら毎日努力を続けています。


100万円あったとき、普通の人は一部のお金を贅沢に使い、残りを貯金するというパターンが多い。一方ビジネスマインドを持っている人は100万円をどう使うと101万円になるかと考えている。一代でミリオネアになった人に話を聞いても、20代で貯蓄をしていた人はほとんどいません。事業や投資を始めるために貯蓄することはあっても、無目的に貯蓄はしていないのです。


家庭は人生の基盤。ここが安定していないとビジネスにも影響が出てうまくいかなくなる。


スティーブ・ジョブズが新しい製品を発表すると、発売3日前から店頭に人が並びました。このような現象が起きるのは、ファンが製品よりもジョブズという人物に魅了されているから。このように自然に人を引き込んで味方につける力を私は「応援され力」と呼んでいます。一代で財をなした人はカリスマ性のある人が多く、応援され力も高いですよ。


大富豪になった人は、自分がやることは必ず社会に受け入れられるというメンタリティーを持っています。ある意味で自信過剰と言えるでしょう。


経験豊富な人にメンターになってもらうことで、ミリオネアとしてグッと安定感が出てきます。よいメンターと出会えれば、ビジネスゲームをどこで降りて悠々自適の生活に入るのかという問題についても、有益なヒントがもらえるでしょう。「何でも自分で」と考えず、素直にメンターの声に耳を傾けることも、幸せなミリオネアであり続けるためのコツなのです。


一代で財産を築いた人、あるいはこれから築こうとする人には、メンターの存在が重要です。一代でミリオネアになった人の中には、自分の才覚で財を築いた自負があるせいか、あえてメンターを置かない人もいます。しかし、時代の流れが変わったときに、自力派は対応できずに淘汰されてしまう恐れがあります。


結果を出すには、自分が得意であると同時に、自分が好きになれるものであることが重要です。好きでなければ長続きしないので、安定的な富につながらないのです。さらに、人に喜ばれるもの、時流に合っているもの、人がお金を払ってくれるものという条件も大切です。これらの条件が重なったところで勝負をすれば、どのような人でも5年前後で億単位のお金をつくれるのではないでしょうか。


大金持ちを目指すと、必ず無理をすることになるので、どうしても家庭が疎かになってしまいます。本当に子どものことを考えるなら、莫大な富を遺すよりも、お金を自分で生み出す知恵を授けたほうが彼らの将来のためになるでしょう。


たとえばABCDという選択肢があって、「どれか選んでください」言われたとします。サラリーマンの方はほぼ100%の確率でその中のどれかを選ぶのですが、起業家としてやっていくなら「ABCDの中からは選べない」「選びたくない」と言えるようにならなくてはなりません。4つしか選択肢がないように見える局面で、5つめの選択肢を見出すのです。これが、ビジネスを新しい方向へと展開するためのきっかけになります。


物書きとして本を書きはじめた頃から『女性自身』の元編集長・櫻井秀勲氏にメンターになっていただいています。櫻井氏は飛躍的に雑誌の発行部数を伸ばした、ある意味伝説の編集長なので、世間話をしているだけで「売れる本」をつくるうえでの気づきがあります。


自分の起業家としての才能を見出すためには、起業家として成功した優秀なメンターが必要。


企業に勤めるサラリーマンは「自分の才能を知らない」という悲劇がある。


いい意味で怖いもの知らずで、安定した社会生活を送るうえでの欠陥を抱えた「壊れた人」でないと、何百億、何千億円という財を成すことはできない。


最終的には、自分の年齢と才覚を踏まえたうえでリスク計算をし、今できることを探すことになります。たとえば、勉強が得意な20代の学生が就職活動の段階でエリートコースに乗れるよう努力すれば、ローリスク・ミディアムリターンのそこそこ裕福な人生が送れることになります。しかし、30代で平均的なレベルの企業に勤めている人なら、一流企業への転職を目指すよりもビジネスを興した方が成功確率は高いでしょう。


投資の対象を不動産にするのか株にするのか、FXにするのかは、気の長さや今現在の手持ちの資産の大きさによるでしょう。株やFXであれば比較的短期間に換金できるので、すぐに結果がほしい人に向いています。逆に、不動産で大きく儲けるためには数十年単位の長い時間が必要なので、この投資によってすぐに豊かな生活を享受したいと思っている人には不向きです。


お金持ちになるためには大きく分けて5つの道がある。

  1. 親から財産や会社を受け継ぐこと。
  2. 夫や妻が亡くなって、遺産として財産や会社を受け継ぐこと。
  3. 大企業の従業員として仕事で圧倒的なパフォーマンスを発揮すること。
  4. 自分でビジネスを興すこと。
  5. 投資をすることで財産を増やしていくこと。

60歳を迎えたとき、お金はあるけど毎日がつまらないという状況は避けたいものです。人生の目的は何なのかをこの時期にもう一度問い直して、ハッピーな老後を迎えてください。


自分が現場にいなくても回る仕組みをつくっていたとしても、経営者が病気で会社から離れるのはトラブルのもと。最悪の場合、会社そのものが傾きかねません。健康も一つの資産と考えて、しっかり管理すべきでしょう。


お金になりづらい分野でも、飛び向けている人は社会から評価され、相応の収入を得ています。たとえば百ます計算の陰山英男先生はもともと小学校の普通の先生でしたが、いまや講演で全国に引っ張りだこです。


1億円を貯めたければ、まず1億円を使うべきです。20代のうちに1億円使うのは困難ですが、ある程度の期間をかけて1億円を自分や社会のために使うのです。大雑把に言うと、それが3億円になって返ってきて、1億円は税金、1億円は投資分、残りの1億円が手元に残ります。


40代は軌道修正を迫られる時期。対応を間違えると30代で積み上げてきたものを一気に失います。


私が提案したいのは、今のうちに、新時代を賢くサバイバルするための人生設計を立てることです。自分は何が得意なのか、何が好きなのか、家庭環境は、性格的・身体的特徴は何なのか……など、まずは自分自身の「棚卸し」をしてみること。それを踏まえて、今ある自分の経験や強みをどう育てていくか、時代の流れに合った自分の人生設計を、戦略的に組み立てていくのが成功の秘訣です。


私はこれまでに出版した著書は700万部を突破していますが、私の才能は、作家や講演家、カウンセラー、ヒーラーのどれも中途半端です。私より文章がうまい人、話がうまい人、友達をつくるのがうまい人、英語が話せる人はいっぱいいます。でも、全部をかけ算することで、ワンアンドオンリーの「本田健」という世界になっている。私より才能のある人はいても、私より上手に本田健を生きられる人はいません。


松下幸之助さんは戦争のせいで50歳で70億円の負債を負ってしまいましたが、94歳で亡くなるまでに、日本で一番のお金持ちになられました。そう考えたら、50歳で貯金があるというだけでもすごい。今から亡くなるまでざっくり数えて30年、ずっと働き続けてお金を稼いでもいい。だから今、お金がないだなんて、悲観する必要は全くありません。


必ず才能はあります。それが卓球の福原愛ちゃんみたいに4歳で見つかる人もいれば、カーネル・サンダースさんみたいに70代で見つかる人もいる。いつ才能が見つかるか、わかりません。人によっては才能が出てくるまで、温泉を掘るみたいに、長く掘り続ける必要があります。でも、そうやって自分の才能を掘ることで、初めて人生が面白いものになる。それを本気でやるかどうかだと思います。


本来、家族は許し合う、支え合う存在です。常にいいことばかりとはいきませんし、ときには伴侶がお金を生み出さない「負債」になるかもしれない。だからといって切り捨てるかといったら、そうではないと思います。株で失敗したときばかりでなく、病気をする、仕事がうまくいかない、そういうネガティブなことが起きたら、家族の絆を深めるチャンスだと思ってください。


運は人からやってくることが多く、そのチャンスをつかむタイミングも重要。例えば、様々な誘いに対して「行きます」「やります」と即答できるでしょうか。あなたが「ちょっと待ってください。予定を確認して、折り返します」と応じたら、相手は「じゃあ、別の人を誘おう」と思うはず。それでは運を逃してしまいます。まずは無条件で「イエス」と返事して、その後に予定を調整するのです。


「弱運」がちょうどいい。強い運を持ってしまうと、かえって人生が悪くなったりします。運が良すぎると嫌われて、足を引っ張られたり、仲間外れにされたり……。強い運は、周囲の嫉妬を買うのです。1人で勝ちすぎると、負けた人の気持ちに寄り添えられなくなったり、上から目線でものを言ったりもするでしょう。こうして慢心すれば、周囲の不興を買ってマイナスの状況が悪化するのは、自明の理です。


運がないと嘆く人は、「今の幸せ」を忘れがちです。「健康だ」「住む所や食べ物がある」といった今の状況に感謝することを棚上げして、「収入が低い」「仕事がうまくいかない」と、不満ばかりに意識がいっているようでは、運を引き寄せることはできません。運は「気づくものであって、獲得するものではない」という側面があります。「今の自分は運がいい」と、静かに感謝してみてください。


これまで私は多くのトップリーダーや富豪たちと会い、直接話を聞いてきましたが、彼らが口にする成功の条件のなかに必ずあったのが、「大切なのは、人から応援されるような人柄だ」という言葉でした。誰だって感じの悪い人とは同じプロジェクトを組みたくないものです。逆に、いつも朗らかで誠実な人、優しく思いやりのある人など、そんな相手となら楽しく働きながらシナジー効果をあげていけると思います。これからの時代、高く評価されるのは、こうした人間関係のスキルを持った人なのです。


かつての経済成長期、日本人の認識は、「収入は労働時間に比例する」でした。CMコピーにあったように「24時間戦えますか?」とばかり長時間労働に耐え、またそれが美徳でした。しかし、時代は変わり、ゲームのルールは変わったのです。AIの進化によって、今ある職業の49%はなくなるといわれています。どんな大企業も、いつ厳しい競争に晒されるかわからない。「いい大学を出て一流企業に勤めれば上がり」という人生だけが勝ちパターンであった時代は、過去のものなのです。


成功といっても、いきなり起業して時代の寵児を目指せとか、年収ウン億円の大金持ちになれなどと言うつもりはありません。せっかくAIが面倒な労働を肩代わりしてくれるのです。これからはもう自分に合わない仕事を嫌々やったり、長時間ガツガツ働いたりしなくていい。それより好きなこと、やりたいことを仕事にして今より年収が100万円アップするような、そんな小さな成功をまずは目標にしてみてはどうでしょう。


新しい時代には、新しいノウハウがあります。たとえば従来のように「自己投資といえば英会話」のような資格至上主義的発想は、AIの翻訳テクノロジーが飛躍的に進化した今となっては、あまり意味がありません。それより、もしあなたがプライベートで遊びの企画を立てる達人だったり、「イベントやるから参加して!」などとひと声かければ友達が100人集まるようなキャラクターの持ち主なら、その企画力と人を巻き込む力を徹底的に磨いたほうがずっとトク。人間にあってAIにないのが、クリエーティブな力とコミュニケーション能力だからです。


人に喜ばれるために使うお金、人に喜ばれることで得るお金を、私は「幸せなお金」と呼んでいます。この「幸せなお金」の流れを作ることを意識してみましょう。たとえば私の先日の講演会でのことです。全国のみならず、世界中からいらした1200人の参加者に、一輪ずつバラをプレゼントしました。それだけを見ると、相当なコストです。でも、皆さんに喜んでもらいたいと思い、プレゼントしました。ちょっとしたサプライズに対して皆さん喜んでくれました。それがクチコミとなって、ファンも増えました。そうやって幸せにプレゼントしたお金の流れは人に与えた価値の大きさに比例して規模が拡大するのです。


才能をお金に換えるコツは「もう一つの才能」と掛け合わせることです。たとえば私は文章の才能が少しあると自負していましたが、文章がうまい人なら他にもいます。一方、私は子供の頃から人前で話すのが得意だったので、「書く才能」と「人前で話す才能」を掛け合わせました。書籍を発刊するとともに、講演やセミナーを開き多くの方にファンになってもらい、また本を出す……。結果、多くの書籍がベストセラーとなり、世界中で講演活動をし、多くの人が集まってくれています。


どの道に進むにせよ、身につけてもらいたいのは「稼ぐ力」。そのためにはまず、自分の「才能」を明らかにすることが不可欠です。才能というと選ばれた人だけに与えられるものと考えられがちですが、それは誤解です。どんな人にも才能は必ずあります。たとえば今の仕事をすでに5年以上続けているなら、適性は十分。10年続けているなら立派な才能です。15年以上になればもう「専門家」といってよいでしょう。このように、40代ともなれば誰もがいくつかの「才能」を持っています。問題はそれをどうお金に換えていくかです。


独立や転職を考えているなら、スキルや知識の強化など、自分への投資を惜しむべきではありません。迷ったときに指針を示してくれるメンターを見つけ、関係を深めることにもお金をかけましょう。また、投資を考えているのなら、その勉強も欠かせません。一方、社内での出世を目指すなら、社内人脈の強化や資格取得にお金をかけてみましょう。


40代は物事をなす最後のチャンスでもある。確かに期限は迫ってきていますが、まだ新たなチャレンジも可能な時期。だからこそ40代がお金について考えるときは、単なる蓄財のテクニックではなく、今後の生き方の問題として捉えて欲しいと思う。大きく分けるとしたら、リスクを取ってお金持ちを目指すか、安全でそこそこの暮らしを得るか。「攻めか守りか」を選ぶことになるでしょう。


多様な働き方をする時代に必要なのが、誰がどんなスキルや経験を持っているかを知るための客観的な情報です。そこではじまるのが、個人に対するレーティング(格付け)です。「食べログ」の評価を見て、どの店へ食事に行くか決めるように、私たち一人ひとりも「彼は3.5だからイマイチ」「4.2だからぜひ頼みたい。契約料は高いけど」などと格付けされる時代がやってくるというわけです。実際、アメリカでは数年前から税理士や弁護士などの専門職の格付けはスタンダードになっています。厳しい時代かもしれません。しかし、そんなに慌てることはありません。見方を変えれば、これは、「頑張った人は、頑張った分だけ報われる」という非常にフェアな社会が実現することでもあるからです。


今必要なのは、5年後、10年後にどう生きるのか、まずは自分自身のビジョンを決めることです。会社に身を置きつつ、今の分野で揺るぎないプロフェッショナルを目指すもよし、新規事業を立ち上げるのもよし。独立してフリーランスで働くなり起業するなりの自由な生き方を選ぶのもいいでしょう。いずれにしても、今のうちに心構えをしておくべき。そして、そのためにはどんな勉強が必要なのか、どんな仲間をつくったらいいか、誰をメンター(先生)として教えを請えばいいかなど、必要な情報を収集していきましょう。


本田健の経歴・略歴

本田健、ほんだ・けん。日本の作家、実業家。神戸出身。複数の会社を経営しながらお金と幸せ、ライフワークについての著作を多数執筆している。主な著書に『ユダヤ人大富豪の教え』『きっと、よくなる』『20代にしておきたい17のこと』『ピンチをチャンスに変える51の質問』『大好きなことをしてお金持ちになる』『お金と人生の真実』など。

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