木村清の名言

木村清のプロフィール

木村清、きむら・きよし。日本の経営者。寿司店「すしざんまい」を展開する「喜代村」創業者。千葉県出身。戦闘機パイロットを目指し15歳で航空自衛隊に入隊。航空自衛隊第4術科学校卒業、大検合格。航空操縦学生になる資格を得たが事故で視力を落としパイロットの道を断念。中央大学法学部法律学科を卒業。百科事典セールス、新洋商事勤務などを経て木村商店(のちの喜代村)を創業。当初商売が上手くいかず会社が倒産寸前まで追い込まれる。手元に残った300万円を元手に築地に日本初の24時間営業寿司店「すしざんまい」を開業。その後、同社を大きく成長させた。

木村清の名言 一覧

必要とされなければ、どんな組織でも人は生き残れない。「人の役に立つ」という視点を意識して働くことも大事。


「壁に何度もぶつかる経験」を積んで、壁を感じた時には「前に進めるチャンス」だと発想を転換できるようになったら、しめたもの。


実行が伴わない「考え」なんて、「考えない」ことと同じ。


今の私があるのは、挫折しても腐らなかったから。うまくいかなくても、人をうらまず、今できることを一生懸命する。成功するためには、これが一番大切なこと。


考えたらすぐに始めないと商売ではない。寿司ネタと同様に、アイデアにも鮮度がある。


諦めたらそこで終わり。壁にぶつかるということは、先に進める兆候。もう一歩だけ前に進んでみればいい。


「人に喜んでもらうため」という姿勢を持つと、いい結果につながる。


我々のビジネスはお客さまに喜ばれてなんぼのもの。


売り上げが落ちたり、来店客数が減少するのは、何よりも、お客さまの支持が得られていない証拠。


景気が悪いから売り上げが上がらないというのは敗者の論理。景気は自ら作り出すもの。


人間は極限状態になると、ものすごい力が湧いてくる。


頭で覚えようとしないで体で受けとめれば見えてくるものがある。


私は本を読み返すということはしません。2回、3回と読み返すつもりで読んでいては、何回読んだところで覚えられません。「1回限り」という思いで読むから頭に入るのでしょう。


私はもともと数学や物理・化学のように物ごとの原理原則を理解したいタチ。一見複雑な決算書類も同じで、原理を知れば少しも難しくはありません。原理原則を知るのは楽しいですね。


私は独立してから、3つのことをいつも考えて仕事を続けてきました。「人に喜んでもらえることは何か?」「ビジネスでそれを実現するには?」そして「ずっと喜んでもらうには?」と。


人間は涙を流すほど悔しい状況に追いつめられたときこそ底力を発揮し、一生懸命に頑張れるものだ。


当社の成長を支えているのはお客様の評価はもちろんのこと、従業員の働きが大きい。私自身も従業員に喜んでもらい、幸せな人生を送ってもらうことが何よりも大事だと思っている。


涙を流すくらいの覚悟を持って一生懸命にやれば、従業員にも通じるし意気に感じて接客態度も変わり、売上も上がる。


従業員の教育では「言って教える」「やってみて教える」「自分で悟らせる」という3つを大事にしている。言って教えて格段に成長する人もいれば、やってみて教えるとパッと覚えられる人もいる。


お客様や従業員を含めて人に愛されるには、人間として平等に扱えるかどうか、人が満足するとはどういうことかを知ることが根底にある。


大きくチェーン展開していっても、ノウハウやマニュアルよりも大切なのは、従業員の覚悟なのだ。それを悟ることで、1年で店の売上を2倍、3倍にする店長はザラだ。


戦闘機のパイロットを目指して中学卒業後自衛隊に入隊したが、眼を悪くしてジェット機に乗ることができなくなったときはお先真っ暗になった。そのときに思い出したのが母親の言葉だった。実家は私が四歳のときに父が死んで貧乏だったが「それでも五体満足でいられたのだから、このことを感謝できる人間にならないといけない」という言葉が私を支えた。


当社では公私混同も許しません。経営においては経理を含めてすべてガラス張りにし、本社のオフィスも間仕切りはすべてガラス張りにしている。私が「すしざんまい」に知人を連れていっても自分で払うし、店の売上金に手をつけることは一切しない。報酬についても皆で決めているし、給与はパートを含めて他社より高い水準で支払うことにしている。


一生懸命にやっても失敗や間違いを犯すことは誰にでもある。従業員が200万、300万円のマグロを仕入れて解体してみたら、お客様に出せない質の悪い物だったこともある。そのときは一言も怒ることはしない。失敗を通じて、なぜ悪いマグロだと見抜けなかったのかを考えることができれば次は失敗しなくなるものだ。


入ったばかりのパート従業員が何をしてよいのかわからずに突っ立っている場合がある。なぜ仕事をしないのかと聞くと、「私は今日入ったばかりでよくわかりません」と言う。そういうときは「額に汗して、いらっしゃいませ! 何か足りないものありますか? とお客様に声をかけ、足早に動き回ること。悠長な言葉はいらない。一生懸命さが伝われば、お客様も嬉しいはずです」と言っている。


全盛期は全国に5万店舗あったすし屋は、「すしざんまい」のオープン当時には1万5000店舗を切る事態に陥っていた。その原因は後継者不足にあった。すし屋に入っても耐えられなくて5、6年で辞めてしまい、10年たったら一人も残らないという話も多い。10年もかけないと一人前の職人が育成できないということが不合理なのは、明らかだった。


一人前のすし職人になるには10年かかると言われる。1年目から2年目は魚の買い出しや出前をやり、3年目に魚のうろこを引き、4~5年目でしゃり切りを習い、7~8年目でカウンターに立ち、10年目で一人前になる。しかしこれではあまりにも不合理だし、働く喜びなんか感じられないと思った。そこで、すし職人の喜びはカウンターに立ちお客様に感謝されることだと考え、短期間で職人を育成する「喜代村塾」を立ち上げた。入社1日目に基礎教育と心構えを教え、2日目には見よう見まねでもいいので、マグロとイカを握らせることにした。当社の「喜代村塾」ではすし職人の基礎を約3カ月間で学べる研修を実施している。修了後は3カ月ごとに能力をチェックし、2年で一人前としてカウンターに立てるように教育している。


10年、20年と働き続けると、「憤れ」や「飽き」が出てくるでしょう。これを変えないと、ズルズルと「楽」をしようとする。うちの会社の従業員には、「入社式」に出席するように言っています。私の話を聞いてもらい、「人は何のために生きるのか、働く喜びとは何なのか」を再認識してもらうためです。


私の場合は、物事や人に対して「先入観」を持たずに接するよう意識しました。相手の年齢や立場に関係なく、「平等」「公平」に接した。するとそのうち、人の「いいところ」を見つける習慣が身につきました。


「1日を常に100%の力で過ごす」ことが大切です。様々な事業に携わって分かったのは、どんな仕事にも「もう無理」だと感じる壁が現れること。でも、あの手この手を尽くせば新しい解決策が必ず見つかります。


大抵の人は、考えるだけで実行に移しません。「面倒」「無理」だと思って、挑む前に諦める。でも、行動しなければ、結果は分からない。問題が起きたら、その原因を突き止めて、次に失敗しなければいい。


決算書は5分で読み切ります。提出された書類を見て、すぐさま「ここは間違っているよ」と指摘します。数字を頭だけで見るのではなく、仕事を通じて得た実感で見るから、ここはちょっと変だと感じ取れるのです。儲かったか儲かってないか、どこに金が、どれだけあるか。もっと在庫は少ないはずだ、現金・預金の数字が少なすぎる……などと私が指摘すると、発送済み商品を在庫にしたままでしたとか、保証金をまだ返却してもらっていませんでしたなどと、決算書類の間違いが判明します。


ビジネスで海外に行く機会も多いのですが、まったく知らない言語でも現地に3日もいれば喋れるようになります。語学はとくに学んだこともなく、むしろ苦手なのですが、追い込まれた状況になれば、必死に頭が働くということでしょうか。英語でも何語でも、その世界に放り込まれれば、人間、喋れるようになってしまうものです。


木村清の経歴・略歴

木村清、きむら・きよし。日本の経営者。寿司店「すしざんまい」を展開する「喜代村」創業者。千葉県出身。戦闘機パイロットを目指し15歳で航空自衛隊に入隊。航空自衛隊第4術科学校卒業、大検合格。航空操縦学生になる資格を得たが事故で視力を落としパイロットの道を断念。中央大学法学部法律学科を卒業。百科事典セールス、新洋商事勤務などを経て木村商店(のちの喜代村)を創業。当初商売が上手くいかず会社が倒産寸前まで追い込まれる。手元に残った300万円を元手に築地に日本初の24時間営業寿司店「すしざんまい」を開業。その後、同社を大きく成長させた。

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