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明石康の名言

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明石康のプロフィール

明石康、あかし・やすし。国連事務次長。秋田県出身。東京大学教養学部アメリカ学科卒業後、バージニア大学大学院修了。コロンビア大学、タフツ大学に留学。タフツ大学時代国連職員に採用される。その後、日本政府代表部参事官、広報担当事務次長、カンボジア暫定統治機構事務総長特別代表、旧ユーゴ問題担当・事務総長特別代表、事務総長特別顧問、人道問題担当事務次長などを務め、40年にわたって国連で活動した。そのほか、国際協力NGOジョイセフの会長、日本紛争予防センター会長、名城大学アジア研究所名誉所長、広島市立大学付属広島平和研究所所長、群馬県立女子大学外国語教育研究所所長などを務めた。

明石康の名言 一覧

情勢も相対的なもの。明るいときもあれば、暗いときもある。暗いときにジョークを言って周りの人を笑わすことは、私にとってストレス解消手段の一つ。


どんな物事もその存在は相対的。異なる立場から見れば、その姿はまるで違ったものに見える。白黒や善悪を峻別するのは容易なことではない。


後から来たカエルが前のカエルに乗って、最後に追い越してしまう「リープフロッグ現象」というのがあるでしょう。日本はこのままだと追い越されると思います。その前に私たちは前進のための種を蒔かなくてはいけません。


OECDの統計を見ても、我が国は予算をもっと教育費に注ぐべきです。しかしそういうマクロな政策変更を待つのではなく、札幌農学校のクラーク先生を仰ぎ見ながら、私たちもできることはどんどんやります。


私が所長を務める群馬県立女子大の外国語教育研究所が中心になって、県内の小学校で英語の先生の力を上げる試みもしています。小学校の英語教育は賛成ですが、英語をきちんと面白く教えられる先生がいなかったら、かえって英語嫌いを増やしてしまいます。


国益というものは、イマジネーションを持って広い見地から考える必要があると思います。


ともするとEUは自分たちの民主主義、人権思想を他国にも当てはめようとします。報道陣を前に、スリランカ政府は人権を無視しているとおおっぴらに批判しました。そういう政府には援助を取りやめる、と。私たちもスリランカ政府に批判は持っていますが、大統領や外務大臣、人権担当大臣と個別に話し、相手の対外的なメンツは潰しません。
【覚書き|スリランカの紛争調停にあたったときを振り返っての発言】


当事者(紛争国間)の気持ちが和平に向かっていれば、国連にも知恵者がたくさんいるのでなんとか解決できますが、当事者がその気にならないと駄目です。


紛争解決に携わっていると批判にさらされることもあります。旧ユーゴ紛争では対立する両者から責められました。批判されるのは愉快なことではありません。しかし、それも相対的かつ一時的なものだと考えています。なので、毀誉褒貶は顧みずに働いてきました。


国連憲章でも国連平和維持活動(PKO)は明記していませんが、第6章と第7章の間に相当するものと考えて、世界で活動しています。つまり、国連憲章や日本国憲法の精神は大事だし、守らなきゃいけないけど、現実は時々刻々と変わるものです。具体的な条文がなくても、「国民を守る」とか「平和を守る」という理想は正しいので、その上で行動するのは当然のことです。


私自身、日本国憲法と国連憲章の基本的理念は一致しているという信念があります。そのため、矛盾もあまり感じなかったし、戦後日本の平和主義は、基本的に正しいと感じてきました。しかしながら、戦後日本の平和主義がそのままでよいかと言えば、そうではなくて、微調整は必要だと思います。


物事の相対性を意識するようになった原因の一つはやはり先の大戦です。鬼畜米英と唱えていた人々が、敗戦を境に平和と民主主義礼賛にがらりと変わってしまった。東京大学に入り文化人類学の授業で、ルース・ベネディクトの『文化の型』を読んだことも大きなインパクトがありました。日本の恥の文化を分析した『菊と刀』で著名な同氏が、様々な文化はそれぞれが完結した存在で優劣はないと主張していました。


私が国連職員として携わった旧ユーゴスラビアのボスニア・ヘルツェゴビナ紛争では、「決めつけ」は決してしてはならないことでした。この地域にはセルビア系、クロアチア系、ボスニア系の3つの民族が、互いに結婚するなどして暮らしていました。しかし、ナショナリストの指導者が現れ、不信と憎悪が支配する地域になってしまった。メディアは、一方の当事者であるセルビア人勢力を悪者と決めつけました。米国も同様の姿勢を取った。しかし、もう一方の当事者であるボスニア政府がまるっきりの「白」であったのかと言えば決してそんなことはありません。いずれも加害者であり被害者でもあったのです。


明石康の経歴・略歴

明石康、あかし・やすし。国連事務次長。秋田県出身。東京大学教養学部アメリカ学科卒業後、バージニア大学大学院修了。コロンビア大学、タフツ大学に留学。タフツ大学時代国連職員に採用される。その後、日本政府代表部参事官、広報担当事務次長、カンボジア暫定統治機構事務総長特別代表、旧ユーゴ問題担当・事務総長特別代表、事務総長特別顧問、人道問題担当事務次長などを務め、40年にわたって国連で活動した。そのほか、国際協力NGOジョイセフの会長、日本紛争予防センター会長、名城大学アジア研究所名誉所長、広島市立大学付属広島平和研究所所長、群馬県立女子大学外国語教育研究所所長などを務めた。

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