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徳岡晃一郎の名言

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徳岡晃一郎のプロフィール

徳岡晃一郎、とくおか・こういちろう。日本の経営学者。多摩大学大学院経営情報学研究科長・教授。東京大学教養学部卒業。日産自動車人事部、欧州日産、フライシュマン・ヒラード日本法人SVP/パートナーなどを経て多摩大学大学院経営情報学研究科長・教授。

徳岡晃一郎の名言 一覧

1日10円程度であれば、人は深いことを考えず金を払う。


日本では「ルールは守るもの」であるのに対して、欧米では「ルールはつくるもの」です。未来のビジョンを構想し、その実現のために必要なルールはつくり、現在のルールが合わないのであれば、つくり替えようとします。そのため、往々にして欧米がつくったルールに日本が合わせていくことになってしまうのです。


これから世界市場で大きな成功を収めるには、ルールメイキングを含めた対応が不可欠と言えます。社会に貢献するビジョンを描き、その実現に必要なルールづくりのために、政府をはじめとする関係機関と人脈を築き、賢くしたたかに協議をしていくこと、そして、こうしたルールメイキング戦略に取り組める人材を育成することが、日本企業に求められています。


日本の対EUロビイストの草分けであり、経済産業省通商政策局に「ルール形成戦略室」を創設した藤井敏彦氏によれば、欧米人は未来を見据え、今はできないことでも「そのうちできるようになるから」とルール化してしまうそうです。日本人は真面目ですから、今できることしか言いません。その結果、欧米のほうが、より進んだルールができやすいそうです。こうしたカルチャーの違いを理解したうえで、欧米と対等に議論していくことが、ルールメイキングの場では求められます。


かつては、技術的によいものさえつくれば売れた、日本が得意とする「モノづくり」の時代がありました。その後、モノが余るようになると、モノを使うことによって得られる経験価値の共有が競争力の源泉となり、「コトづくり」の時代に変わりました。そして現在は、社会に対してイノベーションを起こすために、既存のルールをつくり替える「ワクづくり」の時代になったと言えます。モノやコトだけでなく、それらを取り巻く枠組みを考えることが、ビジネスの勝敗を左右するのです。


これまで、多くの日本企業は、すでに存在するルールに合わせてモノづくりをしたり、ビジネスを進めていくのが一般的でした。しかし、そうした対応では、グローバル市場では後手に回ってしまいます。欧米企業は、ルールづくりの段階から、自社に有利になるような働きかけ(ロビー活動)を積極的に行っているからです。日本企業も、自社が製品・サービスを売りやすい環境を確保するために、ルールづくりの段階から関与していく必要があります。


今日のビジネスでは、イノベーションが重要なテーマとなっています。イノベーションとは、世の中にないものを生み出し、社会に広く普及させることです。そのためには、消費者に欲しいと思わせるだけでは十分ではありません。その製品・サービスが市場に受け入れられるためのルールが必要です。イノベーティブなものほど、既存のルールによって、あるいはルールがないために、市場への参入を止められる可能性があります。イノベーションは、ルールの問題を顕在化させます。イノベーションを実現するには、ルールもセットで考える必要があるのです。


徳岡晃一郎の経歴・略歴

徳岡晃一郎、とくおか・こういちろう。日本の経営学者。多摩大学大学院経営情報学研究科長・教授。東京大学教養学部卒業。日産自動車人事部、欧州日産、フライシュマン・ヒラード日本法人SVP/パートナーなどを経て多摩大学大学院経営情報学研究科長・教授。

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