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広津崇亮の名言

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広津崇亮のプロフィール

広津崇亮、ひろつ・たかあき。日本の理学博士。東京大学理学部生物学科卒業、東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了。線虫によるがん検査方法を発明。九州大学大学院理学研究院生物科学部門助教などを経て、線虫がん検査会社「HIROTSUバイオサイエンス」を設立。

広津崇亮の名言 一覧

最終的には大学を作って、若い研究者たちを育てたいと思っています。前例どおりのことをやっているだけじゃ変わらないけれど、変えようと思えば変われるんだということを私が示していけたらいいなと思っているんです。


日本では新しいことをやろうとすると、否定されると思っていたのですが、最近は行動を起こせば応援してくれる人はいるんだなと感じています。


小さい頃はプロ野球選手に憧れる普通の少年でした。人生の転機になったのは塾の先生の「これからの時代は生物だ」というひと言。日本では頭がいい人は医者になるか弁護士になるけど、私は別に医者になりたいわけじゃなかったので、その先生の言葉で、生物をやってみるのは面白そうだなあと。


生物を使ったほうが素晴らしい結果を得られる場合もあるんです。最近は「AIを使うともっと凄いことができますか?」という質問を受けますが、私からすると線虫そのものがAIより凄いので、生物を使ってもっと凄いことができますよ、とお答えしています。


線虫には凄い嗅覚があるというのはアメリカの大御所研究者たちによって、よく知られたことでした。なので、日本の学生の私が彼らと同じ方法で挑んでも敵わない。彼らができないことをやればもっと新しいことに繋がるだろうとそこは一生懸命考えました。


血液などでも試しましたが、どうもうまくいかない。駄目元で尿を試してみたら90%以上の確率でがんに寄っていくことがわかった。結果的に血液をとるよりも簡単にできるようになったのでコストは随分下がりました。線虫によるがん検査を毎年、受けてもらえさえすれば初期のがんから発見できるので、ステージ3やステージ4になってからがんが見つかる人は大幅に減ると思います。検診料も数千円でできると思うので費用も安く済みます。


線虫の嗅覚を実用的なものに利用できないかと考えたのは5年ほど前。ちょうど研究室を持ったときだったので、運営費を稼がなきゃいけなかった。そこでがん探知犬を思い出したのです。犬の嗅覚が優れているのはみなさんご存知のとおりですが、その研究のなかで、がんには特有の匂いがあることがわかってきていた。ただ、犬を使うには動物愛護の観点や個体差の問題からなかなか使いづらい。だったら線虫がぴったりじゃないかと。大量につくれますし、限りなくデジタルに近いから個体差もないですから。


機械が生物の嗅覚の真似をするのは不可能に近いです。人間もたくさんの匂い物質のなかから1個だけの匂いを特定できますが、機械になかなかそれは難しい。たとえどんないいセンサーを作れたとしてもそのコストは莫大なものになります。結果、せっかくがんを見つけることができてもコストが高い検査になってしまっては誰もやらなくなってしまう。それに比べて線虫はごく微量のがんでも検知するんです。具体的な説明をするとなぜかがんの匂いに線虫が寄っていくんですね。寄っていくことがわかれば陽性になります。


大学で酵母の研究室に入ったのですが、酵母って単細胞で動かないし、面白くないんですよね(笑)。そんなときアメリカから帰ってきた指導教官が、「線虫という生物がいるぞ」って教えてくれたので、動かないものより、動くほうが楽しそうだということで線虫の研究をはじめたんです。当時は世界でも線虫の研究者って珍しかったんじゃないかな。そこで線虫の交尾行動の修士論文を書いたんです。嗅覚を研究しはじめたのは、博士号を取りやすいテーマだったから。研究をはじめて1年くらいで発表した論文が科学ジャーナル誌『Nature』に載ったんです。通常、6~7年くらいかかるところを私は1年半でやってしまったので、味をしめて嗅覚を真剣に研究しようと切り替えた。なので最初は線虫に興味があったわけでも、嗅覚に興味減あったわけでもないんです。


広津崇亮の経歴・略歴

広津崇亮、ひろつ・たかあき。日本の理学博士。東京大学理学部生物学科卒業、東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了。線虫によるがん検査方法を発明。九州大学大学院理学研究院生物科学部門助教などを経て、線虫がん検査会社「HIROTSUバイオサイエンス」を設立。

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