岸部一徳の名言

岸部一徳のプロフィール

岸部一徳、きしべ・いっとく。日本の俳優、ミュージシャン。京都府出身。高校在学中にバンド「サリーとプレイボーイズ(のちのザ・タイガース)」を結成。ベーシストとして活躍。その後、テレビドラマ『悪魔のようなあいつ』に出演し俳優に転身。『死の棘』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。

岸部一徳の名言 一覧

僕は芸能界に向いてないのかもしれませんね。お祭り騒ぎとか、華やかな場所に出向くのはちょっと気恥ずかしいというタイプでしょうか。俳優として広い意味での芸能界で生きているわけですけど、自分の中にある苦手なこととか、恥ずかしいと思うことをあえて残していこうと思っています。


これまでに「なんか棒読み的な芝居ですね」とか「感情があまり表に出ないんですね」とかって指摘されてきた。ただ、それでも「いや、そういう役者がいてもいいんだ」といってくださる監督や演出家がいたから、俳優として30年もやってこれた。


1年目2年目は「いったい、これからどうなるんだろう」と思えるほどの恐ろしい人気ではありました。でも、3年目にはもう陰りが出てくるんですよ。加橋かつみが辞めて弟の四郎が入ったりして、4年目には「どういうふうに解散するか」ってことを考えていましたから。ただ、解散といっても、ダメになったから解散するんじゃなくて、新しい何かを生み出すエネルギーだと、ものすごく前向きに考えていたんです。

【覚え書き|ザ・タイガース時代を振り返って】


人間、何が幸いするかわからないというか、演技の勉強をしていたりしてたらこうはならなかったでしょうし……、だって、できないことを無理してしようとするのって、しんどいじゃないですか。まあ、個性がなかったから俳優として生き残れたなんて、逆説的すぎて、若い人の前でいっていいのかわかりませんけど(笑)、僕自身、俳優をはじめたころと何も変わっていませんから。


自分では無個性だと思っているんです。個性があるようでない。普通、個性がないとしたら、俳優をやっていこうという以上、個性をつくっていこうとするじゃないですか。無個性のところから「よーい、ドン」とスタートし、なんとか自分の色を探し出して、染めていこうと。でも、僕の場合、ずぼらで怠け者なもんですから、自分だけの色を探すどころか、俳優の勉強もせずに無個性のまま何もしないでいたら、いつの間にか自分のまわりに誰もいなくなっていたんですよ(笑)。みんな、自分なりの色を求めて飛び出していってしまい、気がついたら僕だけが残っていたという……。


ジュリー(沢田研二)というその時代の最高の人気者を隣で見ていられたことは、バンド時代のいい経験ですね。


岸部一徳の経歴・略歴

岸部一徳、きしべ・いっとく。日本の俳優、ミュージシャン。京都府出身。高校在学中にバンド「サリーとプレイボーイズ(のちのザ・タイガース)」を結成。ベーシストとして活躍。その後、テレビドラマ『悪魔のようなあいつ』に出演し俳優に転身。『死の棘』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。

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