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岩田弘三の名言

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岩田弘三のプロフィール

岩田弘三、いわた・こうぞう。日本の経営者。外食・惣菜メーカーのロック・フィールド創業者。兵庫県出身。高校を中退し日本料理店で修業後、独立し神戸でフランス料理店「レストランフック」を開業。その後、ロック・フィールドを創業。「アール・エス・ワン」「神戸コロッケ」など多くのブランドを展開した。「中食」「デパ地下」などの文化を根付かせた人物として知られている。神戸経済同友会代表幹事、神戸商工会議所副会頭なども務めた経営者。

岩田弘三の名言 一覧

人間は自分一人の力で生きているわけではない。いろいろな人たちに生かされている。だから感謝の気持ちを忘れてはいけない。


時代は常に動いています。変化する時代に合わせ、私たちは常に新しい挑戦を続けていかなければなりません。一時の成功に甘え、「これぐらいでいい」と思って努力をやめた途端、一気に後退してしまうのです。


危機とは反対に、成功経験というものはかえって危険な一面も持っています。売上挽回を狙って発売した新商品「神戸コロッケ」が大ヒットしました。私は「やった!」と思う半面、「これはいつ売れなくなるだろう」という焦りのようなものを感じました。成功を目指して頑張っている間は、気持ちがいいものですが、一度成功してしまうと今度は「うまくいかなくなったらどうしよう」と恐ろしくなってきます。


私も太平より乱世に向く経営者だと感じます。時代が求めているのは何かを懸命に考えてマーケティングを行い、時代の変化に合わせて新商品や新業態をつくってきました。


人は一人で何でもできるわけではないので、自分にはない能力を持った人を集め、その力を生かして事業なり国の運営を行っていくことが重要になります。つまり人間のマネジメントです。


私は独立してはじめて欧州料理店を開いたとき、あるホテルから「この人しかいない」と見込んだシェフを招きました。彼の働いているホテルに毎日通って「私にはあなたが必要です」と訴え、「私を大きく上回る給料を払いますから」とお願いして、ついに来てもらうことに成功したのです。彼のおかげで店は行列ができるほどの人気店となり、いくつも支店を出すことができましたし、彼から多くのことを学びました。そのことが今日の発展の礎となっていると思います。


まだまだやり残したことがあるという気もしています。我が社もまだ発展途上です。今後は将来に向け、企業としての体制や組織を固めていかなくてはなりません。しっかりした後継者を育てることも大きな課題です。


私がいま創業したとしても、おそらくこれほど業績を伸ばすことはできないでしょう。その意味で私は恵まれていました。


私が食の仕事に関わってきたこの40数年間は、日本の食文化がかつてない激しさで変わっていった時代です。主婦が家で食事をつくり、一家そろって食事するというスタイルも変わりました。食の安全や環境問題も強く意識されるようになっています。食産業にかかわる者にとって、この時代はまさに乱世でした。自分でも食の世界に大きな変革を起こしてきたという思いがあります。


私にとって最大の危機は、惣菜事業が軌道に乗ってきた1988年に起こした汚水流出事件です。神戸工場の大掃除の際、基準値を超える汚水を排出してしまい、警察に摘発されてしまったのです。メディアには叩かれ、取引先からもお客様からも非難を浴び、準備していた工場の計画もとん挫しました。四面楚歌の中で私は何とかこれを自分の糧にできないかと必死で考えていました。このとき、私は企業の社会的責任や環境問題への認識が甘かったと痛感し、「健康、安全、安心、環境」という今日の会社の目標につながりました。


振り返れば私も逆境をむしろチャンスとして成長してきました。もちろん多くの人たちの支えがあってのことですが、本当に運がよかったと感じました。


人が成長していく過程では切磋琢磨できる友人の存在が欠かせません。追いつき、追い越そうと思える友人、何事かを学べる友人をたくさん持った人が結局は「成功」するのです。


今の若い人たちは、私の世代と比べて、「社会」に対する関心が低くなっているのではないかと感じます。テレビを見たり、本を読んだりするのも結構ですが、様々な人と実際に触れ合って、社会の仕組みがどうなっているのかに、もう少し関心を持ってもらいたい。世の中のことにもっと関心を持ち、考えることが人間力を高めることにつながります。それが会社を強くし、日本の社会を良くする原動力になります。


健康を維持して、気を許せる仲間と一緒に、自己実現を果たすという強い思いを持って働くこと。それが幸せな人生においては何より重要です。


私自身、会社のことは端から端まで分かっているという思いがあり、結果的にすべてのことに口を出してきました。そのため優秀な人でも次第に「指示を待っていればいい」と考える癖がついてしまった。これを改めるのが、最大の課題だと考えています。


創業者というのはある時期までは会社のことを一番よく知っている人間です。でも、何でも分かっている社長が事細かに指示をして、社員がそれに従って働いているだけでは、人材はいつまで経っても育ちません。


「これで本当にいいのか」ということを、社会の全体的な動きの中で判断するようにします。「今、世の中で起こっている小さな問題が、後で大きな痛手となって降りかかってこないだろうか」と常に心配ばかりしています。


他人の真似をするのは好きではありません。やるからには独自のものを展開したい。


私は自分の力で市場を開拓し、少しずつビジネスを広げることに意義を見いだしています。


岩田弘三の経歴・略歴

岩田弘三、いわた・こうぞう。日本の経営者。外食・惣菜メーカーのロック・フィールド創業者。兵庫県出身。高校を中退し日本料理店で修業後、独立し神戸でフランス料理店「レストランフック」を開業。その後、ロック・フィールドを創業。「アール・エス・ワン」「神戸コロッケ」など多くのブランドを展開した。「中食」「デパ地下」などの文化を根付かせた人物として知られている。神戸経済同友会代表幹事、神戸商工会議所副会頭なども務めた経営者。

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