山本卓眞の名言

山本卓眞のプロフィール

山本卓眞、やまもと・たくま。富士通信製造(現:富士通)社長。日本の経営者。コンピュータ技術者。日本ユネスコ協会連盟会長なども務める。陸軍航空士官学校卒業後、満州で終戦。戦後は東京大学を卒業し富士通信製造に入社。ソフトウェア開発に尽力した

山本卓眞の名言 一覧

独創性を出すことは容易ではありませんが、経営者としてできることはひとつです。それは才能豊かな若い社員にチャンスを与え、存分に燃えてもらうことです。弊社の柱であるコンピュータ事業を立ち上げたのは、池田敏雄氏をはじめとする当時20代の若手社員でした。


どうも多くの日本企業は、1980年代(バブル経済の時代)から緩んでしまったようです。もう少しピンチにならないと、目が覚めないのではないのでしょうか。


若い社員が仕事に燃えていなければ、突出した技術や製品など生まれません。その意味で最近気になることがあります。日本人があまり働かなくなったことです。これは弊社に限った話ではないと思います。週休二日制が当たり前のようになり、国民の祝日も増えました。それこそ、米企業の社員の方が働いているのではないでしょうか。米マイクロソフトの社員は寝袋を担いで出社していると聞いています。


技術でもサービスでも、他の追随を許さない独創性を出せるかどうかが重要です。他社と同じことをやっても、結局は価格競争に陥ってしまい、利益を出せなくなるからです。


私より2歳年上の池田敏雄氏は、仕事に没頭すると何日も家にこもってしまうなどかなり変わった人でしたが、突出した能力を発揮して弊社を日本最大のコンピュータメーカーに飛躍させました。当時の経営陣は、池田氏の奇行には目をつむり、天才が持つ集中力と突破力に賭けたのです。私をはじめとする若手社員が池田氏を支えました。
【覚書き|池田氏は富士通のコンピュータ技術者で、同社のコアビジネスとなったコンピュータ事業を立ち上げた人物】


突破力を身につけるには、得意分野を掘り下げなくてはいけない。


基本的にはっきりと評価制度を確立することだと思います。評価的インセンティブ(報奨)について言えば、それは人間の自己実現欲求の基礎になるものだと思います。評価が与えられることによって、ヒトは尊厳欲求を満たすことになるからです。そのためには、仕事の達成や組織の貢献に対し、満足感が得られる状況を作ることです。


万人がいれば、万人の力をいかに生かすかを考えていかなければならないと思うのですが、それにはさまざまな仕組みが必要です。実際、独創性を発揮できるような会社にするにはどうすればいいか、これはトップが最も頭を悩ます問題と言っていいのではないでしょうか。


鼓腹撃壌の歌。十八史略にある逸話で、民衆が自由に行動すれば社会も実にうまく回る様を描いている。企業の理想もこうだ。若い人たちが勝手気ままに大きな仕事を成し遂げていくのが理想だ。


山本卓眞の経歴・略歴

山本卓眞、やまもと・たくま。富士通信製造(現:富士通)社長。日本の経営者。コンピュータ技術者。日本ユネスコ協会連盟会長なども務める。陸軍航空士官学校卒業後、満州で終戦。戦後は東京大学を卒業し富士通信製造に入社。ソフトウェア開発に尽力した

他の記事も読んでみる

森本千賀子

仕事については、コアな業務以外は私専属の2人のアシスタントにお願いしています。ただその場合も、単純に「これやっといて」ではいけません。その業務の意義や、「どういう想いでこの仕事をやっているのか」という大義を共有することが大切です。仕事への想いやスタンスに共感を覚えることで、彼女たちならではの工夫が仕事に加わってきます。そうやって私の業務を侵食してもらって、私自身が創造的に使える時間を増やしてもらうのです。


山崎浩一(コラムニスト)

伝統芸能はもともと、歌舞伎にしてもポップカルチャーだったわけですよ。だけど市川海老蔵のスキャンダルを見ていると、歌舞伎がハイカルチャーなのかポップカルチャーなのか分からなくなる。あれは完全に、ポップカルチャーの文脈で面白がられているわけです。そう考えると、ひっくり返ったものがまた、ひっくり返ったりしてぐるぐる回っている感じがします。ビートルズにしても今ではシューベルトやバッハと一緒に教科書に載っている。それは誰が決めているかというと、大衆が決めている。文化庁が「オペラはハイカルチャーでミュージカルはポップカルチャー」と決めているわけじゃない。そういう意味で、すべてのものはポップカルチャーだと言ってもいいんですよね。


茂木友三郎

農地を残したいと願う地主や、環境破壊になるのではないかと心配する地元住民を説得し、地域と協力していかないと事業は上手くいかないと気づかされました。同条件なら地元企業と取引し、労働力も現地の人を使う。日本人だけで固まらないように、駐在員は分散して住まわせ、お祭りなどにも積極的に参加させるなど、できる限りの現地化を進めました。
【覚書き|初めて海外に醤油工場を建設したときを振り返っての発言】


パンカジ・クマール・ガルグ

経営者は「儲け、儲け」といいますが、それだけでは信用は得られません。相手に尽くして相手を信者にする。漢字で儲けは、信者と書くでしょう。信者を増やせば、自然にビジネスはうまく進みます。


オグ・マンディーノ

もしあなたの働きと、あなたの忍耐と、あなたの計画が、あなたに幸運を運んで来たら、引き潮に飲み込まれている人を探しだし、引き上げてあげなさい。あなたが他の人にしてあげたことが、やがてあなたに返ってくるのだ。あなたが受け取る愛を何より大切にしなさい。あなたが持っている黄金や健康が消えてしまってもなお久しく残るものは愛である。


三原邦彦

私は会社を立ち上げた時から、いい時も悪い時も毎月、会社の懐事情を説明してきました。そしてオフィス家賃の値下げ交渉をするなど、販管費を下げる取り組みの経過と結果も見せてきた。それが、社員が厳しい状況を受け入れてくれる土壌になっていたと思います。


藤田晋

現場にどれだけ問題意識があっても、リーダーが正しい道を見せて、仕切っていかなければ前には進めない。


峰岸真澄

従来から私たちは、顧客企業の業績向上に寄与したいと考えてきました。美容院に対しては、営業担当が「来店頻度が2ヶ月に1回のお客様には、カットやカラーの安いプランを入れて、1か月後に来てもらいましょう」などと提案しています。今後は、データの分析を通じて、こうした提案力を高めていきます。


下村博文

名門大学を出て、エリートで、というだけでは通用しない時代になってきた。胆力と志とやり遂げるまで継続する力は経験の中からしか作れない。


鑄方貞了(鋳方貞了)

なかには決断を下しづらいケースも出てきますが、たとえ間違った決断をしてしまったとしても、誤りに気がついた時にすぐに訂正し、その理由をはっきりと説明すればよいのです。いつまでも決断しないのが一番困ります。


三村明夫

今は「聖域なき合理化」とよく言われますけど、本来、合理化には聖域があるべき。再び収益が上がり始めたら、本来合理化すべきでなかった部分は元に戻すことが必要。会社の合理化というのは、単に規模を縮小すれば成り立つのではない。


アルバート・アインシュタイン

年老いて腰が曲がったものには、死は解放としてやってきます。自分自身が年老いて、死を最後には返さなければならない古い借金のようなものだと思うようになったいま、つくづくそう感じます。


永江朗

私は別に尊敬する上司など、いなくてもいいのではないかと思います。ブッダが繰り返し語った言葉に、「犀(サイ)の角のようにただ独り歩め」があります。これは群れずに単独行動する犀になぞらえた言葉で、「犀の一本角のように、独りで自らの歩みを進めなさい」と説いた言葉です。仕事や人生における重要事については、他人に意見を求めるより、自分でとことん考えて結論を出す意識こそが必要なのではないでしょうか。


滝久雄

小さい頃からいろんなことに興味を持つことで、人の脳は、どんどん磨かれていく。


外井浩志

女性に対するセクハラへの認識は浸透してきましたが、最近はセクハラとパワハラがまぜこぜになったケースが散見されます。たとえば、男女問わず容姿や結婚、出産などに関する発言は避けるべきです。「恋人はいるの?」などのプライベートな部分は男性に対しても踏み込まないほうが無難です。


ページの先頭へ