小笹芳央の名言

小笹芳央のプロフィール

小笹芳央、おざさ・よしひさ。日本の経営者、経営コンサルタント。大阪出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、リクルートに入社し人事部人事課採用担当として十数年在籍。その後独立し、モチベーションをテーマにした経営コンサルティング会社のリンクアンドモチベーションを設立。同社を8年で東証一部に上場させた。テレビ番組のレギュラーコメンテーターとしても活躍。主な著書に『変化を生み出すモチベーション・マネジメント』『自分は評価されていないと思ったら読む本』『なぜ、できる人から辞めていくのか?』『部下の「やる気」は上司で決まる』『トップ人事コンサルタントが明かす いる社員、いらない社員』『引く手あまたの「売れる!社員」になる』など。

小笹芳央の名言 一覧

我々は労働生産性の向上に相関関係のあるファクターを発見しました。それは何かというと企業と従業員のエンゲージメント(相思相愛)度合いが高い企業は生産性が高く、度合いの低い企業は生産性が低いということです。

小笹芳央の名言|生産性の高い企業の特徴

与えられた仕事でも全力で取り組み続けていくと、周囲の信頼が積み上がっていく。信頼はより大きな仕事を差配する自由につながる。

小笹芳央の名言|信頼はより大きな仕事を差配する自由につながる

悩む暇があったら、目の前の仕事に全力で取り組もう。

小笹芳央の名言|悩む暇があったら、目の前の仕事に全力で取り組もう

葛藤などあり得ない。選択肢は「やる」だけ。どうしようなどと言っているヒマがあったらやればいい。

小笹芳央の名言|どうしようなどと言っているヒマがあったらやればいい

観察してアウトプットする。この積み重ねが、仕事の感性を磨いてくれる。

小笹芳央の名言|観察してアウトプットする。この積み重ねが、仕事の感性を磨いてくれる。

現象の表層だけを見て判断を下してはいけない。まずは「待てよ」と立ち止まって、考えてみることが必要。

小笹芳央の名言|立ち止まって、考えてみることが必要

人間って結局、いろいろな関係の網の目の中で生きているので、周りから見いだしてもらえるというのは重要なこと。

小笹芳央の名言|周りから見いだしてもらえるというのは重要なこと

「入りたい人より、採りたい人」という姿勢じゃないとチームの器を超える人は来ない。

小笹芳央の名言|入りたい人より、採りたい人

私はずっと仕事のことを考えています。ずっと考えているからインスピレーションが降りてくる。

小笹芳央の名言|ずっと考えているからインスピレーションが降りてくる

人生の選択には絶対に「解答」はないんですよ。だから「よし、こっちだ」という自分の嗅覚や、選んだ後で正解だったと将来言える行動の方が大切。

小笹芳央の名言|選んだ後で正解だったと将来言える行動の方が大切

誰もやってないということはチャンス。うまくいけば自分のオンリーワン性を確立できる。

小笹芳央の名言|誰もやってないということはチャンス

腹さえくくっていれば、自分で道を切り開いていける。

小笹芳央の名言|腹さえくくっていれば、自分で道を切り開いていける

案ずるより産むがやすし。1回だけの人生、「これは」と響くものがあったらどんどんチャレンジしてほしい。

小笹芳央の名言|1回だけの人生、「これは」と響くものがあったらどんどんチャレンジしてほしい

極端な考え方をすることで、物事の本質が見えてくることがある。最適解は極論と極論の間にあることが多い。

小笹芳央の名言|最適解は極論と極論の間にあることが多い

利他の精神で取った行動には、必ず正のフィードバックが働く。

小笹芳央の名言|利他の精神で取った行動には、必ず正のフィードバックが働く

完璧な人間がいないのと同じように、「完璧なビジネスパーソン」というのもまた、存在しない。

小笹芳央の名言|完璧なビジネスパーソンは存在しない

仕事で成長するためには自分で自分のしていることに「OK」が出せないとダメ。

小笹芳央の名言|仕事で成長するためには自分で自分のしていることに「OK」が出せないとダメ

不満ばかり言っていても事態は何も変わらない。逆に自分の関与の仕方次第で、状況は変わってくる。

小笹芳央の名言|不満ばかり言っていても事態は何も変わらない

人は自由を獲得するために働いている。自分の信頼残高さえ増えれば、自由になれる。

小笹芳央の名言|人は自由を獲得するために働いている

どんな改革であっても、原点は一人ひとりの「本気」から始まる。その本気が周囲の共感を生み、社会が大きく変わっていく。

小笹芳央の名言|本気が周囲の共感を生み、社会が大きく変わっていく

経営者というものは役割や立場上、自分の私利私欲や我欲みたいなものが出てくると組織を率いることはできない。

小笹芳央の名言|私利私欲が出てくると組織を率いることはできない

情報は使ってこそ価値がある。集めるのは手段に過ぎない。

小笹芳央の名言|情報は使ってこそ価値がある

自社と業界との距離をどのくらいに置くか考えていないと、業界の常識を外れることは難しい。

小笹芳央の名言|業界の常識を外れるには

社内の企業風土や社員の意識レベルは経営者の写し鏡だと思うことが、トップとして大事。

小笹芳央の名言|社内の企業風土や社員の意識レベルは経営者の写し鏡

思い通りの結果にならないと腹を立ててもストレスになるばかり。努力してもダメなら仕方ない。「次に行こう!」と悩まないこと。

小笹芳央の名言|努力してもダメなら仕方ない

99%までは自分の努力で成功に近づくことができますが、全て望みが叶うわけではありません。結果はどうであれ受け入れることが重要。

小笹芳央の名言|結果はどうであれ受け入れることが重要

本当に努力を積み重ねてきた人間ほど、最後は運など、自分ではどうにもならない力に対して、祈る気持ちが出てくるもの。

小笹芳央の名言|本当に努力を積み重ねてきた人間ほど自分ではどうにもならない力に対して、祈る気持ちが出てくるもの

謙虚に頭を垂れる、そういう心持ちでいると、結果的に多くの人からの支援やエネルギーを引き出せることが多い。

小笹芳央の名言|謙虚に頭を垂れる、そういう心持ちでいると、結果的に多くの人からの支援やエネルギーを引き出せることが多い

起こったことは変えられないが、起こったことに対する解釈・意味づけを変えることはできる。

小笹芳央の名言|起こったことは変えられないが、起こったことに対する解釈・意味づけを変えることはできる

大切なことは、いかによい人材を育てるか、言い換えればいかによい企業文化を創造するかが企業の運命を分ける。

小笹芳央の名言|企業の運命を分けるもの

若いうちはお金に対するリテラシーを持ちつつ、自分株式会社としての意識を持ち、信頼残高をためなさいと言いたいですね。信頼残高がたまると自然にお金の残高も増えてくる。

小笹芳央の名言|信頼残高がたまると自然にお金の残高も増えてくる

信頼とは約束と実行。それができる人にお金は集まります。しかし一方で、約束を守らない人にはその逆もある。

小笹芳央の名言|信頼とは約束と実行

お金と言う存在も社会的な信頼というもので成りたっています。それだけにお金も信頼できる人のところに集まるのだといえます。

小笹芳央の名言|お金も信頼できる人のところに集まる

お金に関しては、資本主義の社会の中で生きる上では言葉を覚えるのと同じように、メカニズムを知りリテラシーを持つことはいたって当然の話です。

小笹芳央の名言|お金に関しては、資本主義の社会の中で生きる上では言葉を覚えるのと同じ

組織も生き物です。コミュニケーションや情報という血の流れが悪くなり、血栓が起きると、連携上の問題が起こり、モチベーションも低下するのです。

小笹芳央の名言|組織も生き物

トンネルの先にどのような世界が待っているか、トップが確実に伝えていれば耐えられる苦労かもしれない。ですがその発信がなければ、どこか縮小均衡になっているという不満感が出てきます。

小笹芳央の名言|トップはトンネルの先の世界を語ることが大切

どんな仕事も、自分の心の持ち方次第で自分の成長に繋がる。

小笹芳央の名言|どんな仕事も、自分の心の持ち方次第で自分の成長に繋がる。

持てる力の120%を発揮しないと、才能があるかどうかなんて判断できません。

小笹芳央の名言|持てる力の120%を発揮しないと、才能があるかどうかなんて判断できません。

自分を会社と見立て、自分の今後の戦略や看板を自ら確立する「アイカンパニー」の考え方が必要です。個人が勝負の時代なのです。

小笹芳央の名言|個人が勝負の時代

通貨の取引は信頼関係を土台に考え出された仕組みですから、お金は信頼のあるところに集まる。一方で、約束を破った人には罰が与えられる。

小笹芳央の名言|お金は信頼のあるところに集まる

有効な対策を打つには因果関係の正しい理解が必要。

小笹芳央の名言|有効な対策を打つには因果関係の正しい理解が必要

これからの企業は労働市場に適応していかないといけない。時代の変化に対応できるような人や組織が整っていないと、変化に対応できるわけがない。

小笹芳央の名言|時代の変化に対応できるような人や組織が整っていないと、変化に対応できるわけがない

世の中に課題がある限り、当社の役割はまだまだ大きくなる。

小笹芳央の名言|世の中に課題がある限り、当社の役割はまだまだ大きくなる

現在、議論されている働き方改革というのは、長時間労働の是正ということだけに光が当たっていますが、それだと「ゆとり教育」ならぬ、「ゆとり労働」で終わってしまいますので、本質的には労働生産性の向上が大事になってきます。

小笹芳央の名言|働き方改革は労働生産性の向上が大事

少しずつ、「自分への期待→殻を破る挑戦→成功→自信」というサイクルを作っていくことが、できるビジネスパーソンヘの第一歩。

小笹芳央の名言|できるビジネスパーソンヘの第一歩

オフィスは社内外にメッセージを発信する強力なメディアです。そこで、我々の規模や、社会的影響力や、貢献度合いを高めていこうという覚悟を人々に感じてもらう場所だと捉えています。

小笹芳央の名言|オフィスは社内外にメッセージを発信する強力なメディア

忠告や叱責は、自己認識と他者からの評価のギャップを修正する格好の機会です。言われたことを真摯に受け止め、学びの機会に変えてください。

小笹芳央の名言|忠告や叱責を学びの機会に変える

クレームが来ることは企業にとっては大きな失点です。しかし、全力で対応することで、ただの失点ではなくなる。

小笹芳央の名言|クレームは全力で対応することで、ただの失点ではなくなる

優秀なビジネスパーソンほど、幅広い物の見方ができ、それを表現する術を持っている。

小笹芳央の名言|優秀なビジネスパーソンほど、幅広い物の見方ができ、それを表現する術を持っている

仕事の本質は、「どこかにいる誰かの願いをかなえること」。

小笹芳央の名言|仕事の本質

新規事業のライフサイクルは短い。だから、企画力や創造性をもって、次々に新しいことに取り組んでいかなければならない。

小笹芳央の名言|企画力や創造性をもって、次々に新しいことに取り組んでいかなければならない

怒りの内容を文字にするには、いったん思考を通すことが必要ですよね。そこで理性が働きますから、書いているうちに少しずつ怒りが収まってくる。

小笹芳央の名言|書いて怒りを静める

この世の中、完全な客観性や中立性なんてものはありません。人が何かを判断する時には必ず、バイアスがかかっているものです。

小笹芳央の名言|人が何かを判断する時には必ず、バイアスがかかっているもの

あなたが何となく過ごした1日は、消えていった命が「あと少しだけでいいから」と切望しても、叶わなかった時間なのです。今日も自分が生かしてもらえていることへの感謝を胸に、日々の仕事に取り組んでいきませんか。

小笹芳央の名言|あなたが何となく過ごした1日は、消えていった命が「あと少しだけでいいから」と切望しても、叶わなかった時間

夢は持たなくてもいいし、叶わなくても構わないもの。そして、叶ったからといって、そこで立ち止まっていいものでもない。ただ、人は未来が開かれていると思うことで、今を生きる意欲が湧いてくる。

小笹芳央の名言|人は未来が開かれていると思うことで、今を生きる意欲が湧いてくる

会議を実りあるものにするために一番大切なのは「議論の順番」の設計です。まず現状を把握し、共有することが必要。それを受けて、方針についてディスカッションを行い、その後、具体策を考える。

小笹芳央の名言|会議を実りあるものにするために一番大切なのは「議論の順番」

顧客満足と同じ熱意を持って従業員満足を図ること、それを自社のみならず顧客企業や社会全体に伝えること。その志を抱きつつ、今日も仕事に臨んでいる。

小笹芳央の名言|顧客満足と同じ熱意を持って従業員満足を図る

様々な判断・決断はある意味賭け。その決断を繰り返した人ほどカリスマ性があると思います。

小笹芳央の名言|決断を繰り返した人ほどカリスマ性がある

信頼はどうやって築きあげるのか。それは「約束と実行」を繰り返すこと。

小笹芳央の名言|信頼を築くには「約束と実行」を繰り返す

職場でエースと呼ばれる人材は現状を俯瞰し、自社のビジネスとの関連性を見つけ、すべきことを具体的に考えられる。だから成果を上げられる。

小笹芳央の名言|成果をあげられる人の特徴

アイデアは既存の知識の組み合わせに過ぎない。よく「ゼロから1を生む」と言いますが、滅多にあることではない。

小笹芳央の名言|アイデアは既存の知識の組み合わせに過ぎない

斬新なアイデアは、かけ離れたジャンルの掛け合わせから生まれる。広く深い知識を身につけ、結びつけてみる努力でアイデアマンになってください。

小笹芳央の名言|斬新なアイデアは、かけ離れたジャンルの掛け合わせから生まれる

落ち込むようなことを言われるのが好きな人はいない。でも、そこを取り払い、ノーガード戦法で飛び込むと、大きな学びを得られる。

小笹芳央の名言|ノーガード戦法で飛び込むと、大きな学びを得られる

コミュニケーションのキモは、伝えたことを、どれだけ聞き手に残せるかにかかっている。

小笹芳央の名言|コミュニケーションのキモ

あなたが今、自分は評価されていないと感じるなら、それは上司や取引先などの期待に応えていないから。

小笹芳央の名言|評価されていないと感じるなら、それは上司や取引先などの期待に応えていないから

気持ちが内向きになりがちな世の中だからこそ、安定志向を脱し、大きな夢を持つ。すると、不思議なことに、同じような志を持つ人が集まり、自分だけのネットワークもできるのです。

小笹芳央の名言|安定志向を脱し、大きな夢を持つことの大切さ

自らの手で変えられるのが「自分」「思考・行動」「未来」です。変えられないものに囚われず、こうした変えられるものにエネルギーを集中するほうが、ずっと生産的な仕事ができるはずです。いわば、ピンチをチャンスへと変える発想の転換が必要でしょう。

小笹芳央の名言|変えられないものではなく、変えられるものに集中することの大切さ

他人は自分の力では変えられません。「他人」「感情」「生理反応」「過去」は変えられないもの。すぐにできることと言えば……自分の意識の外に出して、可能な限り考えないようにすることぐらいです。

小笹芳央の名言|自分の力では変えられない者への対処法

腐らず愚直に仕事に取り組めば、それを評価してくれる人は必ずいるということを忘れてはいけません。

小笹芳央の名言|腐らず愚直に仕事に取り組めば、それを評価してくれる人は必ずいる

若い人たちは「自分」というものがあると思っています。しかし、「自分」というものは、「ある」ものではなく「つくっていく」ものです。自分づくりを意識して、ネガティブなフィードバックもその糧にしていく姿勢が重要です。そうすれば、周囲もアドバイスを多くくれるようになりますから、成長も早くなります。

小笹芳央の名言|自分とは、あるものではなく、つくっていくもの

「30歳だから、もう英語の勉強は遅い」「40歳だから、もう起業は遅い」などと溜息をつく人が少なくありません。でも、50歳の私から見れば、彼らは「まだこれから」ですし、羨ましいとも思います。自分の年齢で限界があると思っていても、自分より歳を重ねた人から見れば、「まだまだ」「羨ましい」と感じるのです。年齢によって自分の限界を決めてしまってはいけません。

小笹芳央の名言|年齢によって自分の限界を決めないことの大切さ

「30歳だから、もう英語の勉強は遅い」「40歳だから、もう起業は遅い」などと溜息をつく人が少なくありません。でも、50歳の私から見れば、彼らは「まだこれから」ですし、羨ましいとも思います。自分の年齢で限界があると思っていても、自分より歳を重ねた人から見れば、「まだまだ」「羨ましい」と感じるのです。年齢によって自分の限界を決めてしまってはいけません。

小笹芳央の名言|年齢によって自分の限界を決めないことの大切さ

私は営業課長などをしてきましたが、コンサル部門を立ち上げるには、それまで身につけてこなかったものが必要でした。そういったときには、それまでの自分を一度壊さなければならないのです。

小笹芳央の名言|新しい分野に挑戦するときは、自分を一度壊すことが大切

仕事でも、どんな人間関係でも、ある意味で賭けが必要です。賭けるということは、相手を信頼するということでもあります。100%失敗しないことを求めてはいけません。

小笹芳央の名言|100%失敗しないことを求めてはいけない

ベンチャースピリットを持っている人は、たくさん賭けています。ときには裏切られて、勝率は7割くらいかもしれませんが、失敗を重ねているうちに耐性がついてきますし、勝率も高くなってきます。

小笹芳央の名言|失敗を重ねるうちに勝率も高くなる

会社や業界の流れが、いまどうなっているか考えることで、自分の仕事にはどんな重要性があるのか、会社全体の中でどんな役割を果たしているのかが腑に落ち、仕事への姿勢が変わると思います。

小笹芳央の名言|会社や業界の流れを知ることの大切さ

私は20代のころ、人事採用担当者としてある程度の実績を残していたのですが、急に営業マネージャーへの異動が命じられました。もし、このとき「なぜ自分が」と腐っていたら、営業の新しいスキルを身に着けようというマインドには至らなかったと思います。

小笹芳央の名言|異動のとき腐っていたら新しいスキルを身に付けられない

自分が好きで仕方がない、自分への視点へのこだわりが強い人は、失敗を恐れるので賭けていません。それでは成長はできません。

小笹芳央の名言|失敗を恐れては成長できない

まずは組織や上司から与えられた「やるべきこと」ができるよう、懸命に努力せよと言いたいです。そうして「やるべきこと」に打ち込んでいくうちに、「やれること」も多くなります。さらには、「やれること」の中から、「自分は仕事のこんなところにやりがいを感じる」などと、「やりたいこと」も出てきます。

小笹芳央の名言|やるべきことを懸命に努力することで、やれることが増え、やりたいことが出てくる

私は仕事の最終的な目標は、「自分がやりたいことをやれる自由を獲得すること」だと思っています。その自由は、一朝一夕に手に入れられるものではありません。やれることをきっちりやって、周囲から信頼を獲得していく中で、徐々に勝ち取れるものだと思っています。

小笹芳央の名言|仕事の最終目的

多くの人は、「努力した時間に比例して、だんだんと実力も伸びていく」と考えがちです。しかし、これは大きな誤解です。成長は階段状に訪れます。そこを理解しているかどうかが、まず大きな分かれ目です。

小笹芳央の名言|成長は階段状に訪れる

成長というのは「だんだん伸びていく」のではなく、「ある日突然」やってくるものです。したがって、一度でも「ある日突然」を経験した人は、次なる目標に対しても「ある日突然」を信じて努力を続けられるわけです。ですから、まずは一度でも階段状に自分が成長することを経験する。その最初の瞬間まで踏ん張れるかどうかが勝負の分かれ目だと思います。

小笹芳央の名言|成長はある日突然やってくる

デスクを整理すと、頭の中身も整理されます。いままで仕事に追われ気味だったのが、整理することによって、ポジティブに追いかけられる状態に戻ります。毎週末でも月一回でも、ある一定のサイクルでやると、行動に移るためのいいきっかけになると思います。

小笹芳央の名言|デスク整理は思考の整理にもなる

行動に移すためのきっかけづくりを、用意するといいでしょう。たとえば、友達や同僚で、「あいつと飲んだら元気になる、モチベーションが上がる」という人を見つけて、少しやる気が下がったときに、その人と会う約束を入れる。デスクの周りを思いっきり片づける。いらないモノを捨てて、いるモノを並べ直す。これは効果的です。

小笹芳央の名言|モチベーションアップのきっかけを用意する

自分の気持ちが切り替わるなら、それを意識して「きっかけ」とすればよいのです。たとえば、引っ越しです。私は働きだしてから21年間で19回引っ越しをしました。いままで稼いだ分の、ほとんどを引越し代に費やしています(笑)。景色が変わると、気持ちも変わるものですから。

小笹芳央の名言|仕事における引っ越しのメリット

私は講演のとき、必ず参加者からのアンケートに目を通します。そこから自分の現状の課題も見えるし、成長実感もつかめます。そうやって小ジャンプの成長実感を持てれば、やる気も長続きするものです。

小笹芳央の名言|他人から評価を受ける仕組みをつくる重要性

周囲からのフィードバックを、積極的に受けることも重要です。成長したときは、周囲の自分を見る目が変わってくるはずなんです。ですから、周りから「さすが○○さん」とか「期待しているよ」と声をかけられるようになったら、自分の成長のサインです。逆にいうと、批判も含めて、他者からの評価を恐れないことが重要です。

小笹芳央の名言|批判も含めて他者からの評価を恐れないことが重要

自分の実力に比して目標設定が大きすぎると、挫折の要因になります。野球選手も、守備練習のときは、キャッチできるかできないかのギリギリの位置にノックしてもらって、主義範囲を広げていきます。それと同様に、自分の実力の少し上ぐらいに目標設定するのがポイントでしょう。

小笹芳央の名言|目標は自分の実力の少し上に

成長するためには途中で諦めない工夫も必要です。たとえば、大きな目標にはマイルストーン(一里塚)を置くことです。仮にあなたが営業マンだとして、「売れる営業マンになる」という目標を立てたとします。でも、これでは目標が大きすぎて成長実感を持つことは難しいはずです。そこで、「1日100件、お客様に電話をかけよう」「そのうち10件の人と会おう」「そのうち1件と成約しよう」というように分けて数値目標を立てれば、まずは電話を100件かけるところから始められます。そこから成長実感を味わうことができるわけです。

小笹芳央の名言|途中で諦めないために大きな目標にはマイルストーンを

子供のときに鉄棒の逆上がりを練習しましたよね。最初は何度挑戦してもちっともできず、そのあいだは「だんだん上達している」という感覚も、まったくなかったはずです。ところが、ある日突然、思ってもいなかったような場面で逆上がりできる瞬間が訪れます。しばらくはできない状態が続き、ある日突然、くるりと回れるようになるわけです。

小笹芳央の名言|上達するプロセス

以前に比べ、マネジメントが難しい時代を迎えました。最大の理由は、若い世代の働くモチベーションが多様化していることです。

小笹芳央の名言|マネジメントが以前より難しくなった理由

部下は上司の意欲に敏感です。やる気のない上司の下で頑張る気持ちは起きません。だからマネジャーは自分自身のモチベーションアップも上手くなければなりません。

小笹芳央の名言|やる気のない上司の下では、部下は頑張らない

40代前半は世界観をガラッと変えるように強いられるわけですが、一方で人間は、行動経済学でいう「現状維持のバイアス」も働きます。変わりたくない、このままでいたい、という変化への抵抗は、年齢が上がるほど強まります。その意味で40代前半は、変化への対応力を最初に試される時期です。この先出世するために最も重大な要素のひとつが、この対応力なのです。

小笹芳央の名言|40代前半で変われるかが重要

もし出世が遅れていたら、上司や先輩に、出世が遅れている理由を率直に尋ねてもいいでしょう。自分の強み・弱みを知るマーケティング調査だと思えば、苦言も素直に聞けるはずです。

小笹芳央の名言|出世が遅れているなら率直に理由を聞いてみる

40代前半はちょうど人生の中間地点です。後半戦に向けて、自分のバリューを高めていく戦略を立てる必要があります。3年後、5年後のビジョンを描き、そのときに売り上げや利益はどうなっているのか。考えを巡らすことは自分のキャリアプランにも役立ちます。

小笹芳央の名言|人生の後半戦に向けてビジョンを描く

仕事のモチベーションを高めるために私が最も効果的だと考えるのは、自分は「アイカンパニー」の社長なんだという発想を持つことです。つまり、自分自身をひとつの会社に見立てるのです。そうすれば、ライバル会社と比較したときの競争優位性は何かと気になってきます。お得意様は誰で、その人に自信を持って提供できる商品は何かと考えてもいいでしょう。

小笹芳央の名言|仕事のモチベーションを高めるために最も効果的な方法

若い世代をマネジメントするには、一人一人が何を求めているかを見極める必要があります。この欲求が働くモチベーションのエンジンです。エンジンは個々に違いますから、マネジャーは機会を見つけて部下から聞き出すようにしたいものです。ポイントは喜怒哀楽で、その部下は何に喜び、何を避けたがっているのかを探ります。

小笹芳央の名言|若い部下のモチベーションを高める秘訣

成熟社会に生まれ育った世代は、お金とポストだけが働くモチベーションではありません。自分と同じように、お金とポストで部下が動くと思い込むのは、新米マネジャーが陥りやすい落とし穴です。

小笹芳央の名言|モチベーションの源泉は個々人で違う

マネジャーとなり評価される側から評価する側になり、評価権を持てば、孤独に耐えなくてはいけません。部下たちが居酒屋で、自分の欠点を愚痴りあっているかもしれないのです。

小笹芳央の名言|マネジャーとなったら孤独を覚悟する

プレーヤーなら今週、来週、せいぜい今月の仕事を進めればよかったのですが、マネジャーは少なくとも半年から1年先まで計画を立て、成果を出さなくてはいけません。

小笹芳央の名言|マネジャーは長期視点が求められる

マネジャーには全社的な視点から、自部門の役割を理解し、自分たちの行動を位置付けていきます。上からの情報を部下に伝えるときには、現場向けに噛み砕き、意味づけしていきます。反対に現場の情報は、整理し、優先順位をつけて上に報告します。他部署と連携をはかることも増えるでしょう。プレーヤー時代に比べて縦、横、斜めと空間的に視点が転換していきます。

小笹芳央の名言|マネジャーに求められる視点

40代前半は、マネジャーになる人が多く、ビジネス人生の大きな転換期です。当然、プレーヤー時代とは異なる視点を獲得しなければなりません。

小笹芳央の名言|マネジャーとプレーヤーに必要な視点は異なる

私自身、経営者としての悩みが多いのですが、地球儀を見たり、空を見上げたりすると、「自分の悩みなんてちっぽけだな」と思えて、やる気が湧いてきます。

小笹芳央の名言|広い視点に立ってみることの重要性

部下を表彰してスポットライトを当てることもやる気につながります。弊社では3か月に1度の社員総会で表彰を行っているほか、週一回発行している社内独自のスポーツ新聞で、そのときどきのヒーローやヒロインを紹介することもしています。

小笹芳央の名言|部下にスポットライトを当て、皆に知らせることの大切さ

戦略的に信頼残高を高めたければ、小さな約束をいくつもして、それを確実に守っていくことです。たとえば、「いつまでにこれをやる」「会議はいつも1時間で終える」などと約束しておいて、それをきちんと守る。これを繰り返せば比較的短期間で信頼残高を高めることができるでしょう。

小笹芳央の名言|信用残高を短期間で高めるには

上司の言葉を部下が納得するように、上司は自分の専門性に磨きをかける必要があります。

小笹芳央の名言|上司の言葉の影響力を高めるには

影響力を最大限に発揮するには、部下に信頼されていなければなりません。そのためには言動の軸がブレないことが前提となります。また、甘やかすだけでなく、部下のキャリアを考え愛情を込めて「怖い」と思われるくらい叱ることも忘れてはいけません。

小笹芳央の名言|部下に信頼されるには言動をブレさせないことが大切

20代の部下が、今週や今月の目標が達成できないということで過度に思い詰めてしまっているとしましょう。そのときには、「君はどういう30歳を迎えたい?」と声をかけてあげるといいでしょう。時間のレンジが極端に短くなっていたことに気づかせ、より本質的な課題に向かわせることができます。

小笹芳央の名言|若い部下が悩んでいるときにかけるべき言葉

視点が高すぎて評論家のようになっている部下には、目の前のことに集中して成果を出すことの大切さを伝えるべきです。

小笹芳央の名言|評論家のような部下への対策

ミドル層の育成は、どの組織でも抱えている悩みのひとつです。社内で育てることが困難な場合は、優秀な人材を中途採用することも必要です。そのくらいミドル層は重要なポジションなのです。

小笹芳央の名言|優秀な人材を中途採用することも選択肢に入れることの大切さ

若い人に納得しつつ働いてもらうためには、会社や上司は、これまでのようにお金やポストをインセンティブにするだけではなく、彼らの精神的な満足も重視しなければならないのです。

小笹芳央の名言|若い部下には精神的な満足感を

やる気の源泉は十人十色です。ある人は上司に褒められることかもしれません。ほかの人は上司の評価ではなく自分が納得できる仕事をすることの方が優先順位が上だったりします。だからこそ、上司は部下の一人一人とコミュニケーションをとり、何をモチベーションの源泉にしているのかを知ることが重要なのです。

小笹芳央の名言|部下一人一人を観察することで、それぞれに合ったやる気の源泉を探すことの大切さ

組織も人間と同じです。企業活動の中のコミュニケーションは人間にとっての血流と捉えることができます。コミュニケーションがサラサラの血液のように流れている会社は、社員一人一人のモチベーションが高い。職位を問わず情報が共有されており、部下の情報がマイナス面を含めて上司に伝わっているといった具合です。

小笹芳央の名言|コミュニケーションは血流に似ている

コミュニケーションが滞っている会社では、上司の考えや部下の思いが、まったく行き来しません。そのような組織では、社員のやる気が下がり、能率も業績も落ちてしまいます。

小笹芳央の名言|社員のやる気が下がり、能率も業績も落ちている会社の特徴

中間管理職の存在意義は、大人数の組織を小さなチームに分け、それぞれのトップを決めることで、組織内のコミュニケーションの複雑さを解消し、より効率的なコミュニケーションをすることにあります。

小笹芳央の名言|中間管理職の存在意義とは

中間管理職は、上からの情報を自分の言葉で噛み砕き、部下に組織の進むべき方向性を示しつつ、下の情報を取捨選択したうえで、優先順位をつけて上に伝える。もめ事を裁く父性と同時に、温かく見守り励ます母性も発揮する。そうすることで、組織内のコミュニケーションがよくなります。

小笹芳央の名言|中間管理職のやるべき仕事

いまは、モチベーションの源泉が多様化しています。それにもかかわらず、いまだにお金やポストを社員のモチベーションを高める手段にしている会社や上司も多い。これは大きな問題だと思います。

小笹芳央の名言|モチベーションの源泉が多様化している

いまの若い人には働くことで得られる「精神的な満足」をモチベーションの源泉としている人が増えてきました。たとえば、自分の成長を実感することや、「自分は会社や仲間の役に立っている」というような貢献している実感、また、「自分は社会にとってかけがえのない存在なのだ」というような承認を得ているという実感です。

小笹芳央の名言|精神的な満足からのモチベーションを

社会が豊かになったいま、お金とポストだけでは働く人のやる気を維持することが難しくなっています。とくにバブル崩壊後は、エンゲル係数が約20%という豊かな社会に暮らしており、お金のために汗をかいて働くという意欲がわかず、責任を負ってまで昇進したくないと思っている人も少なくなくなりました。

小笹芳央の名言|お金とポストだけでは働く人のやる気を維持することが難しくなった

世の中には運も存在します。失敗にも、成功にも、人智が及ばない領域があることは事実です。しかし、私は不運さえも自分のどこかにそれを引き寄せる言動があったと捉えるようにしています。不運もある。でも、幸福もある。その前提に立ったうえで、努力を重ねていくことで、ただ天に運を任せるよりはいい結果が得られると信じています。

小笹芳央の名言|「不運もある。でも幸福もある」という前提で努力することの重要性

上司と自分の意見が異なることもあります。不本意な気持ちで仕事に取り組まなければならず、仕事に身が入らない。でも、会社や部門全体の方針や業界の流れを見ると、上司の判断が正しいという場合も多々あります。

小笹芳央の名言|上司との意見が食い違ったら、会社や部門全体の方針、業界の流れを見てみることが大切

高い視点や時代の潮流を見るのは大事ですが、それによって与えられた仕事のやる気が削がれているのなら問題です。まずは、目の前の仕事をやりきることを目標にしましょう。

小笹芳央の名言|まずは目の前の仕事をやりきることが大切

「ちょうどよかった」という言葉は、ものごとの受け取り方を変える呪文です。起こってしまったことは変えようのない過去の事実です。でも、悲しみや不安、怒りを覚える対象から、ポジティブな気づきを自分に与える対象へと、受け取り方を変えることはできます。その思考の切り替えのスイッチこそが、「ちょうどよかった」です。

小笹芳央の名言|言葉の使い方で思考のスイッチが切り替わる

楽観的に考えるには呪文を唱えるといいでしょう。何か悪いことが起こったときに、「ちょうどよかった」と唱えるのです。たとえば、会社で何かミスが起きて、大事なお客様を怒らせてしまったときは、真摯に謝罪しつつ、心の中でこの呪文を唱えました。「いまミスが発覚して、ちょうどよかった。もし会社の規模がもっと大きくなっていたら、もっと大きな問題になってしまったかもしれない」と。

小笹芳央の名言|悪いことが起こったら「ちょうどよかった」と言うことのメリット

楽観的に考えるか、悲観的に考えるか。ものごとの捉え方が重要です。これは10年以上、会社を経営してきた中で学んだ経験則です。

小笹芳央の名言|ものごとをどうとらえるかが大切

自分がやりたくない仕事や、不本意な人事異動の場合、「仕事の意味を抽象化できるか」がカギを握ります。「自分の仕事はどんな仕事か」「どういう筋力を発揮する仕事か」などと抽象化して再解釈すれば、急な異動にでも対応できるはずです。抽象化さえできれば、どんな業務でも高いモチベーションが維持できます。

小笹芳央の名言|やりたくない仕事は意味を再解釈することで高いモチベーションで臨める

仕事の最終目的について「なぜ働くのか」「なぜ生きるのか」までさかのぼって考えることは必要です。本当の意味でのモチベーションは、「なぜ生きるか」「どう生きるか」までたどり着かなければ、論じられない気がします。ただ、焦って考える必要はないと思います。

小笹芳央の名言|なぜ働くのかを考える

私の場合、「なぜ働くか」を考えたきっかけは、肉親の死でした。そこで「人間は死んでしまうのだな」と、普段考えないことを考えさせられ、「生きる時間は有限だ」と改めて実感したのです。その有限な時間をどう使うか。「どうせ死んでしまうから」と諦めるか。それとも、「有限だからこそ充実して生きたい」と思うか。やはり充実して生きたい。そのためには自由が欲しい。自由というのは、信頼も収入もいろいろなものを手に入れて得られるもの。そのためには……と、「働く」ことの意味を考えた時期があります。

小笹芳央の名言|有限な人生だからこそ

引っ越しはモチベーションにもつながります。私は30歳のとき、タワーマンションの4階に入りました。しかし4階は景色がほとんど見えませんでした。そこで、「もっと晴海(東京湾)の花火を見られる上の部屋に移りたい」と次なる目標を立て、仕事のやる気にもつなげたわけです。「きっかけ」も「やる気」も、そうやって、自分からつくり出せるものだと思っています。

小笹芳央の名言|自分なりの動機を持つ重要性

私たちの仕事はすべて、他人との「協働」で成り立っています。上手にコミュニケーションがとれないと、他のスキルが優れていても、伸び悩むようになる。

小笹芳央の名言|上手にコミュニケーションがとれないと、他のスキルが優れていても、伸び悩む

私は20年以上、日曜日の夜に1週間の仕事の優先順位づけをしています。その週の仕事をすべて書き出し、俯瞰する。そしてそれぞれの仕事に優先順位をつける。こうすることで月曜日の朝、出社してすぐに全力で仕事に取り組めるのです。

小笹芳央の名言|月曜日の朝から全力で仕事に取り組むには

仕事に取りかかる前に「最低限、達成したい目的(マスト)」「時間が許す範囲で質の向上を目指すこと(ウォント)」の2段階に分ける。そして、「マスト」から手をつけます。こうすることで、仕事に追われている状態から解放され、主体的に業務をコントロールできるようになる。

小笹芳央の名言|仕事に追われている状態から解放されるには

学生時代、試験を受ける際に「まず、すべての問題に目を通し、解きやすそうなところから手をつけなさい」と言われた経験があるでしょう。仕事もこれと同じ要領です。一通りできたら、時間が許す限り各項目の完成度を高めていきます。

小笹芳央の名言|仕事も試験の受け方と同じ

「忙しい」が口癖で、徹夜も時々する。それなのに、思うように成果が上がらない。そんな悩みを抱えている若手ビジネスパーソンは多いでしょう。一方で、ほとんど残業をしないのに結果を残す人もいる。両者の間に能力や、やる気の面で大きな差はありません。仕事に取りかかる前の一手間の有無。これが両者を分けているのです。

小笹芳央の名言|仕事に取りかかる前の一手間が重要

目に映る現象だけがすべてなのか。他に要因はないのか。原因と結果を取り違えていないか。「たまたま」の現象に引きずられていないか。因果関係を整理する時は、これらを必ず疑ってください。

小笹芳央の名言|因果関係を整理する時に考えるべきこと

人には物事を単純に理解したがる傾向があります。その根源には「面倒なことはやりたくない」という思いがある。しかし、ビジネスの世界は複雑で面倒くさいものなのです。結果を出すためには、思考に「一手間」をかけることが近道なのです。短絡的な発想から抜け出しへ成果につなげてください。

小笹芳央の名言|結果を出すためには、思考に「一手間」をかけることが近道

私はよく、就職や転職の相談を受けます。その際、相談者は大企業に入ることしか考えていないことが多い。経営の安定度や知名度など、単純な尺度だけで仕事を選ぼうとしているからです。しかし、「自分の専門性を生かせるか」「若い社員でも大きな仕事を任せてもらえるか」など、別のものさしを持てば、会社の規模にとらわれず、仕事を選ぶことができます。

小笹芳央の名言|別のものさしを持てば、会社の規模にとらわれず、仕事を選ぶことができる

私たちの会社でも、経験の浅い経理担当者は、私に売り上げを報告する際、直近の数字だけを持ってくることが多い。そんな時、私は決まって「直近の数字だけで私に何をしろと言うの?」と尋ねます。前年や前期と比べ、売り上げが伸びているのか、落ちているのか。それが分からないと、経営判断などできません。

小笹芳央の名言|直近の数字だけでは経営判断できない

成長するためにはまず、「自分は常に他者と比較されている」ということを意識してください。もし、社内での自分の評価を上げたければ、同僚と自分を積極的に比較しましょう。

小笹芳央の名言|自分の評価を上げたければ、同僚と自分を積極的に比較しましょう

私自身、不本意な人事異動に不満を抱いた1人でした。リクルート入社以来、人事畑を歩いてきた私は、8年目にして営業所への異動を命ぜられたのです。辞令を聞いた時、私の頭にはまつ先に「何で?」という文字が浮かびました。人事部のエースだと思っていた私は、ショックで体調を崩したくらいです。ただ、いつまでも腐って何もしないわけにもいかない。「人事の連中は大したことがない」と、営業部門の人間に思われるのも悔しい。そこで考えを変えました。人事のノウハウを生かし、求人広告の新しい売り方を自分の手で生み出してみよう、と。

小笹芳央の名言|人事異動に不満を抱いたときの対処法

「変わった方がいい」と視点を変えてみませんか。長い仕事人生に比べたら環境の変化に戸惑う時期は、ほんの一瞬です。一生は続きません。「見えない未来は、明るい未来なのだ」と信じて新しい環境で頑張り、今までと異なる思考やノウハウを身につける。社会の状況が目まぐるしく変わっている現代では、それが未来へのリスクヘッジにもなるのです。

小笹芳央の名言|変わった方がいいと視点を変える

長く同じ部署に居続けることは、決して良いことではありません。変化への耐性が失われ、仕事のスタイルは硬直化します。会社の経営環境が劇的に変わった時、そういう人が変化に対応できるでしょうか。

小笹芳央の名言|長く同じ部署に居続けるリスク

お客様の要望を解決に導くには「診断」と「変革」という2つのステップが必要です。まず、収入や待遇など社員のやる気に影響を与えるファクターに関するアンケートを社員の方に答えていただき、モチベーションを高める上で何が重要か、何に満足しているか「診断」します。その結果をもとに適切な「変革」を行うのです。

小笹芳央の名言|「診断」と「変革」という2つのステップが必要

忙しい時は要注意。なぜなら、今まさに仕事に追われている人は、視野が狭くなりがちだからです。それは例えば時速100kmで走っているクルマのようなもの。運転席からの視界は極めて狭い。時速10kmなら、周りがよく見えますよね。「最近、忙しいな」と感じたら、時には立ち止まってみましょう。

小笹芳央の名言|「最近、忙しいな」と感じたら、時には立ち止まってみましょう

当社は日本を日本株式会社として捉えた時に、日本株式会社の組織開発部と人材開発部という役割を担おうという使命を持っています。多くの企業のエンゲージメントを高める組織開発と、個人の価値を高めるスクール事業、そして派遣でそれらをマッチングする仕組みを作ってきました。

小笹芳央の名言|日本の組織開発部と人材開発部の役割を担う

上司や同僚に「自分の働きぶりはどうですか」と聞いてみましょう。それは怖いことだし、耳を塞ぎたくなることもあるでしょう。でも、自分の殻に閉じこもって成長を止めてしまうより「通過儀礼」と受け止め、教えを乞う方が、得られるものは大きい。

小笹芳央の名言|上司や同僚に聞いてみる

「自分はできる」という自惚れと、周囲の「使えないヤツ」という評価。そのギャップを放置すると、信頼を失ってしまう。「つもりの自分」と、同僚の目に映る自分のギャップを埋めることが、ビジネスパーソンとしての成長につながります。

小笹芳央の名言|自惚れと周囲の評価のギャップを埋める

社内の課題や問題を解決する場合は、まずは各階層の社員間で世界観を揃えてから議論する必要があります。そうすれば、コミュニケーションにかけた時間や労力に見合う実りが得られるでしょう。

小笹芳央の名言|社内で議論する際に気をつけるべきこと

多くの企業で経営トップと社員たちのコミュニケーションがうまくいかないのも、世界観のズレが原因です。現場の社員たちは自分の担当業務のことしか見えていないし、先のことも今月の売上げくらいしか考えていない。中間管理職クラスでも、見えているのは自分の担当部署の範囲内で、時間的にも四半期ごとの決算くらいしか考えていない、ということはよくあります。一方、経営トップは会社全体のことを見ながら、長期スパンで今後のことを考えます。つり、それぞれに視界の範囲も時間軸もズレているわけです。これでは話が噛み合うわけがありません。

小笹芳央の名言|トップと社員のコミュニケーションが噛み合わない理由

コンサルティング部門の顧客は、企業の経営者です。その人たちに対してプレゼンテーションや商談を重ねるうちに気づいたのは、「視界」と「時間」の感覚を相手と同一にすることが重要だ、ということでした。視界を同じくするというのは、その人が関心を持っている範囲を把握し、相手が見ている空間に入り込むということです。その経営者が今見ているのは、「国内の店舗展開を拡大する」という世界観なのか、「アジアに店舗を拡大する」という世界観なのか。それを自分と相手で一致させないと、論点のズレた話し合いになってしまいます。時間についても同様です。その経営者が今見ているのは、これから先3カ月の範囲なのか、1年なのか、10年なのか。それによって提案する内容が変わるのは当然です。ですから、時間の物差しを相手と揃えることも不可欠。

小笹芳央の名言|ビジネスの場で話すときは「視界」と「時間」の感覚を揃えることが大切

大事なのは、「10のうち10が伝わることはない」という前提に立つことです。人はそれぞれに歩んできた人生も価値観も異なりますから、すべてを伝えるのは不可能です。でも、だからといって諦めるのではなく、伝わるコンテンツの数をひとつでも多く増やしていく努力をすることが必要です。

小笹芳央の名言|伝えたすべてが相手に伝わることはない

私は新卒採用担当者として、文系や理系、体育会系など、さまざまな属性の学生を相手に話をしてきました。その過程で、同じメッセージを伝えるにしても、相手が関心を持っていることに置き換えたほうが伝わりやすいと気づいたのです。たとえば、サッカー部に所属する学生に内定を出すときなら、「最高のパスが回ってきたんだから、今すぐシュートすべきだよ!」と言う。「この機会を逃してはダメだ」というメッセージが相手の心にストレートに届くので、その場で入社を決めてくれるわけです。ゴルフ部の学生なら、「君にとってのフェアウェイは、この業界だと思うよ」といった口説き方をする。「ぜひわが社に来てほしい」という言い方だと10のうち1しか伝わらないという場面で、「では、どんな比喩を使えば、それを5や6にできるのか」を考えることが重要なのです。

小笹芳央の名言|同じメッセージを伝えるにしても、相手が関心を持っていることに置き換えたほうが伝わりやすい

自分が100のコンテンツを伝えても、相手の頭や心に2つや3つしか残らなければ、残りの90以上はコミュニケーションとして成立しなかったことになる。

小笹芳央の名言|相手の頭や心に残ってこそのコミュニケーション

コミュニケーションの主役は発信する側だと考えている人が多いようですが本当の主役は受け手です。

小笹芳央の名言|コミュニケーションの主役は相手

人間力が備わっていなければ、いくら話し方のテクニックを磨いても、相手が自分の話に耳を傾けてくれることはありません。

小笹芳央の名言|人間力がなければ話し方のテクニックを磨いても無駄

発信する側がどう話すかよりも、受け手が何を受け取るかが、コミュニケーションの最終的な成果になるのです。

小笹芳央の名言|発信する側がどう話すかよりも、受け手が何を受け取るかが重要

見た目の清潔感などももちろんですが、相手への共感力が高い人が魅力的に映ります。心理学用語では「態度の類似性」といって、人は態度や意見が似ている相手に好感を持ちます。「君も日本酒が好きなの? 僕もだよ」というようなひと言が相手に響くのです。また、「君はすごいね」といった相手へのポジティブな評価を態度や言葉に表わすことでも、魅力を高めることができます。

小笹芳央の名言|共感力が高いと魅力的に映る

「すごい」と思わせるために必要なのは、専門性です。その人がある分野における権威やスペシャリストであれば、たとえ話し方がつたないとしても、そのテーマに関する話については誰もが耳を傾けるはずです。

小笹芳央の名言|専門性が大切

顧客に対してであれ、部下や他部署の人に対してであれ、「この人の話なら聞いてみよう」と思わせるものがあるかどうかが問われます。

小笹芳央の名言|この人の話なら聞いてみようと思ってもらうことが大切

言葉遣いや話題の選び方といったテクニックは、実は表層にすぎないと考えています。その深層に、人間力というベースがなくてはいけない。

小笹芳央の名言|話し方はテクニックよりも人間力が大切

当社では、四半期ごとに優秀な成績を上げた社員を表彰していますが、その際のスピーチで出てくるのは、たいてい「崖っぷちに立たされてそれを乗り越えたことが自分の成長のきっかけになった」という話です。社員に対してそのような機会をつくることが、経営者の役割の一つです。

小笹芳央の名言|崖っぷちに立つ経験が成長につながる

経営者は住々にして人が育ってから仕事を任せようとしますが、皮肉なことに、これでは人は育たないのです。「少し早いかな」と思われるくらいできっぱりと任せてしまうほうが、人は成長するもの。

小笹芳央の名言|「少し早いかな」と思われるくらいで任せてしまうほうが、人は成長する

仕事のできる人間が必ずしも優れた上司になるとはかぎらないし、ちょっと心許ないなと思っていた人間に思い切って任せてみると、予想以上に成果を上げたりすることもあります。

小笹芳央の名言|任せてみないとわからない

モチベーションというのは、もっとお客様に感謝される仕事をしようとか、もっと自分の会社の社長を喜ばせたいとか、もっと自分が成長したいという、あと半歩、あと一歩のエネルギーであり、それこそが企業の優劣を最終的に決めると、私は信じています。

小笹芳央の名言|モチベーションこそが企業の優劣を決める

人間は個人としては微力な存在でも、集団になってみんなで協力し合ったり、集団同士が連携したりすると、単なる足し算では計算できない大きな力を発揮する。

小笹芳央の名言|人間は力を合わせると大きな力を発揮する

人事は、それぞれの人の気持ちに直結しているので、単に制度やシステムを整備すれば問題が解決するわけではないのがやっかいなところ。

小笹芳央の名言|人事は、それぞれの人の気持ちに直結している

おおむね人は「自分のほかに最終的な判断をする人間はいない」という立場に置かれると、それまで使われてこなかった潜在的な能力が一気に開花する。

小笹芳央の名言|「自分のほかに最終的な判断をする人間はいない」という立場に置かれると、それまで使われてこなかった潜在的な能力が一気に開花する。

経営者としての悩みを突き詰めていけば、最終的には人の問題に行き当たる。

小笹芳央の名言|経営者としての悩みを突き詰めていけば、最終的には人の問題に行き当たる。

人は、最終的にほかの誰かが責任を取ってくれるという立場にいると、どうしても依存心が生まれてしまいます。それでは成長できない。

小笹芳央の名言|人の成長を妨げるもの

あまりに高い理想を掲げると、部下はかえってやる気をなくします。ですから、少し頑張れば届く程度の目標を設定して、そこへ向かって一歩一歩成長していけるように指導することがポイントです。

小笹芳央の名言|あまりに高い理想を掲げると、部下はかえってやる気をなくす

強みを伸ばし、しかも弱みも克服することは、簡単ではありません。しかし、それができた人は、市場価値も飛躍的に上がります。たとえば、ITに精通している人が1万人、人の気持ちをよく理解してコミュニケーションを取る達人が1万人いるとしたら、その中で、両方を兼ね備えた人はおそらく10人くらいでしょう。まったく違う方向性を持ったスキルを兼ね備えた人材は非常に希少なのです。

小笹芳央の名言|まったく違う方向性を持ったスキルを兼ね備えた人材は非常に希少

包み隠さず本音を言ってもらえる関係性を作るためには、自分も本音を語る人でいなくてはいけません。正直な思いを伝えあうことで、自分では気づかなかった弱点や強み、可能性を発見できるのです。

小笹芳央の名言|正直な思いを伝えあうことで、自分では気づかなかった弱点や強み、可能性を発見できる

頑張っているのに評価されない場合、おそらく、本人の自己認識と他者から見た本人像との間のギャップが原因でしょう。本人が努力したつもりでも周囲はまだまだ足りないと思っていたり、成果を上げたつもりでも、周囲が求めているものとは違っていたり。両者のズレを修正することが必要ですね。

小笹芳央の名言|頑張っているのに評価されない理由

どこでも通用するスキルのひとつ目は「対課題」のスキル。問題解決やアイデア創出に欠かせないものです。二つ目は「対人」のスキル、つまりコミュニケーション力です。そして三つ目は「対自分」のスキル。セルフコントロールの力、忍耐力、決断力、瞬発力、持続力などが対自分のスキルに当たります。

小笹芳央の名言|どこでも通用する3つのスキル

私も、リクルートに入社した頃は、実務能力で仕事をしていました。しかし、課長、部長と役職が上がるにしたがって、実務は部下に任せるようになりました。その後、独立してからは、さらにそれが顕著になりました。部下に任せないことには、とても全部の業務を実務まで見ることはできません。

小笹芳央の名言|部下に仕事を任せないことには、とても全部の業務を実務まで見ることはできない

一度染みついた思考習慣は、簡単には抜けないと思うかもしれません。でも、ほんの少しの工夫で克服できるようになります。私はリクルート時代、すぐにネガティブな言葉を口にする部下に対して、「ポイント制」を導入していました。「どうせ」「しょせん」と言った途端、聞きつけた人が棒グラフにシールを貼るのです。だんだんと棒が伸びていくと、本人もまずいと思い始め、最終的にネガティブな言葉を使わなくなる。

小笹芳央の名言|すぐにネガティブな言葉を口にする部下を変えるには

「どうせ今回もダメだろうな」と嘆く代わりに、「やってみなければ分からない」と口に出してみましょう。するとあなたは、「どうすれば、うまくいくか」と考えるようになる。ここから行動が変わり始めます。

小笹芳央の名言|「どうすれば、うまくいくか」を考える

ネガティブな言葉を繰り返し口にすると「自分はダメなヤツなんだ」と自己暗示にかかり、やがて「できなくても仕方がない」と思うようになる。そして実際に失敗し、言い訳ばかりするようになるのです。その結果、いつまでたっても自分の殻を破れず、成長しないまま年齢を重ねてしまう。

小笹芳央の名言|ネガティブな言葉は危険

オフィスに投資するのは、メーカーで言えば工場の設備に投資するのと同じ。私たちは知的生産性が問われる業務を手掛けているので、グループ各社や事業部間の連携を強化することで、バリューを高めることができます。

小笹芳央の名言|オフィスに投資するのは、メーカーで言えば工場の設備に投資するのと同じ

統計は母集団の規模や性質など、数字の背景を考えながら読むことが重要。数字は物事の一面しか示していません。このことを肝に銘じて、数字と上手につき合ってください。

小笹芳央の名言|統計は数字の背景を考えながら読むことが重要

数字はただの象徴で、重要なのはその中身です。分布や内訳といった、平均値や前年比を算出する元になる個々の数字を調べて、初めて判断材料になります。ところが若いビジネスパーソンの多くは、表面上の数字に気を取られ、分布や内訳まで考えることができる人は稀です。

小笹芳央の名言|数字はただの象徴で、重要なのはその中身

叱るべきときはきっちり叱りましょう。部下のためを思っての叱責なら避ける必要はありません。悪いのは、イライラや八つ当たりで叱り飛ばしてしまうこと。それは部下のモチベーションを下げる原因になります。

小笹芳央の名言|叱るときはきっちり叱る

大量の仕事をこなすコツは緩急をつけることです。10の仕事のうち緊張度、重要度の高いものは何か考え、エネルギーの配分を考える習慣をつければ、こなし方が見えてきます。

小笹芳央の名言|大量の仕事をこなすコツ

教育係を任されたら、「教えた経験を多くもつほど、将来さまざまなタイプの部下に応じて指導ができる。それを見越して、どう育てるべきか、何を喜ぶのかなど、多種多様な価値観に対応するトレーニングだ」と考えましょう。

小笹芳央の名言|教育係を任されたら

会社を思っての進言なら、上も耳を傾けてくれます。それでも聞かないような会社であれば、そのときこそ転職すべきですね。

小笹芳央の名言|上に進言することの大切さ

会社は利益をめざすことで成り立つ組織である。

小笹芳央の名言|会社は利益をめざすことで成り立つ組織である。

一人の人格から全部を学ぶのは無理です。Aさんの電話応対、Bさんの接客、Cさんの謝り方……と、周囲に師はいくらでもいます。最強のロールモデル(お手本)を自分でつくってください。

小笹芳央の名言|師匠はたくさん持つことが大切

自分人格のまま仕事に臨むと、逆境のときに自分自身が否定されたように感じてしまいます。そこから一歩引いて、舞台の上にいる俳優だと考えるといいでしょう。たとえばクレーム対応であれば、自分はクレーム対応係という役をもらった役者であるという具合です。

小笹芳央の名言|仕事上で無用なイライラをためこまないためには

結果を出すことで、同僚、上司、顧客などから得た信頼が貯金のように増えます。その「信頼残高」が高ければ発言力も増します。異動などの希望も叶いやすくなります。逆にいえば、「残高」が低いのに不満をいうのはお門違い。自分からの視点ではなく、組織側からみた自分を考えることも大切ですね。

小笹芳央の名言|信頼残高を高めておくことの大切さ

プレイヤーとして優秀でも人を育てるのが下手なのは、自分のノウ八ウを言葉で説明できないということ。教育係になることでその欠点を直したいところです。

小笹芳央の名言|人を育てるのが下手な人の特徴

「この仕事は面白くない」という発想は、実に大きな間違いです。仕事の中に最初から面白さが宿っているわけではありません。その仕事に全身で向き合ううちに形成されていくものなのです。だから、まずは数年頑張ってみようと覚悟を決め、その間はとにかく仕事に没頭してみてください。そうすると、あるとき面白さが見えてきます。

小笹芳央の名言|仕事をおもしろくするには

上司が大量に仕事を任せてきたとき、上司はどのくらいの分量まで音をあげずに頑張るかを見ています。つまりこれは「試される仕事」です。ここを突破できれば次は仕事を任されるようになり、さらには重要なプロジェクトを託されるようになります。この階段を上る候補者と目されているのですから、チャンスと考えるといいでしょう。

小笹芳央の名言|上司は部下を試す

壮大な目標に向かって着実に歩を進めるという充足感はないかもしれない。でも、生きていく中では、ゴールを設定しにくいことの方が多いものです。やりたいことが見つからなくても、「今は信頼を積み上げている時期なのだ」と考えて日々を充実させていけば、後で大きな自由を獲得できる。そう信じて進んでください。

小笹芳央の名言|やりたいことが見つからないときは

ビジネスの世界ではよく、「1つのクレームの背後には30の不満がある」と言われます。1つクレームを頂いたら、懸命に対応するだけでなく、「他にも何か問題があるはずだ」という視点でサービスや商品を点検する必要がある。日頃からクレームの芽をつぶす努力をしてください。

小笹芳央の名言|日頃からクレームの芽をつぶす努力を

数年前のある日、私が取引先との会食から帰社した時のこと。新入社員が私の席の前で、泣きながら立っていました。話を聞くと、飛び込み営業をした先の社長を怒らせてしまったとのことでした。そして、「社長を連れて来い!」と言われたという。そこで私は彼とともに、即座にその会社に出向きました。先方はまさか、本当に社長を連れてくるとは思わず驚いていました。そして後日、新入社員宛に長い手紙を送ってくれたのです。そこには、クレームから逃げず、全力で対応した彼への励ましが書かれていました。この新人は、クレームを機に真摯に仕事に取り組んだ結果、優秀な営業マンに成長してくれました。

小笹芳央の名言|クレームから逃げず真摯に対応する

企業にとっては、顧客の無言の退出が一番怖い。そう考えると、クレームを伝えてくれる顧客には、素直に感謝すべきだと分かるでしょう。なぜなら、自分たちが気づかなかった改善の方向性を、ストレスというコストを払って示してくれたのですから。

小笹芳央の名言|クレームを伝えてくれる顧客には、素直に感謝すべき

ビジネスの現場では、不満を抱いた顧客の多くが退出を選びます。ですから、「クレームが来ないこと=問題ない」ということではありません。クレームがないことに安心していたら、いつの間にか顧客から見放されていた、という事態もあり得るのです。

小笹芳央の名言|クレームがないことに安心していたら、いつの間にか顧客から見放されていた、という事態もあり得る

現状のままでは危ない。築き上げてきたものを壊し、リストラをしなくてはならないこともある。存亡をかけた戦いに挑むために、「今の苦境を乗り越えたらどうなるのか」というビジョンを含めた強いメッセージを発信することもリーダーには求められる。

小笹芳央の名言|「今の苦境を乗り越えたらどうなるのか」というビジョンを含めた強いメッセージを発信することもリーダーには求められる

多くの仕事は人を相手にしているので、セールスだろうとリクルーティングだろうと、最終的に顧客に提供するものの本質は同じです。これがわかっていれば、職種が変わっても、やり方を微調整するだけで適応できます。

小笹芳央の名言|最終的に顧客に提供するものの本質は同じ

「偉くならなくたっていい」と公言する人は問題です。スポーツにおいても仕事においても、「勝ち負けに意味はない」というセリフは、おおむね敗者の弁です。個人も企業も、常に上を目指して努力し、やっと現状維持を保てるもの。現状で満足した瞬間から、衰退するのです。

小笹芳央の名言|個人も企業も、常に上を目指して努力し、やっと現状維持を保てる

小笹芳央の経歴・略歴

小笹芳央、おざさ・よしひさ。日本の経営者、経営コンサルタント。大阪出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、リクルートに入社し人事部人事課採用担当として十数年在籍。その後独立し、モチベーションをテーマにした経営コンサルティング会社のリンクアンドモチベーションを設立。同社を8年で東証一部に上場させた。テレビ番組のレギュラーコメンテーターとしても活躍。主な著書に『変化を生み出すモチベーション・マネジメント』『自分は評価されていないと思ったら読む本』『なぜ、できる人から辞めていくのか?』『部下の「やる気」は上司で決まる』『トップ人事コンサルタントが明かす いる社員、いらない社員』『引く手あまたの「売れる!社員」になる』など。

ページの先頭へ