小田兼利の名言

小田兼利のプロフィール

小田兼利、おだ・かねとし。日本の経営者、技術者。「日本ポリグル」創業者。熊本県出身。大阪大基礎工学部卒業後、ダイキン工業に入社。その後独立し、日本ポリグルを創業。納豆のネバネバ成分「ポリグルタミン酸」を使った水質浄化剤を開発。同浄化剤は安価に水を浄水でき、発展途上国の水問題解決に大きく貢献した。そのほか、国際ボランティア学生協会特別顧問などを務めた。

小田兼利の名言 一覧

やるべきことを見つけ、走り始めたら「やりぬくこと」。いわばマラソンだね。やめたいと思うときもある。だけど絶対に完走するという気持ちが大切。私の場合、周囲の歓声が凄すぎて、途中で棄権できなくなっちゃってるんだけどね。


僕は昔から家中の時計を分解して遊ぶような子供でね、とにかく一貫して、好奇心を動機にアイデアを形にするということをしてきたんだ。


「仕事がつまらない」「給料が安い」「明日が心配だ」。そんなこと言っているヒマがあったら、海外に出てほしい。日本人の勤勉さや努力が自分の強みだということに気づくはずだから。


世界の人が安心して水を飲めるようにする。それが私の人生の喜びです。


中小企業には勝機があるんだ。日本の中小企業の力は間違いなくトップクラスだよ。八百屋だろうがラーメン屋だろうが部品メーカーだろうが、日本の中小企業ほど高いレベルの仕事をする会社はない。加えて中小企業は組織が小さいから「小さな利益でも十分」なのも強み。ただ、そのためには必ず現地現物を見ないと。


日本の中小企業の悪いところは出ていかないところ。「英語が苦手だから……」なんて言ってないで、見て触れて現地を知れば「何が問題で、何がビジネスになりそうか」見える。同時にね、強みも見えてくるんです。「うちのような浄水技術を持つ会社は世界にも無い」とね。一律に閉塞感が漂っている日本だと気づけないけど、外に出ると、すごい力が備わっていることに相対的に気づけるわけです。


この粉(水質浄化剤「PGα21Ca」)を開発したときは「世界の貧困層を救おう!」なんて思っていなかった。きっかけは、阪神大震災。神戸で被災したんだけど、翌日から飲料水が手に入らない。でも目の前には池の水がある。そこでひらめいた。「この汚れた水を飲料水にできないか?」と。いわば好奇心だね。アイデアを考え、形にするのが好きなんです。


「PGα21Ca(納豆のネバネバ由来の水質浄化剤)」ができたとき、「日本中の自治体がとびつくはず!」。そう思ったのに、みんなデモを見て「凄い!」と言うだけ。なぜか? 取り入れるには水道協会の認可を得なきゃいけない。ようは利権を守る「関所」が立ちはだかっていたんです。憤ったよ。バカらしいと。そんなとき、タイから声がかかった。スマトラ沖地震で政府から要請があってね。「生活用水が足りない!」と。うちから8人の救援隊が行くと、フランスのものすごい浄水機械がすでに入っていました。でも電気も通ってないから動かせない。そこでうちの出番。白い粉を混ぜるだけだから大歓迎。それこそ「魔法だ!」って。このときに気づいたんだ。むしろ彼らのためにこそ我が社の仕事はあるんじゃないかと。


小田兼利の経歴・略歴

小田兼利、おだ・かねとし。日本の経営者、技術者。「日本ポリグル」創業者。熊本県出身。大阪大基礎工学部卒業後、ダイキン工業に入社。その後独立し、日本ポリグルを創業。納豆のネバネバ成分「ポリグルタミン酸」を使った水質浄化剤を開発。同浄化剤は安価に水を浄水でき、発展途上国の水問題解決に大きく貢献した。そのほか、国際ボランティア学生協会特別顧問などを務めた。

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