小柴和正の名言

小柴和正のプロフィール

小柴和正、こしば・かずまさ。日本の経営者。伊勢丹社長・会長。早稲田大学を卒業後、伊勢丹に入社。その後、同社で社長・会長を務めた経営者。

小柴和正の名言 一覧

商売である以上、売れ筋をきっちり押さえることは大切ですが、お客様にとってのオンリーワンを目指すには、リスクを取って自らの志を貫く強さが大切です。商売と志のバランス。その兼ね合いを計るのも経営者の大切な仕事のひとつだと思います。


売り場の効率化だけを考えたら、他の商品を置いた方がいいのでしょうが、本店の一番いい売り場に実験的商品を置くことこそが大切なのです。ファッションで生きる伊勢丹の志を内外に示すには、中途半端な形だけでは駄目だと思うからです。『解放区』で新人デザイナーを発掘し、世に出すのは伊勢丹の使命であり、ゼニカネの問題ではないと常日頃から社員にも言っています。


我が社は1994年に伊勢丹企業理念を策定し、その中で「毎日が、あたらしい。ファッションの伊勢丹」という企業スローガンを打ちだしました。時代を先取りする新鮮なファッションをいち早く発掘してお客様に提案し続けていくことが、伊勢丹の生き残る道であるという決意が込められています。


伊勢丹は他の百貨店に比べて決して恵まれているとは言えません。新宿本店は、ターミナル駅から距離がありますし、建物も古く、売り場面積も限界があります。設備機器も最新鋭というわけにはいきません。ハンデを克服して、お客様から支持される店になるためにはどうしたらいいか。8年間の社長在任期間中、私が最も心を砕いたのは、伊勢丹ならではの魅力をお客様にどうわかっていただくか、いかにしてお客様にとってのオンリーワンショップになるかということでした。


高度成長時代の百貨店は、それこそ百貨が買える場所でした。ところが、いまや百貨店は80貨店、60貨店になっています。衣料品も、安い商品を大量に売る専門店が台頭しています。その中で、お客様に胸を張って示せる百貨店の価値は何かと問われたら、私は「ライフスタイルのコーディネート能力」だと答えます。


生活の中に、新しいもの、美しいものを求め、取り入れようとするのは人間の本性です。世界中から時代の最先端を行くファッショントレンドを発掘し、それをこなれた形で、日本のお客様に提案する。その商品発掘力、目利きの力こそが、他の店では真似できない伊勢丹ならではの強さであり、そこにこだわり続けることが、我々が生き残る唯一の道だと確信しています。


百貨店の価値は何かと問われたら、ライフスタイルのコーディネイト能力だと答えます。
【覚書き:伊勢丹新宿本館一階に新進気鋭の無名デザイナーの商品を取り扱う解放区を設けたことについて語った言葉】


小柴和正の経歴・略歴

小柴和正、こしば・かずまさ。日本の経営者。伊勢丹社長・会長。早稲田大学を卒業後、伊勢丹に入社。その後、同社で社長・会長を務めた経営者。

他の記事も読んでみる

石川康晴

企業が「もの」や「サービス」を提供する時に、僕が念頭に置いている概念があります。「有名になった方が勝つ」ということ。


大西賢

今回の経営破たんによって、「JALの将来のため」という理由で会社を去っていった方が大勢いました。このことは、絶対に忘れてはならないと思います。彼らのためにもJALの再生をやりきることを約束しなければならない。


一力健

人生、何が幸運を呼ぶかわかりません。振り返ってみると、私にとって新しい会社へ移ったことは幸運でした。電通での営業経験が生かせる職場ではありませんが、企業というものに対する考え方、人生観といったものが、電通より新しい会社に合っていたのです。日本の大企業の年功序列や集団主義というものに、どこか釈然としないものを感じていました。また、ゴルフ、マージャンとカラオケという、大組織の中では重要な潤滑油とされるものが大嫌いだった私にとって、新しい会社は過ごしやすい環境でした。
【覚書き|設立されたばかりの電通子会社、電通国際情報サービスに移籍し、まったく異分野の仕事に飛び込んだ時を振り返っての発言】


山田明良(経営者)

うちの武器は、柔軟な発想です。だからビジョンはあえて決めないことにしています。数字目標に囚われて、柔軟な発想を失いたくないんです。


松本大

「英語が話せる人」になるための第一歩は、「自分はどんな仕事をしているのか」「今日何をしたのか」を英語で説明できるようになることだと思います。私はその練習と実践を繰り返し行なってきたことで、英語力が向上していきました。


大塚寿

リーダーシップだけでなく、子分シップも大切。主君である織田信長の草履を温めた豊臣秀吉のような行動を心がけていると、上司の覚えがぐっと良くなる。やるなら中途半端でなく、徹底的にやることが大切。


ダン・ケネディー

現在、マーケティングとはどういうものであるべきなのか。望ましいのは「起業家的マーケティング」だ。大企業に属していても、本物のマーケティング戦略家たるもの、組織人間に堕することなく起業家精神を持たなくてはならない。マーケティングとは、顧客との結びつきを強めるための優れた方法を新たに考案することだ。この定義に照らすと、大半の企業ではマーケティングなどあってなきがごとしだ。


坂本龍一

売上を伸ばしてやろうとか、一位になってやろうなんてまったく考えずに作った曲がたまたまヒットしただけ。その前にそんな努力をした時期もあったんですけど、それはぜんぜん実らなかったのにね(笑)。あれで逆に、結局僕の場合、そういう努力は無駄なんだなあということを突き付けられました。
【覚書き|「エナジーフロー」が初のオリコン一位を獲得したときを振り返っての発言】


アイスキュロス

人間は高慢な思いを抱くべからず。高慢は花を付け、破滅の穂を実らせる。実りの秋はとめどない涙を刈り取る。


柳井正

自分に対しても相手に対しても、厳しい目を持って見ることが大切です。それは、商売をするうえで欠かせない視点だと思います。客観的な分析、評価ができるということは、経営者としての大切な資質です。自信過剰になることもないし、不必要に卑下することもない。自分に対して厳しすぎると言われることもありますが、その方が居心地がいい。


奥田務

仕事とは会社に貢献することである。


石田淳(コンサルタント)

ダメなマネジャーは、感情をぶつけるだけで、改善点をあげません。以前は子供のころから「人を見て自分で身につける」よう教育されてきたので、それでもよかったのかもしれませんが。いまは一から教えてもらって身につけてきた世代です。マニュアルやタスクを与えて、それを達成するために、褒める、叱るを繰り返して達成感を得てもらいつつ、目標に到達するように育てていくことが効果的だと思います。


根岸秋男

最近、経営を表す造語で「四方よし」と言っています。近江商人は売り手、買い手、世間の「三方よし」ですが、私達はお客様、従業員、社会がよくなって初めて、会社が安定的持続的に成長するという「四方よし」なのです。


川島永嗣

長時間の移動中、自分をゆっくりと振り返ることが多いですね。僕は、明確な目標を定めて、そこに到達するプロセスを逆算していくタイプなので、その時々で今の自分の立ち位置を確認する作業が必要になるんです。


ジョン・コッター

革新的な雰囲気を取り除くことが安全な道だと思ったら大間違い。


ページの先頭へ