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小林幸雄(経営者)の名言

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小林幸雄(経営者)のプロフィール

小林幸雄、こばやし・ゆきお。日本の経営者。「大鵬薬品工業」社長。埼玉県出身。明治薬科大学卒業後、大塚製薬工場に入社。営業部長代理などを経て大鵬薬品工業を設立。また、ニチバン会長、大塚製薬社長を務めた。

小林幸雄(経営者)の名言 一覧

銀行は、何でも金で買うと言うけれど、社員の心は金では買えない。


たとえ思想や文化、風習が違っても、同じように楽しい時間を分かち合える。


振り返って思うのは、若さには何ものにも代えられない力があるということ。生意気で鼻っぱしも強い時期でしたが、それがあったからこそ、未知の世界に突き進み、新事業を開拓できたのだ思います。


私自身、ソ連で「フトラフール」と出会ったとき、「この製品はいける」という直観的なものがありました。確たる自信があったわけでも、何か根拠があったわけでもありません。ただ、ある程度の知識があり、「いける」という確信がありました。おそらく、それが目利きということなのだと思います。


80歳を超えた今、当時(冷戦時代に社会主義国を飛び回っていた頃)を振り返ると、よくそんな所へ行っていたなと思います。若い頃というのは、リスクを考えて尻込みするより、チャレンジする精神が勝るものなのです。


幸運にも2つのブロックバスター(大ヒット新薬)に携われた歴史を振り返り、感じることがいくつかあります。それは、うわべで判断するのではなく、視点を広げ、いろいろな角度から判断すること。運を成功につなげるためにも、人脈を広げ、出会いを大切にすること。そして、いろいろな反対意見が出る中でも信念を持って前進することです。


金融機関の考え方としては、「面倒なので壊してから経営に参画したほうがいい」となりますが、我々のように事業を手掛けている身からすれば、「倒産した会社を再建するほうが難しい」。一度倒産してしまうと、商権が失われ、失ったものを集め直すには、相当な努力が必要になりますから。


ニチバンの再建に全力を尽くす思いでしたが、銀行が反対したとおり、組合問題で大変な苦労をしました。組合が依然として強い影響力を持っていたのです。その結果、私が経営に参画してニチバンを再建するまで、6年の月日を要しました。その6年間を耐えてこられたのは、経営者としての意地としか言いようがありません。もし再建できなければ、「それ見たことか」と言われるに決まっています。「あの時、反対したじゃないか」、「やめておけと言ったのに、おまえがやると言ったんだ」と言われることは確実でした。通常の会社の再建ではなく、四面楚歌の中、再建に乗り出した会社である以上、必死の思いでした。


大手はすべて、資本主義の自由圏に出て事業をしていました。後追いの企業として、同じ土俵で戦おうとしても、出遅れは否めません。そこで、私は、まだ他社が進出していない社会主義国に注目しました。アメリカだけでなく、西ドイツ、イギリス、フランスなどの自由圏の大国は、すでに他社がコネクションを作っていました。大手がすでにコネクションを作っている中で、我々が行っても相手にしてもらえない。だとすれば、スイスやポルトガル、スペインなどの比較的小さな国、そして鉄のカーテンで閉ざされ、未踏の地である共産圏であれば、何かあるだろうと考えました。閉ざされた世界で、医療や医薬の水準もわかりません。しかし、他社とは異なる戦略で、大鵬薬品のポジションを確立しようと、共産圏の研究所を回り始めたのです。


小林幸雄(経営者)の経歴・略歴

小林幸雄、こばやし・ゆきお。日本の経営者。「大鵬薬品工業」社長。埼玉県出身。明治薬科大学卒業後、大塚製薬工場に入社。営業部長代理などを経て大鵬薬品工業を設立。また、ニチバン会長、大塚製薬社長を務めた。

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【覚書き|大学を卒業したのち就職したPCL時代を振り返っての発言】